ひきこもりは退屈なのか?萩原朔太郎はむしろ、ひきこもったときこそ退屈を感じなかった! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

萩原朔太郎は、普段いつも退屈していたのに、

病気で長期間ひきこもったとき、

むしろ退屈を感じなかったという。

 

それは物の見方が変化したから。

 

退屈に思っていた正岡子規の歌のよさも

初めて理解できたそうだ。

 

「その他いろいろな事が解かって来た」

(『ひきこもり図書館』に収録したエッセイより)

 

 

ひきこもり生活を、たえがたく退屈に感じる人も多いだろう。

しかし、それは、

外に出られるはずなのに閉じ込められていると思っているから。

しばらくひきこもっているんだと覚悟してしまうと、

物の見方が変化してきて、さまざまな発見がある✨

私も13年間ひきこもっている間、退屈したことはない。

 

 

 

ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

 

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ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

 

 

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今年、最初の本です📕

ぜひよろしくお願いいたします!

 

 

私の13年間のひきこもりの経験から、

これぞという名作を集めました!

 

難しいだろうけど、ぜひに、

と願っていた作品も収録できました!