技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

現在,電気二重層キャパシタ溶接機の充電装置の製作記録シリーズを書いています。できあがったものが目的ではなく,設計,製作過程を楽しんでいます。

 長い数式をワープロソフトで作成し,Excelに貼り付け,先頭に=を付けた時,エラーメッセージが出てしまいました。「この数式には問題があります」というものです。このメッセージに対してはOKボタンを押さないと先に進めません。またOKボタンを押すと文字列のままとなってしまいます。以前にもう少し短い数式についても同様なことが起こりました。そのときエラーの場所をチェックすると,B11のようなセルを指しているところでした。通常アルファベット+数値はセルのアドレスですが,その部分だけ単なる文字と判定されてしまったようです。「Excel:数式なのに」の記事で書いたように,Excel内部で,数式か文字列かの判定がうまくいっていないようです。何か回避法はあるかも知れませんが,今のところどうしてよいか分かりません。

 サボテンはとげがあるので植え替えを躊躇してしまいます。そして,子株がたくさん出てきます。左のサボテンはたくさん子株が付いたため,親株に日が当たりにくくなり,下の方の緑はなくなってしまいました。ここで決断しました。子株は取り外し捨てることにしました。そして植え替えしました。指にとげが刺さるといやなので,大型ピンセットでつかんで植え替えました。全体に日が当たるようになったので,また全体が緑になることを期待しています。

 右側は,子株が大きくなっていき,ついには親株が枯れてしまったものです。子株には孫株が付いていました。そこで,枯れた親株が付いている状態で,親株の方は土の中に埋めました。孫株は外しました。今後出てきた子株はまめに取り外し本体を大きく育てたいと思います。

 屋内干しのための竿として,長いステンレス物干し棒を切断して使うことにしました。パイプカッターが,パイプを切断するには力も不要で便利だという経験があります。ところが,実際にやったところ,うまく行きません。パイプの肉厚が薄いため,刃から生地が逃げてしまうのです。

 

 結局,電動ノコで切断することにしました。肉薄のため,簡単に切断できました。また,前に切断を試みたパイプカッターの跡があったため,ずれずに切れました。

 

 パイプは切断したままだと危ないのでパイプエンドキャップを付けます。写真のキャップより一回り下のサイズのキャップだと小さすぎたので,その次のサイズのこれを買ってきました。挿し込んでみるとちょっと緩くてすぐに外れそうでした。

 

 そこでシリコンゴムテープを巻き,太さを少し増やすことにしました。シリコンゴムテープは,引っ張りながら巻き付けると,自分自身で張り付きます。接着剤を使わないのでべたつかず便利なテープです。

 

 そして,末端キャップを挿し込みました。シリコンゴムテープの摩擦もあり,しっかりと取りつかりました。もちろん反対側も同じように取り付けました。なおパイプに溝の傷が見えます。忘れましたが以前にもパイプカッターで切断を試みたのでしょう。

 

 前のほぞ穴彫りでは,穴が左右に振れてしまいました。その原因の一つが,トリマのビットの揺れでした。深く彫る必要があったため,ビットをコレットからの出をかなり長くしてありました。いっぺんに深い穴を掘るのではなく,トリマベースからのビットの出を少しずつ多くして何回かに分けて彫りました。トリマベースからの出が少ないときは,ホルダーカバーを本体の先の方で固定することになります。すると本体とホルダーカバーとの重なりがわずかになるため揺れるのでした。


 そこでビットの出を必要最小限に調整しました。その結果,一番不安定な,ビットの出が最小の時もホルダーカバーと本体との重なりが増えました。確認したところ,揺れはほとんどなくなりました。


 更に,被加工材の幅が狭いので,トリマが左右に揺れる恐れがありました。そこで,厚さが被加工材と同じ角材を左右から挟みF型クランプで押さえつけてからトリマ加工しました。これにより,トリマの左右への揺れも抑えられました。


 ビットの端はビット径の円形になっています。そこでノミで仕上げをしました。これはテスト用ですが,実用になりそうです。



 

 昨年時期的に遅くなってからサツキを挿し木しました。越冬加温ケースに入れて冬を越しました。何故か葉が白っぽくなってしまいました。温かくなってから直射日光に当てるようにしたところ緑の色が付いてきました。これまではバーミキュラーライトでしたので,植木用用土を用いて鉢に植え替えました。根が張るまでしばらくは日陰に置いておこうと思います。

 ワープロソフトなどで作った数式の文字列をExcelに貼り付けた時,予想外のことが起こりました。本来,先頭に=の付いた数式は自動的に計算してくれるはずです。例えば下図のB22 に=B10と入れれば,B10の値,「き」が表示されるはずです。表示形式は「標準」にしてあります。ネットで対策を探したら,「“=”を“=”に置換すれば良い」とのことでした。はじめ,前の“=”と後ろの“=”は似ているが異なるのかと思いました。しかし,同じものを置換するのです。結果はうまく行きました。理由はよくわかりません。ちなみにセルに“=B10”と表示させるには,“’=B10”の様に,以下が文字列であることを支持するシングルクォーテーションを入れます。先頭に=を入れても文字列になってしまうトラブルは,起こる場合と起こらない場合があり,どういうときにどういう理由で起こるのか不明です。

