乗車した特急「いしづち」は2両編成。途中の宇多津で、岡山から瀬戸大橋を渡ってきた「しおかぜ」と連結して7両編成になります。
四国の2大都市の高松と松山を結ぶので、そこそこ混んでいるのかと思いきや、2両編成でも車内はガラガラでした。
宇多津では「しおかぜ」の後ろに繋げるので駅手前で少々信号待ち。結構スムーズな連結作業でした。おかげで宇多津の街がよく見えたのですが、思いの外都会的でゴールドタワーというクッソ高いタワーがあってびっくり。ゴールドタワー以外にもビルやマンションがそこそこな数建っていていました。
振り子機能を活用して軽快に進んで行きますが、途中駅では目立った乗り降りはなし。大きな動きは今治で十数人乗ってきたことくらいでした。
高松から2時間半で松山に到着です。
松山駅は駅舎に面した片面ホームと、その隣に島式ホームがあるだけでホームに面した線路は3本だけと、なかなかしょぼい駅構内。ただ、ホームは長いので・・・
駅舎側のホームでは「しおかぜ」と、宇和島行きの特急宇和海が縦列で停車。
奥の方には車両基地が広がっています。お、営業開始前(訪問当時)の新型特急車も停まっています。
普通列車が入線。駅はしょぼいですが、電化されていてなかなか近代的な電車が使われています。
改札を出て・・・
駅舎もしょぼいwまあ、御多分に漏れず街外れにありますから・・・
松山の中心地に向かう伊予鉄道の路面電車乗り場は駅前の通りにあります。
でも路面電車には乗らずに駅正面の通りを少し歩きましょう!奥の路面電車が停まっている所が大手町駅。
松山の大手町駅といえばダイヤモンドクロス!珍しくなった電車同士の交差点です。
奥が鉄道線の大手町駅。路面電車の電停は手前の道路上です。乗り換え便利すぎるw
東京の大手町とは違って人通りは大して多くありませんでした。また、道路はかなり広いですが車の交通量も少なめ。そのため、電車が通るとダイヤモンドクロス通過時のダダダダンという独特なジョイント音がよく聴こえます。
さらに先に進むと松山城のお堀に突き当たるので右折。お堀に沿ってすぐに左に曲がり、丁字路を右に曲がると松山市駅に辿り着きます。
屋上には観覧車もある大変立派な伊予鉄道松山市駅の駅ビル。ビル内には高島屋が入ります。
駅前の通り。向こうから歩いてきました。奥に行くとお堀に突き当たります。
駅周辺はかなりにぎやかでした。
裏側はなんだか無機質な感じ。駅ビルの下から出てくる線路は伊予鉄横河原線の線路。
路面電車の電停に行くと坊っちゃん列車が停まっていました!ほのぼの撮影タイム中。
もうすぐ発車するみたいなので駅前の交差点に先回り。
車と一緒に信号待ちする坊っちゃん列車。大きさがミニバンと大して変わらないではないかw
坊っちゃん列車の後続の電車に乗車。まだ明るいので道後温泉に行ってみます。
松山一の繁華街、大街道を通って道後温泉に到着。
右に見えるハイカラなアーケードが道後温泉本館に伸びる道後商店街です。
入口脇にはからくり時計と足湯。
まさに荘厳な雰囲気漂う道後温泉本館。やはり人で賑わっていました。写真を撮ってすぐに退散w
商店街入口に戻ると、暗くなってきたので明かりが灯されて、さらにいい雰囲気。千と千尋の世界だな。
駅前には坊っちゃん列車を展示するための線路があって、先ほどの坊っちゃん列車が停めてありました。
駅の先には留置線があって2両の電車が静かにお休み中でした。
観光客に注目される坊っちゃん列車とは対照的のひっそりとしたお休み。
予約したホテルに向かうために上一万で環状線内回りに乗り換え。JR松山駅、松山市駅、大街道と賑やかなエリアを通る南半分を表側と呼ぶなら、これから通る北半分はまさに裏側。すぐに道路を外れ、単線になって住宅密集地の中を走ります。
清水町で下車。歩いて少し南下すると平和通りという路面電車と並行している大きめな通りに出ます。それでも路面電車は住宅街の中をマイペースに走っていてとても素敵w
今夜の宿は平和通り沿いにあるホテル泰平です。屋上に奥道後温泉から引いたという露天温泉があったので入ってみましたが12月の夜なので屋上は極寒w湯から上がったら逃げるように脱衣所に向かったのでしたwただ洗い場は屋内にあったのでそんなに不便ではないです。
おやすみなさい~
つづく
<この日の乗り潰し記録> メモ代わりなので気にせんといてくださいw
JR予讃線 高松~松山
伊予鉄道花園線 松山市駅~南堀端(全線完乗)
伊予鉄道城南線 道後温泉~南堀端
伊予鉄道城北線 清水町~平和通一丁目