
- 前ページ
- 次ページ
いよいよ本日、
Khronos Mentoring Program 2nd
第3回を開催します。
今回のテーマは、
未来を語り始める身体。
第1回では、
世界の再記述というテーマで、
僕たちが普段「現実」だと思っているものの観え方そのものが、
T理論の視点から大きく組み替わっていく時間でした。
第2回では、
個を越える創造性というテーマで、
創造性は自分という個体の内側に閉じ込められた才能ではなく、
他者との関係性や、場との接続の中に生まれるものだということを、
理論と体験の両方から観ていきました。
そして今回。
第3回では、
その視点をさらに身体へ降ろしていきます。
たとえば、
“創造性”というと、
多くの場合、
頭の中で新しいアイデアを考えることだと思われがちです。
けれど、
実際には少し違います。
頭の中で無理やり作り出すものではありません。
世界の観え方が変わったとき、
それまでスコトーマに隠れていたものが、
自然と観えるようになる。
そのときに立ち上がってくるものが、
発想であり、
創造性なのだと思います。
ここでも、
いつもの話につながります。
スコトーマがある人には、スコトーマが観えない。
この現象が、
僕たちの移動を大きく阻んできます。
他者と繋がり、
これまでとは全く違う“新しい眼差し”を獲得し、
それを更新し続けていく。
そのプロセスの中でしか、
本当の意味での発想や創造性は立ち上がってこない。
そういう、
ある意味では残酷な現実が観えてきます。
それは──
とても密教的なもので、
表の顕教の世界からは理解することは難しいのかもしれません。
裏の密教からみれば、
表の顕教は整合的にみえる。
けど、表から裏は決してみることができないものであるように。
T理論もそうでした。
情報空間には階層性があり、
その抽象度の階層性において──
(抽象度の階層性は包摂半順序束で解説される水戸納豆のような構造)
上から下は“整合的(オーダー)”に観え、
下から上は“ランダム”に観える。
(ゆえに観えない、存在しないのと同じ)
これは、
新しい眼差しを獲得しない限りは、
目の前にあっても観えず、
観えないために存在しない、
ということに繋がってくることです。
この視点からも、
一緒に観ることで観えるようになる、
ということか繋がってきます。
そして、
そういう移動をし続けていくには、
現在のコンフォートゾーンの形のままでは難しい。
だからこそ、
新しい苫米地理論でもポイントになってくる、
「利他性」ということが今回もキーワードの一つになります。
ここで言う利他とは、
自分を犠牲にして誰かに尽くす、
という話ではありません。
自分という閉じた評価領域を越えて、
他者や場を含んだ、
より大きな未来の構造を安定した快適な範囲にしていくこと。
言い換えれば、
TCZをデザインしていくことです。
利他性はここで形式的に定義できる:利他性とは、Selfが遠く多様な主体にまたがる共有TCZを安定化させる軌道を選択する、より⾼い抽象度への制御バイアスである。この定式化では、利他的⾏動は⾮合理ではない——
より広い評価領域のもとでの最適解であり、⾼αのSelfダイナミクスから創発する。利他性は⾮合理ではなく、拡張された評価領域における最適解である。
(苫米地英人『潜在ポテンシャル統⼀理論:認知ホメオスタシスと認知戦』p12)
今回の講座では、
情報空間の移動を、
身体でどのように感知するのか。
未来側の構造に接続したとき、
身体には何が起きるのか。
そして、
自分の身体が未来を語り始めるとは、
どういうことなのか。
c.f.未来を語りはじめる身体
“未来を語り始める身体”とは、
前回の記事の文脈で言えば──
芸術であり、
高い抽象度の世界への移動です。
より高いレベルのLUBが新しく構築されていく。
それは、
個別にバラバラだったものが、
より高いレベルの抽象度で結び直されるということです。
そのあたりを、
理論とワークを通して一緒に観ていきます。
道を知ることと、
その道を歩くことは違います。
第1回、第2回で観えてきたものを、
今回はさらに身体で歩いていく時間になると思います。
参加される皆さまは、
変化をそのまま受け取りに来てください。
いつものように、
無理に理解しようとしなくて大丈夫です。
むしろ、
頭で理解しようとするよりも、
身体がどう反応しているかを観ていてください。
どの言葉で呼吸が変わるのか。
どの未来に触れたとき、
身体が緩むのか。
どの情報に、
表情や重心が反応するのか。
そこに、
今回の大切な手がかりがあります。
気づいたときには、
あなたの身体が未来を語り始めているはずです。
本日も、
皆さんと一緒にどこまで移動できるのか。
とても楽しみにしています。
▽Khronos Mentoring Program 2ndの詳細はこちら
ではでは、今回はこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう!
Khronos / The salone|Hiro
追伸:
感想・ご質問、大歓迎です!
たった一言でも構いません。もし何か感じたことがあれば、ぜひシェアしてください。言葉にすることで、見えなかったものが形になり、次の扉が開いていくのです。
あなたの一言が、次の扉を開く鍵になります。
どんな小さな気づきでも、それが新しい変容の始まりになります。そして、“場”をさらに深める力になります。










