プールサイドの人魚姫 -104ページ目

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

カルテ

診察室で
主治医がデータを
黙々と書き込んでいく
最初は一枚の
薄いペラペラの紙切れが
いつのまにか
年輪を重ねた
樹木のように育っている
私の カルテ
過去の傷が
積み上げられて
今の私を
育てて来たのです


我が家へ3番目にやって来たのがこの手乗り文鳥ベルジでした。それ以前にオカメインコのクックを医療ミスで亡くしていたので、今度飼う鳥は丈夫な文鳥がいいねと家族と話していたのです。オカメインコには命の保証書がついており、数ヶ月で落鳥してしまった場合は購入時の金額で別の鳥を再購入出来るシステムだったのですが、インコ専門の鳥店だったため、さすがにもう一度オカメインコを飼う気にはなれなかったのです。インコの種類は他にも沢山いますが、セキセイインコのように、初心者でも割りと簡単に飼える鳥は少ないのです。飼うならばやはり雛からでないと、なついてくれないと思っていたのです。そして文鳥なら丈夫でもあるし、飼い易いので娘が決めました。それがクックと同じ運命を辿るとも知らずに。元気な雛はまだ♂♀の区別は付きません。毎日楽しみに一生懸命育てたにも関わらず、僅か3週間でその一生を終えてしまったのです。悲しみがクックの時と同じように我が家に訪れたのです。原因は分からず、獣医にも見せる時間もないままベルジはサッと空に舞い上がってしまったのです。さよならも告げず…。命の儚さを身に染みて感じました。あれからもう直ぐ一年が経ちます。ベランダの植木鉢にクックと一緒に眠っています。今頃は空の天使から餌を貰い天使の差し出す白い指を止まり木にしてさえずっている事でしょう。

ライス

北朝鮮問題などで多忙な毎日を送っているライス長官。TVや新聞では毎日と言ってよいほど登場している。ブッシュ政権を影で支えるスーパー女史であり、ブッシュ大統領もたじろぐほどの強行派でも有名。2003年にはマイケルムーア監督の映画「華氏911」でゴールデンラズベリー賞の最低助演女優賞、最低スクリーンカップル賞受賞というあまり有り難くない賞まで貰ってしまった。黒人女性としては初の国務長官でもあり、その頭脳明晰とアメリカ屈指の戦略家と呼ばれるに至った経緯にはやはりアメリカが抱える永遠の闇である、人種差別が根底に流れている思う。彼女自身の努力は両親から受け継がれているもので、黒人が社会で成功するには人の三倍努力しなければ満足する結果は得られないと語っていたこともある。彼女こそ褐色の弾丸ライナー、黒豹の如く光る眼つきで睨まれては誰もノーとは応えられないであろう。

