名古屋ボストン美術館
『ゴーギャン展』(2009年)



名古屋ボストン美術館
開館10周年記念『ゴーギャン展』乙女のトキメキ乙女のトキメキ
個人展は見たことがなくて、
この展覧会を1年前から楽しみ~にしてました。
(展示総数約40点)


はじめ彼は「日曜画家」だった…
というのにもびっくりしたけど、
初期の作品はけっこう爽やかな感じなのね。


ポール・ゴーギャン
《オスニー村の入口》
キャンバスに油彩 1882-83年 60×72.7
ボストン美術館


ポール・ゴーギャン
《森の中》
キャンバスに油彩 1884年 55.5×46.1
ボストン美術館


ポール・ゴーギャン
《水浴の女たち》
キャンバスに油彩 1885年 38.1×46.2
国立西洋美術館 松方コレクション


ポール・ゴーギャン
《白いテーブルクロス》
板に油彩 1886年 54.4×58.2
ポーラ美術館


ポール・ゴーギャン
《ブルターニュの少年の水浴(愛の森の水車小屋の水浴、ポン=タヴェン)》
キャンバスに油彩 1886年 60×73
ひろしま美術館


ポール・ゴーギャン
《アリスカンの並木路、アルル》
キャンバスに油彩 1888年 72.5×91.5
SOMPO美術館


ポール・ゴーギャン
《二人のブルターニュ女のいる風景》
キャンバスに油彩 1889年 72.4×91.4
ボストン美術館


ゴッホとの共同生活が破綻したあと、
1889年のパリ万博でフランス領の島タヒチの展示を見、
単身、南洋行きを決意したというゴーギャン。

文明社会から遠く離れた簡素な暮らしの中で、
「野蛮人として真剣に制作する」
ためだったとか……


ポール・ゴーギャン
《かぐわしき大地》
キャンバスに油彩 1892年 91.3×72.1
大原美術館

《かぐわしき大地》は
高校生のときに一度、大原美術館で見ていて、
久々に再会できると思ったのに……
会期途中からの展示ってことで会えずじまい~タラー
(今はもう見られますよ!)


木彫や陶芸の作品もあります。
こちらも素晴らしいっキラキラ


ポール・ゴーギャン
《恋せよ、さらば幸福ならん》
木彫、彩色 1889年 95×72×6.4
ボストン美術館


ポール・ゴーギャン
《オヴィリ》
石膏 1894-95年頃 74.5×26×32.5
静岡県立美術館


ポール・ゴーギャン
《戦争と平和:戦争》
木彫、彩色 1901年 44.45×99.53
ボストン美術館


ポール・ゴーギャン
《戦争と平和:平和》
木彫、彩色 1901年 48.26×99.69
ボストン美術館


そしてそして、今回のイチ押し~~キラキラ

ゴーギャン自ら「最高傑作」と語った作品です。
(日本初公開)


ポール・ゴーギャン
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》
キャンバスに油彩
1897-98年 139.1×374.6
ボストン美術館

139.1×374.6cmと、
想像してたよりも小さかったですね。
でも、存在感たっぷりキラキラ

《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》

このタイトルは、ゴーギャンからの「問い」……
『般若心経』の中に「色即是空 空即是色」という言葉があるけど、ワタシたちは「空」から生まれ、やがてまた「空」へと帰る、「色」という存在なんかな? なんて思ってみたり。


タヒチは、ゴーギャンが夢見たような「楽園」ではなかったのかも…タラー
ただ、愛する娘の死、経済的困窮、病の悪化と、
心身ともに過酷な状況のもとで遺言代わりに描かれたとされる割には、あまり深刻な印象はなく……
いつまでも、ぼぉ~~っと眺めていられる作品でしたよグッ


『ゴーギャン展』
◆2009年4月18日(土)-6月21日(日)
 名古屋ボストン美術館
(2018年10月8日にて閉館しました)


