OJISURFERの移住計画 -2ページ目

OJISURFERの移住計画

現在サーフィン移住を企てている50代おじサーファーの野望を記録するブログ。

私の住む島は恵まれた自然や温泉、釣りなどで割と人気があります。それゆえに高齢者の移住者もボチボチいるのですが、逆に島で生活していた高齢者が内地に移住していくことはごく稀だと思います(※老人ホーム入所や、離婚して出てったなどで島を離れる人は別です)。特に定年まで島で働き、定年後内地に移住した人を私はほとんど知りません。

 

つまり私が望んでいる定年後(定年前の可能性もありますが)の移住は珍ケースと言えます。少なくともこの島では。

(逆に内地で定年まで働き、定年後島に帰ってくる人はそれなりにいる印象です。)

 

かと言って、狭い人間関係や、自然災害の脅威、物価高などの理由で島の暮らしに不満を感じている人も少なからずいるでしょう。それではなぜ私のように移住を考える人がいないのか、想像するに次のような感じなのもしれません。

 

○島を出るリスクに見合うほどの必要性を感じない

 まあ確かに新しい生活にはリスクがありますからね。よほど強い気持ちがなければ敬遠してしまいますよね。例えば島で孤立していて逃げ出したいとか、私のように内地でどうしてもやりたいことがあるなどの強い気持ちがなく、そこそこ満たされた生活をしていたら、リスクを冒してまで島を出る必要性は感じなくても普通です。

 

○移住するための経済力がない、移住後内地に仕事をしていく自信がない

 これが一番多いかもしれませんね。お金がなければ生きていけませんし、ずっと島で暮らしてきた人にとって、見知らぬ場所で新たな仕事をしていく自信がないのも無理はないです。できないことを考えてもモヤモヤするだけ、それなら考えない方がいいよね。

 

○今の人間関係が大事、新しい人間関係を築くことができるか心配

 これもあると思います。仲のいい親類や友達と離れるのは嫌で当然ですから。また長く同じ人に囲まれて暮らしてきたため、新しい人間関係を築いていくことにも不安もあるでしょう。

 

○そもそも島の暮らしに満足しており島を出ることなど考えてもいない

 これが一番多いのではないでしょうか。心のどこかに島で暮らすことの生きづらさを感じていたとしても、移住しようとまでは思わない人がほとんどだと思います。

 

だいたいこんな感じではないでしょうか?

考え方は人それぞれなので、皆自分が良いと思う生き方をしていけばいいと思います。

ただ私は内地でやりたいことがたくさんあるので移住という選択肢をとるつもりです。

それもまた自由。

なので島では非常に珍しいことかもしれないけど、誰に迷惑をかけるわけでもなし、ほっといてねというお話でした。

 

 

 

「ドライブ」車でどこかへいくあれですが、私にとっては少しだけ特別です。

 

私の生まれはこの小さな離島ですから、子どものころはその小さな離島の中だけが私の世界のすべてでした。

 

高校進学のため東京に上京しましたが、当時はお金がなかったこともあり、やはり東京も私にとってはどこに行くにも電車賃がかかるなど、何をするにもお金がかかる不自由な世界でした。

 

転機は大学進学のため静岡県に行ったこと。静岡県は東京のように電車網が整備されていないため、徒歩や自転車では非常に不便でした。そのため当初は何て不便な街なんだろうと思っていましたが、大学3年の時、バイトで貯めたお金で中古の軽自動車を買った途端に私の世界が広がりました。自分が行きたいときに行きたい場所に行ける。それこそ県外でもどこにでも。

 

自分で稼いだお金で買った車で、自分が行きたいときに行きたい場所に行く、これこそが自由だと思いました。

その時から、私にとってはドライブ=自由の象徴になったのです。

 

そして今、お金だけは以前よりも自由になりましたが、島暮らしでは行きたい時に行きたい場所になど行けません。せいぜい年に1回か2回、数日の旅行に行けるかいけないか、それすら船便の欠航などでダメになることもあります。これは私にとっては非常に不自由です。

 

私が今島にいる理由、そのほとんどは親の介護のためでしたが、今は親も他界しその役目も終えました。

私の住んでいる島も家も親から譲り受けたもので、自分で選んだものでも自分の努力で手に入れたものでもありません。

 

どうやら私は自分の人生は自分の力で掴み取りたいという気持ちが人一倍強いようなのです。

 

なので「自分の力で、自分が住みたい場所を自分で選び、自分が行きたい場所に行けるようになる。」

それこそがこのブログの趣旨である「移住」の最大の目標なのです。

 

