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今度は浦和の絶品うなぎを食う (むさし乃)

先週は張り切って遠出して宇都宮で餃子を食ってきましたが、張り切りすぎてしまったので今週はどうしようかな・・・と。

 

先週に引き続き栃木の新鹿沼に行き、コチラもまた思い出せないくらい行けていないオーディオ喫茶「SOUND+CAFEなかじ」に行こうかとも思ったのですが、3連休の初日は天気が悪くて寒いし、場合によっちゃ雪が降る可能性もある・・・と言うことで、潔く近場で食べたいアイツを食いに行こう・・・・と、向かったのは浦和。

 

そう、3連休初日の金曜日、うなぎを食べに浦和に向かったのでありました。

 

 

 

で、鰻の蒲焼き発祥の地と言われている浦和には老舗の鰻屋さんがたくさんあります。

最も歴史のある「山崎屋」や、明治から営業をしているコチラも老舗の「満寿家」、昭和12年創業の「中村家」など、どこも美味しいのですが、今回目指すは「むさし乃」さんです。

 

最後に「むさし乃」に行ったのはいつだったかなぁ・・・

裁判員をやったときに行ったのが最後だったはずだから・・・2020年7月かな?

 

3年半ぶりにようやく行ける・・・

 

本当はあの後も何度か「むさし乃」にトライしたのですが、売り切れで食べることが出来ませんでした。

「むさし乃」はそういうお店なんですよ。

 

お店は11時オープンなので早めに家を出られれば・・・と思いつつ、なんだかんだお店に到着できたのは11時でした。

 

 

 

今日は連休初日とは言え、天気が悪く非常に寒いのでそんなに並んでは居ないのでは無いか・・・と、淡い期待を抱きつつ店の前に行ってみると・・・

 

 

お店には既に1巡目のお客さんで満席。

そして店の前には15名ほどが並んでいる状況でした。

 

マヂか・・・

やっぱり超人気店だ・・・

 

とはいえ、今日はまだ「売り切れ」ではありません。

並べば食えるのです。

 

そんなわけで店の前の通路に設置されたパイプ椅子に座って順番を待ちます。

 

 

 

ちなみに今日の鰻重は和匠鰻の新仔鰻重のみの提供だそうですが、むしろこれを食いに来たので願ったり叶ったりです。

 

 

寒風吹きすさぶ・・・と言うほどではありませんが、お店の外のマンション1回の通路なのでかなり寒い中、皆さんじっとガマンをして並んでいます。

更に、私の後にも続々とお客さんが並んでいきます。

 

そんな中、ブルブル震える訳でも無いのですが並んでいると、店員さんが並んでいるお客さんの人数確認に出てこられて、一人一人に「寒い中ありがとうございます」と使い捨てカイロを配ってくれました。

 

 

オイラはそこまで凍えていなかったので(他の人とは蓄えが違いますからね!)貰ったカイロをカバンにしまってしまいましたが、女性のお客さんを中心に結構カイロで暖をとっている方も多かったようです。

 

むさし乃はどんな常連でも予約は出来ず、食べたかったら必ず並ばないといけません。

常連どころか、修行に出ている息子でさえも、むさし乃で食事をしたいのであれば「客」なので並ばないと鰻を食えないのだそうです。

そこまで徹底しているのであれば、文句を言わず並ばないといけません。

 

そんな寒い中、40分ちょっと待ったところでようやく入店できる順番が回ってきました。

 

 

 

鰻の蒲焼きの香りに包まれながら店内に入るとうな子ちゃんがお出迎えしてくれました。

 

 

このうな子ちゃんの石像、浦和の鰻屋のどこに行っても見るんだけど、これ、配布されるものなのかな?買わされる(笑)ものなのかな?

 

兎にも角にも、冷えた体をお茶で温めながら何を注文するかメニューに目を通します。

 

新仔鰻重は注文するとして、後は何を追加で注文するか・・・

・・・よし、まずはうざくと骨揚げで鰻重が来る前の胃の準備を整えよう。

 

と、うざくと骨揚げ、新仔鰻重、肝吸いを注文。

 

が、しかし、うざくは残念ながら売り切れだったので骨揚げをコリコリかじりながら鰻重の到着を待つことに。

 

 

それにしても鰻って、骨まで美味いなんて反則ですよね。

骨の間に少し残った身からジュワッと染み出る脂の旨味も美味いこと・・・

 

さらに、鰻の前にこの骨揚げに山椒を少し振ってやると美味いんだ、また。

 

そんな骨揚げをコリコリサクサク無心に食べていると、ようやく待ちに待った新仔鰻重が運ばれてきました。

 

 

お重の蓋を取ると蒲焼きのかぐわしい香りが蒸気と共にフワッと目の前に広がる幸せ・・・

そして見てください。

このお重にギュッと敷き詰められた大きな新仔鰻。

美しい焼き目。

 

肝吸いを一啜りして箸の先と口の中を潤して、すかさず鰻をご飯と一緒に口の中に頬張ります。

 

・・・はぁぁぁ・・・やっぱり美味い。

 

なんでしょう、このふわトロを超越した口溶け・・・

箸でしっかり持ち上げられ、噛むと表層は僅かに香ばしく焼かれた鰻の身の食感を感じるのに、もう一噛みするとホロホロ~トロトロ~っと口の中で解けてトロけていきます。

そして鰻臭さのない上質な鰻の香りとタレの香ばしさが口の中に広がってしばらく口の中に残り続けます。

 