【ポール・ゴーギャン作品集@タヒチ】


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きたのじゅんこ
《夜想曲》
1998年


きたのじゅんこ
《ダナンの三女神―エリュ》
1999年


きたのじゅんこさんドキドキ


とにかく好き…の一言に尽きる。

神秘的な拡がりをみせる独特の世界観がいい。


精霊 天使 魔女 
神に至るまでを描きだす。

芸術家に共通する事なんだろうけど、

彼女にはこれらの世界が見えているんだろうなぁ~と

羨ましくも思う。


見えたとしても描くのは無理だけどしょぼん


神々しくも温かく優しく包んでくれる…

見ているだけで心洗われる。


そんなキャラクター達。


私にとって、


彼女の本を開く事は、癒しの空間への入り口でもあるのだ。


色んな世界を旅して帰ってくると、自然と穏やかな気持ちになれる…


そんなイメージ。


魂が喜んでいるのかもしれない。

この絵が一番ひらめき電球

なんて選べないくらい、全てが素敵☆

敢えて言うなら、様々なブルーが特に好きかなキラキラ


きたのじゅんこ
《朝に向かう闇》
1998年


きたのじゅんこ
《フィロソフィア》
1998年


きたのじゅんこ
《蝶になった姫君》
1999年


玉響 ~たまゆら~ →(えちこちゃんのブログ)


【谷山浩子 : 会いたくて/きたのじゅんこ】


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神戸市立小磯記念美術館
『小磯良平作品選 Ⅰ』(2009年)

1


神戸市立小磯記念美術館は、神戸の名誉市民でもある
小磯良平(1903-1988)の個人美術館。
小磯氏の遺族から市に寄贈された約2200点(!)の作品と、蔵書・資料を所蔵し、
収集・保存・調査研究・普及活動を行っています。


今回のコレクション展では、
油彩・素描・版画67点が紹介されてました。
筆致の変化を楽しみつつ観賞~キラキラ


小磯良平
《自画像》
キャンバスに油彩 1926年 80.2×52.5
神戸市立小磯記念美術館
4 422×650


小磯良平
《青衣の女》
キャンバスに油彩 1929年 73×60
神戸市立小磯記念美術館
3


小磯良平
《横たわる裸婦》
キャンバスに油彩 1931年 73.1×116.8
神戸市立小磯記念美術館


小磯良平
《洋和服の二人》
キャンバスに油彩 1933-34年頃 91×60.2
神戸市立小磯記念美術館
27


小磯良平
《踊り子》
キャンバスに油彩 1935年 72.7×50.6
神戸市立小磯記念美術館
4


小磯良平
《踊り子》
キャンバスに油彩 1940年頃 71.7×40.6
神戸市立小磯記念美術館
6


小磯良平
《少女像(人物B)》
キャンバスに油彩 1941年 100×80.3
神戸市立小磯記念美術館


小磯良平
《御影の風景》
キャンバスに油彩 1986年 100×72.8
神戸市立小磯記念美術館
11


ほかに、1957年から1959年(昭和32-34年)にかけて朝日新聞の朝刊に連載された小説「人間の壁」(石川達三著)の挿絵原画52点の展示もありました。

こういう落ち着いた、穏やかな画風の作品を見るのもよいですねぇ。
絵を見始めたばかりの頃の初心にかえるというか、
いろんな作品に影響されてしまった頭がリセットされるというか、ニュートラルの位置にもどるというか。
そんな感じになりますグッキラキラ


美術館の中庭には東灘区住吉山手にあったアトリエが移築・復元されていて、室内を自由に見学することができます。


中庭

この場所で制作してたのね~と、しみじみ照れ


『小磯良平作品選 Ⅰ』
◆2009年4月10日(金)-6月7日(日)
 神戸市立小磯記念美術館
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神戸市立小磯記念美術館 →
(神戸市東灘区向洋町中5-7)

【小磯良平作品集】


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神戸ファッション美術館
『マダム・グレの世界展 究極のエレガンス』(2009年)

1


前々から、行きたーい!と思っていた
神戸ファッション美術館へ、ついに出かけました乙女のトキメキ
洋の東西を問わず、
綺麗な衣裳を眺めるのはイイですねぇほんわかキラキラ


本日ご紹介するのは、
20世紀モード界の巨匠マダム・グレ。
(本名 : ジェルメーヌ・エミリ・クレブ 1903-1993)

マダム・グレ
イヴニング・ドレス
1988年
1 395×650


マダム・グレ
イヴニング・ドレス
1988年
2 395×650


マダム・グレ
イヴニング・ドレス
1988年
3 396×650


マダム・グレ
イヴニング・ドレス
1988年
4 393×650


普段、服装に無頓着なワタシも、
美しい衣裳を見るのは大好き~ピンクハート

マダム・グレのドレスは、装飾過多ではない、
すっきりとした気品にあふれてます。
特に、ドレープとプリーツの見事さといったら!!


