川口市が今度もやってくれました。
こともあろうか、
被告である川口市が
被害生徒(PTSD罹患)を証人として60分もの間法廷に立たせるよう申請しました。
人として大人として為政者として信じられない所業です。医者が言おうと裁判長が尋ねようと、そのつもりだそうです。
皆さん、
抗議の声を上げない手はありません。
凸電先は、以下の通りです。
▽ 川口市役所 秘書課 048-258-2100(:代表受付が出ます。「秘書課をお願いします」と取り次いでもらってください。)
▽ 川口市教育局 教育総務課 048-258-7490(:直通)
また併せて、抗議文の雛形も作ってみました。
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2020年 月 日
川口市長 奥ノ木信夫殿
川口市教育長 茂呂修平殿
(氏名)
(住所)
抗議文
市内の公立校でのいじめ事件について行われている損害賠償請求裁判において、被告である川口市が、原告である元生徒さんによる60分もの証人尋問申請を行い、法廷に立たせてPTSD(心的外傷後ストレス障害)となった原因等を思い出させ尋問をするように申請した件に対して、抗議をいたします。
もと生徒さんは、いじめ事件から市や市教育委員会の対応によってPTSDを患っています。専門家である主治医の診断書で「いじめから始まる経験により、本来なら権威ある学校、教育委員会への不安が生じ、不安、不眠などが続いている。現状で、裁判で尋問させることは、非常なストレスとなり、精神的、身体的に多大な危険を生ずる」と警告がなされています。
被害生徒を法廷に呼び立てることは、はっきり申し上げて、再度の「いじめ」です。誰も目から見ても、川口市が大きな無理を通そうとしていることは明らかです。これ以上はもう酷い事をやめて下さい。
以上
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送付先☟
〒332-8601 川口市青木2-1-1
川口市役所 秘書課 御中
fax 048-255-6250
私のほうも今日、抗議文を市長と教育長に出しました。
(以下、全文まま)
2020年12月21日
川口市長 奥ノ木信夫殿
川口市教育長 茂呂修平殿
いじめ問題撲滅市民の会
代表 福島啓介
川口市栄町3-11-10-1302
抗議文
市内公立校でのいじめ事件にかかる損害賠償請求裁判において、被告である貴殿らが原告の元生徒さんを証人として30分もの間尋問するよう申請した件に対して、抗議します。
もと生徒さんは、いじめ事件に端を発して貴殿らの対応によって「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を患っています。事件当時のフラッシュバックなどで激しい過呼吸を起こすなどの重い症状に、実に4年超もの間にわたり苦しんでいます。主治医の診断書でも、「いじめから始まる経験により、本来なら権威ある学校、教育委員会への不安が生じ、不安、不眠などが続いている。現状で、裁判で尋問させることは、非常なストレスとなり、精神的、身体的に多大な危険を生ずる」と警告されています。専門家である医師によりストップがかかっている状態です。
かつて平成30年3月16日、市教委は記者会見にて学校・教育委員会の対応により大切な生徒を長い間辛い思いをさせてしまったとも述べ、TVや新聞で全国報道されています。
現在、元生徒さんの病状が改善されない理由とし診断書にも明確に、権威ある学校・教育委員会の対応と記載されています。貴殿らは被告の立場とし中学生の頃から現在までどころか、いつまで元生徒さんを苦しめ続けるのでしょうか。
報道後、インターネット等見られましたか?被害生徒である上、PTSDを患い主治医も多大な危険を生じると診断している生徒を法廷に立たせ、原因となった過去を思い出させ尋問する事が如何に異常であり鬼畜とも言われる事を理解していますか?
また、聞くところによると、原告側が診断書を提出する以前に被告代理人により照会をかけ診断書を入手していたそうですが、それが事実であれば診断書の内容を把握したうえで、元生徒さんの尋問申請を行ったという事になります。
尋問するしない以前の問題ではないでしょうか。
もし尋問をした後に元生徒さんの身に何かあった時は当然、市長・教育委員会が必ず責任をお取りになると、その様な認識で宜しいですか。
本当に、これ以上、川口市は異常と言われる様な事をおやめ下さい。市民も川口市在住というだけで馬鹿にされる方々も存在します。市民あっての市である事を忘れないで下さい。
被害生徒を法廷に呼び立てることは、はっきり申し上げて、「いじめ」にほかなりません。誰も目から見ても、大きな無理を通そうとしていることは明らかです。
此度の申請を一刻も早く取り下げるべきです。本当にやめてください。
以上