あぁ、鰻を食って良かった。

これが鰻重だ・・・と、感動と恍惚が去来します。

 

 

・・・大げさです。

 

でも、本当にこの感動的な新仔鰻重を食べるために「むさし乃」に並ぶんです。

 

この食感は、鰻の小骨の1本1本をピンセットで丁寧に抜くことで、口に含んだときに骨が口に当たらずにホロホロとトロける触感になるのですが、小骨も丁寧に抜かなければ焼いて蒸して更に焼き直すタイミングで身が崩れてしまうので、非常に丁寧な仕事が必要になります。

この丁寧な仕事が「むさし乃」の鰻の真骨頂であり、それが故に用意できる鰻の数にも限りがあるわけです。

 

分かっちゃいるけど、売り切れてありつけなかったときの悲しさったら無いですね。

 

 

そんな「むさし乃」の新仔鰻重を久しぶりに満喫し、幸せいっぱいにお店を後にします。

 

 

 

お店を出ると、お店の外には1組のお客さんしか並んでいなかったのですが、どうやらこの1組のお客さんで鰻は売り切れてしまったようです。

 

 

お店を出たのが12時10分過ぎだったので、オープンから1時間で売り切れたという状況です。

 

みなさん、「むさし乃」にお越しの際はくれぐれも時間にはお気をつけ下さいませ。

 

 

 

 

 

さて、「むさし乃」で鰻重を食べて幸せいっぱいではありますが、なにかデザートが欲しい・・・

 

ケーキ屋さん・・・という感じでも無いなぁ・・・と、小雨が降る中、浦和駅の東口から伊勢丹のある西口へ。

そして伊勢丹の中に何か良さそうな喫茶店は無いかとウロウロ。

 

 

事前情報無くウロウロしていましたが、なんだかハイソなサロンがあったので入ってみました。

 

伊勢丹の4階にあった「サロン・ド・テ シェ松尾」さん。

 

ドリンク付きで3080円のアフタヌーンティーセットにも興味津々でしたが、これは鰻食った後のオッサンが一人モシャモシャ食べるものでは無かろうと、こんな私でも雰囲気に気圧されて季節のパフェ林檎とホワイトチョコレートのパフェとブレンドコーヒーを注文。

 

 

うん、美しい。

紅白の林檎チップスと林檎のスライス煮、スパイシーなソフトクリーム、林檎ゼリーなどが美しくグラスの中に収まっています。

いやぁ・・・ハイソですねぇ。

 

林檎の酸味とソフトクリームのスパイシーな甘さがとても良く調和していて、食べる毎に変わる食感もとても面白く、とても贅沢な気分になります。

林檎の様々な表情を1杯のパフェの中で感じることが出来る素晴らしい「季節のパフェ」でした。

 

ただ、これはコーヒーじゃ無かったな。

ダージリンティーにしておけば良かった・・・

 

 

それにしても、周りのお客さんはほぼ全てマダムな感じでちょっと落ち着きません。

さすがサロン。

 

実はこの後所用があって夕方に大宮で集合しなければならないため、時間を潰さなければいけないのです。

残念ながらここで一人マッタリと時間を潰せるほどの度胸が無いので、パフェを食べて早々にお店を後にします。

 

 

 

 

さて、どこかで時間を潰さなければなりません。

本当は鰻を食べた後、「ボーはおそれている」を観に行きたかったのですが、12時からの回と21時の回しかなく、鰻を食い終わった時点でアウトだったため伊勢丹に行ったのですが、そこでも時間を潰しきれなかったのでどこか良い場所を探さなければ・・・

 

 

と、考えていたら、そう言えば東口に古い喫茶店があった「ハズ」と言うことを思い出し、試しに行ってみることにしました。

「ハズ」というのは、かれこれ20年以上前に行ったのが最後で、それ以降、東口は浦和のパルコが出来るなど再開発されているので、そのお店があるのか分からなかったのです。

ネットで調べればすぐに分かると思うのですが、調べたら面白くない。

ダメ元で東口に移動します。

 

 

駅を通ってパルコのある東口に出て、そのまま北側に抜ける路地に入ってすぐのところに・・・ありました。

 

 

1階入り口にあるこの昭和ど真ん中という感じのショーケース。

 

そしてそのショーケースを横目にエレベーターの前まで歩いて行くと・・・

 

 

埼玉屋」さんです。

 

これですよ、これ!

敢えてエレベーターは使用せずに階段でお店のある2階へ。

 

2階に上がるとお店の入り口がドーンと。

 

 

変わらない。

昭和から何も変わらない。

いや、昭和時代には来ていないんだけれど。

でも、20年前から何も変わっていないこの景色。

最高です。

 

店内を覗くと全然空いています。

駅からこんなに近いのに。

たばこも吸えるお店なのに。

 

 

そんな懐かしい埼玉屋に入店します。

 

 

 

 

見てください。

このガランとした店内。

店内に電話ボックスがある風景。

レンガ調の壁に、少し薄暗い店内。

これぞ昭和レトロ。

これにビロードのソファーがあったら純喫茶そのものなのに・・・。

 

この時点で15時少し前なのに、「ちょっと一休み」なお客さんがほとんど居ない!