「布の彫刻家」「ドレープの魔術師」
と称された彼女ですが、
そういう表現自体、
ありきたりに聞こえてしまうし、
何か別の言葉で表現しようとしても、
陳腐になるだけ~~タラー

マダム・グレ
イヴニング・ドレス(左)
1960年代
神戸ファッション美術館

マダム・グレ
イヴニング・ドレス(右)
1950年頃
神戸ファッション美術館
5


マダム・グレ
カクテル・ドレス(左)
1948年頃
神戸ファッション美術館

マダム・グレ
カクテル・ドレス(右)
1965年
神戸ファッション美術館
7


マダム・グレ
イヴニング・ドレス(部分)
1960年
八木通商株式会社
8 445×650


マダム・グレ
イヴニング・ドレス(部分)
1960年
八木通商株式会社
9 443×650


マダム・グレ
イヴニング・ドレス(左)
1958年
八木通商株式会社

マダム・グレ
イヴニング・ドレス(右)
1960年
八木通商株式会社
9


マダム・グレ
イヴニング・ドレス
1980年
八木通商株式会社
10


マダム・グレ
イヴニング・ドレス
制作年不明
八木通商株式会社
11 460×650


2

『マダム・グレの世界展 究極のエレガンス』
◆2009年4月16日(木)-7月5日(日)
 神戸ファッション美術館
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神戸ファッション美術館 →
(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)

【マダム・グレ衣裳展@ブールデル美術館(2011年)】


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名古屋市美術館
『視角の魔術―だまし絵』(2009年)

風景写真 カメラ1


みなさん、お久しぶりです。クマ太郎ですくま
今日はオイラの誕生日、略してクマ誕です。

さて、そんな訳で(どんな訳!?)本日ご紹介するのは、名古屋市美術館で開催中の『だまし絵』展です。

どこの国にも古来から視覚の不思議さに気付いた人がおりまして、絵画や立体に、多面性や寓意、判じ物、錯覚を盛り込んだ作品を制作するわけです。
すると段々仕掛けもアイディアも進化し、巧妙になるだけでなく科学的になるんですね、これが。
エッシャーはとっても数学的で大好きな作家なんですが、今回は会場で初めて観た、二つのすんばらしい作品を紹介します。


パトリック・ヒューズ
《水の都》
組立ボードに油彩、写真コラージュ
2008年 59×152×30
作家蔵
風景写真 レンズ1

まずはこの作品、パトリック・ヒューズの《水の都》。
これは実際に会場で観てもらわないと凄さが判らないんですが、観る位置を変えると、絵の景色もそれに合わせて動くんですわ。
「は?? おのれはアホか?!」とお思いでしょうが、これホント。
ぜひ観に行って下さい。種明かしはしません。
でも、このアイディアにクマ太郎は感動しました。
ヒントは遠近法の騙しです。

ネタバレの動画はこちら↓

【水の都】

パトリック・ヒューズのサイト →


高松次郎
《遠近法のテーブル》
木にラッカー 1967年 110×145×210
東京都現代美術館
風景写真 レンズ2

次は同じ遠近法のトリックで、なんとも不思議な奥行きとクラクラしそうな遠近感にびっくりの、高松次郎の《遠近法のテーブル》。
ただの机とイスなんですが、これもぜひ会場でお確かめください。
すんごいですわ。

