からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜 -252ページ目

モヤモヤシリーズ正反対風?

おれと彼女は正反対。彼女は朝早く起きる朝型人間。おれは昼前に寝る夜型人間。彼女はベジタリアン。おれは肉が大好き。彼女はコツコツタイプ。おれは博打打ち。彼女は父親が好き。おれは嫌い。彼女は下戸。おれはザル。彼女は煙草嫌い。おれは喫煙者。彼女は寛大。おれはヒステリック。彼女はさっぱりした人が好き。おれはドロドロで嫉妬深く怨念深くボサボサ長髪。彼女は才気が溢れでている。おれはとっくに枯れて使い回すことしかできない。


正反対なおれと彼女。きっと死ぬ時も正反対。死んだあとも彼女は天国、おれは地獄。おれと彼女を土葬にしたらその上に咲くアジサイの花は違う色になるだろう。酸性アルカリ性。赤く青く。



モヤモヤ

ボツ台本老人の性

「老人の性」


『ちょっと聞いてよ』
「なに?」
『おれついにわかったんだよ。宇宙の秘密…じゃなくてババァの秘密』
「宇宙の秘密って凄い間違え方したな。ババァの秘密?」
『ババロアの』
「えっババロアの?」
『いやババァの』
「ババァの?」
『バイト先の』
「バイト先のババァの?」
『いやババァの』
「だからバイト先のババァの?」
『いや一般のババァの』
「一般のババァの秘密?」
『そうそう』
「なんか、もう疲れたな」
『まあ聞けよ。ババァの秘密だよ!?興味あるだろ!?』
「うーん、まあそう言われると、無きにしも非ず」
『パリにしろカラス?』
「無きにしも非ずだよ!なんだよパリにしろカラスってよ!しろカラスって白いカラスのことかよ!」
『白カラス?なにそれ、アルビノってこと?』
「いいよ白カラスのことは!っていうかお前が言ったんだからね!」
『えっおれが言ったの?立て!ミル・マスカラス!って?』
「白カラスだろ!勝手にミル・マスカラスをピンチにすんな!」
『はあ?クレアラシル?』
「お肌のケア気にしてんじゃねえよ!」
『むしろクレアラは知らないからね』
「なんだよクレアラってよ!シルって知識の知の知るじゃねえよ!」
『クレアラは一体何を知らないのかな』
「知らねえよ!知ったこっちゃねえ!」
『知ったこっちゃない…なるほど、確かに、無きにしも非ず』
「普通に言えるじゃねえか!」
『ババァの秘密知りたくないですか?』
「知りたいよ」
『お前なんでババァが髪を青く染めるかわかる?』
「ああ、確かに髪を青とか紫とか緑に染めてるお婆さんいるよね」
『いるよね、じゃねえよ!わかるかって聞いたんだから、はいかいいえで答えろよ!』
「悪かったな。でも白髪を染めてるだけなんじゃないの?」
『じゃないの?じゃねえよ!お前質問には質問で返せって学校で習ったか?ジョジョの世界だったら殺されてるぞ!』
「あー、はいはい、知らないよ」
『はいはいだぁ!?』
「いいえ!いいえだよ!わからないし知らないよ!」
『初めからそう言えばいいんだよ!このパリの白カラス!』
「また出たよ白カラス」
『いいか、ババァ共がなぜ髪を青く染めるか』
「ちょっといい?ババァって言うなよ。怒られるぞ」
『あ、自己紹介が遅れました。私、毒蝮三太夫と申します』
「嘘つくな!まあ毒蝮なら怒られないけど」
『そういえば、毒蝮があの人に会ってもクソババァっていうのかなぁ』
「あの人って?」
『○○様』
「やめろ!言わねえよ!頼むからやめてくれ!」
『別に悪口言ってるわけじゃないよ、もし会ったらどうなるかなって話で』
「もういいから!で?なんでババァ、じゃなくてお婆さん達は髪を青く染めるのよ?」
『殺されちゃうもんな。毒蝮』
「そうだからやめろって!」
『どくまむしむまくど』
「はあ?」
『逆から読んでもどくまむしむまくど』
「なに言ってんだよ!?どくまむしむまくど?逆から読む意味がわかんねえよ」
『回文だよ』
「だから文になってねえじゃねえか!なんだよ、むまくどってよ!聞いたことねえよ!」
『まあ怪文書の類いだよな。回文だけに』
「うっぜぇな」
『ババァっていってもさ、やっぱりいくつになっても甘えん坊、もとい女なんだよな』