でも、女子高生~女子大生らしきお客さんもいて、むしろそっちにビックリです。

小洒落た喫茶店じゃ無くて埼玉屋に来るなんて、分かってるじゃないですか。

 

久しぶりのこの雰囲気に感動をしつつ、ソーダ水とたまごサンドを注文。

さすがに焼きそばの気分じゃ無かった。

 

 

 

いやぁ、正しい。

なんと正しいソーダ水とたまごサンドでしょう。

たまごはクラッシュしていないゆで卵とレタス、キュウリのスライスがはさまれたバージョン。

味付けは薄く塗ってあるマヨネーズ。

美味い・・・

そうだよ、こういうのがホッとするんだよ。

 

そして外に並んでいるお客さんの順番待ちを気にすること無く過ごせる、ゆったりとした時間が流れている店内。

これが贅沢というものですよ。

 

たまごサンドをつまみながらiPhoneのKindleに入れている漫画を読みながら時間が流れていきます・・・

 

 

 

16時半頃に別件で出かけていた母親と妹から連絡があり17時半に大宮駅で合流することに。

 

ソーダ水のお代わりをしようか、後ろ髪を引かれつつ埼玉屋を後にしました。

 

 

 

 

 

17時過ぎに大宮駅に到着し、母親と妹の到着を待ちます。

 

さて、合流したら海無し県の美味い寿司でも食おうか、はたまた肉でも食おうか・・・

そんなことを考えていたら母親からメールが。

昼ご飯をいっぱい食べてしまったのでお腹が減っていないとのこと。

 

 

・・・なんだと!?

それじゃ寿司や肉は無理じゃ無いか。

 

でも、鰻食ってパフェ食ってたまごサンドを食った私としては、晩ご飯は晩ご飯でちゃんと食べたい・・・

 

 

どうする?

 

 

 

悩むのはやめて、合流後はお茶も食事も出来る「伯爵邸」に移動です。

 

 

さすが伯爵邸。

店内は満席です。

しかし、僅かに霧雨も降っていて他に移動するのも面倒なので少し並んで入店し、妹はフルーツパフェを、母親はパラダイス沖縄を、私はミートスパゲティの大盛りとクリームソーダを注文します。

 

・・・なんだよ、パラダイス沖縄って・・・

 

そんなことを思いながら料理の到着を待っていると、やってきました、ミートスパゲティ大盛り。

 

 

 

・・・忘れてた。

大盛りって言ったらすげぇ大盛りが出てくるんだった。

 

 

 

こうやって見ると、パンチョの大盛り(600g)って可愛いな。

 

久しぶりに大盛りを頼んでしまい、そのボリュームに圧倒されながらも負けては居られません。

クリームソーダを片手にモリモリとミートスパゲティを頬張ります。

 

ミートソースで混ぜた様なパスタなのですが、ミートソース以外にもタマネギやピーマンなどの具材も入っていて少し不思議なスパゲティなのですが、まぁ美味いんですよ。

普通の量だったら・・・

 

オイラがスパゲティをモリモリ食べていたら、少しお腹が減ってきたのか妹や母親も少し食べると言うことで喜んでお裾分け。

 

さっきの埼玉屋が「正しい昭和の喫茶店」だとすると、この伯爵邸は「いろいろ滅茶苦茶な喫茶店」。

コーヒーや紅茶に各種ビールや豊富な種類のカクテル、喫茶店ならではの軽食から沖縄そば、ステーキ、各国のカレー、最近ではウイグル料理まで何でもござれ。

でも、この滅茶苦茶な感じがたまらなく楽しく、24時間営業ということもあり大宮でも有数のスポットになっている訳です。

 

ふぅ・・・お腹いっぱい。

 

まさか今日一日、こんな滅茶苦茶な暴飲暴食になるとは思わなかった。

 

それでもやっぱり、むさし乃で食べた新仔鰻重はダントツに絶品でした。

未だに反芻できそう。

とても美味しい一日でした。

 

またまた貴ちゃんねるずの貴さんに触発されて、宇都宮で餃子を食ってきた (正嗣 & みんみん)

そんな訳で、いつも観ているYoutubeの「貴ちゃんねるず」で、今度は宇都宮餃子を食べに行っていました

 

 

 

そう言えば、最後に宇都宮に餃子を食べに行ったのっていつだろう?

 

記憶の扉を必死に開こうとしましたが・・・・わからん。

少なくとも17~8年前の気がする。

 

それを考えたらもう、無性に宇都宮で餃子を食べたくなってしまった訳です。

なんて感化されやすいのでしょうか・・・我ながら情けないことこの上ないですが、いやしかし、あの頃はまだ若かったこともあって、宇都宮みんみん本店で焼き餃子5人前、水餃子5人前、揚げ餃子2人前を平らげ、その翌日にはまたみんみんの餃子を食べたくなるほどハマった事が鮮明に思い出され、いても立ってもいられなくなりました。

 

 

貴ちゃんねるずで動画がアップされたのが2月15日(木)の夜。

その翌日の金曜日の仕事が終わると、翌朝何時に起きて何時の電車に乗っていけばスムーズに餃子にありつけるか必死に路線検索をしておりました・・・

 

そして17日土曜日の朝・・・・

 

 

 

 

・・・ね、寝ぼうした~~~~!!!

