指定管理から直営に戻した経緯についてヒアリング。

いろんな取り組みをして、
総利用者数は減っているが、
市内の学校の利用者は増えているようです。


この野外活動センターについては、
私も予算決算などで質疑をしてきておりました。

ほかの議員からも結構課題となっていた施設です。

全体の利用者は下記のとおり、右肩下がりなのですが、
教育施設として考えると、学校園関係の利用者は
平成25年度で2141人、平成26年で3001人、
平成27年度は見込みで3200人ということで、
いいのでしょうか。


●利用者の推移


平成21年度は17,000人、
平成22年度は16,519人、
平成23年度は15,833人
平成24年度は14,628人
平成25年度は14,336人
平成26年度は13,788人



いろいろと改善策は考えておられるので今後も注視ですね。

教育施設と位置づけて、生徒の利用が増えているのはいいのですが、
全体の利用を押し上げるほどになってほしいですね。


ちょっとアクセスが悪いとも言えますが、
進入路整備はもう不要かと思います。

下の駐車場から歩くのも活動の一環ということでとらえていただけますと。

荷物がたくさんあると、
そこだけがネックですね。



ちなみに、
現地視察に行ってきたときのブログ→こちら


H25(2013)予算特別委員会→こちら

H24(2012)予算特別委員会→こちら

管理運営費の推移は見ておきたいところです。
直接経費についても経費の縮減をやっていくといっておりましたが、
なぜか事務事業実績測定調書ベースでは、

H24 56,018
H25 63,311
H26 59,340

と減っていないんですよね。
詳しく調べないといけません。




以下はメモです。聞き漏れ、書き漏れ、誤字脱字ご容赦ください。
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評価員)
指定管理から直営になった経過。

市)
野外活動センター、青少年の健全育成が目的。指定管理になると、学校利用で、民間と学校の関係が希薄になるんじゃないかということで、利用者が増えていくというのが指定管理に求められてる。しかし、利用者が減ってるから本当にこのやり方が野外活動センターのやり方が向いてるのか考えて、学校との関係を活かすために直営。
本来の設置目的と違うところに行ってしまったんじゃないか。
教育機関を活かして、学校のキャンプ利用に力を入れている。学校のニーズをくみ取るのに民間ではどこまでできたのか。と。


評価員)
学校利用を増やしても利用者全体が減るということではないよね?

市)
土日は一般。平日の利用は弱い。学校のみなさんに来てもらう取り組みをしていかないといけないのが指定管理ではできなかった。学校キャンプに力を入れてるのでそこは増えてきたが。。

市)
単に漫然とやっているわけではなく、施設の目的に立ち返り、効率的に運営をやっている。

評価員)
指定管理から直営にして学校からのニーズがくみ取りやすくなったとのことだが、なぜそうか?コスト面の不利益は?

市)
利用者が減少している中で民間活力。結果的に体育協会への指定管理。活性化をどう定義づけるか。一つは一般的なレク施設として一般客を増やすのを志向した。がアクセスが悪いため、教育施設の方に。学校連携をするとなると打ち合わせが緻密にしないといけない。自然の中に生徒を連れていくことに対しての負担感。黙ってて学校が使ってくれるということはないのでいろんな働きかけが必要。指定管理は契約によるコントロール、業績によるコントロールではやりにくいから。

市)
市内の半数以上の学校は使ってほしい。
以前は枚方市の小学校よりも他市の小学校が多かった。

市)
青少年のための野外活動施設が廃止してきたので、逆に利用価値が高まってきた。滋賀県とか兵庫県とか行けばあるが、交通手段を考えると、非常に負担があるので自然豊かな地域を持っていて、これだけ設備投資してH4にリニューアルしたのでどう使っていくか。

市)
アクセス道路も検討しているが膨大な予算規模。再度の活性化の枠組みを決めなおす。野外活動センターの下のところまでは来やすいようにバスを用意して、そこから20分くらい歩く。その20分も野外活動の一環だと、割り切って歩いてもらう。車で寄り付くようにするとあまりにも課題が大きい。道ができないからと言って放置できないので、方向性を見直した。

評価員)
幼稚園では厳しいのか?

市)
そうでもない。もりのようちえん。きつくはあるが登れないことはない。

評価員)
野外活動センターという施設の中では便利な場所にある。

市)
野外活動センターに隣接している森林を保全している団体とも連携して、林を守る活動の体験。非常に好評だった。NPOとも協働して。
キャンプの満足度は高い。子供が使うとお父さんお母さんも行きたくなる。
10→25(達成) H26 →35 H27
と増えている。
秋の土日は少ないからバランスよく。冬場の利用が減っているが卒業遠足をやっている。
閑散期を作らない。天体望遠鏡もある。枚方信用金庫から寄付をいただいて、モバイル型のプラネタリウム。エアーテントを膨らまして、ホールの中で小型のプラネタリウム(70人くらい)入れるというコンテンツもできたので、いろんなプログラムを開発。結局場所の問題もあるがどういった活動ができるかを充実させていきたい。


評価員)
進入路整備はいらない?

市)
そういうわけではないが。。少なくとも舗装くらいは。本格的な進入路整備事業というのは下がっている。

評価員)
キャンプに来た人に道路整備やってもらったら?全部プログラムにしちゃったら?間違っても満足度とかにはしてほしくないよね。

市)
教育なので、教育の効果測定。消費者目線のアンケートではなく、どういったことを感じて学んだのかについては必要かなと。学校とも協力してデータを取っている。




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