「寛平さん入ったな」
『生涯現役なんだよ女ってやつは。お前も持ってるだろ?』
「なにを?」
『AV。ババァ物の』
「おれは持ってねえよ!まあ確かにあるけどな」
『あの娘らもまだまだ恋がしたいんだよ』
「あの娘らって、ババァから大分昇格したな」
『セックスもね』
「セックスってやめてくれよ」
『なに言ってんだよ!老人に性欲がないとでも思ってんの!?そんなのは若い奴の勝手なイメージだよ!あいつらは生まれた時から老人じゃねえんだ!お前だって十年後オナニーしてるだろ?』
「まあ十年後はしてるだろうな」
『だろ?その十年後に同じ質問しても、してる、って答えるぜ、またその十年後にもな』
「確かにそうかも」
『いいか、ババァっていっても女なんだよ!恋に恋するそこいらの女学生と変わらねえんだ』
「女学生って」
『ギャルギャルしてんだ』
「ジャルジャルみたく言うな!」
『ジャルジャルじゃねえよ、ギャルギャルだよ』
「知ってるよ変わってねえからな!注意してんだよ!」
『ギャルギャル、ギャルギャル』
「なにしてんの」
『セックスの擬音』
「そんな音しねえよ!」
『ババァ達のだよ!ギャールギャルギャルギャルギャル』
「なにしてんだよそのババァ!」
『命懸けだからな』
「説明になってねえよ!」
『いや、相手もジジィだからね、勃たないわけ。だから電動こけしを』
「うわっやめろ!変な映像が頭に流れただろ!」
『私のお墓の前で♪勃たないで下さい♪』
「やめろ!名曲が台無しだよ!どんな墓だよ!」
『いや墓が卑猥な形してるんじゃなくて、思い出し勃起だよ』
「思い出し笑いみたく言うな!」
『どうせ勃たねえしな』
「そういう問題じゃねえよ!」
『そういや電動こけしとか、張り形とか、うまく勃たない時に補助してくれる道具はあるのに、女の方はないね。オナホールは文字通りオナニー用だしさ』
「いいから髪の話してくれる?」
『公平じゃねえよな。だって勃っていれたとしてもガバガバだぜ?ガバガバどころか、杏仁豆腐みたいなもんだぜ?』
「杏仁豆腐ってお前」
『杏仁豆腐っていっても安いゼリー状のやつじゃなくて高いちゃんとしたやつな』
「どうでもいいよ、もう老人の性生活の話はいいよ!」
『そうだな、杏仁豆腐じゃおいしそうだもんな』
「そこじゃねえよ!」
『童貞かよ!』
「そういう意味じゃねえよ!もっと下、とかそういう意味で言ったんじゃねえよ!」
『おれも言われたな。初めての時にさ、そこじゃないって、マジで!』
「ああそう」
『知ってるよぉ、こういう前戯だよって誤魔化してな』
「いいからそういう話は」
『相手も処女だったからさ、結局その日は出来なかった』
「ああそうですか」
『でも相手がババァだったら優しくリードしてくれたはずだぜ?』
「どうでもいいよ!」
『もう入ったの?うわぁ杏仁豆腐みたい。なんつって』
「本当にいいから」
『あれだな、あんだけ緩けりゃテンガ突っ込めばいいんだな』
「やめろ!殺すぞ!」
『わかったよしょうがねえなぁ。ババァが髪を青く染める理由だろ?あれはアピールなんだよ』
「若作りってこと?」
『いや違う。もっと露骨な性的アピール。メスのサルの尻が発情期に赤くなるのと同じ。さすがにババァといえど素っ裸で歩くわけにはいかないからな。髪の毛で、私はまだ枯れてないよ、ってアピールするわけ』
「えっでもそれなら赤く染めなきゃ意味ないじゃん」
『いや赤くなるよ』
「なんの?」
『当たり前だろ?さっきお前が言った通り赤くなんなきゃ意味ないだろ』
「えっだから青じゃ意味ないだろ?」
『わからねえかなぁ、あれはあくまで準備段階なんだよ』
「準備段階」
『そうだよ!青く染めたババァとデートしてるとな』
「したことあんのかよ」
『ほっとけ!』
「まあ深くは聞かないよ」
『青く染めたババァとデートしてるとな、三回目のデートの頃にはもう真っ赤になってんだよ』
「ああ、そういうことか。なるほど、青い果実が熟れて赤くなるのね」
『そうだよ!そうなったらもうOKってことだからな、もう食べごろ、完熟』
「食べごろって言われてもなぁ」
『ギャールギャルギャルギャルギャル』
「やめろ」


