OJISURFERの移住計画

OJISURFERの移住計画

現在サーフィン移住を企てている50代おじサーファーの野望を記録するブログ。

 

前回の記事で、「移住後夫婦で月30万円稼げば」と書きましたが、つまりは1人当たり15万円(以上)ですね。

妻は色々資格も持っていますし、私より6才も若いですから、恐らく移住後は妻の方が稼ぎはいいでしょう。15万円は余裕で超えてくると思います。一方私の方は年齢も60弱(の予定)ですし、潰しのきかないサラリーマン上がりですから高望みはしていません。恐らくアルバイト的な働き方になると思うのですが、それでも月15万円はそれほどハードルが高くはないと思っています。例えば週5日働く場合、日給8,000円×20日で16万円です。今は最低賃金も上がってきていますから、時給や日給もそれなりになっており、「日給8,000円」は余裕でしょう。また団塊の世代が高齢化している中で労働人口が激減しており、働き手不足が深刻になっていますので、例え高齢者であろうとも贅沢言わなければ仕事がないってことはないでしょう。

 

で、ここからが本題ですが、私が具体的にどのように15万円を稼いでいこうと考えているかと言いますと、今までお堅くストレスが多い仕事をしてきました(今もしています)ので、できれば好きなことを仕事にしたいと思っています。例えばサーフショップで働くとか、牧場やキャンプ場で働くとか、醤油や味噌工場に勤めるとか(笑)、今までやったことがないような仕事をしてみたいです。仕事=お金を稼ぐ手段だけではなく、それ自体が新しい経験を得られる手段としたいのです。

 

いやいや、月15万円ならもっと少ない日数で稼げるでしょ?というご意見もあろうかと思いますが、私ももう若くはありませんので、給料が高い=激務は厳しいことと、あんまりのんびりしすぎると脳機能が低下してしまう恐れもあるので、オンとオフのメリハリをつけるためにも基本週5で働きたいと思っています。その結果、15万円を超えた場合はラッキーということで、旅行やレジャー費に充てたいと思います。今まではいかに貯金を増やすかばかり考えてきましたが、これからは減らさなければいいですから。

 

私は今年55才になります。仮に100才まで生きるとしても折り返し地点はとうに過ぎています。

実際に何歳まで生きられるのか、その内健康でアクティブでいられるのは何歳までなのか、それは誰にも分かりませんが、いずれにしてもそんなに多くの時間があるわけではありません。何も考えずに行動していてはあっという間に過ぎてしまいます。

これまでの人生を振り返ると、大変なこともたくさんあったし我ながらよくここまでやってきたなと思います。

これからの人生の後半戦、体が動かなくなるまでは私の人生のボーナスステージとして、自分が望む人生を送りたいと切に願っています。この移住計画はすべてそのためなのです。

 

過去の記事では移住の時期を令和11年度、1年早めても令和10年度としていましたが、これは妻にもまだ相談していませんが、私としてはもう少し早めたい、っていうよりも1年でも、1日でも早く移住したいと考えるようになってきています。

 

というのも後ろ向きなことで恐縮ですが、今私のいる立場が私にとっては非常に窮屈であり、島暮らしが息苦しくて毎日を楽しむことができなくなってきています。何をしていても常に仕事のことが気にかかっていて、毎日移住後の生活を夢見ては、YouTubeでサーフィン旅行や湘南移住関係の動画を見てため息をついています。私の立場は常に住民から「品行方正」であることが当たり前のこととして求められますが、実際の私は割とやんちゃでむしろ自由なことを好みます。人から見たら「いやいやお前十分エンジョイしてるだろ?」って思われるかもしれませんが、私にとってはしがらみでがんじがらめなのです。悲しいですが私の心は私にしか分からないの仕方ありません。

 

さて、私の気持ちは置いといて、移住する上でのハードルは大きく分けて2つです。

 

1つ目のハードルは社会的立場です。私も妻も仕事をしていますので、急に辞めてしまっては職場に迷惑をかけてしまいます。ただでさえ離島には人材が少ないですから、少なくとも辞める1年前にはその旨職場に通達したいと思っています。

 

2つ目のハードルはやはりお金の問題です。我が家にはまだ大学4年の娘がいますから、今年度いっぱいはそれなりにお金がかかります。ただ逆に言えば来年度からはかからなくなる予定なんですよね。で、老後のお金のリスクを極力減らすためには定年近くまで働くべきだということで、令和11年度若しくは令和10年頃が移住のXデーになっていたわけですけど、実は私も奥さんも割と計画的な方ですので、貯金もちゃんとしていたわけです。

