プールサイドの人魚姫 -103ページ目

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

砂漠 フセイン アメリカ中間選挙の直前に報道された元イラク大統領サダムフセインの死刑判決。何故この時期にと疑問を持ったが、これは当然ながらブッシュ大統領率いる共和党への追い風を狙ったものだ。しかし、選挙の結果は民主党に軍配が上がった。中でも元ファーストレディのヒラリー女史は圧倒的な国民の支持を受け、大差の勝利。アメリカ国民もさすがにブッシュのイラク政策に嫌気が差し始め、やっとお目覚めのご様子。私から言えば遅すぎるくらいである。フセイン元大統領の裁判は24年前に起こった、イスラム教シーア派の住民虐殺事件である。何ゆえ今頃この事件が裁かれ死刑判決を受けるのか、現在イラクの主導権を握っているのはシーア派。宗教対立による治安悪化に手を焼くシーア派の幹部達はスンニ派の士気を挫こうとする思惑が見えなくもない。虐殺の裁判は当然としても、それ以外にフセインの大きな罪は幾らでもあるだろう。イラン戦争、クウェート侵攻、イラク戦争などである。大量破壊兵器の開発は北朝鮮と同じく近隣諸国にとってみれば、恐怖の見えない侵攻と弾圧に他ならない。
20年を越えるフセインの独裁政権には米国を主とした国際的な政治が微妙に絡んでおり、イランを封じ込める為にアメリカが湾岸戦争直前までイラクを支援していた事は記憶に新しい。軍事的、経済的にもイラクはアメリカの手足となりイランに対し圧力をかけていた。もちろん、中東におけるアメリカの大儀は火薬庫アラブの平和維持であるが、その背景には石油という代償がついている事は言うまでもない。イラク戦争は長引きテロの収まる気配が一向に見えず、不透明なイラク問題は帰らぬ兵士の数だけが増え続け、泥沼の中に引き摺りこまれていく。アメリカの言う「正義」と「大儀」は既にその容さえ見えない状況である。9.11米同時多発テロ以降ブッシュが掲げた対テロ戦争は混沌とした国際社会に大きな不安だけ残し、夜明けのない戦争と化している。
選挙速報が耳に飛び込んでくる中、唇を噛み締め、肩を震わせているブッシュ大統領が呟いた。「俺が始めた戦争じゃない、仕掛けたのは向こうだ」苦し紛れに吐く言葉が共和党敗北の声と共に闇の中に消えて行った。




みつを平成14年9月、身体に変調をきたし、心療内科の門を叩いてから既に4年の月日が流れて行った。初めて手にした抗うつ薬と睡眠剤。そして私の心臓病より厄介な心の病(うつ病)との闘いが始まった。二週間に一回の通院、その度に薬の種類が変わって行った。最初に処方された薬の名前が何だったか思い出せない。デパスやアモキサン、ドグマチールだったか?通院半年ほど経っても症状は改善されず、意欲減退、思考力の低下、不眠、不安などの感情に襲われる毎日。夜明けの辛さに心臓も狂った拍動の繰り返し。薬の副作用が現れ、便秘、体重の増加。眩暈など。そして一ヶ月の休職を取ったものの、仕事への不安などに悩まされ、落ち着いて休める状態ではなかった。平成15年7月慶応義塾病院へ転院、しかし余りの混み具合に気分が悪くなる。3時間も待っただろうか…。処方された薬は以前と殆ど同じだった。それから間もなくして再度転院。やっと落ち着ける病院が見つかった。ここまで来られたのは家族の愛情や周囲が支えてくれたからだと思う。自分以上に家族は辛い思いをしているのだ。平成17年4月、詩集出版と共に職場復帰を果たした。私の心と身体は180度変わっていた。一番驚いたのは家族と主治医、そして会社の社員たちだった。自分自身も自分のあまりの変わり様に驚きを隠せず、困惑していた。劇的な体重の減少、まるで別の病気(癌)にでも冒されたかたと心配になるほどだった。ブログを始めたのは去年の7月。復職に失敗し(躁鬱病)、今年5月に退職した事はみなさん既にご存知の通りです。
社会から距離を置いてから約4年、それに終わりの鐘を叩く時が訪れようとしているのだ。面接である、私は面接の達人(^-^)と言われているので自信があった。第一印象が良いらしい。これは非常に大切な事でもある。人はまず見た目から入るし、良い印象を相手に与えるのは一時面接成功の秘訣だ。張りのある切れ味の良い返事。姿勢も重要で堂々と胸を張り、自分を出来るだけ大きく見せること。この大きいは身体の大小ではない。余裕を持たせることである。目線は常に相手の顔の中心に置く。話す時は相手の目を見る。そしてほどほどの緊張感を保つ事。久しぶりに日比谷公園を歩いた。何処までも高い蒼空と公園の木々が手を振っている様に見えた。私の社会復帰が始まる、病気が治ったとは思わないが一歩前進した事だけは事実である。ブログの皆さんに吉報を届ける日も近いだろう。しかし大事な時にあせり過ぎて失敗しているので、何とも言えないのが本音です。ただ、この様に思えるようになったのは多少進歩しているのではと前向きに考えているところです。

