木工用集塵機ケースの作製(15) 前面パネルの受け位置の補正 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 下側の溝は前面パネルをはめ込む敷居です。上側には鴨居があります。角材を『型に加工して,へこんだ部分を柱に沿わせるようにしてネジ留めしました。取り付けた後,観察すると受けが溝の方までせり出していました。『型加工と溝加工の誤差が重なり,こんなにせり出してしまったのです。『がた受けを作り直すのも面倒です。対処法を考えてみました。受けが,もうちょっと左に寄ればいいのです。


 上の写真の裏側です。一番右の白っぽい木材が『型受けです。こちらの面の受けにもなります。上の写真で左にずらすということは,この写真では右にずらすことになります。『型の内側に5 mm厚のべニアを切って挟みました。


 べニアの厚さが丁度良かったようです。受けの前面(写真では右の面)が溝の端とほぼ一致しました。