 

つまり、現時点で将来不測の事態により大きなお金が必要となったときへの備えはまあできており、例えば移住後月に生活費が30万円かかるとして、年金がもらえる65歳まで夫婦2人で毎月30万円以上稼げば余剰金が減ることもなく、経済破綻することはないでしょう。夫婦2人で30万円なら無理な金額でもありませんし、恐らくもう少し生活費を減らすこともできると思います。

 

そうなると、2つ目のハードルはすでにクリアしており、まあ今の職場に長く勤めれば勤めるほど安心感は得られますが、移住後の新しい生活で幸福感を得られる期間が短くなってしまいますので、どちらを優先するかって話になります。なので1つ目のハードルをクリアするため来年度(令和7年度)の初めにその年度いっぱいで辞める旨を職場に通達すれば、最短で令和8年度には移住することが可能ではあるのです。

 

令和8年度から令和10年度までの3年間で、経済的安心感を重視するなら令和10年度、(主に私の)願いを叶えるなら令和8年度ということになりそうです。いずれにしても3年間のどこかってところまでは決意も固まってきましたし、その最短が令和8年度とわずか2年後ですので、気持ちははやりますが、Xデーに向け少しずつ準備をしていきたいと思います。

 

 

前々回の記事で、湘南周辺で移住を検討している地域の範囲を「 駅で言うと海側では鎌倉、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原など。山側では伊勢原、鶴巻温泉、東海大学前、秦野、渋沢、新松田など」と書きましたが、現時点でその中でどの辺が希望なのか、今回はこのことをテーマに考えてみます。

 

上記の中で恐らく最も交通の便がいいのは藤沢ではないかと思います。駅周辺には何でもあり、海はかの有名な鵠沼海岸を擁します。ただし私には少し都会すぎるのと、鵠沼は世界一混雑する海ですから別の場所の方がよさそうです。

 

ほかはそれほど詳しくないのですが、今魅力を感じているのは、海側では茅ヶ崎、平塚あたりです。海も湘南の中では空いている方で、波質もよく、街には自然が多く残っています。地値や家賃相場も安い方です。山側では秦野市、駅で言うと東海大学前、秦野あたりです。この辺は海へ車で30分ほどかかりますが、海から離れているため津波のリスクがなく、地盤も強固で盆地ですので台風のリスクも少なそうです。また潮風による塩害もなく、水も日本一おいしいのだとか。

 

海側の茅ヶ崎、平塚あたりも、山側の秦野も東京(調布)からわずか1時間半くらいで行き来できるのに豊かな自然を享受できるのが非常に魅力的です。津波や塩害のリスクを抱えていても、朝や夕方など隙間時間にサクッと海に入ることができる海近を選ぶか、災害リスクが少ない山側を選ぶか、あるいはその中間をとるか、悩ましいところです。

 

実は私、移住後にやってみたいことがあります。

それはYouTubeです。

実は過去にもYouTubeに動画をアップしたことはあるのですが、ホントに撮った動画をそのままポンと載せたようなお粗末なものでした。今考えているのは、もう少しちゃんと動画を編集してBGMやテロップなどもちゃんと入れ込んだものです。

今もインスタなどはやっていて、サーフィンに行く時にはほぼほぼビデオ撮影していて、それを毎回1分以内にまとめて投稿したりしています。その後遺症で撮影してないとやる気が出ないまであります。

 

どうやら私は動画を編集したり投稿したりするのが好きなようです。

 

そんなこともあって、移住後の趣味の1つとしてYouTubeをぜひやってみたいのです。

カテゴリーとしては、旅、サーフィン、車(車中泊含む)、温泉、移住後の暮らしなどになるでしょうか。

60近くのおっさんのチャンネルなんて需要はないと思いますが、それで生計を立てようとは思っていませんので登録者さんが全然増えなくても問題ありません(多少凹むかもしれませんが)。

 

たくさんの人に見てもらいたいというよりも、むしろ自分自身の旅やサーフィンの記録としての意味合いが強いので、顔をさらしたりせず、プライバシーに配慮してのんびりやれればと思っています。

 

そしてあわよくば、あわよくばですよ、収益が発生したらそれを新しい旅の資金にできたらいいななんて多少の下心もあったりします。できる、できないは別にしてモチベーション維持のため、そのような目標を持つこともよいのではないかと思うのです。

 