北の殿様 ミサイル発射に核実験と10月は金正日の一人舞台に、各国が振り回される形で終わった。核実験が成功か失敗なのかそれを確認するのにも一週間も時間がかかり、とりあえず成功?と疑問符付きのままである。あの国は失敗しても成功と言い切ってしまう図々しさを持っているので余計に始末が悪い。放射能は元々自然界に微量ながら存在する物質であり、それをアメリカの偵察機が誤認した可能性もある。本人が成功だと言い切っているが嘘付き将軍だから、それを鵜呑みにするのもどうかと思われる。こちらが騒げば騒ぐほど北朝鮮の思う壺にはまるだけだ。国連決議に置いて各国の足並みも一応揃い、経済制裁も実施されたが、どれだけ効果が上がるかはいつもの事ながら疑問である。さて、一体どの国が将軍の頭に拳骨を食らわすかと、様子を見ていたら、やはり大親分の中国だった。それもその筈、北朝鮮にとっては唯一の友好国で、しかも石油を中国に依存している。そのパイプラインを切られたら北朝鮮は干からびて、暴動が起こるだろう。しかし、むしろその方が良かったのではないだろうか?朝鮮戦争の時からお世話になっている国でもあるし、中国はそれなりに北朝鮮を利用している。ロシアも同じく北朝鮮に手を貸した張本人でもあるが、核実験に対しては一応反対とのポーズだけは見せた。どの国も本音は絶対喋らず、水面下での駆け引きがマスコミさへも大きな権力によって封じ込まれているのが実情。6ヶ国協議への復帰が取り沙汰されているが、真意は闇の中。単なる時間稼ぎで次の一手を模索中とも思える。拉致、麻薬、偽札と金になることなら平気で犯罪を実行する国に未来はない。将軍様の頭の中は欲しい物は必ず手に入れたいとう、おそらく幼稚園児のような物欲が渦巻いているのかも知れない。否、園児はかわいいから許せるが傲慢で身勝手な北の暴君だけは許せない。

漏れる いじめ問題と時を同じくして発覚した必修漏れ。このままでは卒業出来ない生徒が数万人にも及ぶと言う。養護学校出身でしかも中卒の私から見ると、何故そんなに大騒ぎするんだろう?とあまり興味を引くような問題でもない様に思ったが、子どもが二人いる家庭の父親から見れば学校のあまりにも身勝手でふざけた問題だと気付く。留年と聞いて思い出すのは養護学校の生徒達。私の友人等は同級生と一緒に卒業出来きず、一学年下の生徒とまた一年を繰り返す事になった。それはやはり本人にとって病気のせいだとは分かっていても悔しい事だと思う。今の時代にはないと思われるが、病気を抱えている生徒は学校側から差別されることも少なくなかった。自分の志望校に入学したくとも病気を理由に筆記試験に合格しているにも関わらず、断られてしまうのである。教育は一体誰の為にあるのか?教師の物でもないし、学校側の都合で教育を一つの道具にしてしまう、そんな教育のあり方は間違っているだろう。教育は常に生徒の物でなければならない。日が経つにつれ履修問題が浮き彫りになり、最近では自殺者まで出しており本来の教育とは程遠い、学校の面子を保とうとする進学校の裏の顔とエゴイズム。
時代は常に動いており、情報化社会が一般化されて来た現在から見れば、教育のシステム、必須科目の見直しなどが求められてしかるべき時に来ているのかも知れない。子ども達に伝えたいことは未来を築く為の夢や希望そして何よりも大切な人の命と環境。これ等を伝えないで真の教育は有り得ないと思う。