 これまで避けてきたほぞ継ぎに挑戦することにしました。中学生の時,技術科の授業でノミを使ってほぞ穴を作った記憶があります。ここではトリマを使う方法を試したいと思いました。前に作ったトリマ可変長方形ガイドを使うことにしました。ガイドの大きさをセットして木材を固定すれば,ずれずに穴あけできるはずです。トリマベースを滑らせるため,被加工角材の左右に同じ高さの角材を配しました。しかし,わずかの高さの違いで被加工角材がゆるゆるになってしまいました。そこで,被加工角材の下に薄いものを敷きました。たまたま目盛を印刷したOHPシートに両面テープを貼り付けた残りがあったので使いました。重ねることで1.2 mmほどになりました。この高さ調整により左右の角材の高さが低くなり,トリマが左右に揺れるようになってしまいました。また,トリマのビットをひっこめた時,ビットが揺れることがわかりました。この反省から,以降は被加工角材の左右に表面高さを一致させた角材を配し,クランプで締め付けたものを使うことを考えています。また,トリマの揺れを防ぐには,ビット自体をひっこめて取り付けて使うことも必要かと思います(ビットを引っこめると最終的に長さが不足するので,途中でビットの取り付けを変える必要があるかもしれません)。

 横からトリマ台では,角材を水平板の上に置き,その端面を横からトリマ切削をするために作った台です。トリマガイドを垂直面にセットし,それを上下させることにより,水平面よりある高さのところを切削します。その高さを示す目盛を付けたことは既に述べました。今回は副尺を付けることにより,0.1 mm単位でセット高さを読み取れ,調整することができるようにしました。

 トリマ可変長方形ガイドを用いてトリマガイドの側面に目盛読み取り窓を作りました。そして,そこにアクリル板をはめ込めるよう,アクリル板の厚さと同じ深さで窓より大きな溝を作りました。これもトリマ可変長方形ガイドを使いました。

 

 溝にアクリル板をはめ込みますが,反対側からネジ留めできるよう,アクリル板にタップを用いてネジを切りました。溝側には大き目のネジ穴を開けました。このがたつきの範囲で目盛を正しい位置に合わせた後,ネジを締め付けて固定します。

 

 出来上がった目盛です。トリマガイドに開けた窓から覗けます。写真右の目盛は1 mm目盛で,横からトリマ台の垂直板に貼り付けてあるものです。左側の粗い目盛はトリマガイドにはめ込んだアクリル板の奥側の面に貼り付けたものです。トリマガイドを上下させると,こちらの目盛が動きます。1 mm以下の半端な長さは副尺と主尺とが一致しているところの副尺の目盛を読みます。

 

 目盛の窓は左右に作り,左右とも同じ値に合わせます。

 

 胡蝶蘭について胴切りという言葉を最近知りました。胡蝶蘭は上側から新芽が出,新陳代謝で下の方の葉が枯れてきます。そのため,葉の部分がどんどん高くなってしまいます。この時,下の方から上を切り離す方法が胴切りと言うのだそうです。下の方は根だけになりますが,ここから新しい葉が出てきて,胡蝶蘭が2つになるらしいです。
以前に,新しい葉が,肥料のやりすぎで花芽に変わってしまったことがあります。花は咲きましたが,新しい葉が出る場所がなくなってしまいました。新陳代謝で下の方は枯れてくるので,新しい葉が出ない限り,その胡蝶蘭は枯れてしまうかと思っていました。ところが,葉がなくなったら,根から新しい葉が出てきました。どうやら,根だけになってしまうと新しい葉が出るらしいです。なので,胴切りをすると下からも新しい葉が出てくるのでしょう。
 今回は本格的胴切りの前に,上に葉があるにも関わらす下から葉が出てきた株で試してみようと思いました。準備として,上の葉の根の周りに水苔を巻き付け,上の葉からの根が張るようお膳立てしました。


 ついに,上の葉の部分を切り離しました。物の本によると,切り口から腐らないよう,切り口が乾くまで湿った水苔に植えるのも待った方が良いそうです。ちなみに,今回は,上の葉から下の植木鉢の方に伸びている値を切ってしまいました。本格的に胴切りをするときは,そのような根は上の葉に残すよう心掛けたいと思います。

 

 iPhone用ケーブルはいろいろな所で使うので複数持っています。純正品は結構高いので,百均で手に入れることが多いです。気を付けなければいけないのは,多くの場合,充電専用です。私は,iPhoneで撮った写真をPCに取り込んだり,PCに入れてある落語などの音声データをiPhoneにコピーしたり,データ転送に用いることが多いです。概して,データー転送用ケーブルは長さが短いです。データ転送用にかかるコストを長さを短くすることで取り戻しているようです。

 これまで,データ転送用か充電専用か区別するためにケーブルの付け根に書き込んでいました。しかしよく観察すると簡単に区別できることが分かりました。充電専用では金メッキされた端子の一部が省略されていました。ギャランティーの支払いがあるのか,単に材料費の問題なのかは分かりませんが,これからはケーブルに書き込む必要はなくなりました。