愛知 豊橋市美術博物館
『ターナーから印象派へ 光の中の情景』(2009年)



ちわ~、クマ太郎ですくま

暑いでんなぁ……クマ太郎の仕事場は足もとにコンピューターが3台、目の前にモニターが6台あるので、かなりエアコンかけてないとクマの丸焼きが出来てしまいます。
みなさんも熱中症には気をつけて下さいね。

さて、豊橋に行って来ました。
15年くらい前は仕事でよく走ってた所ですが、今はうろ覚えです。

豊橋市美術博物館は、石造りの市公会堂を通り過ぎた左手の公園の中にあります。
緑に囲まれた小さな美術館ですが、市内の喧騒はどこへやら……とても落ち着いた場所に佇んでいて、癒やしの場所であります。
秋になったら、また違った風景になるんでしょうね。

『ターナーから印象派へ 光の中の情景』という展覧会。
オイラのイチ押しはこれ、ミレイの《グレン・バーナム》です。


ジョン・エヴァレット・ミレイ
《グレン・バーナム》
キャンバスに油彩 1891年 145.2×101.1
マンチェスター市立美術館

観ていると、この絵の中に吸い込まれてしまうような錯覚に陥ります。
クマ太郎は山育ちなので、こんな風景が子どもの(子グマの)頃の記憶に強烈にあります。だからなんでしょうかねぇ。

第3展示室にあった、二枚も楽しかった。


ジョン・ウィリアム・ゴッドワード
《金魚の池》
キャンバスに油彩 1899年 49.5×87.5
ベリ美術館

池のあるローマ風の庭に、セクシーなお姉さんがおります。
クマ太郎は子グマの頃から、近所のお姉さんたちに育てられました。
実家が商売をしていたので、近所のお姉さんたちが日替わりで面倒をみてくれました。
なので、お姉さんには弱いのです。
特にきれいなお姉さんには弱いです。
しかもセクシーだともっと弱いです……特にセクシーだともっと……

話が脱線しました。ウガガガガドキドキ

ちょっと破綻したというか、退廃的な薫りさえするこの絵。
トルコ航空のCMで、実写版で放映したらいいだろうなぁ…と、そんなこと考えました。


ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《タブリ・ハウス 准男爵J・F・レスター卿の屋敷、風の強い日》
キャンバスに油彩
1808-09年 91.5×120.6
マンチェスター大学 タブリ・ハウス・コレクション

もう一枚は、ターナー師匠。
この人って、当時のハイテク画家だったんじゃないかと思います。
でも、晩年の水彩画は当時の人々には理解されなかったような感じがして、ちょっとかわいそう。

でもなぁ……この絵の中央にある塔。
なんだか手抜きのようにも見えるのですが。
どうして????

夏の避暑に展覧会巡り、いかがでしょうか。
豊橋市美術博物館はオススメのひとつですくま


『ターナーから印象派へ 光の中の情景』
◆2009年7月3日(金)-8月16日(日)
 豊橋市美術博物館(愛知)
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岡山県立美術館府中市美術館(東京)に回ります)


豊橋市美術博物館 →
(愛知県豊橋市今橋町3-1 豊橋公園内)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ターナーから印象派へ』①(2009年)


【ジョン・エヴァレット・ミレイ作品集】


・テーマ「風景画」の記事一覧 →
愛知 瀬戸市美術館
『ガラス工芸の精華 ガレから現代まで』(2009年)



ちわ~、クマ太郎ですくま
お久しぶりです。

瀬戸市美術館(愛知)で今月20日(月・祝)まで開催の『ガラス工芸の精華 ガレから現代まで』。
あんまし期待しないで出かけたのですが、いや、これが素晴らしかったです。
小さな美術館ですが、展示の仕方も雰囲気にも気品があって。
ぜひ皆さんも行ってみて下さい。田舎なんでアクセスが大変かもしれませんが、自然の中にある小さな美術館を観たら、周りの木々の緑を楽しんで下さい。二度美味しいですよ。
(このあと、茨城・石川・広島に回ります)


