柱の間に1×2材を渡し,そこに板を吊るしたところちょっとたわみが出て不安に感じました。そこでもう1本平行に渡すことにしました。この2つは木ネジで結合しました。その際,下からラボジャッキで上側にたわむ形にした状態で行いました。これにより,吊るしたときの下側へのたわみを抑えることができるようになりました。コンクリート製枕木などでも,応力がかかった状態で作製されます。鉄筋を引っ張った状態でコンクリートを流し込み,固めます。これにより常にコンクリートに収縮力がかかっています。コンクリートは収縮応力には強いが引っ張り力には弱いため,最初から逆の応力をかかった状態で作製されているわけです。今回のやり方はそれに倣ったもののつもりです。