ヤマト 「銀河鉄道999」が脱線中だ。漫画家松本零士氏VS歌手の槇原敬之氏の間で勃発した盗作問題。松本氏が訴えている無断使用のフレーズは10月に発売された「約束の場所」の「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞。漫画の方には「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」と言う部分。これは人気デュオ、CHEMISTRYが歌っている「約束の場所」の歌詞の一部なのだが、盗作かどうかは作った本人にしか分からない。盗作と言われる作品はこれまでに数多くあり、歌謡界では似ているフレーズを上げれば限が無いだろう。あからさまに盗作と分かるものは別として、今回のような微妙にニュアンスの異なる言葉の場合は作者以外に被害者はいない訳で、新聞や週刊誌の記事ネタとして扱われそれが元で醜い言い争いに発展するだけの事。両者とも良い気持ちはまず残らないし、気分を害するのは本人のみ。適当な所で妥協し出来るだけ汚点を残さないよう引き分けに持ち込むことが妥当なところではないだろうか。
教室 苛めに駆り立てられる子ども達。不登校、いじめ、自殺など、子ども受難の時代でもある。いとも容易く命を放棄したり、苛めが増幅する教育現場。学校は苛めの巣窟なのだろうか?これだけ苛めや自殺が社会問題に発展している背景には現代人の隠れた闇が存在している。親と子の愛情のすれ違い、コミュニケーションの取り方が分からない。複雑化した環境問題。子ども達も大人同様に大きなストレスによって心を病んでいるに違いない。生まれて来た時は誰も同じまっさらな赤ん坊である。そこには何の差別も偏見もない皆同じ地球の宝物である。子どもの性格はおよそ3歳頃にその基礎が出来上がる。親の血を受け継いでいる訳だから、両親の性格に類似或いは、祖母、祖父の性格に似る事もある。明るい社交的な子だったり、内気で無口な子だったりと10人10色で全く同じ子どもはいない。それぞれに長所、短所が出来上がってくる訳だが、それは子育てと言う環境の中で親の愛情を受けながら形作られて行く。当然ながら子どもは親を見て育つ。親が育てたように子どもはその通りに大きくなる。乱暴に扱えば乱暴な子どもになり、会話が少なければ無口な子どもになるかも知れない。親もまた子育てによって成長して行くもの。甘やかして育てればわがままな子どもになるだろうし、一人っ子の場合は全てを独占して育つ。つまり独占欲の強い子どもになるかも可能性もある。学校は一つの巨大なサークルであり、集団生活を学ぶ場所でもある。様々な性格の子ども達が大勢集まるので、クラスを一つに纏めるには大きな労力が必要となり、生徒一人一人の性格や長所・短所を見極めるには時間がかかるだろう。教師は勉強を教えるのが役目であるが、自分もまた子ども達から子どもの何たるかを大いに学ぶのである。
先日、立て続けに起こった苛めの事件。滝川市では小6少女が福岡県では中学2年の男子。苛めによる事件としては最も悲惨な結果を招き今日の教育、子どもへの対処として大きな問題提起を残して行ったが、過去にも同じ様な事例はある訳で、事件が起こる度にマスコミや教育関係者は今後二度と起こらないよう注意を促すものの、結果的に何らの処置もとらず教訓として全く反映されていないのが現実。起こってしまった物を過去の亡霊として早く忘れてしまいたいと言う、大人社会、或いは学校の在り方が「臭い物には蓋をしろ」的発想で根本を直そうとする努力が見えて来ない。教育の現場でどんな苛めが起こっているのか、教師はどの様に生徒達に接しているか。福岡の事例では教師の言動が苛めの発端となっている様であり、生徒にランクを付ける等といった、子どもを物扱いするような教師は教師である前に人間性が大きく壊れた精神的自立の出来ていない大人である。この様な教師を野放しにしている教育委員会、国には子どもを守り育てる意識が実に希薄としか思えてならない。
私は以前にも書いた通り、小学生時代は実に悲惨な苛められっ子として育った。家に帰ればアル中の父から殴る蹴るの暴力を受け、学校に行けば汚い、臭いと罵られる。私の居場所は何処にもなく、逃げ込む先は押入れの中だったりした。学校からクラスの代表が数人家まで呼びに来ても、私は押入れの暗闇の中でじっと息を殺して時間が経つのを待ったものである。床屋へ行く金もなく逼迫した貧困生活の中でも爪や髪の毛は無情にも伸びて行く。垢で黒く汚れた爪と、長く伸びきった髪は肩まで届き、後ろから見ればまさに女子生徒だった。だから学校に行けば当然のごとく髪が長いだけでクラスの笑い者になり「女、女、女とは遊ばない」などと言った差別を受ける。汚い爪をした私と手を繋いでくれる女子はおらず、フォークダンスや体育の時間は一人宙に浮いたまま、惨めな思いをしたものである。私は苛めを暴力と言う形で解決したが、死のうと思った事は一度もない。生き抜く事への執念が勝った結果であると思っている。学校は楽しくなければいけないし、個々の生徒を特別な眼で見ることなく平等であらねばならないと思う。笑顔の絶えない教室は理想に近いが、本音を言い合える学校生活は特別難しい事ではないだろう。