終わり なーむー

読んだら損する「運命はテイクアウト」(5)

久しぶりに連絡をとったこと、昼飯を食ったこと、道助が妙に元気だったこと、半ば強引に屋根に上らされたこと、そして道助が飛んだこと。僕が背中を押したことはやはり割愛した。押したと行っても突き落としたわけでもはないし、きっかけだったかもしれないが要因ではない。自殺。タナトス。関係ない。でも心の中で何度も何度も、
「自分の身を守りたいだけだろ」
と、思った。ぐるぐる回るよ、自意識は回る。
「君も大変だったね。心中お察しするよ。といっても、君の苦悩は僕になんかわからないほどだろう」
小山さんは僕の目をしっかり見て言った、後ろめたさバリバリの僕は目をそらした。
「さぁ、そろそろ行こうか。悪かったね。…たーくんも最期に健一君と会っておきたかった…ただそれだけなんだろうね。僕が言うのもなんだけど、健一君は少しも落ち込んだりすることはないと思うよ。僕になにがわかるんだ、そう思われても仕方ないけどね」
「いえ、そんなことは」
一応そう応えはしたけども、内心は小山さんが言う通り、お前になにがわかる、そう思った。
「今日はご馳走様でした。あの、僕歩いて帰りますから」
「えっ、それは悪いよ。送っていくよ」
難しそうな顔で、顔がでかい分表情の変化がいちいち大きい、言った小山さんに、
「いや、いいんです。仕事中じゃないですか。わざわざ送ってもらわなくても、それになんだか歩きたい気分になってしまって」
本音だ。僕は無性に歩きたくなった。小山さんと話すタネが見つからないということもあったけど、本当に歩きたくなった。体を動かしたかった。頭の中のモヤモヤを汗で昇華したかった。性欲(モヤモヤ)はスポーツで昇華させろと保健の授業で習ったし。
「…………そうかい。では、お言葉に甘えさせてもらおうかな。今日は本当に悪かったね…。お父さん、お母さんにもよろしく伝えといて、ね」
さよならを言って小山さんは軽自動車を走らせて行った。よく走る軽自動車だ。でもこまめにタイヤまわしていかないと右前輪だけ減るのが早いだろう。
ビワの木が植えてある道を歩いていると、ふとガキの頃、道助と一緒に町内中のビワを採りまくったことを思い出した。ここらは歩道添いや団地の入り口などに、無闇やたらにビワを植えている。誰も採らない。それこそガキしか採らない。食い放題だ。しかも、少なくとも記憶の中では、美味い。いまだにスーパーで売ってるビワの値段が信じられない。無性にビワが食べたくなった。頭の中は道助ショックにより酔っ払った時みたく行動に理性の抑止力がきいてない。周りに人がいないことを確認すると木にしがみついて、ココナッツモンキーみたく足で木を押して腕で引き体を支える、スタスタ、割と体は覚えているものだ、なってる実を三つ採った。するりと皮を剥き、かぶりつく。そこはかとなく甘く、そこはかとなく香り、そこはかとなくすっぱく、みずみずしい。種を吐き捨てもう一個食う。「腹こわすかなぁ」
種を口で転ばしながら僕は考えた。足の裏から伝わる振動が心地いい。