実は目標とするYouTuberさんがいらっしゃいます。Tripping Lifeというチャンネルを運営されているmoleyさんという方です。

その方は恐らく私よりも年上だと思いますが、基本ソロで軽バンで車中泊やキャンプをしながらサーフィンして、ご飯を食べて、温泉に入って帰るっていう何ともユルめの動画を投稿されているのですが、そのユルさが大好きでよく見させていただいています。

 

私の趣味ってサーフィンや旅行、ドライブなど体を動かす系ばかりなんですよね。

やっぱり文化的趣味も一つくらいあった方がいいだろうし、そういった意味でもぜひ挑戦してみたいと思っています。

 

前回の続きです。

前回の記事で「東京から1時間から1時間半、かつ海へ車で30~1時間以内」と書きましたが、もう少し具体的に調べてみると、私の場合、娘たちは東京の調布市に住んでいますので、そこを起点として考える必要があります。前回の記事では候補地として湘南か千葉北と書きましたが、千葉北は調べたところ2時間かかるので候補から外します。そうなると湘南一択。では具体的にはどの辺なら条件を満たすか調べてみました。

 

調布から湘南方面へ電車で概ね1時間から1時間半の範囲は、だいたい上の地図の赤く囲った範囲、駅で言うと海側では鎌倉、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原など。山側では伊勢原、鶴巻温泉、東海大学前、秦野、渋沢、新松田など。

このあたりなら条件を満たしていそうです。

こうして見ると調布から湘南って意外と近いんですね。

 

サーフィンする場所として湘南を選ぶ場合、波が小さい時が多いのはいいとして、やはり混雑が一番の問題だと思います。

私は湘南には過去に数回行った程度であまり詳しくはありませんが、多少波質が落ちても空いてる場所があるといいんですけどね。もしもそんな場所を知ることができたら、上記範囲内でそこへ行きやすい場所に住むのがいいかもしれません。

 

湘南と言えばやはりサーファーには海側が人気ですが、私が住むなら山側がいいかなと思っています。

というのも、ひとつは南海トラフ地震に伴う津波が怖いから、もうひとつはあまりゴミゴミしていない落ち着いた場所に住みたいからです。

 

鴨川市改めこの地域に住むメリットとして(あくまで私の場合ですが)、私の大好きな伊豆や静波方面へのアクセスがいいという点が大きいです。サーフィン以外でも箱根や湯河原、小田原、富士山麓、山梨、長野とかにも行きやすいのも理想的です。アクアラインや東京湾フェリーを使えば千葉県だってそこまで遠くはありません。鴨川と比べたデメリットとしては、やはりいい波に乗れる確率が各段に落ちるという点です。すべてはそれに尽きますね。逆にそれ以外については湘南地域の圧勝ではないか。

 

結論としましては、移住における各種優先順位からサーフィンが占めるウエイトを少し落としてあげれば、私にとって湘南周辺は理想的な候補地となるかもしれません。最悪湘南の混雑が嫌なら伊豆に逃避することも可能だし。

ここにきて、今更ながら自分がとても大事なことを見落としていたことに気が付きました。

それは、私が移住後にやりたいことが多すぎて、そちらばかりに気が向いてしまったことが原因です。

 

それが何かと言いますと、家族のことです。

私の家族は奥さんに娘が2人、それに犬が2匹です。親は私も妻も他界しています。

 

娘2人は現在東京に住んでいて、恐らく今後も東京に住み続けると思われます。そこで私たち夫婦の移住先も東京から3時間以内でサーフィンできるところに限定していたのですが、この「3時間以内」というのが間違いでした。

 

片道3時間、確かにたまにならそこまで苦になる移動時間ではありません。

だけどたびたびとなるとどうでしょう?片道3時間の移動にかかる旅費も遠いなりにそこそこかかります。例えば明日、一緒にランチしようと思っても、1000円のランチを食べるために往復6時間と6,000円の電車賃は払いたくないですよね。

ようするに結局気軽に行き来できる距離ではなかったのです。

 

娘たちの身内は(今のところ)私たち両親だけですから、「いつでも気軽に会える距離」それこそ上述のように「ちょっとランチ」できる距離にいることが必要だったのです。娘たちは高校から島を出て、親と離れて暮らしています。それがどれほど心細いことか、同じことを経験している私には分かります。分かってるはずでした。逆に今更であっても、両親が気軽に会える距離にくることがどれほど心強いことか。私は自分の欲望を考える前にまずはそこから考えるべきでした。

 

 

いわば物理的な距離=心の距離なのです。

 

 

そんなわけで、やはり気軽に行き来できるのは1時間~1時間半くらいではないか、そうなるとサーフィン可能な場所って限られてくるんですよね。千葉北か湘南か。

 

