カウンセラー中島知賀です。
生きづらさの根本を紐解いて癒す
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前回は、
「成りたい自分」「理想の自分」などの、高い目標に向かって頑張っていた私の過去の経験から
「条件つきで自分を肯定しよう」と頑張っても空回りするお話をしましまた。
もう少し、「条件つきで自分を肯定すること」について、お話をしようと思います。
私たちの心の中に
「ありのままの私ではダメなんだ」
「もっと違う私にならないと愛されないんだ」
強烈な自己否定の気持ちがあるほど、
自分のことを自分で承認できなくなります。
自分のことを自分で尊重し、価値ある人間だと感じられなくなります。
私たちは、「自分のことを価値ある人間だ」と感じられないとき
「こんな私なんて、どうでもいい存在だし、居なくたっていいんだ」
それは、とても悲しいし、辛いことです。
そんな自分を感じ続けることは耐えられないので、
「価値ある人間だと感じられるためにはどうしたらいいのか?」と考えます。
「そうか!!人に認められるような人間になればいいんだ」
「人が素晴らしいとか、すごい!って認めてくれる人になればいいんだ」
私たちは、人から承認されるためのさまざまな条件を挙げ、その条件を満たすように頑張ります。
条件を満たして人から認められることを通して自分のことを肯定できます。
「価値ある人間だ」とホッとします。
しかし、「価値ある人間だ」と自分を肯定しても、実は、一時的で心は休まりません。
なぜならば、
「私なんて本当は価値がない、そのままではダメだ」という心の底にある信念はそのままだからです。
「ありのままの私は価値がない。もっと違う自分にならないと人から認めてもらえない」というビリーフの大元である<心の傷>が癒されて緩んでいないので、つねに、「私なんて価値がない」不安に駆られてしまいます。
心の傷が癒されていない限り、人から承認されることを通して自分を認めることをしてしまうのです。
「自分で自分を、これでいいんだ~~、なんて認めるのは良くない!」心の傷は、信じています。
ですから、どれだけ頑張っても、
「もっと、すごい人にならないと!!」
「あ、私よりすごい人がいる、私なんてダメだ、もっと頑張らないといけない」
「あ~~、こんなに頑張ったけれど、上には上がいる。私なんてダメだ、ぜんぜんイケてないよ」
つねに、人と比較して「自分が上か?人が上か?」と自分の価値を測る(自分は自分と思えないので・・・)ことをしますし、
人との比較で自分の価値を測る限り、人との競争になってしまいます。つねに心の中は闘い状態になります。
それから、自分は自分と思えないということは、つねに劣等感が強いので、劣等感を感じないようにするために優越感を獲得しようとするのです。
それが人より自分が上であろうとする競争意識にも繋がります。
如何でしょうか?
自己肯定感を獲得しようとして、頑張っているわりには、空回りしていたり、
それどころか苦しい状態が変わらない。つねに心が安定しない。一喜一憂し、ハイテンションになったかと思うと、だーんと落ち込んでしまう。アップダウンが激しい。
そんなときには、どうも違うぞ???
気づくことからが始まりです。
自分の心の底に眠っている
「自分なんて価値のない人間だ」
心の傷のつぶやきに気づいてあげましょう。
心の傷は、
「そのままのあなたでも大丈夫」
「ありのままのあなたで価値があるよ」
ずっと認めて欲しいと願っています。
では、次回は、もう少し、自己否定をしてくる心の傷についてお話をします。
下の記事も参考にしてくださいね。
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本日もお読みいただきありがとうございました♪
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