 

7時には起きて朝風呂に入り、準備をして東武宇都宮に向かう予定だったのが・・・起きたのは9時。

 

やってしまった・・・昨日あれだけ綿密に路線検索をして計画を立てたのに・・・

 

 

5分ほどベッドの上で後悔と絶望の念に打ちひしがれておりましたが、しかし、このままじっとしていても餃子が降ってくる訳ではありません。

この宇都宮餃子熱を「ぎょうざの満州」で誤魔化すのは違うのだと奮起し、バッとシャワーを浴びて支度を済ませ、東武宇都宮に向かったのでありました・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

遠いよ!東武宇都宮!!

 

 

地元も東武線なのでズッと東武線を乗り継いで東武宇都宮に到着致しましたが・・・遠い・・・

 

思えば以前来たときは知り合いの車で来たので電車で来るのは初めてです。

乗り換えがあるから電車の中で熟睡することも出来ず、2時間近く電車に揺られてようやく到着致しました・・・

到着したのは13時少し前。

 

 

 

さて、東武宇都宮駅から「宇都宮みんみん」のある餃子通りはどっち方向だっけ?

昔来たときは近くに大きな神社があった様な気がする・・・方角はこっち・・・?

 

敢えてGoogleマップなども見ずに雰囲気だけで歩き出すと、なんとなく見覚えがあるような風景が目に飛び込んできました。

宇都宮の町並み、十数年前よりも綺麗になっているところはありつつも、地方都市あるあるの古い町並みはしっかり残っています。

 

 

そんなわけで、見覚えのある二荒山神社を横目に餃子通りへ。

 

 

13時を過ぎても餃子通りにある餃子店はどこもスゴイ行列です。

 

そんななか、まずは目当ての「宇都宮ミンミン本店」へ。

 

 

なるほど、昔来たときはありませんでしたが、今は整理券発行機があるんですね。

 

というわけで整理券発行機で整理券を発券し、ネットで呼び出しまでの組数が分かるので何組待ちか調べてみたところ49組待ちとのこと。

 

店内に入れるのは120分後以降になるらしい。

 

 

さすがにそこまで待っていられないので、整理券を財布にしまってもう1件のお目当て「正嗣」へ。

 

 

こちらもしっかり行列ですが、みんみんの様に49組も待っていなさそうです。

ざっと数えると15組くらいかな?

 

というわけで、行列の最後尾に並びスマホで時間つぶしをしながら順番を待ちます。

 

並びだして40分くらいした頃でしょうか。

私の後ろにも更に長い行列が出来ておりましたが、状況を確認しに来た店長が「寒い中並んで頂いてありがとうございます!」と大声を上げたかと思えば、その続きに思わず店長のファンになっちゃいそうになりました。

 

「こんなに並んで頂いてありがとうございます。でも、列の後ろの方のお客様、お店に入れるのは2時間後くらいになっちゃうかも知れません。それが、持ち帰りの場合は10~15分で焼きたて熱々の餃子をお持ち帰り頂けます!!タレも割り箸も付きますよ!!さぁ、”持ち帰りでも良いよ~!”というお客様は?」

 

と、手を高らかに掲げます。

 

しかし、誰も店内飲食の列から離れません。

それを見た店長は更に続けます。

 

「こんなに寒い中、ズッと並ぶのは大変じゃないですか?どうせ他のお店にも行くんでしょ?だったら焼きたて熱々の餃子を食べながら他のお店の行列に並ぶ方が良くないですか?」

 

この一言でゾロゾロと店内飲食の行列から人が離れ、持ち帰りの列に並び直していきます。

それでも未だ私の後ろには長い行列が。

 

「そうですよねぇ。並びますよねぇ。申し訳ありませんがもう少しお待ちください!ありがとうございます!」

 

そう言って店長はお店に戻っていきました。

 

あの流れるような店内飲食行列から持ち帰り行列への誘導、いつも行列を捌くのに苦労されているんだろうなぁ。

そこにユーモアを持って対応するのは流石だな・・・と、ただただ感心してしまいました。

 

 

そんなこんなで正嗣の店内飲食行列に並んで1時間ちょっと経ったところでようやく店内に入れました。

 

 

 

正嗣で注文したのは焼き餃子2皿と水餃子2皿。

店内に入るとほとんど待たずに提供されました。

 

 

見てください、この綺麗な焼き目。

たっぷりのラー油と酢、少量の醤油でタレを作り焼き餃子をちょんと浸して一口でぱくり!!