私は車の運転をすることが好きなので、特に海近にこだわってはいません。海近には津波や塩害などのデメリットもありますし。かと言って毎回3時間以上かけて海に行くのはちょっとしんどい、ならば東京から1時間~1時間半くらいで、かつ海へ車で30分か遠くても片道1時間くらいの場所を新たに探せばいいのではないか。

 

このブログ、当初は移住先を千葉県鴨川市に限定していましたが、先日タイトルも変えさせていただき、やはり違う方向に進んでいこうと思います。これまで鴨川への移住に興味を持ってくれてた方には誠に申し訳ありません。

 

どうやら私は自分の頭の中で考えているだけでは十分に物事を整理できない性質のようです。このブログにその時その時に思っていることを書き綴る内に、「あれ?俺が書いてることなんか矛盾してるぞ」とか、「あの時はこう思ってたけどやっぱりこっちの方がいいんじゃね?」とかいろいろな条件が少しずつ整理されていくのだと思います。移住なんてそうそう何度もできるものではありませんから、事前に悩み考えることが重要だと思いますので、その点ご容赦頂ければ幸いです。

 

移住に関する計画が少し変わったためブログタイトルを変えました。このブログを始めた頃はほぼ移住先は鴨川市一択だったのですが、今はある理由があって、まずは別の場所に数年移住→鴨川市→(老後)車がなくても暮らしやすい街という三段階移住がいいかなと思っています(また変わるかもですが)。

 

この三段階計画のよいところは、若い時と老後とでは求められる暮らし方が違うため、1箇所で完結しないことでそれぞれに最適な暮らし方が可能となる点です。

 

具体的に言いますと、若い時(と言っても私の場合59~75歳くらいまでをいいます)は、多少生活が不便でも、駅から遠くても車で移動すればいいのでなんとでもなります。それよりも海に近いとか自然を満喫できるとか、便利さ以外の魅力に重きを置きたいと思っています。逆に老後(75歳~)は、車の運転が厳しくなるので、徒歩で大体のことが完結できるもう少し都市部の方が住みやすいと思います。これまで異なったそれらの条件をいずれも満たす物件を探してきたわけですが、そんな物件はありませんでした(あったとしても非常に高くて手が出ない)。

 

私の計画では、諸々の都合により実際に移住するのは令和10年度か11年度を予定しています。

まだまだ時間はありますし、移住することによりライフスタイルがガラッと変わるわけですからいくら悩んでも損はありません。

私の移住希望先はこれまで①伊豆下田→②大網白里市→③熱海市→④湯河原町→⑤鴨川市と変わってきているわけですが、恐らくこれからも変わっていくのでしょう。

 

そんなわけで、このブログも新たな計画のもとでリスタートします。

紆余曲折しておりますが、悩んでいるその過程も大事なプロセスなのだと思います。

ふと思ったのですが、タイトルに「kamogawa」なんてつけてるくせに、最近鴨川について全くふれてませんね。

 

というのも、私の中で少し心境の変化があったからなのです。

鴨川市はサーフィンしながら田舎暮らしをするという観点では、恐らく私にとって関東周辺ではこれ以上ない理想的な環境です。

では何が変わったかと言いますと、次のような感じです。

 

元々移住に際しては、戸建を買って一生そこに住むことを考えていました。

しかしどう考えても、まだ元気でサーフィンできる時と、そうでなくなった時とでは求められる環境が違うんですよね。

どんなに頑張って探しても、すべてを満たす物件なんてありませんでした。

 

また前の記事にも書いたように、最近は車中泊旅に憧れていることもあって、居場所を転々とする暮らしにもロマンを感じるようになってきたというのも、戸建にこだわらなくなってきた理由のひとつです。

 

それらにより、移住後の比較的まだ若い時は、アパートでも借りて居場所を転々とするのもいいな、と思うようになりました。それこそ車があればどこにでも行けるので、海でも山でも私はOKです。でもできれば海の近くがいいですが。

そしてそんな暮らしに疲れてきたら、その時に終の棲家を探せばいいかなと。

 

そんなわけで、このブログの趣旨も若干違ってきてしまいました、鴨川に住んでみたいという気持ちは今も変わりはありませんが、ずっと鴨川ってわけではないためブログのタイトルと内容がかみ合わなくなってきてしまいました。タイトル変えますか。

 

 

ここ数年旅行は年1しか行けていません。

別に回数がどうということではないんですが、なにぶん普段狭い島の中で限られた人と過ごし、同じ景色を見て暮らしているので、私の好奇心やワクワクする気持ちの行き場がありません。

