名古屋市美術館
『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』(2008年)



みなさん、こんにちは。クマ太郎ですくま
久しぶりに復活です。

名古屋市美術館に行って来ました。
ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館所蔵『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』
という、クマの脳みそにはクラクラするようなタイトル。
でも、行ってみたらなかなかリラックマな、良い展覧会でした。


ジョアン・ミロ
《リズミカルな人々》
キャンバスに油彩 1934年 193×171
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館


オイラと同じ誕生日のミロ。
あ~、この赤が好きだわぁ…
なんだか判らんけど、なんかお腹が熱くなるような色の響きがいいです。

ラッキーだったのはパウル・クレーやピカソも含め、これらの所蔵品が、あまり観たことのないものばかりだったこと。

シュルレアリスムのコーナーでは、マン・レイ、マックス・エルンスト、ルネ・マグリット、イヴ・タンギー、リヒャルト・エルツェ、ジョアン・ミロ、カルロ・カッラの貴重な作品が目を惹きました。
でも、クマ太郎の中では、ミロってシュルレアリスムという意識がないんっすよね。
なんか、「ただ美しいもの」ってこと。
う~ん……美しい音楽みたいなのだ、オイラにとってミロはね。

イヴ・タンギー、カルロ・カッラの作品も素晴らしいです。


イヴ・タンギー
《不在の淑女》
キャンバスに油彩 1942年 115×89.5
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館


カルロ・カッラ
《西から来た少女》
キャンバスに油彩 1919年 90×70
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館


世界には、知らない素晴らしい才能があるんだなぁ。
山から下りてきてよかったですくま


『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』
◆2008年10月18日(土)-12月14日(日)
 名古屋市美術館
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名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 →

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・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』②(2008年)
・『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』③(2009年)


【ジョアン・ミロ作品集】


【イヴ・タンギー作品集】


【カルロ・カッラ作品集】


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