この展覧会は名古屋を始めとして東京・神戸と回るので、ぜひお近くの方はご覧になって下さい。
ご家族、お友達、彼氏、彼女とドキドキしながら楽しめる展覧会ですよ。

では、クマ太郎はハチミツとシャケをほおばりながら、大好きなテニスを観戦。
頑張れ!!  ロジャー・フェデラー!!爆弾


『視覚の魔術―だまし絵』
◆2009年4月11日(土)-6月7日(日)
 名古屋市美術館
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Bunkamura ザ・ミュージアム(東京)、兵庫県立美術館に回ります)


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『だまし絵』②(2009年)
・『だまし絵』③(2009年)

・テーマ「だまし絵」の記事一覧 →
名古屋市美術館
『視角の魔術―だまし絵』(2009年)

風景写真 カメラ1


名古屋市美術館で開催中の
『だまし絵』展に行きました音符

いやいや、愉快、痛快、奇々怪々!
こういう娯楽性の高い展覧会も、なかなか良いなぁグッ
写真では面白さが伝わらんかもしれませんが、
お好きな作品の画像を拡大してお楽しみください。
(展示総数約100点)


エラスムス・クエリヌス
《慈悲の擬人像》
板に貼ったキャンバスに油彩
1650年頃 167×30 
ヤン・ド・マール画廊
風景写真 レンズ1


だまし絵の世界へ ようこそ!

こちら↑は彫刻のように見える油彩画。
ヒトの形に切り取って展示台に載せている「絵」なのに
けっこうリアル~目


今回の最高傑作は、たぶん、
パトリック・ヒューズの《水の都》でしょうなぁ。
でも、クマ太郎さんに先を越されてしまったので……
個人的な好みで、ルネ・マグリットをイチ押しキラキラ


ルネ・マグリット
《前兆》
キャンバスに油彩 1938年 54×65
ポーラ美術館

洞窟の中から外の景色を眺めた感じね。。。
リアルさの点では、ちょっと劣るかもしれないけれど、
マグリットの「鳥」の絵は大好きなんです~ピンクハート


そのほかのスーパー・リアル系~キラキラ

立体感あふれる3D食器棚。
本物のような割れたガラスと剥製のようなインコ。
木の枠と、紐で吊るされた石筆が超リアルな石盤。


コルネリス・ノルベルトゥス・ヘイスブレヒツ
《食器棚》
キャンバスに油彩 1663年 86.4×73.7
フレズノ市博物館
風景写真 レンズ3


デ・スコット・エヴァンズ
《インコへのオマージュ》
キャンバスに油彩 1890年頃 50.8×40
フレズノ市博物館
風景写真 レンズ4


ジョン・ハバリー
《石盤―覚え書き》
キャンバスに油彩 1895年頃 30.8×23.2
サンフランシスコ美術館
風景写真 レンズ5


続いて、20世紀の巨匠の作品~キラキラ

だまし絵と言えば、このひと! M.C.エッシャー。
どこかマグリットっぽい不思議絵、ポール・デルヴォー。
ダブル・イメージ(ひとつの形が、複数のものの形に見えてくる)、サルバドール・ダリ。


M.C.エッシャー
《上昇と下降》
紙にリトグラフ 1960年 35.5×28.5
豊田市美術館、横浜美術館
風景写真 レンズ6


ポール・デルヴォー
《窓》
キャンバスに油彩 1936年 110×100
イクセル美術館
風景写真 レンズ7


サルバドール・ダリ
《スルバランの頭蓋骨》
キャンバスに油彩 1956年 100.3×100.3
ハーシュホーン美術館と彫刻庭園
風景写真 レンズ8


そして、現代アートの中のだまし絵~キラキラ

マン・レイの作品は、便座は本物、
ダチョウの卵は写真です。

見てると身体もゆ~らゆ~らしてくる、
ブリジット・ライリーのイリュージョン。


マン・レイ
《だまし卵》
ミクスト・メディア
1963-68年 59.5×49.5×7.5
川村記念美術館
風景写真 レンズ9


ブリジット・ライリー
《ただよい1》
キャンバスに感光乳剤
1966年 177.8×174.6
新潟市美術館
風景写真 レンズ10

ブリジット・ライリーの作品サイト →


リサ・ミルロイの絵皿は、近くではそうでもないのに
少し離れて見ると超リアル!

