ひきこもりの原因のひとつに"差別"ということがあります。 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

「絶望名人カフカ」頭木ブログ

『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

 

ひきこもりの原因のひとつに、"差別"ということがあります。

 

今回の『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』では、

星新一『凍った時間』が、

差別によるひきこもりをテーマとした作品です。

 

ラストが、とても痛切で、せつないです…。

 

ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

 

多くの人と関わって生活している場合、そこでさまざまないざこざがあります。

ところが、ひきこもって孤独に生活していていると、だんだんと相手は、個人ではなく、世界になっていきます。

自分 対 世界 になっていきます。

そのことも、この星新一の『凍った時間』には描いてあって、短い中に凄いと思いました!

 

 

 

 

ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

 

 

ネット書店のリストです⬇️

 

こちらでは一部の実書店の在庫検索もできます⬇️

 

 

 

ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

 

 

他の収録作品については、こちらを。

 

 

 

 

 

 

 

今年、最初の本です📕

ぜひよろしくお願いいたします!

 

 

私の13年間のひきこもりの経験から、

これぞという名作を集めました!

 

難しいだろうけど、ぜひに、

と願っていた作品も収録できました!