エミール・ガレ 
雪中竹に鷹文花器
1897-1900年頃 31.5×15.3×12
北海道立近代美術館

さてさて、クマ太郎のイチ押しは、エミール・ガレです。
このジャポニスム感覚は好きです。
日本人の感覚とは違うと思われるでしょうが、うまく自分の中で消化して、逆にポップな感覚をお客さんに提供してウケた…みたいな。
工芸品としては当時の人には新しくポップだけれど、上品さも受け入れられたのではないでしょうか。

そしてこちらの2点は、2階の展示室に上がってすぐ右手に展示されていた北欧コレクション。


エドワルド・ハルド
皿付鉢《ヴェール》
1919年(デザイン)/1922年(制作)
23.5×29.4
北海道立近代美術館


エドワルド・ハルド
鉢《花火》
1921年(デザイン)/1927年頃(制作)
21×28
北海道立近代美術館

スウェーデンの作家、エドワルド・ハルドの作品です。
この感覚はまさに我々の現代感覚の原点ですよね。
北欧のデザインってエッジの切り方、面の見せ方がうまいですよね。
100年近く前のデザイナー、職人さんのお仕事に敬意を表して、これを選びました。


『ガラス工芸の精華 ガレから現代まで』
◆2009年6月13日(土)-7月20日(月・祝)
 瀬戸市美術館(愛知)
日立市郷土博物館(茨城)、石川県能登島ガラス美術館はつかいち美術ギャラリー(広島)に回ります)


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「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ガラス工芸の精華』①(2009年)


【エミール・ガレ作品集】


・テーマ「ガラスアート」の記事一覧 →
愛知県美術館
『生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』(2009年)



19世紀後半、産業革命ただなかのイギリス……
街には工場が建ち並び、
巷には機械で生産された品々があふれ、
自然環境は悪化する一方でありましたタラー

こうしたなか、思想家のジョン・ラスキン(1819-1900)と、詩人でデザイナーのウィリアム・モリス(1834-1896)が中心となって、
手作りの良さを見直し、
自然や伝統の美しさを再発見し、
シンプルで美しいライフスタイルを提案するデザイン運動が興ります。
これが「アーツ&クラフツ」と呼ばれるもので、
日本でも「民芸」という名のデザイン運動が生まれたのでした。


それでは装飾芸術の殿堂、
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館との共同企画による「生活の中の芸術品」をご紹介~キラキラ
(展示総数約280点)


ジョージ・フランプトン(イギリス)
彫刻《母と子》
ブロンズ、銀メッキ
1894-95年 102×65×45
ヴィクトリア&アルバート博物館

銀メッキが施されたブロンズ像。


ケイト・フォークナー(イギリス)
皿《スター・フラワー》
無地陶器、釉薬表面に青で手描き
1880年 径45
ヴィクトリア&アルバート博物館

色に ややムラがあるものの、斬新なデザインの大皿。


次はウィリアム・モリスのコーナーより、
タぺストリーと内装用ファブリック(布地)。


ウィリアム・モリス、ジョン・ヘンリー・ダール、フィリップ・ウェッブ(イギリス)
タぺストリー《森》
羊毛と絹のタぺストリー織り
1887年 121.9×452 
ヴィクトリア&アルバート博物館


ウィリアム・モリス、ジョン・ヘンリー・ダール(イギリス)
タぺストリー《果樹園》あるいは《四季》
綿の縦糸にウール、シルク、モヘアのタぺストリー織り
1890年 221×472
ヴィクトリア&アルバート博物館


