霊界とつながる場所 

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大川隆法総裁先生 書籍・神秘の法 参照です。

 

もちろん、空間的に縁がある場合もあります。たとえば、「〇〇神社にお参りしたとき縁ができる」「お墓に行ったときに縁ができる」などということもあります。

 

何か、その場所、空間に縁ができて、つながることがあるのです。霊界は広いので、相手をキャッチするには、前述したように、周波数を合わせるか、相手が分かっていることが必要です。

 

「電話番号が分かっている。その番号にかければ電話につながる」ということと同じように、相手を特定できる場合は相手につながります。しかし、それ以外に、「そこの場所に行けば必ず会える」というような、場所に縁がある場所があるのです。

 

四国八十八箇所など、お寺はたくさんありますが、お寺では、広い敷地にお堂が立ち、そこに本尊などが安置されていて、それに向かって人々はお祈りをしています。そこは霊界とつながっている場所です。

 

いわば電話の交換所のようなものであり、そこを通して霊界と通じているのです。霊能者であれば、そのような所へ行かなくても、あの世の霊人と通じることができますが、お寺などは、「ここを通じて、この世の人と交流します」というあの世の霊人の意思表示を受けている装置なのです。

 

神社では結婚式に祝詞(のりと)を上げます。結婚式で祝詞を上げると、縁結び系の神が降りてきます。ほんとうにザーッと降りてくるので、霊能者などはビリビリビリッと来ます。やはり、宗教的に、実際に機能はしているのです。

 

キリスト教でも結婚式には、おそらく、キリスト教系の祝福の天使が来ているはずです。そういう儀式をするときには、やってくるものなのです。したがって、憑依現象は、宗教の儀式のときに起きることがよくあります。

 

踊りや祭りなど、儀式のときは、この世の人もたくさん集まってきて期待していますし、「お祭りだ」というようなことで、あの世に ”招待状” が来て、たくさんの霊が呼ばれているため、先祖の霊や「○○の神様」などが非常に降りやすいのです。

 

あの世の霊は、普段は、実在界に仕事があるので地上に来ませんが、お祭りをするため、この世の人が大勢で盛り上がって待っていると、やはりやってくることがあります。その際に神がかりになることもよくあるのです。

 

邪霊による霊現象も多い

 

憑依が起きやすい場合として、波長が同通する場合、相手の名前や顔を知っている場合、特定の場所で出会う場合があることを述べました。

 

もう一つ、憑依が起きやすいのは、場所とも関係しますが、一般的には宗教団体のなかにおいてです。いろいろな宗教がありますが、天上界につながっている宗教と、地獄界につながっている宗教とがあります。

 

そのため、「どの宗教を信じるか」ということは一種の賭けのようなものであり、賭けが外れた場合は、悪い霊をもらうことになります。霊現象がたくさん起きる宗教であっても、悪いほうとつながっているものがあります。

 

普通なら悪霊に憑かれない人が、その宗教へ行って修行をしていると、悪霊に憑かれます。そこには、常時、さまざまな霊がいるため、その場所のなかで、いろいろと接触を深めていき、関係が濃くなってくると、それに憑かれるのです。

 

霊現象をする系統の宗教には、いろいろな霊が集まっています。人間の霊であることもあれば、動物の霊であることもありますが、いろいろな霊が集まっているので、けっこう怖い場所があり、「触らぬ神に祟りなし」と言われるように、近寄らないほうがよいこともあります。

 

〇教という、ほとんどの人から悪い宗教として見なされたところでも、いまだに信者がゼロにはならないで、数百人か千人ぐらいいるようですが、その理由はわかります。

 

それは、彼らが霊現象を体験したことがあり、霊現象があることを真実の証明だと考えているからでしょう。宗教で、集団で修行していると、霊現象が起きることがあります。

 

大勢で、一生懸命、マントラ(一種の呪文)を唱えたり、お経を読んだり、瞑想をしたりしていると、「霊動現象」といって、体が動きはじめることがあるのです。

 

手が動いたり、体が、ピョコピョコ動いたり、グニャグニャしたり、横に揺れたり、縦に揺れたりします。あるいは、跳躍とまでは言えないのですが、ドンドン、ドンドンと跳ねたりしはじめます。

 

そういう経験をすると、やはり、ありがたがって、「これは本物だ」と思い、信じてしまうのです。そして、体験者は、なかなか、そこから離れないわけです。この世の人は、あまりにも霊について無知であるために、霊的な現象が起きれば、即、「これは、神様、仏様の力だ」というように思ってしまうことが多いのです。

 

しかし、この世、地上界で、ポピュラーというか、よくあるのは、いわゆる不成仏霊による現象のほうです。成仏していない霊が、この世にはたくさんいるので、最初にかかってくるのは、そちらだと思ってよいのです。大した修行もしていないし、心の状態もそれほどよくないのに、すぐ霊がかかってくるようであれば、それが不成仏霊の仲間であることは、だいたい間違いないわけです。

 

そういう霊現象が集団でたくさん起きる場合であれば、それほどよいものは来ていないとみてよいでしょう。長く修行を積んだ人であれば、よいものが来ていることもありうるかもしれませんが、集団で、すぐに起きるような霊現象の場合は、だいたい、邪(よこしま)な霊によるものであることが多いのです。

 

それらの霊は、ほんとうは、迷っていて、救われたくて来ています。その宗教のなかで救われたいのです。人間のほうも、救われたくて来ているし、霊のほうも、救われたくて来ているわけです。そこでは、いろいろな人が拝んでいるので、霊は、そういう人にパッと取り憑きます。いわゆる憑依です。

 

そうすると、憑依された信者のほうは、「神様が降りてきたらしい」と、ありがたがっていますし、霊のほうは、尊敬されているので、救われたような気がします。そのように、憑いているほうも、よいことをして功徳を積んでいるような気がします。

憑かれているほうも、人間ではなくスーパーマンになったような気がするので、両方とも、うれしい興奮状態になります。こんな場合に、「救われた」と誤解するのです。

 

それから、それまで憑いていた霊とは違う霊が入ってきて、元いた霊を追い出して憑くことがあり、ときたま、それで病気が治ることもあります。何かの霊が憑いていて病気になっていたところへ、新しく、別の大きい霊が来ると、それまで憑いていた霊が追い出されて外れ、それによって病気が治ったりすることも、たまにあるのです。

 

それで、よけいに信じてしまうわけです。邪教団であっても、そのように、病気が治ることもあるのです。
 

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(私文:We are the world を久々に聞きました。)
We are the worldは、世界的に有名な歌手が45人集まって歌っている曲です。作曲・作詞は マイケルジャクソンとライオネル・リッチで、とても良い曲です。youtubeで見たけど、懐かしい世界的に有名な歌手の顔が見れて、久しぶりに感動しました。しかも、”僕らはみな神の一部 大きな家族 それが真実さ わかるだろ 必要なのは 愛なんだ” という歌詞が入っています。感動ですね。

 

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。