移住先については、一応今のところは鴨川市をメインに考えていますが、決定したわけではありません。まだ見ぬ理想の地があればそちらに変更する場合もあります。まだ何も決まっていない今なら、日本全国どこにでも、なんなら海外に移住することだって不可能ではありませんので、島での暮らしは不自由も多いですが、その希望だけが今の私を支えてくれています。

以前戸建と賃貸ではどちらが有利か考えてみましたが、ここにきて少し考えが変わってきました。

 

というのも、まだ若くて(と言っても60歳くらいを想定してますが)バリバリサーフィンとかをやりたい時と、年をとり車の運転ができなくなった時とでは求める物件や地理的条件も自ずと変わってくるということを(今更ですが)やっと実感してきました。

 

まだまだ元気なうちは、徒歩圏内にスーパーなどがなくても車で買いに行けばいいわけで、家の立地条件云々よりも、サーフポイントに近いとか、逆に多少不便であっても家賃が安いなどの理由で住居を決めていいように思います。

 

逆に車の運転ができなくなった時には、海近なんてデメリットしかなく、それこそ駅近物件の方が住みやすいでしょう。

 

よって、移住当初は駅に近い、スーパーに近いなど考えずに、遊び場に近い場所や家賃が安い場所、犬の散歩がしやすい場所などで、賃貸に住んでみるのがいいかもしれません。ぶっちゃけ言うと、元気な時にも、年を取った時にも、どちらでも満足できる家なんてなかなかないよね。

 

家賃が安ければ賃貸のメリットは大きいです。それに見知らぬ土地に移住して、万一その土地に馴染めなくても賃貸ならまた別の場所に移ることができます。そうこうしている間に良い物件が見つかったら購入するのもいいでしょう。いろんな意味でこの方法が一番合理的なのかもしれません。

 

ただ私の場合、犬がいますので賃貸物件を探すハードルがやや高いかもですが。

どうやって見つけたのか知らないけど、どうやら一部の島民がこのブログを見つけたようです。

それでみんなに言いふらしたのでしょう。ザワザワとうわさ話が飛びかっているようです。

 

別に隠しているわけではないので見てもらっても一向に構いませんが、変なうわさ話を立てられるのは正直あまりいい気分ではありませんね。まあこのことに限らず、昔から何かにつけてそんな感じですが。

 

内地では人がたくさんいるため、多彩な考えを持つ人がいます。ゆえに少々人と違った考えを持ってても、そこまで噂されることはありません。大勢の中の一人ですから、そこまでみんな興味がないのです。ところが島は世間が狭いためどうしても気になっちゃうんでしょうね。

 

普通なら、「あ~この人こんなこと考えてたんだ~?」って思ってもそれで終わり、それが「○○さん、ブログにこんなこと書いてたよ!」ってどんどん話が盛られながら広がっていく、ウザいですね。

 

私が何を考えて、将来どんな夢を持とうと誰かに迷惑をかけるわけではありません。

あまりに世間が狭く、暇な奴、うわさ話が大好物な奴が多すぎる。

 

そういうところなんだよなあ、島が住みにくい理由のひとつ。

 


 

先日鴨川に行ってきました。

東京駅から高速バスで往復しましたが、所要時間は2時間ちょっと。

そこそこ時間はかかるけど、座ってれば着くので楽ではあります。

 

肝心な現地を見た印象ですが、以下の通りでした。

 

<サーフィン環境>

いい波立ってました。ビーチも広く、無料の駐車場も完備されており、広いビーチを移動すると波が大きいところも、テトラがあって小さいところもありました。砂浜の色が黒ではなくベージュっぽい色なので海の色がアクアブルーできれいです。つまりはメインとなるサーフポイントとして理想的だと思いました。

 

<生活の利便性>

イオン、ベイシア、カインズを除いてきましたが、いずれも大きく品ぞろえも十分。ただし店が大きすぎて買い物がめんどくさいかも。駅周辺に郵便局や銀行、コンビニなど主要な施設は揃っており、市役所も徒歩圏内です。私的には十分便利だと思いました。坂道は非常に少ないです。あっても緩い坂。徒歩や自転車でもそれほど困らなそうです。

 

<交 通>

今回は高速バスで行き来しましたが、前述のようにそこそこ楽でした。電車は1時間に1本か2本、市内バスもそれくらい。交通の便はお世辞にもいいとは言えません。特に電車は慣れないとちょっと使いづらいですね。今回あったことですけど、1時間に1本しか来ない電車が来て、自分はその時イオン側にいました。駅のホームはイオンの反対側なので、階段を駆け上りホームに入ったのですが、乗りたい電車はホームの反対側だったのでまた階段をダッシュ。ギリ間に合ったのですが、電車のドアが開かない。どうやらボタンを押さないとドアが開かない仕様のようです。危うく電車に置いて行かれるところでした。