死ぬということ。死ぬ。現在進行形。だから死んでない。死。結局のところ自分が死んでみないとわからない。でも多分、蛍光灯のスイッチを切る時みたいに、「バチッ」っと切れて終わりなんだと思う。きっとそれで終わり。未来永劫二度と自分という存在は消えてなくなる。無、無、無。
生きているということ。以前テレビで、二次元の世界に人がいた場合、という番組を観たことがある。二次元の世界では三角形の内角の和は180度であり、二次元の世界の人間はそれを知る。しかし球に大きく三角形を描くと、内角の和は180度ではなくなる。もし二次元の世界の人間がこの「謎」を発見した場合、二次元の世界の人間は永遠にこの謎を解くことが出来ないだろう。そんな内容だった。要するに次元というのは知識の限界のことなのだろう。僕達もきっと永遠に宇宙は何故出来たのかわからないと思う。次元がひとつかふたつ上の話になるはずだから。僕達はただビッグバンで生まれたエネルギーを元に動いている。生命とか魂なんてものはビッグバンのエネルギーから生まれた原子が見ている夢みたいなものだと思う。よくわからないけど。もしかしたら僕達の世界よりもっともっと上の存在がいるのかもしれない。不可知論でいうところの神的存在がいて気まぐれに宇宙を創り、人間を創ったのかもしれない。でもまあきっと永遠にわからないんだからもうわからないのだ。少なくとも人類は絶滅するまで子孫を殖やしていく。
殺人。殺人のカテゴリーの中に「快楽殺人」というものがある。自身の性的欲求を満たす為に人を殺すのだ。人を殺すことが直接性的欲求を満たす場合もあるし、死姦やカニバリズムで性的欲求を満たす為に結果殺人を犯す場合もある。僕は「オナニー殺人」と呼ぶ。僕がオナニーをする時にエロ本やエロDVDを見たりするのに対し、快楽殺人者は人を殺す必要がある。人を殺さないと最高のオナニーが出来ない。快楽殺人者は連続殺人犯であることがほとんどだ。捕まっても更正した人はほとんどいないはず。確かに、オナニーをやめろと言われても僕ならやめることは出来ない。回数ぐらいは減らせるだろうが。その点では一般に理解しがたき残虐な快楽殺人者と僕乃至普通の人々はあまり変わりない。
人が意図的に人を殺す時、人はなんらかの欲求を晴らしている。快楽殺人はそのいい例で、痴情のもつれや、敵討ちや、金銭目的や、ただなんとなくでも、人は殺人を犯した時、なんらかすっきりしているに違いない。永遠の問題解決。こびりついた宿便を排泄した時のようなすっきり感があるに違いない。よくはわからないし僕には言葉に表せない。ただ、すっきりするに違いない、としか言えない。よくわからない。
僕が人を殺すということ。わからない。わからない。わからない。僕の頭の中は深海の底に沈んだみたいに暗く重く深く、カニやヒラメに脳みそをつつかれている。ぐるんぐるん。からからから。頭の中には滓しか残ってない。
無駄な思考をやめ、最後のビワに手をかける。皮を剥く。
旋毛に視線を感じる。手元のビワから目線を外し頭を上げる。
目の前に女の人がいる。僕を見て少し笑った。まぁいかれたビワ小僧が目の前にいたら笑うしかないだろう。若くてとても綺麗な女の人。長い髪。すれ違いざまにシャンプーの匂い?とにかくいい匂い。黒髪のロングヘアーが風にたなびき、まるで玉虫のように陽の光を反射してきらきらと輝いている。

