そんな話を聞いた。
褒める、認める、励ます。
それが原則。
子どもがどんなことを綴り語るのか、その拝啓を読み解き、その子どもにしかない視点や書きぶり、面白さや個性、感じ方をフューチャーすることでその子が認められ自己存在感を感じる。
その言葉をみんなで読み解いてみんなで共有することでお互いを認めあい、励まし合える関係性を育てていくことができる。
生活綴方は、戦前から実践されてきた教育手法だそうで今の時代にも脈々と受け継がれているように思う。
ブログも一つの自分の作文である。
その文章を他者が読んでどう感じるかリプライがあることで励みになったり、喜びになったり、学習になったりする。
言葉を綴ることで自分の思考がさらに深まって整理される。
子どもの文章にリプライすることは詩人になることに近い。子どものことを想い、綴る文章は思考をフル回転させ、語ることが求められる。教師は、決して教師的なことだけを書かなくてもいい。
なぜか。
素直な思いを子どもにも綴ってほしいから。
ならば教師も本音を綴るべきなのである。
わからないときもあるし、悩むこともある。共感したり、一緒に考える中で自分自身で答えを見出すこともできるかもしれない。
言葉を綴ること。これからも大切にしたい。