 

 

・・・あ、口の中火傷した・・・・

 

 

後悔先に立たず。

 

薄めの皮ですが、焼き目が焼き過ぎでは無いパリッと軽い歯触りで、奥歯で噛むとモチッとした心地良い食感で皮の旨味をしっかりと味わえます。

中の餡は少し少なめの野菜中心の餡で、生姜の香りが強く食べれば食べるほど食欲が湧いてくるようです。

正嗣は硬派な餃子専門店なので、ビールもライスも無いのでただただ餃子を食べるだけなのですが、とにかく軽い食感と味わいで1個食べたら次の1個、そしてその次の1個と箸が止まらなくなります。

 

正嗣の餃子は初めて食べましたが、この餃子、凄いな。

そう言えば大学時代宇都宮の近くに住んでいた弟はみんみん派ではなく正嗣派だったな。

 

 

そして正嗣の水餃子。

 

 

正嗣の水餃子は・・・というか、宇都宮餃子の水餃子は器の中に直接お酢を回し入れてラー油を垂らし、醤油で香り付けをしていく方式。

 

私もその食べ方に従ってお酢を回し入れてたっぷりとラー油を入れ、醤油も少し多めに入れて味を整えていきます。

 

 

さぁ、この焼き餃子とは異なるモッチモチぷるんぷるんの皮の旨味を楽しみつつ、やはりこの生姜のしっかり効いた餡が美味い美味い。

この、まずは生姜の香りが広がった後、ニラとニンニクの香りが追いかけてくる餡の具材のバランスがこの餃子の全体的な味をまとめている様です。

 

口の中がベロンベロンになっているけれどもういいや、気にしない。

コチラの水餃子も食べ出したら箸が止まらなくなり、アッと言う間に完食してしまいました・・・。

 

 

 

 

正嗣で餃子を食べ終わり、Webでみんみんの呼び出し状況を確認すると、先ほどは49組待ちだったのが7組待ちになっていました。

 

慌てて正嗣を後にしてみんみんの店の近くで呼び出されるのを待ちます。

 

 

待つこと約20分。

ようやく宇都宮みんみん本店に入店することが出来ました。

 

 

みんみんでは焼き餃子3皿と揚げ餃子1皿を注文。

 

久しぶりに来たみんみんの店内は当時と変わっていないように見えますが、若干席の配置は換わったのかな?

そんな感じで、ラー油とお酢メインのタレを作りながら久しぶりのみんみんの店内を堪能していると焼き餃子が運ばれてきました。

 

 

正嗣の焼き餃子に比べるとよりしっかりした焼き目で、皮も若干正嗣より厚いかな?

餃子にかじり付くとごま油の香ばしい香りとバリッとした焼き目の歯ごたえが印象的で、皮も厚い分正嗣よりもよりモッチリとした食感と皮の風味を楽しめます。

中の餡は野菜が主体ですが豚肉のコクもしっかりしていて旨味が強いのですが、野菜が主体のためサッパリと食べ進めることが出来ます。

前回みんみんの餃子を食べたときには、余りに食べ進められ、食べた翌日も食べたくなる不思議な美味しさに変な薬でも入ってるんじゃ無いかと一緒に行った知り合いと笑っていましたが、いやぁ、これは笑っていられない美味しさです。

無心になって焼き餃子を食べ進め、正嗣で4皿の餃子を食べた後というのを忘れてアッと言う間に完食してしまいました。

 

 

そして揚げ餃子です。

 

 

揚げ餃子は油でしっかり揚げられているので、餃子の中の空気が膨張して皮がパンパンに膨れ上がり、表面はツルンと凹凸のほとんど無い状態になっています。

周りの皮はサックサクで、中の餡がトロッとしているので餃子を食べていると言うよりは、何かスナックを食べているような錯覚に陥ります。

 

揚げ餃子の旨味はなんと言ってもこのサックサクの皮でしょう。

でも、如何せん揚げ餃子は食感がしっかりしているので焼き餃子のように焼き目とそうでない部分の皮の食感の差が無いので、若干単調になってしまうので個人的にはたっぷりは要らないんですよね。

でも、来たら1皿は食べたくなる不思議な餃子です。

ちなみにみんみんはビールもライスもあるので、揚げ餃子は特にビールに合うかなと思います。

 

 

 

さぁ、正嗣で4人皿、みんみんで4皿、合計8皿、48個の餃子を食べ終わり、そこそこお腹もいっぱいです。

 

無理をすればラーメン一杯くらいは食べれるかも知れませんが、今回はそこまで無茶をしたいとは思っていません。

なにせ、また長い時間電車に揺られて帰らなければなりません。

 

 

そこで、食後のデザートにみんみん本店の斜向かいにオープンしていたジェラートと珈琲のお店『seuEu coffee&gelato stand』でジェラートと珈琲を飲んでみることに。

 

 

調べてみると今年の1月末にオープンしたばかりのお店らしく、清潔感溢れる店内で好感が持てます。

 

2階がイートインスペースになっているようなので、1階でダブルエスプレッソラテとジェラート2種類(とちおとめとストラッチャテッラ)をオーダーして2回のイートインスペースへ。

 

 

ダブルエスプレッソラテはしっかりとエスプレッソ用に挽かれた豆をエスプレッソマシンで抽出しているので香りがしっかりしていて美味しい。

個人的にはミルク感が強いとちょっと苦手(普段はラテじゃ無くてエスプレッソはストレートで飲んでます)なのだけれど、このくらいエスプレッソがしっかりしているとミルクの香りも気にならず美味しく頂けます。

 

そしてジェラート。

少し水気が多いように感じましたが、とちおとめのジェラートはいちごの香りがとてもフレッシュで酸味も心地良く、コチラも非常に美味しく頂けました。

これは良いデザートになりました。

 

 

 

 

で、一通り食事を済ませたので二荒山神社にお詣り。

 

 