 

<景 観>

最高でした。駅から5分ほど歩けばマリンブルーの海が広がります。そして山側に10分ほど歩くと広大な田畑が。いたる所に廃墟がありますが、なぜか湯河原のような退廃感は感じられませんでした。線路の柵が古びた木だったり、土管が置かれた空き地があったり、昭和の臭いがします。かなり好き。

 

<家探し>

3件ほど不動産屋に行きましたがネット以上の情報なし。ネットに乗せないシークレット物件があるのでは?と思っていましたが残念ながらありませんでした。空き家はたくさんあるものの、売りに出そうとする人は少なく物件数は少ないです。

 

<総 括>

東京からのアクセスこそイマイチですが、サーフィン環境、暮らしやすさ、景観等個人的には◎でした。

今まで候補としてきた千葉北、伊豆、湯河原の中では1番好みの場所です。ただし物件数が非常に少ないため早い段階から探す必要がありそうです。

 

以前の記事で、鴨川市への移住時期については4~5年後を予定している旨書きました。

ただし、この半年ほどSUUMOやYahoo!不動産などで中古の戸建て物件を探しているのですが、鴨川市は手ごろな物件が少ない印象です。ゆえに、4~5年後になって、いざ移住するとなった時に家が買えてないなんてこともあるかもしれません。

 

そこで、奥さんと話し合った結果、今から本気で家探しを始めて、いい物件があったらもっと早い段階で買ってしまおうということになりました。例えば来年いい物件が出たとして、すぐに購入し移住するまでの3~4年は別荘的に利用しながら、少しずつ荷物を送ったりしてしまおうという作戦です。

 

そこで血眼になって再度ネット上の不動産情報を探しましたがやはり物件が少ない...そこで、藁にも縋る思いでHousiiに登録してみました。Housiiとは、自分の望む物件の情報を予め登録しておき、それに合った物件が出た時には通知をくれるサービスのようです。

 

そんなわけで、さっそく鴨川市の「貝渚、来秀、広場、西町、八色、花房」地区、2LDK~3LDK、予算1,500万円以内などの条件で登録してみましたが、やはり「対象物件なし」でした(汗)

 

鴨川市...私にとっての(現時点での)理想の地ではあるものの、その生活を手に入れるためにはまだまだハードルがありそうです。誰か家売ってくれませんかね?

 

 

私の理想の家

中古の戸建で、広さは3LDK程度の平屋(2階建でも可)で、そこまで広くなくてもいいので庭、駐車場付、駅・スーパーまで徒歩30分以内、1,500万円以下、津波、地震、洪水、土砂災害等の警戒区域内でないこと、周囲が自然に溢れている場所なら最高、といった感じです。

 

新年明けましておめでとうございます。

・・・と言いたいところですが、今年は年明け早々能登半島の大地震が発生し、今もなお危機的な状況が続いており、とても「おめでとう」などと言える状態ではありませんね。

私の住む島も、2000年に群発地震に見舞われ、その際の最大震度は6弱と発表されていますが、島に地震計がなかったため、実際には震度6強若しくは7あったと言われていますので、当然被害も多発し、夜もほどんど眠れず、水も電気もなく、本当に大変な思いをしました。

被災者の皆様におかれましては、未だ辛い日々をお過ごしのことと思いますが、一日も早い収束及び穏やかな日常への回帰を心よりお祈り申し上げます。

 

さて、そんなわけで2024年がスタートしましたが、新年早々巨大地震の脅威を目の当たりにして、当ブログの趣旨である「移住」に関しても「防災」に対してしっかり考える必要があると改めて思いました。

 

このブログを見てくださっている方の中には、もしかしたら同じように移住を考えられている方もいるかもしれませんが、「考えている」内は、まだ移住先が決まっていないわけで、言うなれば「どこにでも行ける状態」なわけですから、ある意味チャンスでもあります。なぜなら災害に対して強い街を選ぶことができるのですから。

 

便利な街、住みやすい街、レジャー溢れる街など、それぞれ住みたい街があると思います、ですが今回の大地震の教訓から、より安全な街という観点から、希望する移住先を再度見直してみてはいかがでしょうか。私も今一度考えてみます。

 

