とうとう母乳専門家にすがることにした。


もう自力ではどうすることもできず、私と弟を育てたときに何のトラブルもなく授乳できた母もお手上げで、『母乳119』という母乳相談所に電話し、今日自宅訪問してもらった。


<私の悩み>

1.直接授乳ができない。

2.授乳間隔がまちまちで、授乳と搾乳のタイミングが合わない。

3.乳腺炎になってしまった。

4.乳首が痛くて、授乳が辛い。

5.息子が飲む量と、生産量が合わない。


やはりプロフェッショナル!!もっと早くにお願いしていればこんなにひどい状態にならずに済んだのに…。でも、来てもらって本当に本当に良かった。


まず、私が今までやっていたことは、すべて間違いであったということ。良かれと思ってやっていたことが実は悪循環を招くことだったことが判明した。


<私の間違い>

1.搾乳機を使う。

2.哺乳瓶を併用する。

3.乳頭保護器を使う。

4.搾乳のしすぎ。

5.一定していない授乳時間。

6.抱き方と飲ませ方。


つまり、私は授乳が終わる度に搾乳をしていたので、空になったおっぱいはどんどん母乳を生産してしまって息子の飲む量と生産量が合わなかったとのこと。授乳した上で搾乳をしていたら、生産過多になってしまうとのこと。授乳後にマッサージを受けたのにも関わらず、母乳が出て出て、あっという間にタオル一枚がぐしょ濡れになってしまった。あまりの母乳の多さに、母乳専門家も驚いていた。「お母さん、搾乳のし過ぎですよ。これじゃ、乳腺炎にもなるわね」とのこと。


また、マッサージの途中から母乳が冷たくなった。(マッサージを受けている私の顔に母乳が飛んでくるのだ。専門家の顔にも床にも家具にも母乳が飛んでいたが…。)この冷たい母乳が、乳腺炎を起こしている乳腺から出てきた古い母乳だった。冷たいし、とても不味いらしい。


息子は哺乳瓶と乳頭保護器の飲み方に慣れてしまっていて、顎の力がとても弱く、口を大きく開けるのが難しくなっているとのこと。


乳頭保護器を使うと上辺の母乳(最初に出てくる母乳)しか吸えず、奥のほうの乳腺がつまってしまうとのこと。つまり、乳腺炎の直接の原因となっていた。また、シリコンで覆われている部分にカビが生え、出来物ができてしまうとのこと。実際、ニキビみたいのができて痛かった。また、乳首の先しか吸えないので、乳首がすれたり、傷ついてしまうとのこと。それで、乳首が痛かったのか!


最初に出てくる母乳は水分が多く、栄養価も低いので、乳頭保護器を使って飲ませていた私は、その栄養価の低い母乳しか与えられていなかったというわけ。後から出てくる母乳(奥の方にある母乳)は、脂肪分も多く、栄養価も高い。だから、乳頭保護器を使って与えるとすぐにお腹を空かせて1時間もしたら起きてしまい、搾乳して哺乳瓶で与えると3時間はぐっすりと寝ていたわけだ。なるほど!!授乳時間も授乳間隔もまちまちだった原因がここにあったのだ。


<悪循環>

息子がうまく飲めない搾乳し、哺乳瓶で与える=>>母乳の量は増える一方で、顎の力と飲む力はつかない/哺乳瓶に慣れてしまう/直接授乳は遠のく


息子がうまく飲めない。でも、少しでも直接授乳に近づけなきゃ!乳頭保護器を使う=>>すぐにお腹が空くので、授乳時間及び間隔が一定しない/乳首が傷つく/奥の母乳が飲めず、乳腺炎になる


<受けた指導>

1.搾乳機は排除すること。

2.授乳時間は左右15分ずつ。

3.哺乳瓶、乳頭補助器は使わない。

4.口を大きく開けさせ、乳輪までくわえさせる。

5.授乳前に約1分の乳首マッサージをすること。乳房をマッサージする必要はない。

6.張って痛い場は、乳房を冷やす。我慢できないほど痛い場合は、30mlだけ搾乳する。


今日から、また新たに直接授乳を頑張るぞ~!!直接授乳は決して簡単ではないけれど、授乳後の搾乳と哺乳瓶の消毒がなくなっただけでも大分気が楽になった。あと、今まで授乳前後、搾乳前後に、ぬれたガーゼで乳頭を拭いていたのだが、それも必要がないと知ってホッとした。これらが本当に面倒くさかったのだ。


