今思うと、
お盆に実家に帰っておいて、ほんとによかったなあと思います。
お盆に帰省しても富士山はいつもほとんど雲の中。
今回は一度てっぺんが少しだけ見えました。
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こころ・からだ・美しさ
自分にやさしく触れるお手伝い
心屋認定カウンセラー 皆みなみです
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私の実家にはネコがいます。
お父さん 金太郎
お母さん さくら
おととし、2匹の子どもの”かりんとう”（黒猫なのでこの名前）が死んでしまいました。
読み返してみたら、おととしのお盆に異変を感じていたのね。
で、その後しばらく経ってかりんとうはお星さまになってしまった。
＊
実家は今は一戸建ての賃貸で、2階の2部屋はネコ専用部屋になっています。
（って文字にするとなんだか贅沢に見えるね）
私が実家に帰ると、階段を上がりながら「金太郎～」って声をかけます。
私が26歳のときに実家に来て、金太郎は最初の子。
だからネコさんたちの名前を呼ぶのは自然と「金太郎」になるの。
だけど、いつも最初に出迎えてくれるのは、さくら。
「さくら、ただいま」
おっとりさんの金太郎は、伸びとあくびをしながら後から出てきてくれます。
「金太郎、ただいま」
最初に出迎えてくれるのはいつもいつもさくら。
でもお姫様気質なので、いつもツーンとしています。
なでさせてくれないの。
金太郎は「しゃあねえな、相手してやるか」ってかんじで、私のなでなでを受けてくれます。
今年の5月に帰省したときになんとなく初めて、「さくら～」って声をかけながら2階に上がりました。
＊
先日お盆に帰省したとき。
「金太郎～さくら～」って声をかけながら2階に上がると、いつも通りさくらのお出迎え。
いつもすぐどこかにいってしまうさくらが、このときは喉をゴロゴロ鳴らしながら「なでて、なでて～」ってからだをすり寄せてくる。
私はこんなの初めてだなあ、なんかヘンだなあと思いながらも、わしゃわしゃと思う存分なでさせてもらいました。
それは、私が実家に滞在している間続きました。
出入口の戸の真ん前でゴロンと寝て、私が1階に下りていかないようにしているように感じました。
ゴロンとしているさくらはしんどそうだったけど、暑さのせいかな、と思うようにしていました。
＊
おととい、中学1年生の姪からのLINEで、さくらが危ないと知りました。
昨日は妹と姪と甥で実家に様子を見に行ったそうです。
そして今日（25日）昼過ぎ、姪からのLINEで、さくらが死んでしまったと連絡が入りました。
お盆にさくらが珍しく甘えてきたことを送ると姪は「自分でも勘づいていたのかな」って。
だよね。
10年以上離れて暮らしてたまにしか実家に帰らない私にも、最期のあいさつをしてくれたんだなって思うと、泣けて泣けて仕方ありませんでした。
＊
お盆に私が実家周辺を歩いているときに手にしていた猫じゃらし。
捨てたと思っていたけど、無意識に実家の玄関の花瓶に挿していたようです。
母はそれを知っていて、枯れた花を処分した後も猫じゃらしは捨てずにとってあったみたい。
明日のお葬式では、帰れない私の気持ちとしてお棺に入れておいてくれるそうです。
＊
ツーンとしていて、都合のいいときだけ寄ってくる、ネコ中のネコというかんじのさくら。
ちょっと頭悪そうなところもかわいかったなー。
16歳だったかな。
お盆にたくさんなでることができてよかった。
やさしい金太郎はいつもさくらを舐めるんだけど、さくらは迷惑そうに離れてしまう。
その姿をもう見ることができないんだねえ。
いちばんの長老の金太郎が残ることになった。
金太郎と私の母のことが、気がかりです。
ポテッとした手(前足）が好き
金太郎に舐められるのがイヤ（ベランダが毛だらけ…）
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