2020年 9月18日
イエス様の写真の話しであるが、私も証言出来る。
イエス様に肉眼で会った事が、一度だけある。
イスラエル旅行の時、テベリアに滞在した。
ホテルから、朝、祈り兼の散歩に出掛けた。
いつものようにホテルの横の真っ直ぐな道を行くと、一人の旅行者風の男が歩いていた。
顔の見える距離に近づいたが、
(どこかで見た人だな)
と思いながら、すれ違って4~5mで振り返ったら、その人もじーっと私を見ていた。
そのすぐ後、
「あっ、イエス様だ!」
と引き返したが、瞬間、姿は無かった。
その近くには、隠れる所は何も無かった。
それで、ホテルへ引き返し、人に聞いたり、探したりしたが、とにかく忽然と消えた。
その前日、不思議な事があった。
ツアーでシナイ山へ登る予定であったが、私はお尻が痛くなり、一人だけキャンセルした。
多分その時と思うが、一人になり、昔の罪を思い出し、号泣して神に謝罪した。
後で思ったのであるが、人間は号泣するぐらい悔い改めなければ、神には会えないと。
これと同じような事が、新約聖書に書いてあった。
弟子たちがエマオ途上でイエス様に会った事である。
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【ルカによる福音書 24章13〜32節】
ちょうどこの日、ふたりの弟子が、エルサレムから十一キロメートル余り離れたエマオという村に行く途中であった。
そして、ふたりでこのいっさいの出来事について話し合っていた。
話し合ったり、論じ合ったりしているうちに、イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。
しかしふたりの目はさえぎられていて、イエスだとはわからなかった。
イエスは彼らに言われた。
「歩きながらふたりで話し合っているその話は、何のことですか。」
すると、ふたりは暗い顔つきになって、立ち止まった。
クレオパというほうが答えて言った。
「エルサレムにいながら、近ごろそこで起こった事を、あなただけが知らなかったのですか。」
イエスが、
「どんな事ですか。」
と聞かれると、ふたりは答えた。
「ナザレ人イエスのことです。この方は、神とすべての民の前で、行ないにもことばにも力のある預言者でした。それなのに、私たちの祭司長や指導者たちは、この方を引き渡して、死刑に定め、十字架につけたのです。しかし私たちは、この方こそイスラエルを贖ってくださるはずだ、と望みをかけていました。事実、そればかりでなく、その事があってから三日目になりますが、また仲間の女たちが私たちを驚かせました。その女たちは朝早く墓に行ってみましたが、イエスのからだが見当たらないので、戻って来ました。そして御使いたちの幻を見たが、御使いたちがイエスは生きておられると告げた、と言うのです。それで、仲間の何人かが墓に行ってみたのですが、はたして女たちの言ったとおりで、イエスさまは見当たらなかった、というのです。」
するとイエスは言われた。
「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光にはいるはずではなかったのですか。」
それから、イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。
彼らは目的の村に近づいたが、イエスはまだ先へ行きそうなご様子であった。
それで、彼らが、
「いっしょにお泊まりください。そろそろ夕刻になりますし、日もおおかた傾きましたから。」
と言って無理に願ったので、イエスは彼らといっしょに泊まるために中に入られた。
彼らと共に食卓に着かれると、イエスはパンを取って祝福し、裂いて彼らに渡された。
それで、彼らの目が開かれ、イエスだとわかった。
するとイエスは、彼らには見えなくなった。
そこでふたりは話し合った。
「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」
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二千年経っても同じようである。
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