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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、
『人の本質を知るには、困難にぶつかったときの態度を見れば、その人の本質を知る手がかりを得ることができる』
ということを書きました。
人が困難にぶつかったときに取る態度は、その人の人生に対する態度を現しています。
人の人生に対する態度を知る手掛かりとしては、困難にぶつかったときの態度の他にもう一つあります。
それは、人が新しい状況に遭遇したときに取る態度です。
たとえば、幼稚園に入園したとき。
小学校や中学校、高校、大学に入学したとき。
あるいは、就職したときなどなど。
あなたは、新しい状況に遭遇したとき、どのような態度を取るでしょうか?
好奇心に駆り立てられ、積極的に新しい状況に関わっていこうと行動する人もいれば、関わることを避け消極的になる人もいます。
あるいは、卑屈になる人もいれば、他人を見下そうとする人もいます。
まさにこの態度が、その人の人生に対する態度を端的に現しています。
私たちの人生は、何が起こるかわからない偶有性の世界です。
それゆえ、自らの人生を切り開いていくということは、自分が新しい状況に置かれたときに、その状況にいかに対処していくかということに似ています。
新しい状況に置かれたとき、戸惑い尻込みし立ち止まってしまうならば、それは、その人が新しい状況に飛び込んでいく準備が出来ていないことを意味しています。
そして、それは、人生を自ら切り開いていく準備も出来ていないことを意味しているのです。
残念ながら、現代の社会では、多くの人たちが、自らの人生を歩むどころか、そのスタートラインにさえも立っていない、つまり人生を切り開いていく準備が出来ていないと言えるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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