姿勢が良いと体には良いことづくめ!
姿勢が変わると人生も好転する!
■人間は丸まろうとする生き物。クセが定着すると姿勢が悪くなる
理学療法では、体重を支えるため床に面している部分を支持基底面といいます。
最も楽で安定する座った姿勢は、重心が支持基底面の中心に近づくときです。
ここで、バランスをとらずに最小限の力で楽をしようとすると、重心は支持基底面の中心に向かうことになります。
無意識のうちに撮影された自分の写真や動画を見たとき、あるいはショーウインドウに映る自分の姿を見たときなど、愕然とした経験はないでしょうか。
だぶついて丸くなった背中、たるんだお腹まわり、表情にも元気がない……。
これらは、老化や中年太りのせいでしょうか?
問題の根っこは、長年の習慣で身についてしまった悪い姿勢 にあるかもしれません。
姿勢が崩れるというのは、老化というより、幼少期からのライフスタイルが影響しています。
例えば、机の蛍光灯の位置だったり、髪の毛をかき上げるクセだったり、一定方向への作業なりしぐさが多くなれば、身体にゆがみが生じ、そのように姿勢は固まっていくものなのです。
姿勢が悪くなる理由はほかにもあり、姿勢は座った状態でより悪化する といいます。
理学療法では、体重を支えるため床に面している部分を支持基底面といいます。
最も楽で安定する座った姿勢は、重心が支持基底面の中心に近づくときです。
背筋を伸ばした正しい座り方をしようとすると、重心は支持基底面の外側寄りにきますから、後ろに倒れないように姿勢を安定させるには、腹筋を使わなければなりません。
ここで、バランスをとらずに最小限の力で楽をしようとすると、重心は支持基底面の中心に向かうことになります。
つまり、背中を丸めて前屈みになれば楽だからと、自然に猫背になっていきます。
立ち姿でも同様です。
立ち姿でも同様です。
正しい姿勢では重心が支持基底面の外側寄りにあります。
この姿勢を保つには、背筋やももの後ろの筋肉をつけて頑張らなくてはいけません。
頑張れない人、筋力がない人は、重心が前へ傾き背中が丸まってしまいます。
普段、あまり姿勢を気にしていないとしたら、
ご自分の姿勢をもう一度客観的にご覧になってみてはいかがでしょうか。
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