ウィリアム・モリス(イギリス)
内装用ファブリック《いちご泥棒》
綿にインディゴ抜染、木版刷り、植物染料
60×95.2
ヴィクトリア&アルバート博物館


ウィリアム・モリス
内装用ファブリック《マリゴールド》
シルクに木版刷り 97.5×55
ヴィクトリア&アルバート博物館


どちらも手の込んだ、刺繍画とステンドグラス。


アン・マクベス(イギリス)
刺繍画《聖エリザベス》
絹、綿糸、銀糸、金色ビーズ、ピンク色の透明な石の刺繍
1910年頃 41.2×20.9
ヴィクトリア&アルバート博物館


クリストファー・ウォール(イギリス)
ステンドグラス《聖アグネス》
鉛、着色ガラス片
1901-10年頃 79.4×31.1
ヴィクトリア&アルバート博物館
風景写真 レンズ8


コロマン・モーザー(オーストリア)
ベッドとベッドサイドテーブル
栗の木ほか木材、金属による象嵌、大理石
1904年頃
ベッド : 120×120×220
サイドテーブル : 119.5×40×35.5 
大阪新美術館建設準備室

寄せ木細工で装飾されたベッドと
大理石のサイドテーブル。


コロマン・モーザー
アームチェア [肘掛け椅子]
ブナ、籐 1903年頃 71.3×67.3×65.7
豊田市美術館

シンプルな市松模様が目を引くアームチェア。


お次はワイングラス。


オットー・プルッチャー(オーストリア)
ワイングラス
ガラス 1907-10年 (各)21×8.6
ヴィクトリア&アルバート博物館

左側のグラス……
デザインは面白いけど、なんか飲みにくそうタラー


民画 文字絵「義」(朝鮮半島)
紙本着色
朝鮮時代・19世紀 本紙 : 97×56
倉敷民藝館

個人的にウケてしまった、朝鮮半島の民画「義」の文字絵。


そして、そして、、、
アイヌと琉球の装束は超かっこいい!


アイヌのアットゥシ [厚司織](日本)
楡の樹皮繊維、綿布のアップリケ、綿糸の刺繍
1825-75年頃 128.5×128
ヴィクトリア&アルバート博物館


琉球装束 [小袖](日本)
綿、型絵染 [紅型] 19世紀 132×128
ヴィクトリア&アルバート博物館


……というわけで、作品数は約280点。
内容めっちゃ濃いですよ~~!グッ


あと、昭和初期に建てられた「三国荘」(みくにそう)の再現展示もすごいんですがー…、
室内に置かれている品物の数が多くて、
見ていて落ち着かなかったわタラー


『生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』
◆2009年6月12日(金)-8月16日(日)
 愛知県美術館
・Twitter →
(愛知が最終会場です)


愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)→


【ウィリアム・モリス作品集】


・テーマ「工芸・デザイン」の記事一覧 →
【一枚の絵・14】

名古屋市美術館
『日本のシュールレアリスム 1925-1945』(1990年)より
米倉寿仁
《早春》
キャンバスに油彩 1940年



絵画、写真、文学を通して戦前の日本のシュルレアリスム運動を紹介するこの展覧会は、ここ名古屋市美術館でのみ開かれました!

キュビスムが苦手なわたしもシュルレアリスムは好きドキドキなので、約300点もの作品を十二分に堪能させてもらいました。
でも、ひとこと言わせてもらうなら、このころの日本のシュルレアリスム絵画ってちょっとワンパターンかも?
たいてい、海と砂浜とか、砂漠、想像上の生物が登場してくる。もっと奇抜な表現が欲しいよぉ~。

今回の一枚は《早春》。タイトルを読んでごとしの作品です。
殻の中の2頭のイノシシがかわゆいドキドキからなのさっ! ただそれだけさっ!
(1990年10月)


『日本のシュールレアリスム 1925-1945』
◆1990年10月10日(水・祝)-11月25日(日)
 名古屋市美術館
・Twitter →


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)


【2009年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ
20年経った今なら、もっと楽しめたかも~~あせる

