家族との距離は心の距離 | OJISURFERの移住計画

OJISURFERの移住計画

現在サーフィン移住を企てている50代おじサーファーの野望を記録するブログ。

ここにきて、今更ながら自分がとても大事なことを見落としていたことに気が付きました。

それは、私が移住後にやりたいことが多すぎて、そちらばかりに気が向いてしまったことが原因です。

 

それが何かと言いますと、家族のことです。

私の家族は奥さんに娘が2人、それに犬が2匹です。親は私も妻も他界しています。

 

娘2人は現在東京に住んでいて、恐らく今後も東京に住み続けると思われます。そこで私たち夫婦の移住先も東京から3時間以内でサーフィンできるところに限定していたのですが、この「3時間以内」というのが間違いでした。

 

片道3時間、確かにたまにならそこまで苦になる移動時間ではありません。

だけどたびたびとなるとどうでしょう?片道3時間の移動にかかる旅費も遠いなりにそこそこかかります。例えば明日、一緒にランチしようと思っても、1000円のランチを食べるために往復6時間と6,000円の電車賃は払いたくないですよね。

ようするに結局気軽に行き来できる距離ではなかったのです。

 

娘たちの身内は(今のところ)私たち両親だけですから、「いつでも気軽に会える距離」それこそ上述のように「ちょっとランチ」できる距離にいることが必要だったのです。娘たちは高校から島を出て、親と離れて暮らしています。それがどれほど心細いことか、同じことを経験している私には分かります。分かってるはずでした。逆に今更であっても、両親が気軽に会える距離にくることがどれほど心強いことか。私は自分の欲望を考える前にまずはそこから考えるべきでした。

 

 

いわば物理的な距離=心の距離なのです。

 

 

そんなわけで、やはり気軽に行き来できるのは1時間~1時間半くらいではないか、そうなるとサーフィン可能な場所って限られてくるんですよね。千葉北か湘南か。

 

私は車の運転をすることが好きなので、特に海近にこだわってはいません。海近には津波や塩害などのデメリットもありますし。かと言って毎回3時間以上かけて海に行くのはちょっとしんどい、ならば東京から1時間~1時間半くらいで、かつ海へ車で30分か遠くても片道1時間くらいの場所を新たに探せばいいのではないか。

 

このブログ、当初は移住先を千葉県鴨川市に限定していましたが、先日タイトルも変えさせていただき、やはり違う方向に進んでいこうと思います。これまで鴨川への移住に興味を持ってくれてた方には誠に申し訳ありません。

 

どうやら私は自分の頭の中で考えているだけでは十分に物事を整理できない性質のようです。このブログにその時その時に思っていることを書き綴る内に、「あれ?俺が書いてることなんか矛盾してるぞ」とか、「あの時はこう思ってたけどやっぱりこっちの方がいいんじゃね?」とかいろいろな条件が少しずつ整理されていくのだと思います。移住なんてそうそう何度もできるものではありませんから、事前に悩み考えることが重要だと思いますので、その点ご容赦頂ければ幸いです。