かめおかゆみこ です。
メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」 １５周年記念企画
THE量稽古★150日チャレンジ
メルマガ１５周年記念祭「生きるとは表現すること」
～人生はすべてがネタ！」～ 参加者募集中！
名古屋★２０１８年１０月２８日（日）
横 浜★２０１８年１１月３日（土祝）
「表現」チームの活動。
（１） （２） (３） (４） (５） （６） （７） （８）
今日は、一人芝居に挑戦する、ひらりんの個別稽古。
演劇部員ならば、おそらく一度は必ずチャレンジする
「外郎売り」を、とりあげました。
「外郎売り」とは、歌舞伎十八番の一。
享保３（１７１８）年、江戸森田座の「若緑勢曽我(わかみ
どりいきおいそが)」で、2世市川団十郎が初演。外郎売
りが妙薬の由来や効能を雄弁に述べるもので、
のち「助六」に吸収された。 －と、「コトバンク」には出ています。
興味のあるひとは調べてみてくださいね。
冒頭、こんな感じです。※こちらのサイトから拝借しました。
せっしゃおやかたともうすは、 おたちあいのうちに、
拙者親方と申すは、 お立会の中に、
ごぞんじのかたも ござりましょうが、
御存じのお方もござりましょうが、
おえどをたって にじゅうりかみがた、
お江戸を発って二十里上方、
そうしゅうおだわら いっしきまちを おすぎなされて、
相州小田原一色町をお過ぎなされて、
あおものちょうを のぼりへ おいでなさるれば、
青物町を登りへおいでなさるれば、
らんかんばし とらやとうえもん
欄干橋虎屋藤衛門、
ただいまは ていはついたして、えんさいとなのりまする。
只今は剃髪致して、円斉と名のりまする。
拙者親方と申すは、 お立会の中に、
ごぞんじのかたも ござりましょうが、
御存じのお方もござりましょうが、
おえどをたって にじゅうりかみがた、
お江戸を発って二十里上方、
そうしゅうおだわら いっしきまちを おすぎなされて、
相州小田原一色町をお過ぎなされて、
あおものちょうを のぼりへ おいでなさるれば、
青物町を登りへおいでなさるれば、
らんかんばし とらやとうえもん
欄干橋虎屋藤衛門、
ただいまは ていはついたして、えんさいとなのりまする。
只今は剃髪致して、円斉と名のりまする。
というわけで、後半は早口言葉のオンパレード。滑舌練習には
もってこいということで、演劇部員の通過儀礼みたいなテキスト
になっているわけです。
でも、ひらりんは、演劇部員ではありませんから、初体験。
かなーり苦戦したみたいです。でも、やってみました。
後半の早口言葉のところ、ずいぶん練習して、それなりに読め
るようにはなってきていますが、まだ苦手な部分もあるようです。
そこで、発声練習のテキストも追加。シンプルですが、これは、
滑舌にもいいし、息を長く使う練習にもいいです。
あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
かきくけこ きくけかこ くけこかき けこかきく こかきくけ
さしすせそ しすせそさ すせそさし せそさしす そさしすせ…
と、見てもらえればわかりますが、５０音を１音ずつずらしてい
くものです。これをよどみなく、なるべく息を長く言う練習です。
最初見ると、ことばの量にビビりますが、慣れれば大丈夫。
法則性さえおぼえれば、暗記しなくても、言えるようになりま
す。ちょっとしたすきま時間に練習もできます。オススメ
このあと、ちょっと気分転換で、ひらりんがいま参加している
劇団の、次の公演のせりふを、少し聴かせてもらいました。
ひとは誰でも、そのひとのしゃべりぐせというものをもってい
ます。もしくは、声の使いかたのくせとも言えますが、お芝居
のせりふのときも、無意識に出てきちゃうのですね。
そのくせを修整すること。そして、その役柄と、その場の状況
などを加味して、せりふの表現が変わっていくわけです。
ひらりんの役は、けっこう、ひとに指示命令をする場面が多く、
声を張る必要があります。もともと、ひらりんは声量はあるの
で、どんどん、声がひびくようになっていきます。
借りているのがフツーの会議室でしたから、内心で、ほかの
へやから苦情が出ないかな、と、ちょっとひやひや。
最後に、もう一度、「外郎売り」のせりふを練習しました。さっ
きより慣れてきて、だんだん表情も出てきましたよ。
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