模試会社の戦い終了 | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

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瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
ご興味いただけましたら,kofukanosafune2016@gmail.comまでご連絡ください。

夏野菜の栽培のため,畑を耕した幸風館の藤井です。種はまだ発芽が始まったくらいですが,近所のホームセンターで,値段やすくなった苗が売られていたのでそちらを植え付けてみようと思っています。

今日の郵便で結構衝撃的なものが届きました。それは,

 

「株式会社学隆社と株式会社大阪進研は2024年4月26日を以って経営統合することになりましたのでお知らせいたします。」

 

 

 

ん?

まじで??

 

 

 

これだけ書いても何のことかわからないと思います。この2社とも岡山県の模試を扱っている会社になります。老舗は学隆社で,約40年間岡山県の模試を扱ってこられました。その後,大阪進研が確か4年前?位に中3の岡山県専用の志望校判定模試の新規参入をされたと思います。

 

学隆社は県模試,大阪進研は岡山Vもしという名前でここ数年,総受験者数でバチバチのバトルをされていました。

 

それぞれの模試の特徴は,県模試は受験した実数で順位を出し合否判定をする模試,岡山V模試は受験者の点数を使い,人数を換算し推定で合否を判定する模試でした。

 

私は関西で塾の講師をしていたので,大阪進研はなじみのある模試で,幸風館を立ち上げてからは小学生から中2までは大阪進研を使っていました。ただ,中3に関しては立ち上げ当時は志望校が判定できる模試が大阪進研にはなかったので,中3のみを県模試にしていました。

 

その後,大阪進研が岡山Vもしを始められたので中3までの全学年を大阪進研を使い,希望者のみ県模試を扱うということをしていました。

 

大阪進研のHPを見ると,株式を買い取られているので完全に大阪進研が勝利されたのでしょう。勝ち負けではないでしょうが,2つの模試はこれまでに,受験結果の返却までの日数や受験料などで,常にバトルされている印象です。県模試も教材会社に販売を委託されたり,デジタル採点を扱う会社と提携されたりして頑張っておられたので,年度替わりのタイミングでなく,このタイミングになったのでびっくりしたのです。3月末には新中2に県模試を実施してましたし。。。

 

ただ,県模試1強時代は,問題があまりよくないものがありました。確か数学の100点満点のテストで,平均点20点台のものがありました。さすがにこれはないやろでしたが。そこから大阪進研が入ってこられたので,問題作成が変わったのかそこまで不信感はなかったです。

 

今後は大手が独自にされている模試もありますが,メインの模試は岡山Vもしだけになると思います。県模試ではとか,岡山Vもしではという判定の違いもなくなりそうなので,そこは期待します。値段も今回グッと下げられたものがいきなり上がるとは思いませんし,保護者の方からすればメリットが多いと思います。

 

私からの注文とすれば,県模試が行っていた,中1・中2の5科目模試もやってほしいです。特に岡大附属のお子さんたちは,自分の力がどのくらいなのか知る機会がなくなりますし。そういえば,理大附属中の子ども達も模試がなくなりますね。どうするんだろう。

 

幸風館は生徒たちにいいものはどんどん取り入れていきます。教材会社の方からも「マニアックなものを選びますね」と言われるくらいですので,そうなんだと思います。今回の統合からもっとより模試も良いものになってほしいですね。

 

そういえば,学隆社に入ったときの入会金の¥30,000は返却されなかったなぁ。生徒も少なかった時期だったのできつかったのになぁ。

 

今日はここまで。

 

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