世界の皆さんこんにちは。サワディーカップ
旅するタイ式療法士キンノスケです(´(ェ)`)
タイの木槌振動療法トークセンを中心に伝統療法、自然療法に目を向け、
ブッダの人生哲学、最新の脳科学的知識を取り入れ、
癒やしの世界から皆さんの健康のお手伝いをさせていただいております。
さあ、みなさん
免疫力をアップしましょう!!
よく言われますね。
さて、この「免疫」ですがいったいなんのことでしょう??
Wikipediaには、
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1.免疫(めんえき、immunity)というのは実体的な言葉で、
感染、病気、あるいは望まれない侵入生物を回避するために十分な生物的防御力を持っている状態。
2.遭遇した新しい病気各々にそれら要素を適応させて病原体特異的な免疫を生じることができるようにする。
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1はもともと人間がもともと持っている、体内に入ってきたウイルスや細菌を撃退するシステム。
2は「おたふく風邪」など一度かかった病気にならないように抗体ができ、
再び同じウイルスや細菌が入ってきても退治できるようになる進化する撃退システム。
つまり(1)、身体に害を成すウイルス・細菌が入ってきても退治し撃退してくれるシステム。
それが免疫です。
では「免疫力」とは?
免疫力とは、体内環境によって免疫システムが積極的に活動できているかできていないのかを判断する指標です。
体温が36.5〜37.0℃あると血流がスムーズとなり、免疫細胞が体中に巡りやすくなります。
つまり(2)、血流の状態が良いことを免疫力が高い、状態が悪い事を免疫力が低いといいます。
(ここでは小難しい免疫細胞の名前などは省いて書いていきます)
どうですか?
なんとなく「免疫力アップには体温を上げること」という認識はあったと思いますが、
それは血流をよくすることだとはご存知なかったのではないでしょうか?
では、「血流を良くする」ってどうすればいいでしょうか?
「玉ねぎを食べると血液サラサラになります」
「お酢やレモンが血流を良くしてくれます」
ということを聞いたことはないでしょうか?
食べ物に含まれる「クエン酸」や「カテキン」などなどが血液をサラサラにし、
血管を柔らかくしてくれるので、結果、血液がスムーズに流れてくれる体制ができるんですね。
つまり(3)、血流を良くするとは、血液をサラサラにし、血管を柔らかくすることなんですね。
まとめると、
免疫力アップのためには、
体温を36.5〜37.0℃にして、
血液をサラサラにして血管を柔らかくすることが必要!
さて、ここまで免疫力アップのことを書いてきましたが、
東洋はこの知識を昔(2000年前)から「なんとなく」知っていました。
西洋はこの知識を「詳しく」知ったのは最近(1990年代)です。
東洋の文献を見ると、2000年以上前に作られた中国最古の医学書「黄帝内径」には、
“「真気」これに従い,精神内に守る,病いずくんぞ従い来らんや.あるいは「正気」内に存ぜば,「邪」犯すあた わず”
と書かれています。
この「真気・正気」は免疫力、「邪」とは人体内外に存在する病原要因の 総称です。
これは、体内に侵入・発生した異物 を速やかに制御する「自然免疫」の存在を知っていたとされています。
つまり生まれながらに人間が持っている免疫力をどういうふうに制御、活用するかが書かれています。
いっぽう西洋医学では、1990年までの免疫学は「獲得免疫」という、病気になった人が同じ病気にかかりにくくなる要因、後天的に作られる免疫力の解明が主体でした。
その後、人間の本来もっている免疫力「自然免疫」の中心的な役割を持つ「樹状細胞」という細胞を発見した
Steinman 博士が,没後ではあったものの,2011 年にノーベル医学生理学賞を受賞されました。
勘違いしないでいただきたいのですが、
西洋が東洋に遅れている、などと書いているつもりもなく、
東洋が西洋よりも素晴らしいと思っているわけではありません。
西洋医学は現代科学らしく、分かりやすく革新的に世界を未来に進めてくれます。
ですが、その道は東洋が進んだ道をより強固にしてくれているということなんです。
科学というものの特性上、実験と失敗の繰り返しと政治経済界への配慮でその歩みは遅く、
また、そもそも科学とはこの数百年で発展途上の技術です。
いっぽう数千年前の東洋や古代文明の知識経験を元にした民間療法、自然療法は世界中に溢れています。
それを西洋科学に照らし合わせて「科学的根拠がない」とは、
まだ子供の知識で大人を図っているようなものです。
子供だからバカにしているということではなく、
これからもっと科学が発展していくことで古代の知識や経験を分かりやすく解明してくれると信じています。
それが西洋科学の良さです。
みなさんに知っていただきたいのは、
「科学的根拠がないからだめだ」
というのは西洋の考え方であり、そんなことは決して有りません。
実際に、少し前まで科学的には意味のないと思われていた行為も科学が進歩すると意味がある行為だったと解釈がかわることがよく有ります。
東洋・自然療法がなぜ現代も残っているのか、それは役に立っているから。単純明快でしょう?
このブログを見てくれたすべての人に言いたい。
まずは東洋・自然療法を活用してください。
そして西洋と東洋を上手に使い分けてください。
東洋一辺倒、西洋一辺倒ではなく、多角的に見ることで意外とすぐにその症状は良くなるかもしれませんよ?
今回は文字ばっかりですみません。
さーて免疫力アップのために体操してくるかな笑
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