「small planet」シリーズの写真は、実在の風景ですよ!
なのに、まるでミニチュア模型のように見える、
だまし絵ならぬ、だま写真~キラキラ


リサ・ミルロイ
《皿》
キャンバスに油彩 1992年 188×243.8
名古屋市美術館
風景写真 レンズ1

リサ・ミルロイのサイト →


本城直季
「small planet」シリーズより
タイプCプリント 2006年 120×150
作家蔵
風景写真 レンズ2

本城直季のサイト →


日本のだまし絵で強烈だったのは、
画面から抜け出している幽霊の掛け軸……
『リング』の貞子を思い出してしまったガーン


……というわけで、古今東西の傑作が、
手ぐすね引いて待ちかまえておりますキラキラ
みなさん、悪あがきをせず、
気持ちよーくだまされてくださいねっ。


『視覚の魔術―だまし絵』
◆2009年4月11日(土)-6月7日(日)
 名古屋市美術館
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Bunkamura ザ・ミュージアム(東京)、兵庫県立美術館に回ります)


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『だまし絵』①(2009年)
・『だまし絵』③(2009年)

・テーマ「だまし絵」の記事一覧 →
ゴールデン・ウィークも近いってことで、
今回はテーマパーク!キラキラ


岐阜県養老町にあります、養老天命反転地

ワタシの好きなアーティスト荒川修作氏(1936-2010)と、詩人のマドリン・ギンズ氏(1941-2014)が共同制作した「心のテーマパーク」ですピンクハート





楕円形の巨大な窪地の中に、
たぁくさんの小山や窪みがあって、すべてが斜面。

そこに「家」が、またまた斜めに建ってたりするから、
身体のバランスがおかしくなっちゃうタラー



ここでは、「感覚を再構築する」
「ヒトであるよりも肉体である」コトを楽しみましょう!




「家」の内部も、もちろん斜め。
ちょっとした迷路のようになっていて、
ベッドやら流し台やらイスやらが壁に塗り込められてるよーんタラー

ただし、日頃から足腰を鍛えていないと
翌日は確実に筋肉痛タラー
帰りは、近くの養老の滝まで、
坂道をエッチラ登って涼んでまいりましたチューリップ
(1996年5月)


【2009年・追記】
画像は1995年の開園当初のものですが、
今では樹木が生長して、一部林のようになってるとか?!


養老天命反転地 →
・Instagram →
(岐阜県養老郡養老町高林1298-2)
荒川修作+マドリン・ギンズ →

【養老天命反転地 バーチャルツアー】


・テーマ「テーマパーク」の記事一覧 →
【一枚の絵・13】

静岡 浜松市美術館
『アルフォンス・ミュシャ展』(1990年)より
アルフォンス・ミュシャ
《百合の聖母》
キャンバスに油彩、テンペラ 
1904年 247×182



はぁーい! 再びミュシャですドキドキ
よいものは何度観てもよい!ので、またまた観に行きましたとさ。

先のPart2で紹介した《黄道十二宮》はポスター部門No.1!でしたが、今回は油彩・テンペラ部門No.1!の《百合の聖母》です。
8年前(1982年)、奈良でO野女史と観た『プラハ国立美術館秘蔵名画展・Ⅱ』で初めて出会ったこの作品は、わたしの心の恋人。
薄緑色の大画面は、一日中ながめていても絶対に飽きませんよー!
去年、岐阜で久々に再会したときも、「次はいつ会えることか」と、いつまでもいつまでもみつめていたのですが、その1年後にまた会えるなんて本当に幸せドキドキ

ダンナは《スラヴィア》の大ファン。
こちらもとってもステキなのだけれど、不二家カラー(ゴールド、ホワイト、ピンク)の作品なんで、人によっては ずーっと観てると目が疲れてしまうかも?
(1990年10月)


『アルフォンス・ミュシャ展』
◆1990年9月29日(土)-10月30日(火)
 浜松市美術館(静岡)
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浜松市美術館 →
(静岡県浜松市中区松城町100-1)


【2009年・追記】
この絵のタイトル、一番最後に観たとき(1996年頃)までは《百合の中の聖母》(The Madonna in Lilies)だったのに、今の画集では《百合の聖母》(Madonna of the Lilies)になってる……
聖母マリアを表す「Madonna」に「the」は要らないのはわかるけど、いつの間に「in」から「of」へ変わったんだー?!