古賀春江
《深海の情景》
1933年
大原美術館


島津純一
《作品1》
紙に水彩 1937年頃 25.9×36
板橋区立美術館


森 堯之
《人物》
キャンバスに油彩 1937年 45.4×37.9
板橋区立美術館


靉光(あいみつ)
《眼のある風景》
キャンバスに油彩 1938年 102×193.5
東京国立近代美術館


吉井 忠
《二つの営力―生と死と》
キャンバスに油彩 1938年
宮城県美術館


渡辺 武
《風化》
キャンバスに油彩 1939年 116×90
板橋区立美術館


浅原清隆
《郷愁》
キャンバスに油彩 1938年 111.1×148.8
東京国立近代美術館


浅原清隆
《多感な地上》
キャンバスに油彩 1939年 111.8×144
東京国立近代美術館


北脇 昇
《形態学の為に》
キャンバスに油彩 1939年 145.5×97.5
東京国立近代美術館


瑛九
《作品D》
紙にコラージュ 1937年 26.8×23.5
東京国立近代美術館


山本悍右
《題名不詳(鳥籠と電話器)》
名古屋市美術館


【シュルレアリスト 山本悍右】


・テーマ「シュルレアリスム」の記事一覧 →
愛知 瀬戸市美術館
『ガラス工芸の精華 ガレから現代まで』(2009年)



梅雨のさなかだというのに、毎日暑い~~!!
そんなわけで、
避暑を兼ねてガラスアートの展覧会へキラキラ
(展示総数108点)

北海道立近代美術館のコレクションとのこと……
17世紀のものからアール・ヌーヴォー、アール・デコ、
そして現代に至るまでの逸品がズラリ。
見た目の涼しさだけでなく、デザイン、モチーフ、色合いの美しさ・素晴らしさに「うきゃ~音符」を連発しちゃいました。


このカップで紅茶を飲んでみたーいピンクハート


ヴェネツィアの工房
ティーカップ
19世紀末
カップ : 6.7×7.8 ソーサー : 2×12
北海道立近代美術館


こちらはアール・ヌーヴォーの作品。
ジャポニスムが ほのかに薫る品々をどうぞキラキラ


エミール・ガレ
紫陽花文花器
1900年頃 29×11.4
北海道立近代美術館


フランソワ・ウジェーヌ・ルソー
竹筒形花器 
1880年頃 18.8×5
北海道立近代美術館


ドーム
鷺に睡蓮文三耳花器
1884年頃 15.6×11.4×12.1
北海道立近代美術館


ルートヴィヒ・モーゼル
デカンタ
1900年頃 20.5×17.5×8.5
北海道立近代美術館


お次はアール・デコ。
ルネ・ラリックの
夢のような「青」のグラデーションに、うっとりピンクハート
(実物は、もっとずっと美しい色合いですよー!)


ルネ・ラリック
《スザンナ》
1925年(型) 22.8×18.6×5.5
北海道立近代美術館


ルネ・ラリック
皿《カリュプソ》
1930年(型) 4.5×38
北海道立近代美術館


ルネ・ラリック
ラジエータ・キャップ《勝利》
1928年(型) 19.3×25×11.7
北海道立近代美術館


そして現代のガラスアートキラキラ


エミリー・ブロック
《セントラル・ダイナー》
1991年 31.7×44.3×31.7
北海道立近代美術館

古き良きアメリカのミニチュア・ファストフード店は、
小物にいたるまで全部ガラス。


ポール・J・スタンカード
《精霊のいる蘭》
1988年 16×8×7.5
北海道立近代美術館

ガラスの中に閉じ込められているランの花も、
もちろんガラス。


ジョーイ・カークパトリック/フローラ・C・メイス
《フルーツの静物》
1994年 25.1×49.8
北海道立近代美術館

フルーツジュースが飲みたーくなる、
ガラスの果物。


家住利男
《P.040901》
2001年 150×25×9
北海道立近代美術館

板ガラスを何枚も何枚も重ねて磨いた、
癒やし系のオブジェ。


いや~~、
ガラスアートの世界には惚れ惚れしますね!グッ


『ガラス工芸の精華 ガレから現代まで』
◆2009年6月13日(土)-7月20日(月・祝)
 瀬戸市美術館(愛知)
日立市郷土博物館(茨城)、石川県能登島ガラス美術館はつかいち美術ギャラリー(広島)に回ります)