ただご注意いただきたいのが、「災害に強い街」「災害に弱い街」などと呼ばれる地域がありますが、例えば「災害に強い街」と言われていても、その街のすべての場所が災害に強いわけではありません。どの地域にあっても、海や川の近くや傾斜地の近くなどは必ずリスクがあります。「〇〇市は災害に強い」などという情報を鵜吞みにせず、〇〇市の中でもリスクが少ない地域を選ぶ必要があると思います。

 

私的に注意したいポイントとしてはざっと次の通りです。

 

<津 波>

まずは津波、津波については津波ハザードマップで確認します。

<洪 水>

次に洪水、こちらもほとんどの自治体で洪水ハザードマップが確認できると思います。

<土砂災害>

近年では熱海での土砂災害が記憶に新しいところですが、こちらも各自治体の土砂災害警戒区域図などで確認しましょう。

<揺れやすさ>

地盤の強さや地形等から算出した各地域ごとの揺れやすさを確認しましょう。

<火災・ビル倒壊リスク>

こちらは具体的な情報を探すことは難しいと思いますので、自分で確認します。「火災リスク」とは、火災が発生した際に家が密集していたり道が狭かったりすると、火の回りが早かったり、逃げにくかったり、消防車が駆け付けにくかったりします。次に「ビル倒壊リスク」ですが、これは読んで字のごとく、高層ビルの近くはビル自体が倒壊するリスクは低くても、高層階からのガラス飛散など非常に危険です。

 

ほかにもあるかもしれませんが、私の場合はこの6項目をチェックしています。

あとはそれこそ災害が起こってみなけらば分からないことも多いですが、そればかりは事前に知るすべはありませんので仕方ありません。臨機応変に対応しましょう。

移住に当たり、検討しておきたいのが移住後の住まいの在り方です。具体的には戸建てを購入するか、賃貸に住むかという点です。ほかに戸建でも賃貸でもなく、マンションを購入するという手もありますが、妻がマンション暮らしは嫌だと言うのでここでは割愛します。

 

それでは早速賃貸と戸建との比較をしていきます。

 

ここで想定する条件としては、60歳から85歳までの25年間、鴨川市内で戸建は築25年程度・1,000万以下現金一括購入、賃貸は2LDK程度で月7万円とします。

 

1.賃貸の場合
7万円×12カ月×25年=2,100万円
※数年に一度契約更新手数料がかかる場合があるがその分は考慮せず。

 

2.戸建の場合
購入費 10,000,000円
固定資産税 70,000円×25年=1,750,000円
火災・地震保険 60,000円×25年=1,500,000円
修繕費 2,000,000円
合計 1,525万円
 
上はあくまで簡易的な比較となりますが、戸建ての方が575万円も少ない計算になります。
 
実際には、私たち夫婦の場合、2LDKでは手狭であると思われるため恐らく3LDKはほしくなります(LDK、寝室、寝室、その他)。その場合はさらに家賃は高くなると思われます。一方で戸建の場合も修繕料を200万円見込んでありますが、これも家の状態やその後のメンテナンス等によって大きく変わります。そのため戸建を購入する際には修繕費などが極力かからないよう、主要な構造に係る部分については妥協せずにしっかりしたものを選ぶ必要があるでしょう。また、戸建の場合、不要になった際に売却したり、子どもたちに譲ることも可能であり、資産としての価値を有する点にも考慮が必要です。

 

次にそれぞれのメリット・デメリットについても考えてみます。

 

<メリット>

 

1.賃貸の場合
 ・借り替えができる(駅近などより便利な物件や、より安い物件があったり、他の地域に住みたくなった場合でも住み替え可能)
 ・修繕費がかからない(不意の出費がないため生計を立てやすい)
 ・一度にまとまったお金を払う必要がない
 ・駅近など、立地条件がいい場合が多い

 

2.戸建の場合
 ・好きなようにリフォーム等できる
 ・不要になったら売却しまとまった資金を得ることができる(又は子供に譲ることができる)
 ・やはり自分の持ち家は満足度・幸福感が高い

 

<デメリット>

 

1.賃貸の場合
 ・生涯支払う賃料が高額
 ・自由にリフォーム等できない
 ・高齢者は借りれない場合がある
 ・隣や上下階の方とのトラブル
 ・ペット可の物件が少ない
 ・音など隣人への配慮が必要(特に犬を飼っている場合)

 

