第1447話



神仏の声を聴いて
皆様にお届けしています
菊水千鳳
祇器社(しきしゃ)のメンバーです


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(※不思議体験日記の内容は霊視によるものです
作り話ではありません)



とある場所に街路樹があります。
集合住宅が建てられたとほぼ同時期に
均等に並んで一列に植えられたようです。


古くなった建物は取り壊され、そこに新しく建築中です。

完成が間近に迫ってきて、それにともない、周辺の道路を拡張したり、新しく歩道を作るようなのです。

俺はこの近くをよく通るのですが、
ある日 関係者の方たちの立ち話が聞こえてきました。


歩道にするために木々が邪魔だから、電信柱を移設して 木々を伐採するそうなのです。

これより数ヵ月前には、そばの桜の木がいきなり伐採されてしまいました。

背が高く、電線よりもはるかに高い
堂々とした桜の木でしたのに…。


先日、ここを通りがかった時に、ふと思い立ったので、意を決して木々に話しかけてみました。。



『木々さん
言いにくいのですが、あと数ヵ月したら皆さんは切られてしまいます。
俺にはなにもできませんが、せめて心の準備をなさっていてください。
あと数ヵ月の命しかありません。それまで精一杯生きてください。』

数えてみると、同じ木々が13本と
イチョウの木が1本並んでいます。

並びの途中に井戸のあった跡があり、パイプが突き出ているので井戸は呼吸しているようでした。

井戸がある所も潰して、歩道にするのでしょうか?
詳しくは分かりませんが。


木々
【そうだったの
しくしくしく(´;ω;`)
残念でなりません】



木々
【くーぅ(ノω・、)
話しは聞こえていたが
やはりそうか
悔しくてならん

住んでいた頃の皆の顔を見てきた
長い間 ずっと見てきた

皆と共に育んできた
我々もここまで大きくなった】



木々
【大きく育ったから邪魔になったのだろうか?】


木々
【隣の桜の木のように
恐ろしく唸(うな)るモノで切られてしまうのか】



木々
【人よ
仲直りしよう

大きく成長した我らが悪いのだろう】



木々
【大きくならなければ良かったのか?
我らはここに植えられたから 育った

それだけだ】



木々
【必要とされていたのではなかったのか

邪魔なのか 危ないのか

確かに我々同士の間には
隙間がなくなってきている】



木々
【背丈も まだこれから伸びるからなのか
ならどうしてここに植えたのか】



木々
【ここに植えたのは人ぞ

我らには足というものがない
そこにしか いられぬのだ
それを知っていて何故?】


木々
【我らを移動して運んでくれないか
いや 根が邪魔をしている
絡みあってしまっている

移動は無理だろう】




悲しみと諦めにうつむいている様子でした。


すると、木々よりも背が高く、
電線より頭ひとつ高い 男性の天使
胸の前に腕を組んで すぐそこにいるではありませんか。


男性天使は
何やら木々に話しかけています。
(何を話しているかは分かりませんでした。)



暫くして、
木々
【我らの言葉が知れ渡るというのか?

ここに希望がある

そこの人(←俺のこと)よ

我らの心を伝えておくれ】


俺に対し
木々
【あちらの方々(←天使たち)のことも視えておるのだな】
(※俺は一人の天使しか視てませんでした)


木々
【ひとえに悲しい…
寂しい…

やはり人間よりも はるかに大きくなったから
邪魔になったのでしょう】




『違うと思います。
この土地を道路にしたいからだと思います。』


木々
【わあ そうなの…】


木々
【ここもまた新しくなるのだな

そこに我々はいない

ここをずっと見てきた

この建物と一緒に連れてこられた
皆(←居住者)と共に育んできた
皆いなくなり 建物もなくなったけど

今 新しくなろうとしてる】



木々
【なんて 残酷だ

これまでというのだな
死ぬんだな】



木々
【ならば人よ
最後に死ぬ前に
もっと我々を見てっておくれ
目に焼き付けておくれ】



木々
【ここが我らの死に場所なんだな
動かしてはくれぬのか
死に行くさまを見ていてほしい】



『看取ることはできかねます。
俺は たまにしかここには来れませんので
ごめんなさい。
代わりに皆様のお心をお伝えします。』


最後に
男性の天使
【人間たちに伝えてほしい】



『はい、俺にできることしかできませんが
なんなりと』


男性の天使
【人間たちよ
気をつけよ
あまりいい気になるなよ

我らは いい木(=大きな木)になりすぎると
切られるからな
邪魔扱いされてしまう


そして人間よ

いい木(気)になるなよ

いい気(木)なもんだ

今度は人間が邪魔扱いされることになるぞ

いい気になった分だけ
自然の猛威が世界を待ち受けているだろう

気をつけよ
警告とす】



最後に
木々
【聞いてくれてありがとう
伝えるために我らの 捧ぐる】




だそうです。



俺からはコメントは控えます。



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