また、どのくらい母乳をあげたらいいのか分からず、2時間も抱きっぱなしでママ疲労困憊ということが多々あったのだが(母乳をあげる体勢が不自然で慣れていないので、体に変に全体に力が入ってしまい、疲れて疲れて辛かった)これからは左右15分合わせて30分を目安にあげればいいのだ。


もっと早く呼べば良かったが、それでもまだ手遅れにならなくて本当に良かった。目からうろこが落ちるとは、こういうことを言うのか!と初めて実感した体験であった。


母乳育児を考えてらっしゃる方、いつか母乳育児をするぞと思ってらっしゃる方に、私の体験談が少しでも参考になれれば光栄です。

育児って一喜一憂。


今の授乳がうまくいったと喜んで、次の授乳がうまくいかなかったと落ち込んで。すやすやと寝てくれれば喜んで、泣き叫ばれると心配になって…。


昨日今日と、ご機嫌が宜しくないのか、リズムが狂ってしまったのか、おっぱいがまずいのか、便秘気味なのか、よく目覚め、泣いている息子。ママは一体どうすればいいの??


今、右のおっぱいが乳腺炎をおこしているのだが、乳腺炎をおこしたおっぱいってとても不味いのだそう。だからなのか、右のおっぱいをあげると全身で拒否する。顔を真っ赤にして、泣き叫ぶ。口からおっぱいを吐き出す。左のおっぱいは素直にぐいぐい飲んでいる。母に、「自分でちょっとなめて味を確かめてみれば?」と言われたのだが、自分のおっぱいをなめる気にはどうもならない。



今日12月1日は、出産予定日であった。


予定日よりも3週間も早く生まれてしまった時はとても焦ったし、罪悪感で苛まれたけれど、今はそれで良かったかも知れない、そういう運命だったのかも知れないと思えるようになってきた。


息子は小さいながらも、たくさんおっぱいを飲み、元気に育ってくれている。健康であることって最大の幸せだなと今更ながらに思う。


ここ3日間くらい、息子は夕方になるとうんちをしたくなるらしく、うんちが出るまで、おっぱいを数回に分けて飲んだり、力んだり、泣いたりを繰り返す。むずかり始めてからうんちが出るまで約2時間かかるので大変である。そして、うんちが出ると、またおっぱいを欲しがる。そうこうしていると3~4時間は息子につきっきりになってしまう。その時間がちょうど私の眠い時間帯と重なるので辛い…。でも、夜は3~4時間まとめて寝てくれるようになったのでとても助かる。


授乳後、いつも余ったおっぱいを搾乳して、いつ息子がむずかりだしてもいいように哺乳瓶に入れて常温で保存している。出すぎた場合は冷蔵保存もしているのだが、ほどんとはすぐ飲めるよう常温保存である。常温保存の場合の賞味期限は7時間くらいなので、結局、搾乳したおっぱいはいつも出番がなく捨てることになる。やはり私のおっぱいの出はいいようで、1日に約500mlくらいは捨てているように思う。とってももったいない…。早く需要と供給(生産)が合ってくれればいいな。


そうそう、一昨日の晩から乳腺炎になってしまった。出のいい右のおっぱいの方である。熱を持ち、しこりができ、とっても痛い。吸われると吐き気がするような激痛が走り、背中のほうまで痛い。母に2度マッサージしてもらい、母が日本から買ってきた冷えピタを貼っていたら、大分良くなってきた。やはり搾乳&マッサージは欠かしてはならないな。


