久々志彌神社


伊勢国河曲郡
三重県鈴鹿市下箕田1-5-56
(県道6号線沿いにP有)

■延喜式神名帳
久久志弥神社の比定社

■旧社格
村社

■祭神
菊理媛神
伊邪那岐神 事解之男神 大己貴命 稚産霊神 豊宇賀能売命 保食神 国之水分神 品陀と和気命 天児屋根命 天照皇大御神 少名毘古那神 大山咋神 木花佐久夜毘売神 猿田彦神 大山津見神 須佐之男命 石凝姥命


鈴鹿漁港近く、海からは200mほどの住宅密集地内に鎮座する社。
◎創建は社伝によると、第34代舒明天皇元年(629年)のこととされていますが、根拠等は示されていません。古くは「福住大明神」と呼ばれていたとありますが、こちらもいつの時代のことか不明。ご祭神の菊理媛神が祀られる由緒も不明。式内比定社であるにもかかわらずほとんどが不明のなか、正確に採択できそうなものは当地が神宮の「箕田(みた)御厨」であったこと。
◎ご祭神は「御厨」とは似つかわしくないもの。ご祭神といい社名といい、何らかの忘れられた由緒があるように思います。なおご祭神については木ノ霊としているものも。ククノチ神との語呂合わせのようにも思いますが。


一の鳥居は海側。

駐車場は反対側に。