グランドループについて | 音の香りに誘われて

音の香りに誘われて

自分にない音を探していくのはすごく楽しい♪ 演奏や作曲だけじゃなくて、機材の探求も大切! いろいろな方のHPやブログをみてエフェクターの改造や自作をしているので、僕も同じように新しく改造する人のためになるレポートを書けたらと思っています。

みなさんこんばんは(´∀`)
 
GWが今日で終わり・・・
明日から仕事かと思うと憂鬱ですね(´Д`)
 
 
さて、とある方からグランド関係で少し相談を受けたので、グランドループについて記事を書いてみたいと思います。
 
私自身あまりグランドループで悩まされたことはないのですが、対策は一応してあるのでその考え方について説明してみようと思います。
間違ってたらごめんなさい(´・ω・`)
 
まずグランドループとは、
そのまんまの意味でグランドでループができてしまっている状態の事です。
これの何がまずいかと言うと、輪っかができることでアンテナの役割をし、ハムノイズを拾ってしまうことにあります。
輪っかは大きいほど悪く、なくすことができないのであれば出来るだけ小さくする必要があります。
 
 

 
例えば、A, B, C と3つの機器を直列でつないでいる場合、
グランド付きの3極式コンセントを使って電源を引いていたら、
信号線のグランドで3つの機器が繋がり、
電源のグランドが電源タップを介して繋がります。
こうすると図のようにグランドの輪っかができてしまう訳です。
(きったない図で恥ずかしい!笑)
 

 

 
 
これを回避しようとする場合、電源のグランドと信号線のグランドを切りはなすことが考えらます。
ただし、こうする場合には1つの機器は信号線のグランドと電源のグランドが繋がっていないと機器のグランドが浮いてしまいます。
 
 
 
図を簡素化するとこのようになり、輪っかができないのでグランドループは成立しません。
 
 
 
で、私のエフェクターボードはこんな風になっています。
パワーサプライのグランドとエフェクターのグランドが繋がっているのは一つだけで、
他のエフェクターは9Vのラインしか繋げていません。
まぁ特にこんなことをしなくてもハムノイズに悩まされたことはありませんが、
一応対策としてこんなことをしてたりしています。
 
何か皆さんのご参考になれば幸いなことです(´∀`)