もともと私は胸がでかく、妊娠前でEもしくはFカップだったのだが、今は多分 Hカップくらいあるんじゃないかと思う。日本から買ってきた授乳用のブラジャーはFカップなのだが、小さすぎて胸がブラジャーから飛び出てしまうし、とても苦しい。韓国では大きなブラジャーは売ってないし…。日本のネットで買って父に送ってもらおうか。母は私と違って胸が小さいのだが(胸がでかいのは父方の遺伝)、私の胸を見て「大きな胸って大変ね。私は胸が小さくて良かったわ」と言った。ホント、大きな胸って、授乳するのも搾乳するのも大変。大きな胸は必要ないよ。本気で胸を小さくしたい。


あまりにもこの街の空気が悪いので(毎日拭き掃除をしていても、すぐホコリで黒くなってしまう)今日、大奮発して空気清浄機をネットで買った。私は3万円くらいの空気清浄機を予定していたのだが、『どうせ買うならいいものを!』が口癖の旦那。検討した結果、旦那が選んだドイツ製の加湿空気清浄機を買うことにした。その空気清浄機だが、何とお値段、約8万5千円!!ヽ(*'0'*)ツでも、それも我が家族の健康のためと思えば、決して!?高い買い物ではないのかもしれないが…(;´▽`A``

今日は昨日と打って変わって、いい~感じである。


昨日の私の状態を見ていた母は、「母乳育児、あきらめたら?」と言った。


か、母さん…。


母は更にこう続けた。


「でも、母乳が出るのにあきらめるのは勿体無いよね。特にお前たちはお金もないんだしさ。オムツ代でひーひー言っているのに、その上粉ミルクもっていったら大変よ。だから、昼間はおっぱいでの授乳を頑張って、夜は搾乳して哺乳瓶であげちゃったら?」と。


旦那も母と同じく、夜だけ哺乳瓶を使うのはどうかと言った。


今日の午前4時、私は疲労と眠気に負け、搾乳したおっぱいを哺乳瓶であげてしまったが、午前7時からの直接授乳は今のところうまくいっている。授乳時間が2~3時間あいているので、十分におっぱあいが飲めているのだろう。凄い進歩である。偉いぞ、息子よ。


だが…、直接授乳といっても、私の場合、正確には直接授乳ではない。


私の乳頭は授乳仕様ではなく、息子がうまく吸い付けないのである。(こんな話、出産前は恥ずかしくてできなかったが、今は堂々とできてしまう…。出産前までは、電車の中で堂々とおっぱいを出して授乳をしている人(デンマークで何人も見た)を信じられなかったが(ちょっとオカシイんじゃないかとまで思っていた<失礼>)、今は私にもできそうな気さえする。今、おっぱいは我が子にミルクを与える道具でしかない。搾乳中なんか、自分が牛になったような気がするし。)


なので、乳頭保護器ダウンというものを使用している。


pigeon


これは、乳頭にキズまたは亀裂がある人、乳首が扁平、カンボツで直接授乳できない、乳頭が小さすぎて赤ちゃんが吸いつきにくい人などにおすすめの商品である。(参照:ピジョンモール)


この乳頭保護器は優れものである。実際、これがないと息子は吸い付いてくれない…。このシリコンを外すと途端に口をつぼめて、頭を左右に振ってイヤイヤをするのである。また、その姿が小憎らしくも可愛いのだが(・・。)ゞああ、このシリコンから卒業できる日はくるのであろうか?

母に育児日記を書くよう勧められたので、書いてみようと思う。


午前7時から午後5時半まで、息子ぐずる→私オムツかえる→授乳1時間→オムツかえる→息子しゃっくりする→授乳30分→オムツかえる→息子ぐずる→おっぱいをくわえさせる→息子1時間寝る→その間に私は余ったおっぱいを搾乳(出がいいのか、息子の飲みが甘いのか)を1セットとして、何セットも繰り返す。もうママは疲労困憊です。


今日こそ、搾乳したおっぱいを与えず、完全ジカ授乳で頑張るぞと思っていたが、とうとう午後5時に授乳と搾乳のタイミングが合わなくなってしまい、更に搾乳したおっぱいを全部捨ててしまったので、産後処理院にいた時に搾乳して冷凍保存していたおっぱいを解凍して与えることになってしまった。