で、、、そのほかの展示作品キラキラ

アルフォンス・ミュシャ
《ビザンティン風の頭部 : ブルネット》
カラーリトグラフ
1897年 52.5×37


アルフォンス・ミュシャ
《ビザンティン風の頭部 : ブロンド》
カラーリトグラフ
1897年 52.5×37


アルフォンス・ミュシャ
「モナコ-モンテカルロ」のポスター
カラーリトグラフ
1897年 110×76


アルフォンス・ミュシャ
(左)モエ・エ・シャンドン社「シャンパン・ホワイト・スター」のポスター
カラーリトグラフ 1899年 60×20
(右)モエ・エ・シャンドン社「ドライ・アンペリアル」のポスター
カラーリトグラフ 1899年 58×19.5


アルフォンス・ミュシャ
《イヴァンチッツェの思い出》
紙にパステル、黒チョーク
1903年 45×27


アルフォンス・ミュシャ
〈真福八端〉より「幸福なるかな、心の清き者…」
紙に水彩、グワッシュ
1906年 61.5×43


アルフォンス・ミュシャ
《スラヴィア》
キャンバスに油彩、テンペラ
1908年 165×123


アルフォンス・ミュシャ
《東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン》(「スラヴ叙事詩」より)
キャンバスに油彩、テンペラ
1926年 405×480
プラハ市立美術館


「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『アルフォンス・ミュシャ展』①(1989年)
・『アルフォンス・ミュシャ展』③(1992年)

・テーマ「アール・ヌーヴォー」の記事一覧 →
兵庫県立美術館
『静物画の秘密展』(2009年)



神戸で開催中の
『静物画の秘密展』に行ってきました音符

ハプスブルク家のコレクションを擁する
ウィーン美術史美術館
この展覧会は、同美術館の所蔵品から
16~18世紀ヨーロッパの「静物画」をピックアップして紹介するものです。
(全4章、61作家、展示総数75点)


まず、スペイン国王フェリペ4世の王女、
マルガリータ・テレサちゃんピンクハート


ディエゴ・ロドリゲス・シルバ・イ・ベラスケス
《薔薇色の衣裳のマルガリータ王女》
キャンバスに油彩
1653/54年頃 128.5×100
ウィーン美術史美術館

この絵は「いいなずけ」である神聖ローマ皇帝レオポルト1世(王女の父方の従兄で、母方の叔父さん)に送られた彼女の5枚の肖像画のうち、最も古い、3歳当時のもの。
ガラスの花瓶には、バラやアヤメとともに、
王女の名前を暗示するマーガレットの花が。
襟と袖口の黒のレースなど、近くで見るとけっこう粗いタッチで描かれてるんですがー、
少し離れて眺めると超リアル!目
肩から脇腹へ斜めに垂らした金の鎖の、
これまたリアルな質感にも注目~。
さすがベラスケス、素晴らしいですっキラキラ


16世紀前後から、独立したジャンルとして描かれるようになった静物画。
市場や台所に並ぶ食料品、日用品、食卓の上のごちそう、狩りの獲物、植物……
宗教的あるいは教訓的な意味が込められていたり、
依頼主の富や権力を示したり、
描かれている人物の人柄や社会的地位を象徴したり…と、
いろんな表現に用いられてます。

こちらは、蓋の開いた懐中時計が「容赦なく過ぎてゆく時間」を、バイオリンが「美しい響きも、すぐにかき消えてしまう」ことを表している、ヴァニタス(虚栄、空しさ)の静物画↓


