美術館「えき」KYOTO
『モナコ ロイヤルウェディング展』(2014年)
帰省する際、いつも通過している京都……
その京都に15年ぶりに出かけてきました

目的はコンサートでしたが、
たまたま京都駅ビルの
伊勢丹に寄ったら、
こんな展覧会が。
『モナコ ロイヤルウェディング展』

来年2月に名古屋に来るのを、一足先に見てみましたよ。
◆ 第1部 モナコ公国の歴史
モナコと言うと、F1のモナコGPや
ミュシャの「モナコ-モンテカルロ」のポスターくらいしか
すぐに思い浮かばないけれど、、、
あと、所得税がなくて
億万長者が数多く住んでいるイメージね。
面積 : 2.02平方キロメートル
(バチカン市国に次ぎ世界で2番目に小さな国)
人口 : 36,136人(2012年現在)
公用語 : フランス語
宗教 : ローマ・カトリック(国教)
だそうです。
アルフォンス・ミュシャ
「モナコ-モンテカルロ」のポスター(参考作品)
カラーリトグラフ
1897年 110×76
以下は、おおまかな公国史……
1297年、地中海に張り出す岩山に築かれていたジェノヴァ共和国の砦を、フランソワ・グリマルディ(生没年不詳)が占拠したところからモナコ公国の歴史が始まります。
フランスやイタリアの干渉を受けつつも、グリマルディ家は巧みな外交で国の安定を図っていたんですが、18世紀のフランス革命によって情勢が非常に不安定になり、フランス革命軍がモナコを占領してしまう事態に。
その後、大公に即位したシャルル3世(在位1856-1889)は、1861年にモナコの独立を成し遂げ、モンテカルロ地区に豪華なホテルやカジノを建設することで国を再建。
子のアルベール1世(在位1889-1922)、孫のルイ2世(在位1922-1949)もモナコを文化・観光都市として世界に知らしめた、とのことです。
そんなわけで、モナコの風景画や
シャルル3世公、ルイ2世公の肖像画、
ルイ2世公の孫のレニエ3世公(在位1949-2005)の
肖像写真がありました

シャルル3世公肖像画
モナコ大公宮殿
手前にあるのはモナコ建国の祖、
フランソワ・グリマルディの像。
また、F1の開催地ということで、
1991年のモナコGPで優勝した
アイルトン・セナ(1960-1994)の
ヘルメットも展示されてますよ

(セナはモナコGPの個人最多勝記録保持者でもあります)
◆ 第2部 グレース公妃―その生涯と受け継がれた愛情
で、、、モナコと言えば!
ハリウッド女優から公妃へ華麗なる転身をとげた
グレース・ケリー(1929-1982)も有名ですね。
ご夫君のレニエ3世公とは
カンヌ国際映画祭で知り合ったのだそう。
その、グレース公妃の衣装(ロングドレス2点とワンピース1点)、バッグ、帽子、靴など、ゆかりの品々と、
出演映画「泥棒成金」(1955年)、「白鳥」(1956年)、「世紀の王妃」(ご成婚式典の記録映画/1956年)のポスターが展示されています

グレース公妃のウェディングドレス
(母マーガレットからグレース公妃へのお祝いの手紙)
1956年
レニエ3世公とウェディングドレス姿のグレース公妃
1956年
ウェディングドレス姿のグレース公妃
1956年
女優時代に「クール・ビューティー」と
讃えられただけあって、ほんにお美しい~~


◆ 第3部 アルベール2世公とシャルレーヌ公妃のロイヤルウェディング
はい、ここから先は
現モナコ大公と公妃のご成婚に関わる
貴重な品々を日本初公開~!

グレース公妃のご子息アルベール2世公(在位2005-)は
ボブスレーの選手として5回、
冬季オリンピックに出場したスポーツマン。
シャルレーヌ公妃は、
南アフリカの元オリンピック水泳選手だそうです。
五輪のアスリート同士というのが素敵だわ

そして!
今回の目玉が、このセクションにあります

まず、2011年7月2日のロイヤルウェディングで
お二方が実際に身に着けた衣装。
ロイヤルウェディングのドレスと衣装
ドレスに付いているベールは、長さ5m

イタリアを代表するファッションデザイナー、
ジョルジオ・アルマーニ氏のデザインで、
ぱっと見はシンプルな印象。
ですが、シルクのサテン地には
4万個のスワロフスキーと2万個のマザー・オブ・パール、
3万個のビーズ刺繍があしらわれているそうな

特にプラチナ糸を使用した枝花模様の刺繍は
とっても細かくて素晴らしい!
アルベール2世公の衣装は、クリーム色の憲兵の制服です。
勲章の実物も展示されてますよ。
ご成婚の祝福を受けるアルベール2世公とシャルレーヌ公妃
2011年
ウェディングドレス姿のシャルレーヌ公妃
2011年
グレース公妃と同じく、めっさお美しい~~!


また、もうひとつの目玉がこちら。
ティアラ「エキューム」
(フランス語で「泡」の意味)
おお、見事なディアマンティ(ダイヤモンド)~~!!

ご結婚に際し、
アルベール2世公がシャルレーヌ公妃に贈った品だそうな。
パリの宝飾デザイナー、ロレンツ・ボイマー氏が
「海の泡」をイメージしてデザインしたもので、
ティアラのデザイン画と
製作過程のビデオ映像も見られますよ。
◆ 第4部 ロイヤルウェディング ガラディナー
「ガラディナー」とは特別な日のディナーのこと。
ご成婚式典のあと開かれた、
公式晩餐会のテーブルセットが再現されています。
ロイヤルウェディング
ガラディナーのテーブルセット
花の名前には疎くて
アジサイしかわからんかった

ガラディナーの統括は、
モンテカルロにある高級ホテル「オテル・ド・パリ」の
三ツ星シェフ、アラン・デュカス氏。
地中海の幸をふんだんに使った料理が
提供されたそうです

そのほか、
ご成婚の記念品(小物入れ、コップ、皿など)、
引出物(チョコレート、スカーフ、万年筆など)、
日本の皇室から贈られた花瓶(松井康成作)、
ローマ教皇から贈られた聖書が展示されてますよ

アルベール2世公とシャルレーヌ公妃
モナコ大公宮殿にて
2011年
シャルレーヌ公妃はただいま第1子を妊娠中で
12月末に出産の予定だとか。
生まれてくるお子さまは、性別にかかわらず
公位継承権第1位になります。
グレース公妃とシャルレーヌ公妃の美を受け継いだ
公子さまor公女さまなのでしょうね。
というわけで、そちらのニュースも楽しみ~
【2014年12月・追記】
12月10日、大公ご夫妻に男女双子の赤ちゃんが誕生しました!
男の子の名前はジャック(公位継承権第1位)、
女の子の名前はガブリエラだそうです。
おめでとうございます!


『モナコ ロイヤルウェディング展』
◆2014年9月5日(金)-10月19日(日)
美術館「えき」KYOTO(
福岡三越、
松坂屋美術館(名古屋)に回ります)
★
美術館「えき」KYOTO →・Twitter →(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
【モナコ ロイヤルウェディング展】で、、、
こちらが実際のご成婚式典の映像です

(パレードで使用したレクサス LS600hにも注目!)
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