社会人看護学校入試合格のための自己推薦書・小論文添削と面接対策

社会人看護学校入試合格のための自己推薦書・小論文添削と面接対策

看護師になりたいという夢を叶えたい方の学習面のアドバイス・自己推薦文作成指導・小論文添削指導・面接指導と心理的サポートを行っています。東京、神奈川、山形、千葉、愛知、兵庫、滋賀、岡山、沖縄でも合格者輩出。静岡、長野、滋賀、大阪の方もご利用されています。

Amebaでブログを始めよう!
● 看護学校社会人入試の小論文で合格点を取るために読んでおいた方が良い、お勧めの著書は〇〇さんです

こんにちは 増田です。

私たちは、親や先生の話や社会常識で物事を判断することが多いです。

これらの基準は、「一般的な考え」と言えるものです。

小論文で合格点を取る場合には、この「一般的な考え」だけでは、無理が生じます。

例えば、

子どもは3歳まで親が見た方がよい、

女性は家事と育児、仕事を行う、

介護は女性の仕事、などなど。

マスメディアが伝えている一方的なものの見方は、合格点が取れる小論文には向きません。

一つの問題点について、正反対の二つの考えを持っておく必要があります。

子どもは3歳まで、母親が育てた方が良い。

3歳児までの養育は親でなければならないことはない。

なぜ?

科学的根拠を持ち出して、理由を述べる必要があります。

ということは、一般的な考えを、問いから読み解き直す必要があります。

親や先生の話、常識や慣例が当たり前だと思っている人は、

「それ、おかしくない?!」

と思ってきていないので、読み解くことが難しいのです。

「なぜ、3歳まで母親が育てた方がいいの?ほんと?」

「じゃあ、なぜ、保育園で養育しても、大丈夫なの?」

「どうして、保育園の待機児童はこんなに増えているの?」

「なぜ、共働きしてるのに、女性の家事分担が多いの?」

当たり前のことに疑問を持って解を見つける習慣ができていると、合格できる小論文を書くことができます。

これらの問いに対して、正解は一つではありません。

小中高校では、正しい答えを一つ求める学習がほとんどだったはずです。

だから、意識して、一般的に言われていることに対して、問いを立てて、二つ以上の解を見つけていくことが大切ですね。

解を見つける方法は、そのテーマについて書いてある新書を何冊か読む方法をお勧めします。

研究者の人が書いている書籍を選んでください。

そして、

問いを立てるためには、「あれ、おかしくない?」と思うアンテナを立てる必要があります。

このアンテナがあれば、合格に近づきます。

そして、このアンテナを立てるために必要なことは、女性学の書籍を読んでおくことです。

平成31年東大の入学式で祝辞を読んだ「上野千鶴子」さんの書籍を読めば、一般的で当たり前だと思っていたことがそうではないとわかります。

そして、合格できる小論文を書くための材料を増やすことができるようになります。

小論文試験のテーマに対して、問いを立てることができ、賛成・反対の意見と理由を持つことができます。

これができれば、あとは小論文の型にはめて書くだけで、合格できます。

特に、女性は、ジェンダーの本を読んでいると、あたりまえだと思わされてきたことがそうではなかったと気づくことができて、生きづらさに繋がることもうまく読み解けるようになります。

こうだと思っていて、苦しい立場に立たされていたけれど、「実は〇〇であるべき・〇〇なのだ」と知れば、随分、楽です。

そして、それがそのまま合格できる小論文作成に使えます。

一度、図書館や書店にいって、女性学の本や上野千鶴子さんの書籍を手にとってみてください。

女性学の専門家になるわけではありませんので、分厚い本は手に取らなくても大丈夫です。

必要なら、前書き・あとがき、結論だけ見ておきましょう。

上野千鶴子さんの書籍は、文庫本の方が読みやすいので、そちらをお勧めします。

問いを立てる力、

問いを読み解く力、

賛成・反対意見とその理由を書くことができる力をつけると、看護学校社会人入試に合格できて、看護師になることができます。