気がつくと僕は彼女を殺していた。

ボツ台本北京とか

「北京とか」


『始まりますね。北京ですか、今回は』
「オリンピックね」
『夏のセールですか』
「スーパーじゃねえよ!北京にスーパーのオリンピックあるかわかんねえし」
『ありますよそりゃ』
「本当かよ?」
『多分』
「知らねーのかよ!憶測でものを言うな!」
『ダイエーで言ってたんだよ』
「大体ってこと?」
『いやダイエーで誰かがそんなことを言ってたんだよ』
「そいつ誰だよ!中国の事情通か!」
『いや、チャンさんだけど』
「うわ、情報の信頼性が各段に上がったよ。じゃああるのかもねオリンピック」
『オリンピックっつってもチャンさんが言ってたのはスポーツの祭典の方のオリンピックだけどな』
「じゃああるよ!なんだよこの話!」
『こないだはサミットもあって』
「言っとくけどスーパーのサミットじゃねえよ!?」
『わかってるよ。G7ー11のことだよ』
「コンビニになっちゃったよ!そんならGファミリーマートとかGサンクスとかあるのかよ!GAMPMにいたってはもはやなんかありそうで困るわ!G8!先進国首脳会議!」
『なにもわざわざ洞爺湖に行ってたむろしなくても』
「コンビニじゃねえって!なんで各国の首脳が田舎の不良みたいなことしなくちゃいけないんだよ!」
『夜明るい場所がコンビニしかねえからな』
「だから不良じゃねえよ!」
『おれタスポまだ作ってないんだよね、っつって』
「コンビニなら買えるからねっておい!」
『あ、おれ親父のタスポ持ってきやしたぜ』
「未成年かよ!全員立派な大人だよ!」
『ちょっとゴム買っておこ』
「なにしに来たんだよ各国首脳」
『でもファーストレディース連れだから』
「レディース言うな!不良じゃねえって!なんだよファーストレディースって」
『頭と頭のカップルだろ?』
「それじゃ族じゃねえかよ!首脳とその奥さんのことだよ!」
『ガキが出来たら半端も終わりだな、ふふふ』
「不良にありがちなこと言ってんじゃねえ」
『あいつらやりたい盛りなんだから』
「全員いい年だよ!」
『でもやるだろ!?フランスのおっさんなんて新婚なんだから』
「サルコジの奥さんは来なかったんだよ!」
『あらまぁ残念』
「おばさんか!まあでも確かにあの二人はやってたかもね」
『ねえ、ちょっとアメリカさんも呼んでSPしましょうよ、なんつって』
「3Pな!SPは身辺警護の人だから。ていうか呼ばないよ!」
『夜のSPはあなたに限るわ、やっぱりアメリカのSPはよく鍛えられているわね』
「なんだそれ!」
『後の3P外交だよ』
「後の、ってなんだよ!あるわけないだろ!」
『意外と福田のババァが人気出ちゃったりして』
「ババァって言うな!」
『東洋の真珠なんて呼ばれたりして』
「デヴィ夫人だろそれは!」
『私の東洋の真珠をおなめになって下さいな』
「やめろ!」
『あまりの人気にプロマイドなんか出しちゃったりして』
「出るわけないだろ!人気もプロマイドも!」
『失礼だな!なめるなよ!日本のなめ猫』
「なめ猫って呼ぶな!」
『不良って言ったらなめ猫だろ!?』
「不良じゃねえって言ってるだろ!」
『まあなめるの意味が違うけど』
「やめろよ!お前が失礼だよ!」
『いいじゃねえか、大体な、権力者なんてみんな乱交パーティーが好きなんだよ!』
「ああ、確かに、英雄色を好むというか」
