オーバーワークし過ぎる時ってありませんか?
恥ずかしながら、僕はよくあります
そんな時は、わざわざ自然に出かけて行きます。
山や川に行き自然に触れ、無邪気に遊び。
自分で自分を癒やします。
森林浴をすると
①自律神経が整う
②脳波が下がる
③ストレスホルモンが16%下がる
④幸せホルモンが分泌される
⑤免疫細胞が40%も増え7日間キープされる
良いことづくめ。
他人に癒しや、認証を求めるのではなく、
自分が、自分を認めてあげて、自分が、自分の世界一の味方になってあげるのです。
今日の記事は大人の私たちも「仕事をほどほどにして、いっぱい遊びましょー」
というご提案です。
この記事を読み終わる頃は、きっと
「仕事なんかしている場合じゃない、沢山遊ばなきゃ!」
と思うはずです。
お付き合い下さい
まずは人間の脳のことから書いて行きます。
人間の脳の中心に「脳幹」があります。
その上を覆うように「大脳辺縁系」があり、
さらにそれを覆うように「大脳新皮質」があります。
大脳新皮質は進化の過程で新しく出来た脳なので「新しい脳」とも呼ばれます。
一方で脳幹や、大脳辺縁系を「古い脳」と呼びます。
ここで大切なのは人間が生きる上での活力は「古い脳」なのだという事です。
古い脳は人間の生命力や活力の源。
現代人は思考ばかり忙しく働いています。
1日に6万回の思考をすると言われております。
これは生命力が抑圧され、ストレスがたまりやすくなった状態です。
つまり
「新しい脳」ばかりが働いていて、
「古い脳」が抑圧されている状態。
話が変わりますが、青少年が犯罪を犯すケースがあります。
これらの犯罪を犯した子供に対して、
周りの人が言うのは、
「模範的な優等生だった」
という事がよくあるのです。
この子供たちは、
新しい脳で古い脳を
抑えていた子供たちであり、
理性で欲求を抑えていた子供たちなのです。
現代人の多くは、古い脳を抑圧し過ぎていて、
そのため「生きる力」が低下していると言われております。
ですから、自らの欲求を大切にし、古い脳を活性化させていくことが、とても大切なのですね。
では、具体的に古い脳を活性化させるにはどうしたら良いのでしょう?
それは
「遊ぶ」のです。
子供の頃は公園や空き地で、日が暮れるまで遊びました。
僕の場合は夜になっても、カブト虫やクワガタを捕まえて遊んでました
このように、時間を忘れて、夢中になって遊ぶとき、
人間の古い脳が活性化し、生命力が高まってくるのです。
夢中になれることを見つけて、時間を忘れて没頭する。
そうやって古い脳を活性化させ、
「生きる力」を高めていくことが、子供も大人もすごく大切なのです
◇
天外伺朗さんが、
『「生きる力」の強い子を育てる』という著書の中で、
「子供の頃、たっぷりとフロー体験をしたかどうかで、その人の一生が変わる」
と言っております。
「フロー体験」とは
自分の大好きなことを夢中になってやっている状態。
子供の頃、フロー体験を沢山経験することで、人間の生きる力がつくと天外さんは言っているのです。
フロー体験は内発的動機から生まれます。
内発的動機とは
その行動をしたいからする。
興味があるからする。ということです。
例えば子供の場合、遊びたいから、遊ぶということです。
僕の場合、クワガタを捕まえたいから、捕まえる
ということです。
逆に
外発的動機とは、何かの目的を達成しようとする行動。
たとえば、
「お金を得るために仕事をする」
「上司に叱られたくないから、仕方なく残業をする」
「先生に認めて欲しいから一生懸命、頑張る」
などが外発的動機による行動です。
これが悪いわけではないのですが、
フロー体験をするには
内発的動機によって行動しているときにしか出来ないのです。
特に、子供の時期は内発的動機による行動を日々、できるだけたくさん経験することが心の発達上も好ましいと言われております。
つまり、内発的動機による行動をたくさんすればするほど、
古い脳が活性化され、幸せに生きる力の土台がしっかり形成されるのです。
内発的動機はつまり
「遊び」
「自分の好きな事」
ですよね。
子供は誰に教えられなくても、遊びを覚えます。
いないいないばあを見て大喜びし、
段ボールで秘密基地をつくりに没頭し、「フロー状態」に入る子供たち。
ところが大人になると、段々と遊びを忘れてしまいます。
「くだらない」「時間の無駄だ」
などなど。
しかしながら
「遊び」は
本質を探究するのに役立つだけではなく
それ自体がどこまでも本質的なのです。
精神科医のエドワード・ハロウェルがこう言っております。
コロンブスは遊んでいるときに地球が丸いことに気がついた。
ニュートンはぼんやりと心を遊ばせている時に、落ちるリンゴを見て万有引力に気がついた。
モーツァルトは寝ているとき以外は、常に遊んでいた。
アインシュタインは実験こそ、精神の遊びだと言っていた。
と。
ちなみによく遊んでいる人ほどお金持ちだったりします。
なぜかというと
自分の好きな事に没頭して遊んでいる人は
真の豊かさを味わえるのです。
つまり「あー自分って豊かなだな-」
と思えるわけですね。
潜在意識には主語がわからないので、
そのまま豊かさを味わい、お金にも恵まれる結果となるのです。
逆に、「金がない、もっと働らかなければ」
と思っていると、
これも潜在意識には主語が無いので、お金が無い状態をキープしてしまうのです。
以前も書きましたが、
これは引き寄せの法則です。
とにもかくにも
遊びは人間にとって必要不可欠なのです。
毎週の休日は、
自分の心が喜ぶことをやってみる!
とか
しばらく遠のいていた趣味をやる!
とか
日本料理みやに美味しいお料理を食べに行ってみる!
とか(笑)
※あっ!今松茸やってます!てへ
ね。
ちなみに長年、ハイイロ熊の研究をしたボブ・フェイガンという方はよく遊ぶ熊ほど、長生きすることを発見しました。
遊ぶってとっても大切!
大人の皆さんも一緒に遊びましょ
さーさー
今日は何してあそぼーか