もしも英語が話せたら・・増える外国人旅行客
20代・女性大学一年生の春休みのことです。私は、なにかバイトをしようと思い、家から車で10分程のところにある旅館でバイトを始めました。主な仕事内容は、朝食の支度と片付け、お客様のお見送り、夕食の準備でした。朝食はバイキングなので、料理を運ぶところから始まり、お客様をお迎えしご飯をよそったりお味噌汁をよそったり、目玉焼きを焼いたりしていました。朝食が終わると、食器や料理の片付けをし、ツアーでいらしてくださっているお客様が帰る時間になると、バスまで案内しお見送りをし、お見送りが終わると夕食の準備へと取り掛かります。これが私が一日に行う仕事の一連の流れです。旅館というと日本人のお客様が多いというイメージがありましたが、最近の旅館には外国人のお客様の方が多く、私が見たお客様はほとんどが台湾や中国、韓国などのアジア系外国人でした。そして、帰る際や料理を提供する際に、話すことが多くありました。日本語で話せる方もいましたが、日本語がわからない方ももちろん多く、英語で話しかけられましたが、私には英語がほとんどわかりません。日本語で話せる人にも限度はあり、「これは皮を剥いて食べます」と伝えたかった時に、皮って英語でなんて言うんだろうと考えましたが思い浮かばず、日本語でジェスチャーを加えながらなんとか伝えようとしましたが、なかなか伝わりませんでした。他にも、これはこういう食べ物です、などと言いたい時も英語で話すことが出来たら楽だし、伝わりやすいのに、なんて思っているうちに春休みは終わってしまいました。英語を話せるようになりたいとは常日頃思っていますが、今回のように実際に外国人と話している時により強く英語が話せたらなぁと思いました。このバイトをしているときに英語を身につけることは出来ませんでしたが、いずれ英語を話せるようにして、同じような仕事についてみたいと思っています。