※記事内の写真は2022年5月に撮影したものです。
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岩内ターミナルから約50分間バスに乗り盃温泉湯元バス停で下車。そこから2つ目の弁財澗バス停まで国道(229号線)を北に歩いてきました。バス停2つといっても約3㎞。バス停の間隔が長い!
①↓弁財澗バス停はジグザグに伸びた海岸線の狭い突端部分にあります(写真右奥)。突端部分は駐車場しかなく人家はおろか、建物すらありません。何のために置かれたのだろうか。駐車場の車はすべて釣り人のもののようです。
②↓上写真奥(北西)を望む。ここから先も国道はギザギザの海岸線の入り江を跨ぎ、突端を結ぶように伸びています。奥のカーブ手前に次のバス停がありますが、あちらは駐車場すらありません(笑)。
③↓入り江を跨ぐ橋から陸を見ると、塞がれた旧道のトンネルが見えます。旧道がトンネルだったのに対して、現道が山を避けるルートというパターンも珍しいような。
④↓旧道は山肌に沿って伸びていました。岬の突端で現道と合流(というか現道に飲み込まれ)します。
⑤↓その岬の突端に尾根内バス停があります。先ほどの弁財澗バス停とは300mほどしか離れていませんが、前述のようにこちらも周囲にはなにもありません。
↑右奥に結構な上り勾配で分かれていく旧道が見えます。
⑥⑦↓海を見下ろせる素晴らしいロケーションのバス停ですが、何のために置かれたのかやはり気になる・・・。
⑧↓上写真左奥(東)を望む。左が打ち捨てられた旧道。奥に先ほどのトンネル跡が見えます。右の現道はほぼ平坦で岬の突端をかすめています。
⑨↓上写真背後(北西)。右の旧道は急勾配&急カーブで山肌に沿って伸びています。左の現道との線形の差は一目瞭然。
⑩↓続いての入り江はこちら(笑)。現道は写真左を橋で越えています。写真中央やや右に塞がれた旧道のトンネル跡が見えます。そこから左にうっすら線状に伸びるのは旧旧道です。
⑪↓上写真背後(南東)を望む。眼下の海には洗濯板のような荒々しい岩が顔を出しています。
⑫↓先に進むと近づいてくる山肌に旧旧道のラインが見えます。写真真ん中に伸びる緑のラインがそれで、左には草に埋もれて低い柵が顔を出しています。
⑬↓不自然に切り立った岩肌は人為的に削られたものだとわかります。この岬をトンネルで抜ける旧道ができるまで、こんな険しい道を路線バスが通っていたというのですから驚きです。
⑭↓ここからはジグザグ地形がやわらぐので若干、海を離れます。離れるっていうかここまで海の上走ってましたからねぇ(笑)。
⑮↓上写真右の駐車場脇には旧道のトンネル跡があります。駐車場は旧道と県道の合流部分の余白を活用しています。ここで旧道と合流し、ここから先(北)はこれまでの旧道が現道となります。
⑯↓少し進むと歩道がなくなってしまいました。建設時期の違いを感じられます。奥に見える小屋が次のバス停の待合所です。
⑰↓トラセバス停。バスに追いつかれそうなのでここでバスを待ちます。神恵内村の中心地まであと1㎞ちょっとだったんだけどなあ。
バス停脇には(たしか)建設関係っぽい会社があるのみ。
⑱↓反対の乗り場は斜面の草に飲み込まれそうな雰囲気でした。背後の山の少し上に建物が見えましたが、明らかに廃屋のようでした。
⑲↓今度のバスは随分と快適そうな車両だなあと思ったら、教習車でした(笑)。新しい運転士さん入ってよかったですねぇ。
⑳↓直後に来た神威岬行きに乗車。1日3本ある川白行きのうち2本が春~秋期間のみ神威岬まで延長運行されます。これは反対の小樽側も同様で、冬期間は神威岬に行くバスはないのでご注意を。
つづく
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