ピーテル・へリッツゾーン・ファン・ルストラーテン
《ヴァニタス》
キャンバスに油彩 17世紀後半 58×75
ウィーン美術史美術館


また、珍しい花や果物をこぞって画家たちが描くことで
品種改良も進んだのだとか。


ヨーリス・デ・ソン周辺の画家
《果物のある静物》
キャンバスに油彩 1650年頃 81×59.5
ウィーン美術史美術館


コルネリス・デ・ヘーム
《朝食図》
オーク板に油彩 1660-69年頃 34×41.5
ウィーン美術史美術館


ヤン・ファン・デン・ヘッケ
《果実の花綵で飾られた女性像》
キャンバスに油彩 1645/50年頃 58×42
ウィーン美術史美術館


ヤン・ブリューゲル(父)
《青い花瓶の花束》
オーク板に油彩 1608年頃 66×50.5
ウィーン美術史美術館


フランチェスコ・デ・ローザ
《花神フローラ》
キャンバスに油彩
1645/50年頃 103.5×86
ウィーン美術史美術館


ガスパレ・ロペス
通称ロペス・デイ・フィオーリ(「花のロペス」)
《泉の上で紋章を持つプット像のある庭園風景と花》
銅板に油彩 1720年頃 26×45
ウィーン美術史美術館


ティベリオ・ティネッリに帰属
《貴婦人の肖像》
キャンバスに油彩
1620/25年頃 205×115
ウィーン美術史美術館


フェルディナント・ボル
《リラ・ダ・ガンバを持つ女》
キャンバスに油彩 1653年 111×87
ウィーン美術史美術館


ところで、、、
世界史上初めて、バブル経済&バブル崩壊を経験した国は、オランダだそうな。

17世紀当時、最も高価な植物だったチューリップチューリップ
オランダでは1630年代に、チューリップの球根が投機の対象となり、20分の1グラム単位での取引や、現物がないままでの取引が行われた結果、球根相場の高騰と、それに続く大暴落を引き起こしたんですって~ポーン


『静物画の秘密展』
◆2009年1月6日(火)-3月29日(日)
 兵庫県立美術館
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青森県立美術館に回ります)


兵庫県立美術館 →
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)

ウィーン美術史美術館 →

【ウィーン美術史美術館】


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名古屋市美術館
『生誕100年記念 マン・レイ展』(1991年)

今回のイチ押しは、
ワタシの印象に残った作家・Part4キラキラ

アメリカの画家、彫刻家、映画監督、
そして写真家の
マン・レイ(1890-1976)です~。

1991年に開かれた個人展の作品をどうぞ。
(展示総数約600点)


マン・レイ
ガラスの涙
1933年
8


ワタシの場合、写真家と聞いて
まず思い浮かぶのが、マン・レイ。

現像の際に白と黒とを反転させる
「ソラリゼーション」、
印画紙の上に物を直接置いて感光させる
「レイヨグラフ」の技法で有名なひと。

個人的には、
彼のファッション写真が好き~ピンクハート


マン・レイ
ヴェールをかぶったキキ
1922年
1


マン・レイ
フェルナン・レジェの映画
「バレエ・メカニック」の中のキキ
1924年
2


マン・レイ
黒と白
1926年
3


マン・レイ
眠るモデル
1929年頃
4


マン・レイ
横顔のリー・ミラー
1930年頃
5


マン・レイ
女性の頭部/ポジ
1930年
6


マン・レイ
アコーデオン
1932年
7


マン・レイ
女と《天文台の時―恋人たち》
1935-36年
9


マン・レイ
ドラ・マール/ソラリゼーション
1936年
10


マン・レイ
モスリンのローブ
1936年
11


マン・レイ
リュシアン・ルロンのローブ/
オスカー・ドミンゲスの二輪の輿
1937年
12


そして、女性のヌードキラキラ

《アングルのヴァイオリン》は、
フランス新古典主義の画家
ドミニク・アングルへのオマージュなのだとか……


マン・レイ
アングルのヴァイオリン
1924年
13


マン・レイ
思考に対する物質の優位性
1931年


マン・レイ
ヴェールをつけたエロティック
1933年
15


マン・レイ
理性への回帰
1923年
16


こちらも
芸術的で生々しくないところが好き~ピンクハート
物足りない方もいらっしゃるかとは思いますが…タラー


『生誕100年記念 マン・レイ展』
◆1991年5月25日(土)-6月23日(日)
 名古屋市美術館
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名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

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【マン・レイ作品集】


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