この時点で16時だったからか、社務所などは全て締まっていたのでおみくじや御守りを授かることは出来ませんでしたが、しっかりとお詣りを済ませて後は家に帰るだけです。

 

 

 

 

 

と、思ったら、家から「お土産は?」との要望があり餃子を買って帰ることになりました。

 

みんみんで持ち帰り用の冷凍餃子を買おうかとも思いましたが、みんみんの餃子は以前買って帰ったことがあるし、今日は初めて食べた正嗣の餃子に感動したので、正嗣で持ち帰り用の冷凍餃子を帰って狩ることに。

 

既に店内飲食は終わっておりましたが、持ち帰り用の冷凍餃子だけは帰るとのことなので、持ち帰り用の最小セット(30個)を購入して家路に着きましたとさ。

 

はぁ、久しぶりに来た宇都宮、そして宇都宮餃子・・・やっぱり最高でした。

 

 

 

あとは・・・もう少し近ければなぁ・・・・

休日の気合いの入ったお昼ご飯(大宮 駕籠休み & 台湾茶房e-one)

2月最初の3連休初日、多少無茶をしても2日かけてリカバリーすれば良いので、元気よくお昼ご飯を食べに行こう!と、大宮へ。

 

 

今日はお目当てのランチがあるのです。

 

開店前から行列が出来るお店で、過去にチャレンジしたものの臨時休業で食べ損ねた経験もあります。

 

直近では1月7日に食べに行き、出足が少し遅れてしまったが為に売り切れのメニューばかりで、肝心のメインもギリギリで食い逃すところでしたが、なんとか最後の1食にありつけました。

 

 

 

さて、そのお店とは・・・?

 

 

武蔵一宮氷川神社の一の鳥居から少し神社方面に歩いたところにあるうどん屋さん『駕籠休み』です。

 

 

大宮駅から徒歩で旧中山道を南下してお店へ急ぎます。

 

 

10時開店でお店に到着したのは9時20分。

既に十数名のお客さんが並んでおりました。

 

慌てて列の最後尾に並び、開店のその時を待ちます。

 

 

開店時間が近づいてくると店員さんが並んでいるお客さんに整理番号の書かれた紙を配っていきます。

私が受け取ったのは「14番」。

う~ん、開店後速やかに入店できるか非常に微妙です。

 

また色々と売り切れてしまいやしないかドキドキしながら開店時間を待っていると、ようやく10時、開店時間になりました。

 

 

店員さんから「14番のカードをお持ちのお客さんは?」と声をかけられたので手を挙げると、「お客さんまでが1巡目に入店頂けます」と店内に案内されました。

ほんとギリギリだったんだな・・・

 

 

で、入店後、整理番号1番から順番に注文を取られていくので、自分の番になるまでに何を注文するのか思案します。

 

前回来たときにはきのこ汁うどんの特盛りを注文しましたが、今回は・・・

 

手元のメニュー表や壁にゴチャゴチャと貼られたメニューを見ながら待っていると、どんどん売り切れの商品が出てきているようです。(特にご飯もの)

1巡目のオーダーで売り切れが続出していく商品ラインナップ、怖すぎです。

 

で、ようやく最後に私の注文の順番が巡ってきました。

 

 

まずは肉汁うどんの並盛りを。

そして前回来たときに売り切れで食べられなかった鬼倉ゴボーも注文。

そして豪麺附け掛け並盛り!!

 

さぁ、どうだ!

うどんと豪麺の両方を注文したぞ!

ちなみに豪麺とは長野の5種の小麦粉の特徴を活かした駕籠休みの特製うどんらしい。

 

 

駕籠休みは料理が出来上がるとテーブル番号(席番号)が呼ばれるので、呼ばれたら受け渡し口まで受け取りに行くセルフサービス方式。

 

なのですが、なぜか1人で2品注文したからなのかボーッとしているように見られたのか、肉汁うどんが出来上がったら店員さんがテーブルまで持ってきてくれました。

 

 

ほら、見てくださいこのうどんの太さと不揃い加減。

 

 

これがいかにも武蔵野うどん!という見栄えですが、これが良いんですよ。これが食いたいんですよ。

 

この太いうどんを熱々の肉汁にたっぷり漬けてわしわしと口に押し込んでギュッ!と噛むと、うどんの太さと強めのコシで顎に掛かるテンションが非常に心地良く、甘辛い肉汁の醤油の香り、豚肉の油の香り、ネギの香ばしい香りに負けない小麦の香りが口いっぱいに広がって、ズッとこのうどんを噛み続けていたくなります。

うどんのコシとしては、他の武蔵野うどんではもっと強靱なコシのお店もありますが、そういう「強靱系」のうどんに比べると少し柔らかいのですが、噛むときの顎の心地良さが最後まで続く(強靱系のお店だと後半疲れてくる)なんとも絶妙なコシです。

 

 

そんな駕籠休みのうどんを味わいつつ、前回来たときに売り切れで食べられなかった鬼倉ゴボーをいただきます。

 

 

半分に切られたゴボウと人参が甘辛い醤油だれでしっかり煮込まれていて、ジュージューと炒めていないアホみたいに太いきんぴらゴボウのような味わいですが、煮込まれているので人参もゴボウもまぁ柔らかい。

 