遊園地 遊園地の人気乗り物上位に食い込むジェットコースター。スリルを味わうとすればナンバー1かも知れない。私の住む東京江戸川区には遊園地がない。近い所と言えば、後楽園、花やしき、ディズニーランド、豊島園辺り。この中でよく行ったのが豊島園だった。ジェットコースターも大小とあり、子ども専用の実にゆっくりのんびりとしたまさに幼児にぴったり。子どもが3歳以下だと乗り物にも制限があるので遊園地の全てを楽しむ事は中々出来ない。ところで、ジェットコースターが何の動力源も使わずに動いていると先日初めて知った。本体のアップダウンの勢いだけで動いているという。これぞまさしく省エネコースター。ストレス発散に丁度よい乗り物が沢山ある遊園地へ行ってスカッとした気分に浸りたいものである。
燃焼系 こんな運動しなくても、燃焼系、燃焼系、アミノ式。お馴染みのCMである。スポーツドリンクや健康飲料もなくてはならないほど庶民に浸透したが、ダイエットを目的とした飲料水が数多くある。肥満に悩む人が増えたのは食文化が大幅に変わって来た昭和40年代に入ってからの事だろう。和風から洋風へと様変わりした食生活。バランスの摂れた食事の摂取が中々難しいのは、現代人が多忙になり食事時間の短縮も要因となっている。つい手を抜いてレトルト物やインスタント食品で済ませてしまう。生活習慣の乱れは肥満に繋がり、やがて心臓病や高血圧と言った病気を招いてしまう。ダイエットの元々の意味は健康になる為の規定食だった。痩せる、太るなどと言った言葉とはまったく無関係であったが、減量の為の食事制限を表す言葉として用いられた為に、謝った意味で人々の間に浸透してしまったのである。痩せる為だけがダイエットではなく、痩せすぎの人が食事療法などで体重を増やす事もダイエットなのである。さて、私は当初70キロあった体重が一年でおよそ20キロの減量に成功したと言えるが、特に運動もしなければ、食事もそれほど意識しなかった。、体重の増加は心臓に負担がかかるのであまり良いとは言えない。私が実行したのは、肝機能強化と脳細胞の活性化だった。この二つだけで見る見る内に体重や体脂肪が落ちて行った訳である。肝臓は体内の脂肪を分解する働きがあり、脳の栄養源は糖分と脂肪。そして必要以上に食べない事。腹7分目程度に抑える。最初はなれないから食欲との戦いになるが、一週間もすれば慣れてしまう。間食を一切しない。これが出来ればおそらく大抵の人は減量出来るのではないだろうか。但し、元になる身体が健康でなければならない。私は心臓を患っていたが、必要最低限の栄養は摂取していたので、減量によるリバウンドもなければ、体調の不全を招く事はなかったが、一つ失敗したのは体力も一緒に落ちてしまった。これは想定外…その為体力復活に向けて水中ウォーキングを始めたと言う経緯があった。今は55キロに落ち着いているが少し食欲が増してしまいつい間食しがちな生活を送っている。女性と男性とでは脂肪の最低必要量に違いがある事をお忘れなく。
考える人 「考える人」と言えば誰もが知るところ、オーギュスト・ルネ・ロダンの代表作でもあり、各地でその作品は数多く鋳造され、世界中に存在する。一度は鑑賞した事があるのではないかと思う。しかし、この天才的とも言えるロダンにも大きな運命の波に翻弄された時代があった。彼は独学で彫刻を学びつつその後ミケランジェロの作品から強い感銘を受け、1877年に長い沈黙を破って『青銅時代』を出展するに至った。彼の作品は極めて緻密でリアルな物であった事から、そのあまりのリアルさのために「実際の人間から型を取ったのではないか」との疑いをかけられた事もあるほど。ロダンの名が一気にフランス中に広まったのは、その2年後である。型作りでない事を証明したロダンの勝利とも言えるだろう。
スーパーマン
私が初めて出会ったスーパーマンはTVがまだそれ程家庭に普及していない時代だった。昭和30年代初期、おそらく私が5歳くらいの記憶が残っている。私が見た物はTVシリーズ「スーパーマン」で、主演がジョージ・リーブスではなかったかと曖昧な記憶でしかない。幼い子どもに主演が誰かそこまで細かくは記憶に留めてはいない。後から調べておそらくこの年代のものだろうと知っただけのこと。家の向かい側に住んでいる青島家にはTVがあった。幼馴染の洋子ちゃんという子がいた。それはもう人形のように可愛いどちらかと言えばお嬢さんに近かったかも知れない。つぶらな瞳が大きく私はその子が好きだった。だから青島家にTVを見に行くのはとても楽しみでもあったが、お父さんが結構厳しい人に見えた。14インチ程度の昔のTVだからスイッチを入れても中々画面が写らない。早く見たいのと嬉しさの交差した純粋な心で洋子ちゃんと顔を見合わせながら見るスーパーマンは、とても楽しみな生活の一部だった。それから暫くして青島家は引越しをしてしまいそれ以来洋子ちゃんとは会っていない。お別れの時手を振ったような記憶が微かに残っているだけだ。スパーマンも随分歳を重ね、俳優も変わり続けたが、最もスパーマンとして活躍し続けたのは他でもないクリストファーリーブ。しかし彼に悲劇が襲う。落馬による骨折が原因で車椅子生活となってしまった。それ以降スーパーマンはスクリーンから姿を消してしまった。だが、ようやく新たなスーパーマンが蘇ったのである。不死鳥の如く彼は不死身。あれから40年近く見続けてきた。その間にはもちろん多くのヒーローは現れた。バットマンやスパイダーマンもその一人。しかし自分の心に深く刻み込まれているヒーローはスーパーマンだけである。ヒーローは二人必要ないだろう。

タラコ0.4

我が家のアイドル猫たらこ一年前の姿です。実はこの頃は名前が「おくら」だったのです。お蔵入りになりそうなので止めました。去勢手術もまだ受けていない子猫、おそらく生まれて4ヶ月くらいでしょうか。家内の仕事場がお気に入りで、家内がイラストを描き始めるとやって来てじっとその様子を見つめていました。時々走る筆先にちょっかいを出したりしていましたね。この頃はまだ小さいのでそれほど邪魔にはなりませんが、今はもう一回り以上大きくなっているので、仕事場を占領されたらたまりません。懐かしいです、イラストの個展に向けて夜遅くまで絵を描いていた家内とその横でまるで見守るかのようにタラコの小さな姿がありました。もちろんタラコをモデルにしたイラストもあります。