心理学を勉強すれば、コミュニケーションに活かすことができます。
アイデアとバリエーションで、自分の世界を広げることができます。
人間関係は、コミュニケーションが基礎にあります。
※コミュニケーションについての解説は、次回以降にします。
コミュニケーションを阻害する行為(無意識的行為)の1つに「自分の思い込みを確認する」というものがあります。
人間は、未来を予測しながら生きています。
しかし、この予測は、当たっているわけではありません。
例えば、子どもが勉強をしない←親は心配になる。だから、勉強しろ!と怒る。どうしてか?それは、(子どもの)未来を予測しているからです。
例えば、映画などで、懐に手をやると、拳銃を持っていて、撃つのでは?と相手に未来を予測(この場合は誤解)されるので、危険である。
だから、手を挙げて、私は、何も持っていません。あなたに危害を加えるつもりもありませんということを相手に意思を伝えるのです。
上の例は、言葉ではなく、態度でしたが、人間は未来を予測する能力を持っているので、意識して、対応しないと誤解を招き、厄介なことがあるのです。
※普段の生活で、過剰に気にすることはないとは思います。
つまり、うっかりすると、人は、相手の言葉ではなく、自分の思い込みを確認してしまうのです。
特に、思い込みが強い人は、コミュニケーションのトラブルも多いようです。
そして、人間には偏見があるので、相手に偏見を持たれているとコミュニケーションのトラブルが、さらに増えます。
例えば、会社での場面を想定してください。
同じ職場にAさんとBさんがいたとします。
Bさんは、Aさんについて、”何でも用事を頼んで、自分で何もしない人”というレッテル(偏見)を貼っているとしましょう。
AさんとBさんとの会話です。
Aさん「(Bさん)今から出かけるの?」
Bさん「時間がないから、どこにも寄れないから!」(少し怒り気味に)
??????
Aさんは、Bさんに、今から出かけるのか?と聞いているだけです。
日常で、このようなことは結構あります。
場合によっては、Bさんは、「そんなことを聞いていない!」と怒るかもしれません。
Bさんは、Aさんのことが嫌いなのかもしれませんが(笑
特に、商売をしてる場合などは、お客様の言葉ではなく、自分の思い込みを確認する癖は、不適切な癖です。
お客様に不愉快な思いをさせますので、不適切な癖がついているなら、意識して、相手の言葉を聴くことに注意を向けることが必要でしょう。