スプーン 先日、1970年代に「超能力少年」で話題をさらった清田益章容疑者が大麻取締法違反容疑で逮捕されると言うニュースが流れた。おそらく1980年以降に生まれた人は彼の事を知らないかも知れない。エスパー伊東なら知っているが、エスパー清田は聞いた事がないと言うだろう。1974年にユリゲラーが話題になり、日本国中でスプーン曲げブームが起こった。それを機会に全国から続々と超能力を持つ少年少女たちが見出された。清田益章はその中の一人である。スプーン曲げそのものがトリックであったことをTVが暴きだしてしまった為、殆どが偽物として姿を消した。あるTV番組でスプーン曲げを披露した時にその手口を暴かれてしまい、「単なるプレッシャーによるもの」と開き直って見せ、普段は超能力を使ってスプーンを曲げていると嘯いていた事もある。どちらにしろ、見世物としては中々面白い企画であり、今では通用しないだろうが当時は全国のお茶の間ではTV画面に釘付けになったことは間違いない。大麻に手を出してしまう者に音楽関係者などが多い。感性を研ぎ澄ませる為に大麻を使用したり、その陶酔間の中から閃くものを感じ取ることも少なくないようである。大麻が合法ドラックとして認めている国もあり、嗜好品として煙草と大麻を比べて見た時に安全性から言えば大麻の方が人体に与える影響は少ない等という報告もある。どちらにしろ、酒も大麻的な要素を多分に含んでいる訳で、恐さから言えば酒が一番人間を狂わせる嗜好品なのかもしれない。

aaa 安部政権が誕生し一ヶ月を過ぎた。美しい国作りを公約?に掲げながら、教育改革にも力を注ぐと言う。しかし、このところ新聞やニュースを見てみるといじめによる自殺、必修漏れなど教育の現場が実に脆く崩れさって行く報道ばかりが目立つ。紙の上で理解したとしてもそれは理屈のみで、現場に活かされるような事が殆ど見受けられない。東大出身のようなエリート集団には、現場の難しい現実を見ておらず、身体で覚えていない知識は空回り的な論法だけが一人歩きしている。正義を振りかざし拳を上げれば、反逆者的扱いを受け、無人島のような場所へと左遷されるに違いない。残るはイエスマンのみ。ノーと言える教師が現場から消えて行く。いじめをする者の大半は個人になると以外と弱者だったりする。つまり一人では何も出来ない甘ったれが多い。そして寂しがりやでもある。だからグループで行動をとり、権力を持った積りでいじめに走る。ストレスの発散場所が一人の子どもに向けられ、やがて自殺にまで追い込まれて最悪な結果を残すのである。弱い者ほど自制心が働かず、周りに振り回され善悪の判断すら見失って行くのだ。今の学校に求められている物は真の勇気である。いじめ問題は教師や大人ばかりに頼っていては解決を見ない。子ども達が立ち上がらなければ永遠にこの世からいじめは無くならないだろう。自分達の問題は自分達で解決する。学校の顔と家の顔、二つの顔を持った子どもは突然豹変する。それに気付かない教師や親も多い。日本が島国でなかったらおそらくこれほどのいじめ問題など起こらないかもしれない。島国ゆえの哀しい閉鎖的な風土が生んだ最も醜い産物なのかも知れないが。

ハロウィン 「フリーズ(動くな)」それを「プリーズ」と聞き間違えた日本人留学生が銃殺されてから10年以上経つのだろうか。アメリカの銃社会が生んだ悲劇として、大きくニュースで取り上げられていたのを思い出す。日本人観光客や留学生に対し注意する点は夜間に行き成り他人の家に訪問しない事。必ず事前にアポイントを取る。見知らぬ人物の突然の訪問は非常に危険。アメリカでは自分の身を守るのが先決であり、やられる前にやれと言う理屈がまかり通っているので、日本人の感覚からすればあり得ない状況でもある。アメリカの歴史を振り返って見れば野生動物や自然の脅威から自力で身を守り生きてきた人達には、それは必然的なことなのかも知れない。
さて、ハロウィンと言えば日本でいうところのお盆を想像してみれば分かり易いだろう。地域によっては多少の差はあるにしろ、大きなカボチャがシンボルである。そして最大の楽しみが仮装パーティー。一般的な登場人物は幽霊、魔女、コウモリ、黒猫、ゴブリンなどといったモンスターが中心。これは悪霊を追い払うためのもので、仮装した子ども達が近くの家を訪問し、お菓子などを貰った後にパーティーを開く。宗教が変われば霊に対する扱いも随分変化するものである。