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「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ガラス工芸の精華』②(2009年)


【ルネ・ラリック@国立新美術館(2009年)】


・テーマ「ガラスアート」の記事一覧 →



兵庫県立美術館の常設展示
『風景画に親しむ』を鑑賞しました。

絵画あり、彫刻あり、ユニークな美術展です。
ぜひ、作品を楽しんで下さい。

↓クリックして下さい。
「ワタシのイチ押し」 風景画に親しむ


コレクション展1『風景画に親しむ』
◆2009年3月28日(土)-7月12日(日)
 兵庫県立美術館
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・テーマ「風景画」の記事一覧 →



兵庫県立美術館で、『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』を見ました。

キュビスムや、シュルレアリスムの作品が並び、感動しました。

残念ながら、兵庫県立美術館での展示は、終了しましたが、ピカソの作品を楽しんでほしいと、掲載しました。

↓クリックして下さい。
「ワタシのイチ押し」 ピカソの世界


兵庫県立美術館の外壁



新型インフルエンザの影響で、消毒液が置かれていました。




兵庫県立美術館のモニュメント


『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』
◆2009年4月10日(金)-5月31日(日)
 兵庫県立美術館
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(兵庫が最終会場です)

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「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』①(2008年)
・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』②(2008年)

・テーマ「現代アート」の記事一覧 →
名古屋ボストン美術館
『ノリタケデザイン100年の歴史』(2009年)



名古屋ボストン美術館の『ノリタケデザイン100年の歴史』に行って来ました。
ノリタケさんのチャイナは、クマ太郎の憧れであります。

オイラほとんど物欲はないし、物をコレクションすることもないです。
ギターを弾きますが、よっぽどとんでもない未調整の楽器でない限り、オイラはこだわりません。
若い時にギターやバイオリンを作り、スタジオ・エンジニアとして音には充分こだわったので、今は、そのギターそのままの状態とオイラが合うかどうかだけが問題なのです。

オイラとギターの相性が良さげであれば、ギターもオイラ自身も調整してみます。
今使っている楽器は、人からの『無期限の借り物』ばっかりです。
事情で言えませんが、皆さんおなじみのミュージシャンのかたからも無期限で借りてます。
でも、「明日返して」って言われたら、何の未練もなく返します。


ラスター彩金点盛花文ティーポット
1911-21年
ノリタケカンパニーリミテド


色絵蝶文変形鉢
1911-21年
ノリタケカンパニーリミテド


けれど、ノリタケのチャイナを目の前にすると、なぜか「所有したい」という気持ちがふつふつと湧いてくるんです。
あぁ…このチャイナで、チキンを桜チップスでスモークしたのを炙って梅塩に柚子で食べたい…とか、デビルソースをバターで溶いたのを刷毛でさっと塗ってレモングラスを少し添えて食べたら…とか、色々とよだれが出るイマジネーションが湧くんですよね。


ディナーセット(閑院宮家旧蔵品)
1914-40年
ノリタケカンパニーリミテド


ディナーセット「LAUREATE(ローリエイト)」
1956-81年
ノリタケカンパニーリミテド


ノリタケのディナーセットを見ていると、人のさざめき合って食事をする様子が映画のように甦ります。
妄想でしょうね…
ノリタケには、そんな妖しい魅力があるんです。

そんなノリタケを観に行ってみませんか??


