こんばんは。
今日は休日ということで行きつけの美容室@代官山で髪を切ってきたのですが、
切りつつもビジネスの話を延々し、頭の中でいろんなことを考えてました。
日本のコンテンツビジネスは20年もたないのではないか??
そもそも、どうしてコンテンツビジネスが儲からなくなったのかを考えていたのですが、
最後は、日本の景気衰退の要因はインターネットではないだろうか
という勝手な結論に至りましたので、備忘録的に書いてみました。
乱文すいません(汗。
日本のコンテンツビジネス衰退の最大の原因はインターネットです。
インターネットはさまざまな情報を我々に安価で与えてくれているが、
それが
1:余暇時間を奪い、それまでの余暇時間でなされていた消費が激減してしまった。
2:音楽や動画が無料で見聞できるようになってしまった。
これらによって、1で言えば、エンタメにかける時間および消費の減少により、
エンタメ業界の収入が著しく減少したし、
2については、動画や音楽を簡単に得られることでそれらに対する欲求が満たされてしまい、
お金を払ってまでCDやゲームなどを購入しなくなり、
エンタメ業界の収入が著しく減少したわけですね。
そうなると、「エンタメ業界=儲からない」となり、だんだん働き手が減っていくわけです。
世の中的にはそれでも問題はありません。
何故なら、TVの視聴は低下の一途を辿っているなか、
動画投稿サイトなどが広く見られるようになってきており、
国民は少しずつではあるが、アマチュアの動画や音楽で満足でき始めているのです。
今後はだんたんと、プロではなく趣味で活動するアマチュアが増えていくでしょう。
いままで創作活動で食べていけていたプロたちも、
(エンタメ業界は儲からなくなっているから)いずれ食べていけなくなり、どんどん廃業or兼業化していく。
同じような出来事は、実はもうすでに起こっています。
たとえば、出版業。
本や雑誌の売り上げが著しく下がったのは、活字離れが原因ではない。
これもインターネットが最大の要因なのである。
雑誌を買わずとも簡単に情報を入手できるようになったことはもちろんだが、
もうひとつ。
インターネットにおけるブログやSNSのような、
いわゆるアマチュアによる情報発信が容易にできるようになったからだ。
そうなると、いままで文章なんて書きもしなかった人たちが、
プロよりも面白い日常にマッチした文章を発信しはじめてしまい、紙媒体の消費を減退させたのだ。
インターネットは多様化した国民の嗜好も、検索ひとつで満たしてくれる。
作り手のファンでもないかぎり、紙媒体を購入するよりもよっぽど効率的なのだ。
よって、出版社は大きく売り上げを落としてしまっている。
これと同じことがすでに音楽やTV業界でも起こり始めているということだ。
そして、
インターネットが侵食したのは、コンテンツビジネスだけではない。
余暇をインターネットで満たせてしまうことは、そのほかに
・休日の消費減少(=経済的打撃)
・ひきこもり増大(ネット廃人)によるコミュニケーション能力の減退
さらに、
仕事の効率は圧倒的に早くなったと思いがちではあるが、
同時に職場でインターネットしすぎてサボる人もかなり増えたのではないだろうか?
これらの点は、
すべてインターネットによって生まれた国民生活のネガティブ要素である。
インターネットによって様々な欲求が、比較的安価かつ安易に満たすことができるようになった代償として、
人間の欲求や勤労意欲そのものが減退し、国民の消費が著しく減少してしまったのだ。
こういった現象は、
日本経済そのものにも大きな影響を与えている気がしてならない。
インターネットの広がりによる「情報のデフレ」が、景気を圧迫していると思われる。
ではどうするか????
インターネット回線費用を高額にしてみるとか、
または、デフレも手伝って格安になっているPC機器をすべて20年前の価格に戻してみるとかしたら、
もしかしたら景気が回復するかもしれない??(笑
うーん、、、イマイチな極論なのですが、この辺で☆