第346話


おはようございます
菊水千鳳です


ㅤ鎌倉参拝日記、弁財天関連日記をこの辺りで一旦終了しまして、京都 大阪神社仏閣巡りの連載に戻ります。 

今回は2度目の参拝となる、
京都の《白峯神宮》での体験を
ご紹介します。

初参拝、及び崇徳天皇さま
並びに淳仁天皇さまに関する日記はこちらから
からご覧いただけます。


白峯神宮の御祭神は
《崇徳天皇(上皇)》《淳仁天皇》と記載されておりますが、霊視したところ、崇徳天皇さまのお妃さまもいらっしゃいます。

今回は崇徳天皇さまだけでなく、淳仁天皇さまからのお呼びで、お伺いすることとなりました。

両天皇は、生前 理不尽な目に陥れられ、非業の死を遂げたため、
怨霊として怖れられていました。
実際に、ここに祀られるまでは
怨霊と化していました。

怨霊が幕府サイドに味方につくことを恐れ、時の明治天皇が鎮魂のために、こちらに建立したとされています。
こうした経緯で、御二方は念願の
京都に返り咲くことが叶いました。


**********


 2度目の参拝は、初参拝から
約半年後の今年の2月でした。

今回は崇徳天皇さま、お妃さま、そして淳仁天皇さまが鳥居の所まで
わざわざ出迎えてくださいました。

前回は淳仁天皇さまは現れませんでした。
先に俺たちに崇徳天皇さまのみに関心を向けさせ、自らはそのあと 
次の機会(今回)に、お心の内を表明してくださることをお考えになっておられたようです。

手水を済ませ、すぐさま拝殿前に立ちました。

向かって中央に崇徳天皇さまが前面に出てこられ、崇徳天皇さまの左側にお妃さま、右側に 淳仁天皇さまが立っていました。
両サイドの御二方は、少し下がった立ち位置でした。

今回の崇徳天皇さまの容姿は、
白髪混じりの頭髪に、ひげボーボー(口ひげ)で、みすぼらしさを装っている感じがしました。
頭には細い冠を被っていました。

淳仁天皇さまは、正装で
緑色、白、赤が混ざったような色合いの衣装で、冠を被っていました。

(注)天皇の冠は、天皇が被る冠で、西洋でみられる黄金色のとは違います。
 


崇徳天皇さま 

我がたいせいㅤうけたもう

誠にお慶び申し上げ
たてまつりまする

我が人生をこめた一片(いっぺん)
去りゆくがごとし

まだ震え終わらぬときではあるが
近い将来ㅤ御胸(みむね)の中の
棘(とげ)も持ち去られよう】


続いて、
淳仁天皇さま

【 我が身に降りかかる
さしたる(さいたる?)災いに踊らされ
かつて無惨にも
殺された次第である


身も心も寸断されたがごとく
焼け落ちたㅤ
この悲惨なる想いを
胸に焼きつつㅤ今生(こんじょう)まで維持(意識?)してきた

まことにもってㅤはばかるべき
無礼なる行為

決して許さぬとおもいに至った


我(われ)ㅤここに祀られるようになり
物静かにㅤ眠りについた

されど我が身ㅤ崇徳の如く
おもいは払拭(ふっしょく)されきれておらず
くすぶりかけた臭い
未だ如し


我を忘れまいと願う次第である

まともに語り合う機会が与えられたこの瞬間

我はいまㅤに満たされておる


ソナタらの行い
誠に有り難し (膝に手をついて)

懸命(賢明?)な努力の維持に
感謝いたす】


やはり、両天皇とも
同じような境遇、心境であると感じました。


と、ここで学生たちの参拝客が来ました。
彼らを温かく、優しい眼差しで見ているご様子で、両天皇と妃共々 祈りに耳を傾けておられました。

俺たちは参拝者の邪魔にならないように一時中断しました。



崇徳天皇さま

【 人が去りゆくまで待とうか
細かく申してすまんな


……………。(暫し沈黙)



あちらにお祀りされている
精大明神さまもお待ちになっておるからな

やはりお主らはここに来て正解だ
ワシらの力を持っていきなさい

やがて来るべき日に備えて
この力が発揮されることであろう

身の毛もよだつ謀(はかりごと)は
もう遅い出来事だ

さしたる怨みもㅤもう持たない

満足のいくことではないが
しっかり事の情(=事情)をはらんで
努めさせてもらおう】


ㅤここで深々と頭を下げ、拝殿をあとにし、蹴鞠(けまり)の神様として知られる《精大明神》さんの居られる《地主社》へと向かいました。

毎年7月7日に蹴鞠(けまり)神事が奉納されるそうです。

この土地は蹴鞠道の家元である飛鳥井家のもので、飛鳥井家が代々崇めていたのが精大明神さんでした。

精大明神さんは、今や球技やスポーツの神様として知られているようです。


柏手を打ちました。

眉毛が薄い?おじさん風の神さまが現れました。

精大明神さんご本人の登場です。

精大明神さんは、白いボールに黒の文字が書かれているのを、大事そうに抱え持って現れました。
左手がボール上、右手をボールの下にして抱えていました。
この日の服装は、首元に白衣が視えて、その上は黒い衣装でした。

こんな感じ↓

精大明神さん

【 フフッㅤ気がついたか…

大事そうに持っているように見えるだろ

そうじゃ
大事そうに抱え持っているんじゃ

うなぎ登りに人気が上昇してきただろう
皆様の意思に応えて申し上げたい

意中におさめたい願いを叶えて差し上げたい

そうワシは願っている


なにも球技に限らぬぞ
事あらばㅤそれと違ったことにも
願いをきくこともあるからな

小さな幸せは実っていくことが
やがて大きな幸せに繋がっていくからな

人の幸せㅤ誠に大事

他人事のようには思えない気持ち
これが支えだ 

気持ちを新たにな
励んでもらおう


(この言霊は俺たちに対して→)
気を楽にしてㅤ旅を楽しもうぞ

(スポーツなど団体でプレーをする方へ→)
てづな(手綱)じゃㅤ分かるか?
手綱でみんなが引く事が大切

1人の力では勝てんからな

すべての力で出し切るんだ

勝負の決め手は
そこにある

これで よろしいかな

あと お好きになされよ】

と、有り難い言霊をいただきました。
どうやら、球技に限らず、スポーツ全般的にご利益の範囲が広がっているようです。

白のボールの正体は、参拝者がここに奉納したボールの一つでしょう。
そして、書かれた黒の文字とは、その参拝者が書いたものなのでしょう。
 

【 違ったことの願いもきく】
とは、以下の神様も地主社に
同時に祀られているからかもしれません。
柊大明神(厄除・延命長寿の神 例祭2月節分)

今宮大神(無病息災の神 例祭10月9日)

白峯天神(学業成就の神 例祭3月25日)

糸元大明神(織物繁栄・和装の神 


今回は代表で精大明神さんが
お話しくださいました。





⛩ 白峯神宮編 次の日記に続きます。


ㅤいつも読んでくださって、ありがとうございます。
日記に書いてあることは、全て事実(ノンフィクション)です。
神様は皆様方に存在を感じていただけること、メッセージやお言葉を、多くの方に知っていただけることを願っております。
神社やお寺は、皆様が足を運んでくださることで、神様(御祭神)のパワーも上がったりもします。 
ぜひ、リブログやシェアをしていただいて、皆様方も御神気に触れてください。