第304話


おはようございます
菊水千鳳です


前回の日記のつづきです。

3月11日まで上野で開催されていた仁和寺展。
最終日の前日に 展示仏像の
神母天(鬼子母神の キシちゃん)に
呼ばれて 再び仏像に会いに行きました。
そこで受け取ったメッセージをご紹介しています。


ㅤ博物館閉館まで 1時間を切りました。

覚深法親王さまに急かされて、
足早に二十八部衆のおられる場所に入りました。


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No.150
二十八部衆立像(仁和寺蔵)
(会期中全日)


二十八部衆

【(明日で終わりだ)
帰ろう かえろう 帰ろう】

【導いてもらえたから
もう大丈夫だ】

【導く者が来られたおかげで
今回の旅は成功だ】

【一時はどうなるかと
危ぶまれたが…】


(はじめてお邪魔した日は、
体調がいまひとつだったり、
開館時間も5時までの日だったりで
二十八部衆の声を聴かないまま
立ち去った過去があります。
2回目の拝覧時には、しっかりとメッセージを日記にして配信しました)


【仕方ないだろう】

【(今のは)カミナリが 言うたんだ】

【ワシも手の持ちようがあるからな】

 【事 爽やかな気分にさせてもらった】

【名実ともに ワシらは
この座とは限らなくなるだろう】 

【ひとつも地位の低い者達はおらんぞ】




皆さん、おのおのそういって
胸を張っています。


【立派に行事を
成し遂げることができるんだぞ


(ワシらは)みんな同業他社でもある】


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ㅤここで中央に祀られていた
千手観音が話しはじめました。


【語り尽くしておくれや

この者達は
ワタシの手となり 足となるに
相応しい者達だ

かえりみてあげてくだされ


 見よㅤ彼らを


ひとつ ひとつ 
活き活きと輝いて見えないか?

有り余る純真な底力を
今 ワタシの麓(ふもと)から
送り出してくだされ

身も心も 引き締まった
彼らの一部始終を
これからご覧いただけるよう
世に申し伝えてください

彼らはワタシのもとで
充分に分かちあってくれた

これからは一転して
力ある仏たちとして
迎え入れてください


彼らは まだ 
よく知られていない
存在である

今一度 じっくりと
それぞれの個性を観察し
豊かな智性を
照らし出してください


ワタシは 千手観音

言葉を与えた】


さらに続いて
注意⚠を教えてくださいました。

【書く時は 用心深く
注意深く 書くように

事、まだ知られていないがために
多くの不信な思いが はびこるかもしれないから】


なかなか難しいところではありますが、この日記を読んでくださっている皆様や、益々 多くの方にも
ご理解が広まって、いつの日か後世に残るような記述となりますよう、願うばかりです。


…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ㅤ続いて、昼過ぎに ここに来るようにナンパしてくれた
鬼子母神(キシちゃん)


【宇宙(曼荼羅)の
取り計らいの仕事を
成したもうた

(今日ここに)
呼び寄せたのは
ワタシだよ

今ここに居るのが
ワタシの 聖なる導きです


ワタシだけが(世にそれなりに)
広まってもねぇ

隣の(像)…  ねぇ~
金大王は どうしたもんかねぇ


いろいろあって
こうなってしまった
わけですよ

ワタシもそんなに
名を馳せた仏でもないけどな

ここ(二十八部衆の中)で誰ひとり
目を向けて もらえておらぬ
小さくなった者もおるからな】

だそうです。


ㅤ中には 影に潜まってしまったようで、 見向きもなされない部衆もいらっしゃるよってことでしょう。



二十八部衆 それぞれ一同

【 言葉は充分足りたぞ】

【お別れだ】

【オーー オーー オーー!!】

【再起復活だ!】

【感謝! 感謝!】

【気合いだ!気合いだ!】

【あとでいいものやるからな】


とまあ、時間も差し迫ってきたので、賑やかな活気を浴びながら
ここをあとにしました。

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*次回の日記につづく*


仁和寺展日記
     
はこちらからもご参照できます。


📷撮影OKのコーナーの壁に
描かれていました観音菩薩です。
 
観音さまのご希望により
撮影したもの、全て載せてくださいとのことなので、アップしています。