@nagoya313 「왕십리역」の場合、朝鮮語でWangsipri-yeokがWangsimni-yeokになるわけです。「往十里驛」は日本語音で「ワウシフリ・エキ」ですね。
posted at 19:20:06
 
@nagoya313 漢字語の本場・中國ではどう讀まれるでせう。
「往十里驛」は北京語で「往十里站」Wăng-shí-lĭ-zhànでせうが、廣東語でWong-sap-lei-jaamになるやうです。つまりp(終聲)+流音(初聲)がm+nになる鼻音化は朝鮮語獨特の現象といふことです。
posted at 19:27:49
 
@nagoya313 因みに「왕십리」がWangsimniになるのは南朝鮮(南韓)での話で、北朝鮮(北韓)では鼻音化するのがp→mだけで、rは流音のままで、全體でWangsimriになるさうです。「朝鮮語」と「韓國語」の違ひですかね
posted at 19:47:27
 
では日本人は「ひらがな」「カタカナ」を「書いたとおり」に読んでるかというと、そう思ってるのは日本人だけで、「面倒」な異音や音変化が結構ありますね。
RT @hanguler 「ハングルを、書いたとおりに読まねえじゃねーか」シリーズ、結構あるんだけど
posted at 20:25:20
 
@kyojitsurekishi #エンジェルハート の番宣で上川隆也が「10時30分」を「じゅうじさんじっぷん」と言ってるようだ。
歴史的かなづかいで「じふじさんじふふ(゜)ん」。
「分」の前で「じふ」の「ふ」が促音になった。
だから「さんじっぷん」が本来の言い方である。
posted at 11:36:39
 
@kyojitsurekishi 「十分」の日本語読みには「じふぶん」>「じゅうぶん」と「じふふん」>「じっぷん」の2種がある。これだと「ふん」が「ぷん」になったように見えるが、実は逆で、むしろ漢字音が入った時は「十」の音読みは「ジプ」、「分」の音読みは「プン」だった可能性がある
posted at 11:38:45
 
@kyojitsurekishi 日本語では濁音の前では促音が生じ難い。「じふふん(十分)」は「じっぷん」になるが、「じふぶん(>じゅうぶん)」は「じっぶん」になっていない。從って「十時(じふじ>じゅうじ)」も「じっじ」にならない。一方、「十指(じふし)」は「じっし」になる。
posted at 11:43:52
 
十回(じふくわい>じっくわい)
十回の読み仮名 : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)  #発言小町 @kuragetさんから
posted at 12:29:31
「10時30分」は廣東語で「十點三十分」sap-dim-saam-sap-fanになるか。
posted at 18:22:48
 
 陈慧英・马文谊編著「广东话入门」(北京语言文化大学出版社、2000年)、171頁より
一jɐt5
二ji22
三sam53
四sei33
五ŋ̩23
六lok2
七tsɐt5
八pat3
九kɐu35
十sɐp2
 
「一」yīを意味するyāoは漢字で書くと「幺」らしい。ややこしいことに中国大陸で「郷(鄕)」が「乡」xiāngに、「麼(麽)」mó,ma,meが「什么」「怎么」「要么」などで「么」meになっている。「幺麽」yāomóは「幺么」とは書かれない。
 
@kyojitsurekishi 日本語の漢数詞+分の場合、いちふん>いっぷん、ろくふん>ろっぷん、はちふん>はっぷん、じふふん>じっぷんのように「ち・つ・き・く・ふ」+「ふん」は「っぷん」になる。例外は「七分」で、「しっぷん」になるはずが、「七」が和語の「なな」に置き換えられた。
posted at 22:31:55
 
@kyojitsurekishi 「十分」は「じふ+ふん」だから初めの「ふ」が促音になり、2つ目の「ふ」が「ぷ」に戻って「じっぷん」となる。理論上、「じゅっぷん」がおかしいのは、「十分」の読みが「じゅつ+ふん」や「じゅく+ふん」「じゅふ+ふん」などではなかったからである。
posted at 22:36:36
 
「九分(きうふん)」は「きゅうふん」になっているが、「きゅっぷん」ではない。だから「十分」は「じふふん」>「じっぷん」、「じふぶん」>「じゅうぶん」になる。もっとも「早急(さうきふ>さっきゅう)」「早速(さうそく>さっそく)」のような例外もある。
 
 理論上、「十分(じっぷん)」を「じゅっぷん」と読むのは、「九分(きゅうふん)」を「きゅっぷん」と読むようなもので、確かに「奇妙」ではある。
 
本来「雑」の音読みは「ざふ」であり、これが「雑菌(ざっきん)」の「ざっ」と「雑巾(ぞうきん)」の「ぞう」に分化したようだが、「雑巾」を「ぞうっきん」と言う人がいたらおかしいだろう。
 
シナ語の場合、「什」は本来、「十」shíと同音で、「乔治・布什」「什锦」等に使われる。「什么」では「什」の語末のpが「么」の声母mに同化してshémmeになっているが、今の普通話の建前で鼻韻母は母音+nと母音+ngだけなのでshénmeと綴られる。
 
朝鮮語で「10時30分」は「열시 삼십분」yeol-shi sam-ship-punだろうな。
 
@kyojitsurekishi 日本語の漢数詞の「十」は「じふ」だったのが2種類に分化し、「じう」を経て「じゅう」になった場合と、「ふ」の促音化で「じっ」という発音になった場合がある。「じゅっぷん」のような言い方は、和語で喩えると「言った」を「ゆった」と發音するのと似ている。
posted at 03:34:57
 
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