どのスピーカーを買うか・・・決定!
再びテレオン110へ。今度は普段聴いているCDを持参して。
持ってきたCDは長谷川陽子さんの「ノルウェーの森(xrcd盤)」とRARRY FULLERの「EASY WALKER(xrcd盤)」。
先日来た時に対応してくれた店員さん(倉田さん)に挨拶し、持ってきたCDを先日聴いたシステムで鳴らしてもらう。
まずはJBLのS143から。
「ノルウェーの森」を鳴らしてもらうと、チェロの中音から低音にかけての移り変わりも非常に丁寧に表現されていて、ピアノの高音も若干鳴り過ぎの感があるものの、綺麗に鳴っていた。
「EASY WALKER」もベースの低音がズシンと体に響く。
ハイハットやシンバルの響きもきれい。
ちょっと高いけど、こっちにしちゃおうかなぁと考えておりました・・・。
で、次にTAOCのFC3000で聴いてみる事に。
まずは「ノルウェーの森」。ドーン、シャンシャン・・・パーカッションの音が非常にクリア。
ピアノの音が聴こえてくると、ピアノの音の精密さに思わず吃驚してしまった。
そしてチェロが元気よく鳴り出すと、複雑なチェロの音がまるで目の前で弾かれているようにくっきりと聴こえてくる。
S143に比べると、当然低音が弱いものの、そんな事をはるかに凌駕する音の精密さと繊細さに圧巻。
「EASY WALKER」もピアノ、ベース、ドラムのどれもがゴチャゴチャにならずに「音楽」として成り立っている。
楽器単音が綺麗なのは当然なのだけれど、音がバラバラになるわけじゃなくて、非常にまとまっているのが素晴らしい。
もう、心の中はFC3000一色です。
で、悦に浸ったところでFC3000を買う事を決心。
倉田さん、何度も何度もおつきあい頂きありがとうございます。
さて、問題は購入時期。
さすがに現時点ではお金がありません。
そこで、確定申告を終えた3月に購入する予定である事を倉田さんに伝え、帰宅。
うーん、お金貯めるぞ!
いざ、テレオンへ
仕事の帰りに秋葉原のテレオン110に行く。
とにかく衝動的に寄っただけだったので、普段聴いているCD等を持っているわけでもなく、とにかく現物のFC3000とS143を見たい・聴きたいと言うだけでテレオンに突進。
4階フロアに行くと、両機種ともにおいてあるではありませんか。
早速、店員さんに視聴をお願いする。
が、CDを持ってきていなかったため、とにかくJAZZとCLASSICの曲をかけてもらう事に。
まずはTAOCの「FC3000」を視聴。
非常に繊細でそれでいて音が細くなくしっかりと鳴っている感じがする。
セッティングがいまいちだったので、セッティング次第ではさらに高い次元の音を望めそう。
JAZZもCLASSICも女性ボーカルもジャンルを問わずにしっかりと鳴っていた。
想像以上の音に感動。
次に、JBLの「S143」を視聴。
JAZZのベース音がなった瞬間、その音圧に圧巻。
非常にパワフルでそれでいて荒々しくない音にうっとりとしてしまう。
JBL伝統のゴテゴテした音づくりから少し離れた位置にあるように感じる。
これならJAZZ専用スピーカーではなく、あらゆるジャンルを丁寧に鳴らせるように感じ、迷ってしまった。
他に、B&WのNautilus803やAVALONのSymbol等も聴いてみたものの、予算オーバーです。
とにかく、その日はそれで帰宅。次回はちゃんと普段聴いているCDを持ってくる事にする。
高級ケーブルを貰ってしまった結果・・・
知り合いのオーディオマニアからPADの凄まじいRCAケーブルをもらった。
PADのプロテウス。
ハッキリ言って、こんな凄まじいケーブル、私の家のオーディオには分不相応です。
・・・でも、ものは試しにmarantzのDR-17とTechnicsのSU-C1010をこのケーブルで繋げてみると・・・、馬鹿みたいに音が変わるではありませんか!
もう、音の密度が上がるとかそんなこと以上に、音が、音楽が非常に豊かになって「家のオーディオ、こんなにいい音がするんだ」と感動してしまいました。
・・・・が、なんと言うか、DIATONEのDS-800ZXが音の情報量を処理し切れずに飽和してしまっている感じがします。
音は出たがっているのに、出切っていないのが聴いているだけで分かってしまいます。
やはり、オーディオ機器の中で一番敏感で分かりやすいスピーカーがこう言った問題(?)を浮き出してしまう様です。
ある意味、後悔です。
そんなわけで、自分を奮い立たせて(?)スピーカーの買い換えを決断。
早速カタログやらなんやらでめぼしい機種を選定。
とりあえずTAOCの「FC3000」か、JBLの「S143」に焦点を当て、後日視聴する事に決めた。
とりあえず、良かったのやら悪かったのやら。