その分年1の旅行はすごく楽しいんですが、旅行が終わりに近づいた時の名残惜しさもまたひとしおです。

 

そんな今、焦がれるのはやはりどこか旅に行きたいということ。

サーフトリップにも行きたいし、温泉や雄大な景色を見たり、おいしい食べ物を食べに行くのもいいですね。

 

とにかく、リフレッシュが必要だなあ、と強く感じています。

仕事のストレスもまあありますね。

立場のせいかなんかちょっと息苦しくて。

 

もしも今仕事を辞める、若しくは長期の休暇をとることができて、経済的にも許されるのであれば、中古のバンでも買って自分で車中泊仕様に改造し、それで全国を回ってみたいです。

海の近くで寝起きし、朝起きたらサーフィンして、その土地のおいしいものを食べて、観光もして、また別の場所に移る。

そんな自由な旅をしてみたいです。

 

実際には今はまだ仕事を辞めることができないし、私が一人旅に出ると奥さんを一人ぼっちにしてしまうし、犬たちも寂しがるし、まあいろいろハードルはあるのですが、上に書いたような旅でなくても、金曜日の夜、「明日はどこに行こうかな?」とワクワクできるだけでもたぶん私は満足できます。内地だったら車でどこにでも行けますからね。

 

とにかく「どこにでも行ける自由」「好奇心を満たしてくれる経験」がほしい!

 

病んでるのかな?

 

 

 

以前の記事と重複する内容となるかもですが、ここで今一度「なぜ自分は島を出ることを選ぶのか」ということについて再確認してみたいと思います。

 

まず第1に、私は自分の人生はすべて自分で選び、自分で手に入れたいという考え方が強いからです。

私は今住んでいるこの島で生まれました。当然ここに生まれたくて生まれたわけではありません(このように書くと語弊があるかもしれませんが、別に嫌だったわけではありません)。また住んでいる家や土地も親から譲り受けたもので自分の力で手に入れたものではありません。私は一度きりの人生、自分の生きる場所も自分の生き方も、自分で選び自分の力で手に入れたいと思っています。それでも今後もこの島で暮らしていくことを自分で選んだのならそれもいいですが、そうではなかったため移住を検討しています。どこに住むことが自分や家族にとって最もやりたいことができて幸福な人生を歩めるのか、その点については一切妥協したくないのです。

 

誤解がないように書いておきますが、別に島で孤立しているとか、島暮らしが辛くて辛くてたまらないなどということは全くありません。むしろ人から見たらかなりエンジョイしているように見えると思います。いや別にエンジョイしてないわけではないのですが、仕方ないですよね、ここでの生活に満足できなくなっちゃったんですから。

 

では第2に、ここ(島)ではできないやりたいこととは何なのかを具体的に書いてみたいと思います。

 

・自分の住む場所、住む家を自分で探し自分で買いたい

・自分の運転する車で日本一周したい

・全国各地のサーフポイントでサーフィンしたい

・週末に温泉に行くなど、気軽に小さい旅行をしたい、もっと頻繁に旅行に行きたい

・娘たち(東京住み)の近くにいたい

・奥さんにもやりたいことをやらせてやりたい

・奥さんと旬の食材や変わった食材を買いに行き、一緒に食べたい

・全国のおいしいものを現地で食べたい

・初めて見る景色の中で散歩したい

・車中泊もしてみたい

・山登りに挑戦してみたい

 

ほかにもいろいろありますが(書き綴ればきりがない)まあざっくりこんな感じです。

え?それだけのこと?って思われたかもしれませんが、こんなことでも私にとってはすごく大事なんです。

 

私はやりたいことができずに毎日モヤモヤしていると、たぶん日々の生活が楽しくなくなり、死んだような目をするようになってしまうと思います(すでにその領域に近づきつつあると感じています)。あと20年ほどしたらボケてしまうかもしれません。見たことない景色に感動し、新しいことに挑戦し、常にフレッシュな自分であるためにも「移住」という選択肢は私にとって必須なのです。

 

まあとどのつまりは私が自分の人生に妥協ができない性格だってことなのでしょう。

でもあえて問いたいです。あなたは今の人生や今後の人生に本当に満足できますか?と。

もしもあなたが大きな病気にかかるなどして自らの死を間近に感じた時、病院の白い天井を見つめながら自分の人生に後悔がないと思えるでしょうか?

私は激しく後悔すると思います。

「移住」なんて言うと大げさに感じますが、結局のところ「やりたいことをやれる環境に身を置きたい」ただそれだけのことなのです。