2.戸建の場合
 ・経年劣化、災害、シロアリなどにより想定外の修繕費がかかることがある(保険である程度カバーすることができる)
 ・維持管理が大変(草刈、家の保全等)※家の状態、庭の広さ等による
 ・固定資産税がかかる(築25年以上の古い物件ならそれほど高額ではない)
 ・火災保険等が必要(これもそれほど高額ではない)
 ・駅近など便利な場所の物件が高額であることが多い(従ってやや不便な立地で妥協が必要となる場合が多い)

 

いかがでしょうか。
単純な25年間のコスト比較ではその差575万円と戸建に若干分がある上に、さらに不要になれば売却することも可能です。災害や家の劣化など不確実な部分もあるとは言え、戸建の方がコスト的メリットはやや高いと言えそうです。
コスト以外の面でも、自由度や満足度、幸福感が得られるのは戸建ての方でしょう。反面一度購入したらそうそう別の場所に引っ越すことはできないので、所在地については失敗がないよう事前によく検討しなければなりません。

 

特に私の場合、今の生活に仕事の面でもそれ以外の面でも窮屈さ、不自由さを強く感じており、自由にのびのびと暮らしたいという気持ちが非常に強いです。その点も考慮に入れると、総合的には戸建の方がメリットが高いと言えます。

 

上記より、私としては移住のスタート時においては戸建がいいなあと思っています。万一歳を取り戸建に住み続けることが困難になった場合は、売却または子に譲るなどした上で賃貸への住み替えも検討したいと思っています。

 

このブログは本来サーフィン移住のブログなので、今回は肝心なサーファー視点での鴨川の魅力について語ってみたいと思います。

 

鴨川市は千葉県の南側、いわゆる「南房総エリア」にあります。千葉県は太東岬を境に北側は砂が黒く水も冷たいですが、南側は砂も白く水も温かい傾向があります。砂が白いと海の色が明るいブルーとなるので、とにかくロケーションが素晴らしいです。また水温が温かいため、私のような寒さには弱いけど冬も海に入りたい人でも頑張れます。

その南房総エリアにおいても、鴨川はマルキポイントをはじめとしてよい波がコンスタントにあることで知られています。加えて無料の広い駐車場やトイレシャワーも完備されており、メインとして利用するサーフポイントとして申し分ありません。加えて、勝浦(部原海岸など)や御宿、南房総市(和田、千歳、千倉など)にもほど近く、少し足を延ばすだけでいろいろなポイントが楽しめる点も非常に魅力的です。さらには千葉北(いすみ、一宮やそれ以北)にも余裕で行けます。

また湘南や静岡方面に出る場合でも、アクアラインを使えば比較的楽に行くことができます。

 

もうサーフィン環境としては至れり尽くせりではないでしょうか。

 

私がメインとするサーフポイントに望むことは、まず気軽に行けること(無料駐車場は嬉しい)、比較的コンスタントに波があること、混雑していないこと、水温が温かいこと、ロケーションがいいことなどです。その点鴨川はほとんどの項目を満たしています。唯一波がいい時には混雑する場合もありますが、その場合は別の場所に足を伸ばしたり、混んでいない時間帯に入ればいいので問題ありません。

 

実際に住んでみないと分からないことも多いですが、サーフィンに関して私が望むすべてがある場所、それが鴨川だと思っています。

 

 

今回は、サーフィン以外での鴨川の魅力について語ってみたいと思います。

 

まず、前の記事に書きましたが、海に面しているとはいえ災害に対する備えが充実している点があります。

また、日本でも屈指の大病院である亀田病院があり医療面での安心感が高いこと、市内に大きなスーパーが複数あり日常の買い物に困らないこと、飲食店も充実していることなど生活の利便性において大きな問題が全くありません。

 

また、少し海から離れると広大な田んぼが広がっており、田んぼが見える場所に住みたい私的には非常にポイントが高いです。

さらに内陸方面に移動すれば里山があり、海、田んぼ、里山などいろいろな表情を見ることができます。

近くに温泉もありますし、川もあり、秋には紅葉だって見ることができます。

 

田舎なので都会のような賑やかさや便利さはありません。ですが、例えば前に移住候補地としていた湯河原などは、町内が坂だらけだったことと、シャッター街が多かったことから退廃的な印象を受けましたが、同じ田舎でも田んぼが広がる光景はむしろ大好物です。つまりは私好みであるということです。

 

そんなわけで、鴨川はサーフィン以外でも私にとってはとても魅力的な街です。

移住なんてそうそう何度もできるわけではありませんから、後から「失敗した~」とならないように、候補地の選定については妥協してはなりません。自分にとっての理想の地が鴨川なのか、それは住んでみないと分かりません。ですが現時点で私の理想にもっとも近い場所、それが鴨川です。