『ノリタケデザイン100年の歴史』
◆2009年4月18日(土)-8月30日(日)
 名古屋ボストン美術館
(2018年10月8日にて閉館しました)


クラフトセンター・ノリタケミュージアム →
(名古屋市西区則武新町3-1-36)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ノリタケデザイン100年の歴史』②(2009年)


【ノリタケチャイナ&ノリタケグラス】


・テーマ「陶芸」の記事一覧 →
名古屋ボストン美術館
『ノリタケデザイン100年の歴史』(2009年)



名古屋ボストン美術館では、
『ゴーギャン展』のほかに『ノリタケデザイン100年の歴史』も見ましたキラキラ
(全5章、展示総数約200点)

一枚のチケット(一般1200円)で
展覧会をふたつ楽しむことができ、おトク感たっぷり~。
が、、、ここだけの話、
ゴーギャン以上にこっちの『ノリタケ…』に感動です!
もう、見ているだけで幸せ~~な気分ラブ
繊細で優美なデザインの、花器・壺・大皿・食器セットなどなど……
広大な海の向こうの異国のお屋敷で使われているさまを想像すると、ワクワクしますね音符


まずは株式会社ノリタケカンパニーリミテドの前身、
モリムラブラザーズの製品からキラキラ


色絵金点盛藤文双耳花瓶
1891-1921年
ノリタケカンパニーリミテド


色絵金点盛薔薇文水注
1891-1921年
ノリタケカンパニーリミテド


続いて、オールドノリタケの品々キラキラ


色絵金盛花文双耳花瓶
1911-21年
ノリタケカンパニーリミテド


瑠璃金彩食器セット
1908-26年
ノリタケカンパニーリミテド


色絵モールド貼付胡桃文手付鉢
1911-21年
ノリタケカンパニーリミテド


色吹盛上古代文煙草壺
1911-21年
ノリタケカンパニーリミテド


ノリタケ・アール・デコキラキラ


ラスター彩花文シュガーボウル、クリーマー
1920-30年
ノリタケカンパニーリミテド


ラスター彩金盛花文キャンドルスタンド
1920-30年
ノリタケカンパニーリミテド


金盛・金点盛、モールド、盛上、ラスター彩の技法解説は
こちら →


そして、テーブルウェアキラキラ


朱吹紫陽花文シュガーボウル、クリーマー、ティーポット
1935-40年
ノリタケカンパニーリミテド


ディナーセット「DRESROSA(ドレスローザ)」
1935年
ノリタケカンパニーリミテド


ディナーセット「CYRIL(シリル)」
1931-43年
ノリタケカンパニーリミテド


ディナーウェア(閑院宮家旧蔵品)
1933-40年
ノリタケカンパニーリミテド


ディナーウェア「オキュパイドジャパン」
1947-51年
ノリタケカンパニーリミテド


ホームセット「若杉」
1959-60年
ノリタケカンパニーリミテド


ホント、うっとり~ピンクハートでございます……


あっ、忘れちゃいけない!
オールドノリタケの手描きのデザイン画帖
(これもまた、ひとつの美術品!)は必見ですよっキラキラ


『ノリタケデザイン100年の歴史』
◆2009年4月18日(土)-8月30日(日)
 名古屋ボストン美術館
(2018年10月8日にて閉館しました)


クラフトセンター・ノリタケミュージアム →
(名古屋市西区則武新町3-1-36)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ノリタケデザイン100年の歴史』①(2009年)


【ノリタケの歴史】


・テーマ「陶芸」の記事一覧 →
愛知 岡崎市美術博物館
『印象派の巨匠 ピサロ展 家族と仲間たち』(2009年)

ピサロ展


岡崎市美術博物館で開催中の、オックスフォード大学・アシュモリアン美術館所蔵『ピサロ展』を見ました音符
(展示総数約90点)


