"鬼退治に行かない桃太郎"
がいるのをご存じでしょうか?
それどころか、
近所の子どもが誘いに来ても、
なかなか家の外にも出ようとしません。
ひきこもりの桃太郎です。
そんな桃太郎の昔話を、
予約受付中の新しいアンソロジー、
『ひきこもり図書館
部屋から出られない人のための12の物語』
毎日新聞出版
に収録しました!
日本人なら誰でも知っている「桃太郎」。
でも、「桃太郎」にはたくさんのバリエーションがあることはあまり知られていません。
昔話にはさまざまな類話があって、そこが醍醐味。
3匹のお供も、犬・猿・雉は1つのバージョンにすぎず、牛糞とか腐った縄が、きび団子をもらってついていくパターンも!
私は「桃太郎」が嫌いでした。
大きくなると鬼ヶ島に行って鬼退治をして宝物を持って帰ってきます。
大人になったら社会に出て成功して勝ち組にならなければという感じで、すごく嫌でした。
ところが、桃太郎が鬼退治に行かないバージョンもたくさんあるのです!
びっくりして、いっぺんに大好きに!👹
他の収録作品については、こちらを。
今年、最初の本です📕
1月末に出ます。
予約受付中なので、ぜひよろしくお願いいたします!
私の13年間のひきこもりの経験から、
これぞという名作を集めました!
難しいだろうけど、ぜひに、
と願っていた作品も収録できました!
なお、
私も最近まで知らなかったのですが、本は予約数が大切とのことなので、ずうずうしいお願いで大変恐縮ですが、もしよかったら、ご予約をお願いいたします🙏
SNSに強い編集者や出版社販売部員にとっては当たり前に知っているけど、そうじゃない編集者や出版社員は気付いていないこととして、「本や雑誌は発売前にガンガン告知せよ」があります。たとえばAmazonは発売前一週間で初版入荷数を決めます。初版入荷数は著者の前歴に加えて、事前予約数で決まる。
— たられば (@tarareba722) June 8, 2020
もちろん、ネット書店さんだけでなく、お近くの実書店さんでご予約いただけると嬉しいです<(_ _)>