第305話

こんにちは
菊水千鳳です


前回の日記の続きです。

*3月11日まで
上野の東京国立博物館で
開催されていた仁和寺展。
最終日の前日に 展示仏像の
神母天(鬼子母神の キシちゃん)に
呼ばれて、再び仏像に会いに行きました。
そこで受け取ったメッセージをご紹介しています。 


📷撮影OKのコーナーの壁に
描かれていました観音菩薩等です。
 
観音さまから
「撮った写真を出し惜しみしないで
紹介して欲しい」
メッセージがきたのでお届けしています。





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仁和寺展
No.164 重要文化財
五智如来坐像(大阪 金剛寺蔵)
(2月14日~3月11日)


 五智如来のどなたか
 無口でしたが、ひとこと、

【ワタシ達は
あちら(=二十八部衆)と違って
頼られていますからね】と。

なるほど。

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No.152 国宝
阿弥陀如来坐像および両脇侍立像
(仁和寺蔵)
(開催期間全日)


阿弥陀如来

【正直に書けばいいんだ

あそこ(=二十八部衆)ばかりは
へこんでいた

ワタシはいつも満足しているから
書かなくてもいいんだ】

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No.165 重要文化財
大日如来坐像(大阪 金剛寺蔵)
(開催期間全日)


大日如来

(このたびは) けしかけて
すまんかったな】

昼過ぎに、キシちゃんが
俺たちに再び仁和寺展へ来るようにと迎えに来てくれたことに対してのメッセージでした。

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No.166 国宝
十一面観音菩薩立像(大阪 道明寺蔵)
(開催期間全日)


十一面観音

【皆さま お別れの時が来ました
最後の1分まで見てってください

正面からでも 裏側からでも
眺めてってください

この しなやかさが
ワタシの もちぶん

他にはない作りになってます】

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No.167 国宝
千手観音菩薩坐像(大阪 葛井寺蔵)
(2月14日~3月11日)

実際に千本以上の腕をお持ちの
千手観音像。



千手観音

【よくㅤまたいらしてくださいましたね
横入り(よこはいり)しないと
見えませんよ さあさあ】


ㅤ前回は台座までよく見ないで帰ったことを後悔したので、
今回は横入りして、上部だけでなく
下からまじまじと眺めていたら
(像は蓮の花の上に乗っていました)



千手観音

【蓮(はす)の花が散ってしまう前の
花の上に鎮座するのが
仏達の座る場所であります

蓮の花の咲くのをご覧になったこと
ございますか?

厳しい環境から
芽を出すのですぞ


生命力の表れです


すなわち
仏=生命力そのものです

生命力の上に成り立っているのです】

と、千手観音は説明をしてくださいました。


千手観音の背中の方へ移動してみました。

もう絶対に見れないでしょうから。


背中側の、頭の上に乗って
後ろを向いている小さなお顔たちが話しかけてきました。


【ハリネズミって 知ってますか?

ハリネズミは そんなに手はありませんけどね

ただ すばしっこいだけですけどね

花があっても飛び越えてしまうでしょうけどね


こういう普通の話しも
面白いでしょ】 と。


(いきなり、ハリネズミと言われて驚きました(笑)
背中の手がハリネズミのように沢山 生えている風な例えらしい)


少しユーモアな感じに驚いていたら、更に 笑っている小さなお顔の方が話してきました。 
 

【よく見ておけ
もう お別れだぞ

(腕を)1本どうだ?】


いただいても畏れ多く、人様を救うことなどできないと答えると、

【違う 違う
背中がかけるだろう?
(孫の手のことか)


冗談もまたしかり

仏の一部なり

これ正常】


冗談半分は更にエスカレートし(笑)、

仏像が手に持っている物の中で

【この中で嫌いなものあるか

手を出してみそ
乗せてやるぞ】



俺たち 
【え?!】



千手観音の笑い顔

【スマン 
少々おバカ過ぎた

さあさあ
お別れの時がきたぞ】


ㅤ仏様はどちらかと言えば
真面目なイメージがありました。

それはそれで素晴らしいのですが、まさか冗談炸裂するとは(笑)

ユーモアも仏の一部だと言われて
何だかホッとしたのは俺たちだけでしょうか?

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No.170 重要文化財
千手観音菩薩坐像(香川 屋島寺蔵)
(開催期間全日)

前回、横から斧とかすごいのがみえるでしょ?って話していた千手観音像。



千手観音

【屋島に来るか~
来るなら観光で来るといい
そのついでで来るといい

見所がたくさんあるから

自然の中にも仏がいるから】

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No.171 重要文化財
八幡神本地仏坐像(香川 長勝寺蔵)
(開催期間全日)



八幡神(はっちゃん)

【お喜び申し上げます】

こちらは、それぞれ容姿が異なる
3体の八幡神が並んでいました。

はっちゃんは今回の3度の拝観と、この貴重な3体を見てもらえたことが、ことのほか嬉しいようでした。



はっちゃん

【お主らにはワシの姿は
どれか気に入ってもらえたかなぁ、どれもワシの姿だしの~】

などと純粋無垢なはっちゃん。

よく見ていたら、真ん中の1体から ヒュッて、はっちゃんの本体が出てきて
両脇の2体も直ぐに同じく出てきて
一斉に、来てくれたことのお礼を言いました。

はっちゃんの本体は
仏像の倍くらいの大きさでした。

一番右の仏像がやや小さいので
はっちゃんの高さもやや小さめでした。

ここは面白い結果でした。
同じ神様が同時に3体に分かれている様をしっかり見てとれました。

神様は分身の術(笑)が使えるのです。
だから、同じ神社が沢山あっても、同時に存在することができるって証明のようでした。

北海道と沖縄で
同時に同じ神様が現れても不思議ではないのです。


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No.172 重要文化財
千手観音菩薩坐像(徳島 雲辺寺蔵)
(開催期間全日)


お寺でも非公開の秘仏。

千手観音の像内には
「目がよくなりますように」と
墨書があり、眼病治癒を願って作られた仏さまだそうです。

千手観音の左右には同じお寺から
毘沙門天と、不動明王がいらしていました。



千手観音

【これで終わりにしましょうね

(日々の)当たり前のことに
感謝するといいよ

言葉 重み 
大事にしてください】


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ㅤこうして
3度も訪れることができた
仁和寺展を
本日最初に宇多法皇さまが
おっしゃっていた通り

「爽やかに、元気に」
後にすることができました。


胸がいっぱいで
鬼子母神のキシちゃんに誘われたけど
上野で夕飯を食べることなく
帰宅しました。 


今回の仁和寺展を振り返って、
本尊や秘仏や仏画等を
間近にお会いすることができたということは感銘深かったです。


しかし、それよりも更に驚いたことは、二十八部衆の本音が聴けたことでした。


これから先、二十八部衆が各々単独やペアや、少数のグループで
お寺に本尊または脇侍として祀られたり、お寺の敷地内に別院やお堂をもうけるかなどして祀られるのがベストかなあと思います。

霊験あらたかな仏になるかもしれません。

読者の方の中で、もしお寺のご住職や
お坊さんがいらっしゃるなら、
ご検討されても宜しいかと思いました。


以上で仁和寺展日記を締めとします。


合掌
菊水千鳳 


また何か追加がありましたら、
別のタイトルで投稿いたします。

人生何があるかわからないので(笑)、突然神様が現れてメッセージをくれたりしますので、その都度ご紹介させていただきます。


仁和寺展日記      ㅤは
こちらから↑もご参照できます。







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