まずはゴボウにガブリとかぶりつきますが、しっかりしたゴボウの繊維を感じつつもホロリと柔らかく噛み切れるので繊維が残る感じはありません。

そしてゴボウを噛むと染みた出汁がジュワーッと口の中に広がって、ゴボウの土臭さと醤油の出汁の香りがとにかく美味い。

そしてゴボウの上にどんと鎮座している人参もクタッとするほど煮込まれていて柔らかく、噛むと人参の香りと甘さをしっかりと感じられて、これはうどんの付け合わせとしてはかなり素晴らしい逸品です。

 

 

 

さて、肉汁うどんを平らげると、再び店員さんが出来上がった豪麺を持ってきてくれました。

 

 

前述の通り、豪麺もうどんではあるものの、先ほど肉汁うどんで食べた武蔵野うどんとは異なるフォルムで、見た目から細くはあるものの冷や麦ほど細くも無く、五島うどんに近しいサイズでもう少し厚みのある、切り口が正方形に近いうどんになります。

 

 

コイツを鰹節や羅臼昆布、豚骨や鶏ガラで出汁を取ったチョイ辛の醤油スープにつけていただきます。

スープは魚介系のつけ麺に有るようなラーメン的な仕上がりになっていますが、この見た目はサラッとしているのに全ての素材からしっかり旨味の抽出されたスープに、ラーメンでは無いこのうどんをつけて食べると・・・まぁ美味いんですよ。

冠水が入っていないので冠水の香りや冠水由来のツルッとしてコシのある食感はないものの、小麦の香りがしっかりを感じられてムチッとした食感がたまりません。

前回来たときにはギリギリで手打ちうどんが選べたのであのごつい手打ちうどんを食べたのですが、この豪麺もうどんの旨味をしっかり感じら、太いうどんには無い食感を楽しめることが分かりました。

今度はこの麺を肉汁につけて食べてみたいな・・・

 

 

2杯目の豪麺もペロリと平らげ、お会計へ。

 

店の入り口やレジの周りにはお買い得なお野菜が並んでおりますが、この後行きたいところがあるのでとりあえず無しで。

 

 

 

お会計を済ませて店の外に出て、そのまま隣のコチラへ。

 

 

 

 

駕籠休みの隣にある氷川参道沿いにあるコーヒー豆販売店『自家焙煎珈琲豆 南回帰線』さん。

 

以前何度か来ているのですが、ここで買ったブラジル産の樹上熟成豆が美味しかったので、今回も買ってみることに。

前回はフレンチローストだったので、今回はシティローストで試してみることに。

 

豆のまま買って帰るのが正しいのは分かっちゃいますが、家でミルできないのでペーパードリップ用に挽いて貰いました。

 

 

 

さて、うどんも食べたし、珈琲も買ったし、後はあそこに行くべく氷川参道を北上していきましょう。

 

 

因みに氷川参道は一の鳥居から境内まで2kmあり、日本記録認定協会で日本最長の神社参道として認定されたそうです。

天気が良ければ散歩をするにはちょうど良い距離で素晴らしい環境です。

 

例えば大宮区役所の移転に伴い整備された区間は自動車も通らず子供連れでも安心して散歩が出来ます。

 

 

そして参道沿いには、中学校の卒業式をしたこんな施設跡地も。

 

 

懐かしいなぁ・・・。

学校の芸術鑑賞会の時も、ここでオーケストラの演奏を聴いた記憶が。

 

でも、いつ潰すんだろう?

いい加減跡地活用しないとね。

 

 

と、周りをキョロキョロしながら氷川参道を歩いていると、第二の目的地に到着です。

 

 

 

 

 

氷川参道沿いにある台湾料理店『台湾茶房e-one』さんです。

 

コチラのお店も何度も来ているのですが、平日の夜はなかなか行けないし、日曜日はお休みなので行けないし、土曜日のお昼に行くしかないわけです。(ホントは平日の夜行きたい)

 

で、先ほどうどんを2人前食べた後ではありますが、未だ大丈夫!なんとかなる!!多少無茶しても明日もあさっても休みだから大丈夫だ!!!

 

ということで、伺った訳です。

 

うどんを食べた後でお店に到着をしたのは11時20分頃。

11時開店で店内は既に1巡目のお客さんで満員。

お店の外には数組のお客さんが待っている状態でした。

 

お店の外の呼び出し表に名前を書き、未だ少し時間が掛かりそうなのでドラクエウォークをしながらお店の周辺をウロウロ。

しばらく待ってお店に入れたのは12時でした。

 

店内はこんな感じ。

 

 

店の外を見てみると、ビックリするくらいお客さんが並んでおりました。

いやはや、これでもタイミングが良かった方だな。

 

 

 

さて、うどんを食べてから1時間経っています。

お腹ペコペコという状況ではありませんが、十分に食べられるハズ!

という根拠の無い自信で、ランチタイム限定の「台湾満喫セット(魯肉飯)」と台湾コーラの「黒松沙士」、そしてデザートに「スペシャル豆花」を注文しました。

 

 

 

先ず運ばれてきた黒松沙士を飲みながら料理を待っていると、出て参りました。

台湾満喫セットです。

 

 

肉焼売2個と小籠包1個、豆腐干糸、腸詰め、炸花枝丸(イカ団子)、大根のスープ、魯肉飯、凍頂烏龍茶。

・・・魯肉飯、普通にボリューム有るな・・・

 

魯肉飯のボリュームを忘れていたので軽く衝撃を受けつつも、大丈夫、これくらいペロリと行けるさ!と、いざ、3食目のお昼ご飯の開始です!!