『サミットなんて大チャンスだろ。みんな同じホテルに泊まってるんだぜ!?あ、でも日本の代表が福田かぁ、あんま固そうじゃねえな』
「やめろってば!」
『サイズじゃかなわないからね、つうか勃つのか?』
「知るか!」
『まあでもいつもはババァが相手だからね、洋ピン相手となりゃまた別モノか』
「ファーストレディーを洋ピン呼ばわりすんな!もし福田さんがそんなこと言ったら国際問題だよ!あとババァとも二度と言うな!」
『やっぱり日本は真っ先にアメリカとやるんだろうね』
「日米チンポ条約なんて言ったら殺すからな!」
『日米チンポ条約なんつって』
「言うのかよ!?くだらねえんだよ!」
『でも福田が勃たなかったらまた日米の間に子種ができるぜ』
「火種な。子種じゃ意味わかんないよ」
『いやそのまんまだよ』
「うるせー!」
『これが本当の貿易摩擦!』
「なにを貿易してんだよ!やめろ!」
『結局サミットでなにしてたんですか?』
「あー、今回のサミットでは主に環境問題、特に先進国の二酸化炭素排出量の削減目標について話あったんだよ」
『そりゃあんだけ激しい喘ぎ声だしゃ二酸化炭素も膨大な量に』
「そんな微々たる問題はどうでもいいんだよ!」
『一年間のセックスの回数を80パーセント削減します!』
「だから違うって!エコの話だよ!エコ!」
『えーかえーかええのんかぁ』
「鶴光じゃねえよ!」
『鶴光でオバマ』
「おま、だろ!なんでオバマ出てきた!?来てねえし」
『鶴光もサミットに便乗して笑福亭洞爺湖に改名なんかしたりして』
「するわけねえだろ!便乗って、お前が勝手にサミットと鶴光を便乗させたんじゃねえか!」
『スイスの洞爺湖』
「レマン湖だろ!洞爺湖じゃ下ネタになんねえよ!」
『沖縄の漫湖』
「あるけども!全く関係ないだろ!」
『世界中の誰よりきっと♪ららららららららら♪』
「なんで中山美穂とワンズの歌!?うろ覚えだし!」
『いやなんか歌いたくなっちゃって』
「わけわかんねえよ!」
『結局今までの目先の金儲け優先資本主義の構造が破綻しつつあってそのツケがまわってきてるってことだろ?』
「急に真面目になったな」
『金儲け優先で後先なんか考えてないんだよ。資本主義ってのは百年後の百万円より十年後の百億円だからね』
「ツッコめないな。確かに百年後に百万円儲かるより十年後百億円儲かるためなら後先考えずに、例えば森林伐採とか、石油をガンガン燃やしたりとか、石油に代わるエネルギー開発を石油会社が妨害したりとか、そういうとこはあるね」
『それにな、温暖化温暖化って騒いでるけど、別に大した問題じゃないだろ』
「え、なんで?大変だよ」
『だってエアコンつけりゃいいじゃん』
「お前はマリー・アントワネットか!パンがなければお菓子をたべればいい、の!過剰なエアコンの排気熱も温暖化を助けてるんだよ!」
『別におれは助けたくて助けてるわけじゃないよ。エアコンだって冬になれば冷たい風を外に送ってるわけだし。日本が夏でも南半球は冬なわけだからね、いってこいだよ』
「いやもうおれの知識じゃなんて言ったらいいのかわからないよ」
『それに暖かくなれば助かるのは熱帯魚ね』
「ああ、確かに熱帯魚にとってみれば生息域を拡大するチャンスだよな」
『でも最初に北上してくる熱帯魚は大変だね』
「なんで?」
『着いた先に仲間がいないわけだから。淋しい熱帯魚なんつって』
「ウィンクかよ!」
『侘びしい熱帯魚だったらやだね』