印象派の展覧会では必ず紹介されているピサロだけど、
個人展に行くのはこれが初めて。

この展覧会のポスターにもなってる、
《窓からの眺め、エラニー=シュル=エプト》を見たとき、
そうそう、ピサロは点描の作品も描いてたんだぁ!と思い出しました。


カミーユ・ピサロ
《窓からの眺め、エラニー=シュル=エプト》
キャンバスに油彩 1888年 65×81  
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


で、さっそく今回のイチ押し~キラキラ


カミーユ・ピサロ
《チュイルリーの庭園、雨天》
キャンバスに油彩 1899年 65×92
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館

《チュイルリーの庭園、雨天》に描かれている、パリの風景……
ワタシは現地に行ったことはないけれど、
まさにこの絵の通りの雰囲気なんだ~っていうのが、
なぜかわかるんです。
うーん。。。前世の記憶かしらん??
いや、前世でいたのはロンドンで、パリじゃないんだけどな~。
(↑勝手な思い込みなのでスルーしちゃってくださいタラー


それはさておき、
彼の画風は主題に合わせてさまざまに変化するから、
見ていて面白いですキラキラ

珍しい、花の静物画や人物画もありますよ。


カミーユ・ピサロ
《淡紅色のしゃくやく》
キャンバスに油彩 1873年 73×60
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


カミーユ・ピサロ
《モンフーコーの農場:雪の効果》
キャンバスに油彩 1876年 54×65
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


カミーユ・ピサロ
《エラニー=シュル=エプトの日没、秋》
キャンバスに油彩 1902年 73×92
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


カミーユ・ピサロ
《窓辺で縫い物をするピサロ夫人》
キャンバスに油彩 1878年 54×45
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


「家族と仲間たち」という展覧会のサブタイトル通り、
印象派のほかの画家の作品、
ピサロ家の画家の作品も展示されてます。

こちらは、ピサロに影響を与えた画家と、
ピサロと同時代の印象派画家の作品~キラキラ


ジョルジュ・ミシェル
《漁師のいる河口の風景》
キャンバスに油彩 1827-30年頃 51×67
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


ルイ=アドルフ・エルヴィエ
《村のはずれ》
キャンバスに油彩 1852年 23×33
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


ウジェーヌ=ルイ・ブーダン
《ベルク、曇り空の風景》
キャンバスに油彩 1882年 55×75
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


ルイ・ヴァルタ
《ルーヴル河岸通り》
キャンバスに油彩 1892年 38×61
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


そして、ピサロ家の画家の作品~キラキラ
一族のかたがたのものを見るのは初めてで、
勉強になりました!

長男リュシアンの点描技法は、
お父さんの腕を超えてる!?


リュシアン・ピサロ(長男)
《エラニー教会》
キャンバスに油彩 1886年 53.2×72.2
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


リュシアン・ピサロ
《降霜、チズィック》
キャンバスに油彩 1906年 39×46
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


フェリックス・ピサロ(三男)
《森の風景:犬と歩く女》
キャンバスに油彩 1894-97年頃 27×35.5
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


リュドヴィク=ロドルフ・ピサロ(四男)
《緑の壺のある静物》
キャンバスに油彩 制作年不詳 46×55
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


オロヴィダ・カミーユ・ピサロ(長男リュシアンの娘で、ピサロの孫)
《冬》
亜麻布 1940年 86.7×114.5
オックスフォード大学・アシュモリアン美術館


いやー、芸術家一族だったとは知らんかったですねポーン


『印象派の巨匠 ピサロ展 家族と仲間たち』
◆2009年5月16日(土)-7月12日(日)
 岡崎市美術博物館(愛知)
・Instagram →
(岡崎が最終会場です) 


岡崎市美術博物館 →
(愛知県岡崎市高隆寺町字峠1)

オックスフォード大学・アシュモリアン美術館 →


【カミーユ・ピサロ作品集】


【リュシアン・ピサロ作品集】


【ウジェーヌ=ルイ・ブーダン作品集】


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