ゴッホ フィンセント・ファン・ゴッホ、ポスト印象派の画家として最も有名。1880年に画家を志し基本的な絵の勉強を始めた。自宅をアトリエとして作品を描き始め27歳から画家としての道を歩み始めた。耳を切り落とした後に描かれた自画像は誰もが知るところ。仲の良かったポールゴーギャンと共同生活を始めたが、その後二人の友情にひびが入り、ゴーギャンの放った言葉「耳の形がおかしい」これが原因で自ら左の耳朶を切り取ってしまった。おそらくこの時点で既にゴッホの精神状態は錯乱していたものと思われる。それ以後切り落した耳を友人に送り付けるなどの奇行が目立ち始め、精神病院に入院するに至った。1890年7月にパリ郊外で猟銃による自殺を図り、その2日後に死亡。芸術家、或いは小説家と呼ばれる人達に共通する点は「自殺」という行為だろう。小説家に多いのは躁と鬱を繰り返す「躁鬱病」北杜夫氏などはその代表と言ってよい。納得が出来る作品を創作する段階でバランスを崩し、精神の崩壊を招くまでに自分を追い詰めてしまうところなどは、今の混沌とした現代社会を反映しているように思えて仕方がない。

偽札

話題のデスノートに名前を書くとしたらやはり「金正日」これで問題解決。昨日ニュースを見ていると「スーパーノート」と言う言葉が耳に入って来た。初めて聞く言葉で、これが北朝鮮で偽造された100ドルの偽造紙幣だと分かった。世界各国にこの偽造紙幣が大量流通しているようだ。かなり精巧に作られているようで本物と比べても全く我々には判別は不能。偽造品や模造品はバッグ、財布、ベルト等様々な物が出回っている現代。偽物作りもかなり手が込んで来ており、素人に見破るのは非常に困難である。これらが全て北朝鮮ルートで出回っている訳ではないが、今回の偽札についてはそのレベルが非常に高い。これだけの物を印刷するにはよほど性能の良い印刷機と技術者が必要だと思われる。北朝鮮は不当な方法で外貨を荒稼ぎし、これは既に国家とは呼べない、暴力団、ならず者の集団としか言いようがない。拉致、麻薬、偽造紙幣、脅迫…これだけ犯罪を重ねている者をどうして逮捕出来ないのだろう。国連制裁決議がどれほどの効果があるかは疑問。北の首領に掻き回されて無駄に時間を費やすのはもうやめた方がよい。金正日の両腕に手錠をかける国は一体どこにいるのだろうか。

虐待 いじめと同様に児童虐待も社会問題になっている昨今。先日起きた長岡京市での幼児虐待事件、これらはほんの氷山の一角に過ぎず、表面化していない虐待は数多くある。児童相談所が殆どその機能を停止した状態で、親子の間に割って入るタイミングの難しさなどが浮き彫りになっているのが現状だろう。年々増え続けるこれら子どもが被害者になる痛ましい事件が何故起こるのだろうか。
現代は情報化社会であり、物質的にも豊かで生活水準もある程度恵まれている環境でもあるが、その影で複雑さと共に希薄な人間関係に悩む大人たちが増えている。一見何事もないような日常の風景に突然ぽっかりと開いた僅かな隙間。それは人の心の闇が映し出す病める傷口なのかも知れない。親と子の関係、或いは夫婦間が上手く行かず、その苛立ちが一番弱い子どもに向けられるといった現実社会。世の中は常に弱者が傷付き、悲鳴を上げているにも関わらず、近隣同士の繋がりが薄い為誰もが傍観者という立場に置かれている。プライバシーを重視する社会では第三者の介入は疎ましく思われ、子どものSOSを察知しながらも、手を差し伸べることを躊躇させる悪循環が結果的に手遅れと言う現場を作ってしまうのである。親の言う事を中々聞かない子どもには何の罪もなくそれが子どもの姿であり、だからこそ子育ては難しい。しかし親と子は愛情という深い絆で結ばれており、何処の誰よりもわが子が一番かわいいはずなのだが…。そこには悩み苦しむ母親の姿がある。虐待だと分かっていてもつい手が出てしまう。そんな自分を抑えられない、育児に自信が持てずに一線を越えてしまい育児放棄に走る親も多いだろう。夫婦はお互いが助け合って子どもを育てて行くべきだが、子育てを妻に押し付け家庭を返り見ない父親の存在も問題である。悩んだ末に育児ノイローゼで、子どもを道連れに自殺などと言う最も悲惨な状況が発生する事も少なくないであろう。躾に暴力は必要なく言葉だけでも十分に躾は成り立つ。最もあまりにも言うことを聞かない時などは、軽く手や足を叩いたりもするが、痣が出来るような暴力は殺意としか言いようがない。私は子ども時代痣の絶えない時期を過ごした経験があり、大きな石で殺されかけたこともあったが、それは父が酒に酔っていたからであって、普段は優しい父親だった。しかし、その表裏が余りにも極端だったので酒を飲み始めた父親を恐怖の眼差しで見つめていたものである。そんな父の命日がもう直ぐやって来る。