「なんだそれ!まあ確かに熱帯魚には派手なイメージあるからな」
『ふっ、どんなイメージだか』
「うるせー!鼻で笑うな!」
『誰もいない海♪二人の鯉を確かめたくてぇ♪』
「くだらねえよ!なんだよ二人の鯉って!」
『いや魚だから一応』
「わけわかんねえよ!鯉淡水魚だし!海の話だろうがよ!誰もいない海なら、淡水魚の鯉もいねえよ!」
『いやそれを確かめたくて』
「うるせー!やめちまえ!」
『もうすぐ北京オリンピックが始まるわけですけど、いやぁ大変ですね』
「うん、チベット問題も解決してないし、政治的な問題以外にも、大気汚染でマラソンが危ないとか、手抜き工事で会場が危ないとか、北京市民のマナーが悪いとか」
『ゼンジー北京が生きてたら相当稼げたのにな』
「生きてるよ!勝手に殺すな!まあでも忙しくなるんじゃないですか」
『ゼンジー北京は凄いよ。舞台に上がれば会場は手抜きの手品見せられて大気汚染並の変な空気になるんだから』
「ならねえよ!手抜きじゃねえし!あれが持ち味だろ!むしろ拍手喝采だよ!」
『マナーの悪い客でね』
「なにしたり顔してんだよ!」
『全人代北京オリンピックなんつって』
「しょうもないこと言うな!ゼンジー北京ありきだろうが!」
『今回のオリンピックでも前人未到の記録がたくさん生まれるでしょうね。まさに全人類の夢です』
「ゼンジーから離れてくれる?まあでもそうだろうね、特に水泳ね。スピード社の水着で世界記録が既にたくさん生まれてるからね。本番も期待しちゃうよ」
『水泳なんかどうでもいいんですよ』
「いやでも北島とか金メダル有力候補でしょ」
『あんなのどうでもいいんだよ!おれ泳げねえし!』
「コンプレックスだったらしょうがないな」
『やっぱりゼンジー谷が気になるね』
「谷亮子ね!頼むからゼンジー忘れて!」
『えーとなんでしたか、最高で金、最低でも金、田村で金、谷でも金、ママでも金、ゼンジーでも金』
「ゼンジー入れるな!」
『たとえゼンジーでも金』
「ゼンジーであることはマイナス要素なの!?ゼンジーで遊ぶな!」
『もう一回田村で金』
「離婚しちゃった」
『林で金、やっぱり田村で金、山田で金、またまた田村で金、クルムで金、テニスで金』
「柔道だろうが!もしクルム谷亮子になってもテニスはしねえよ!」
『もうなんでもいいじゃねえか』
「よくないだろ!柔道に人生をかけてんだから」
『まあでも結局人生の金メダルは取れてないわけだから。何回バツつけりゃ気が済むんだ!』
「離婚繰り返してねえよ!お前の妄想だろ!もういいよ」
『頑張れ男子レスリング』


終わり なーむー

うだつよあがっとけ

吾郎が監督としてどこまで作品に関わっていたのかは知らないが、あのテーマ曲、多分日本国民全員が、♪心オナニーたとえよう♪あ!オナニーって言ってる!ってなってるぞ!駄目だろ!?そこはよ。わざとか!?わざとだったらいいんだけど明らかにわざとじゃないだろ。自分が作詞したなら歌詞変えろ。とりあえず朔太郎に謝っとけ。周りの偉い人たちに気ぃ使って右往左往してたんじゃないの?そんなやつが監督したらそりゃこんなんなっちゃうよ。親父はヴェルレーヌなんだから。アルチュール・ランボーに出会う前の。作品に対するエネルギーの次元が違うよ。親父を越すにはアレ関係で警察に捕まるしかないね。



ていうかまだ観てないんだよね。ごめんなさいね。今日観れたら観るからさ。