みなさん、こんにちは。毎月院内向けに発行している「花川病院DIニュース1月号」をブログでご紹介します。今月は点眼薬の正しい使い方についてお話をしたいと思います
まずは点眼薬の正しい使用手順についてご説明します
①手を石鹸で良く洗います。手が汚れていると角膜や結膜の炎症の原因となります。
②下まぶたを軽く下にひき、1滴を確実に点眼します
※このとき、容器の先がまぶたやまつ毛、目に触れないように注意しましょう
③点眼後はまばたきをせず、まぶたを閉じ、あふれた液を清潔なガーゼやティッシュで軽くふき取ってください。
④そのまましばらく(1~5分)まぶたを閉じるか、涙嚢部(るいのうぶ:目頭のやや鼻より)を指先で軽く押さえます。
※点眼時に液が上手く目に入らない方は片方の手でげんこつを作り、その
げんこつを台にして点眼をすると容易に点眼が可能となります
そして、複数の点眼薬を使用する場合、少なくとも5分程度の間隔をあけるようにしましょう点眼間隔が短いと先に点眼した薬液が、後に点眼した薬液によって洗い流されてしまい十分な効果が得られないことがあります複数の点眼薬を使用する場合には、点眼順序の指示があればその指示に従って下さい。詳しくは医師・薬剤師に相談しましょう
DIニュース本誌では、この他にも点眼薬の保管方法やQ&Aについても詳しくお伝えしています。花川病院1Fロビーに掲示していますので、ぜひお手にとってご覧くださいね。(薬局 長谷川)