 

まずは豆腐の水分を飛ばして細く切った豆腐千糸で口の中を整えます。

抑えめの味付けなので豆腐の淡泊な旨味が引き立ち、このキュッとした食感も好きです。

 

お次は焼売。

シンプルな肉焼売ですがジューシーで肉々しい餡と薄いながらもモッチリとした皮のバランスがちょうど良く、ふだんそんなに焼売を食べないのですが、改めて焼売の美味しさを実感。

一つ目は酢醤油でさっぱりと頂き、2個目は何もつけずにそのまま食べましたが、餡にしっかりと味があるのでそのままの方がより焼売の美味さを実感できました。

 

一旦、非常に淡い塩味の大根スープを挟みつつ、魯肉飯へ。

八角と醤油香る豚肉の旨味、そうそう、これが魯肉飯ですよ。

久しぶりの魯肉飯に喜びつつパクパクと3分の1ほど食べ進めたところで・・・・・・あ、このまま食べ進めると相当苦しいぞ。

うどん2人前が胃の中で主張し始めた・・・・

 

慌てて味変のために好物のイカ団子へ。

軽く塩とこしょうで味付けされた揚げたイカ団子、かじり付くとプリップリで熱々のイカのすり身団子が美味い美味い。

イカの香りが本当に強くて好きなんですよ、これ。

 

よし、勢いが戻ってきたぞ!(多分)

 

次は未だ熱々の小籠包。

てっぺんに少し穴を開けて酢醤油の小皿に入っている生姜をぶっ刺して勢いよくパクリ!

おほぉっ!!

コクのあるスープが皮の切れ目から溢れてきて、これを口の中でホロホロ転がしながら少しずつ噛みしめる喜び。

2個も3個も食べたくなる小籠包が蒸籠に1個しか入っていないのが恨めしい・・・

 

再び魯肉飯を3分の1ほど勢いよく食べると・・・うっ・・・急に閾値を超えて来た感があるぞ。

 

黒松沙士をグビッと飲んで流し込もうとすると、炭酸の逆撃を食らって更に窮地に立たされることに・・・

 

一旦落ち着き腸詰めをはさみつつ魯肉飯を完食します。

 

 

正直メチャメチャ胃がパンパンで苦しいです。

が、料理が美味しいので苦しくてもじっくり味わって食べられます。

 

まぁ、台湾満喫セットだけでは物足りないので、物足りないままお昼ご飯を終えるよりはイイかな。

何せ今日は「気合いの入ったお昼ご飯」だから。

 

 

と、いうわけで台湾満喫セットと黒松沙士で台湾をこれでもか!と言うほど満喫致しました。

 

 

 

ふぅ~・・・・お腹いっぱい過ぎ。

 

 

 

と、一息ついたところで・・・・・忘れてた・・・・

 

 

 

スペシャル豆花のお出ましです。

 

こちらの豆花の豆腐は一般的な日本の豆腐よりも若干寒天ぽい弾力があり、ツルンとした食感です。

そこに優しい甘さのシロップ(ここは甜菜糖がベースかな?)が掛かっていて、その上に白キクラゲ、小豆、タピオカ、芋圓、地瓜圓が乗っかっている豪華版。

 

・・・なぜスペシャルを頼んでしまったのか・・・

 

 

しかし、まぁ、食後のデザートです。

デザートは別腹とどこかの誰かが言っていました。

 

 

気持ちを新たに、豆花を食べ進めます。

 

コリッとした食感が良いアクセントになる白キクラゲとタピオカを食べ進めます。

タピオカがかなり胃の中で主張し出すのは気にしないことにします。

 

そして淡泊な豆腐と甘い小豆を一緒に食べ進め、もちもち食感の芋圓と地瓜圓を1個ずつ確実に食べていきます。

 

豆花、好きなんですよ。

MeetFresh 鮮芋仙」や「春水堂」でもたまに食べてます。

だから、お腹いっぱいでもスプーンは止まらないんですよ。

(止まったら終わりなんですよ・・・・)

 

そしてシロップの最後の一滴まで飲み干し、最後の最後にコップに残っていた黒松沙士を飲み干して台湾茶房e-oneさんでの食事を終えました・・・

 

 

ごちそうさまでした!!!

 

 

もう、本当の本当にお腹いっぱいです。

胃が膨れすぎて他の臓器を圧迫し、呼吸が浅くなって深呼吸が出来ないなんて・・・無茶食いをしていた大学生の頃以来でしょうか・・・

良いオッサンがやることはありません。

 

 

でも、なんでしょう、この気合いを入れた3食分+デザート、どれもやっぱり美味しかったし、満足感と達成感はハンパじゃ有りません。

 

でも、とにかくお腹がいっぱいです。

仕方が無いので少し大宮の街中を散歩して、少し落ち着いてから帰りましょう。

 

 

 

皆さんも是非、ここまで無茶な食事をする必要は有りませんが、絶対に後悔しないので「駕籠休み」と「台湾茶房e-one」でお食事をしてみてくださいませ!!