今日、搾乳して捨てたおっぱいはかなりの量である。ああ、もったいない。おっぱいをくわえている時間は最短30分、最長2時間なのに、息子は飲み足りないようだし、私は搾乳してもおっぱいが出るということは、うまく飲めていないのだろうか?大分うまく飲めるようにはなってきたが、まだ吸引力が弱く、すぐに疲れてしまうと見える。やはり哺乳瓶の乳首は楽なのだろう。


今日の進歩:おっぱいでしゃっくりが止まるようになった。(昨日までは哺乳瓶で与えるとしゃっくりが止まった。)おっぱいである程度のうんちが出るようになった。(昨日までは哺乳瓶で与えると立派なうんちが出た。)


オムツ:オムツの消費量が半端じゃない。1日約25枚を消費…。我が家はオムツ貧乏になりそうである。

collonさん、elsさん、karueさん、コメントありがとうございました。


陣痛誘発剤を打ち始めてから2時間くらい陣痛らしきものがなかったのですが、その間に3人の妊婦さんが立て続けに出産をしたのです。私は分娩室の隣の隣の分娩待機室で待っていたので、3人の方の悲鳴が聞こえてくるわけです。私と付き添ってくれていたヨガの生徒さんは、当時まだ出産未経験者。3人の方の悲鳴を聞きながら、「怖いね、本当にあんなに泣き叫ぶほど痛いのかな?あんなのを聞いちゃったら、ますます怖くなっちゃうよね」なんて、笑いながら話していたのです。


それからすぐに私も同じ痛みを味わうとは…。よくドラマの出産シーンで汗だくになって叫んだり、泣いたり、力んだり、喚いたりしていますが、私は今まで「ふん、オーバーやな」とちょっとバカにしていたところがありました。しかし、経験した今ははっきりと言えます。あれはオーバーどころか、足りないくらいだ、実際はもっとヒドいもんだということを。


collonさんの仰るように、出産は女性にとって命がけだと思います。実は私、痛みに耐えることには自信があったのです。妊娠中、常々旦那に「私は絶対悲鳴はあげないよ。泣かないし、ちゃんと呼吸して痛みに耐えられるよ」と話していたのです。でも、実際は…もうヒドいものでした。


その時、思いました。あまりにも出産に対して恐怖心を抱いている人や、痛みに弱い人は無痛分娩を選んだ方がいいのではないかと。もしくは、帝王切開。でも、帝王切開は産後が辛いようなので何とも言えませんが。


elsさん、つくづく貴女と私って(出産、育児分野において)似てますよね。本当にあんなに大変だった出産も、今ではうる覚えになるほどです。私はダイレクトに『うんちが漏れている』と表現してしまいましたが、まさにトイレにいきたくなるような痛みですよね。そうそう、いきみたいのに、いきめない苦しさ!!赤ちゃん大の便秘の便が子宮の中で荒れ狂っているような痛み。私なんか、看護婦さんにしがみついちゃって、「放して」って言われちゃいましたからね。悲しかったですわ。


karueさん、そうですね、これは超安産でしょうね。めちゃくちゃ痛い2時間とじわじわ痛い33時間だったら、どっちがいいでしょう(笑)うーん、究極の質問ですね。強め生理痛程度の陣痛だったら、33時間を選ぶかも…、いや、うーん、難しい。私は2時間の陣痛でしたが、薬がないと耐えられないくらいの生理痛×10倍~100倍の痛みでした。難しい質問です。帝王切開の手術って案外すぐに終わるんですね。産後が大変ではなかったですか?確かに、帝王切開の場合、誕生日や生まれた時間が自然ではなくなってしまいますよね。私の場合、うちの子の予定日が12月1日だったので、少し出産が早まってもてんびん座だと思っていましたが、実際にはさそり座になりましたし…。


第2ラウンドが始まりました。母が来てくれなかったら、私は確実に育児ノイローゼに陥っていたと思います。本当に経験者が傍にいてくれるのと、いないのでは大違いですね。それに、今の私には家事をする余裕がまったくないので、母が来てくれなかったらと思うと恐ろしいです。母には大感謝です。

■ 11月10日 ■


午後3時

ソウルの某ホテルで日本からやってきた知人のフリーライターさんに会った。彼女は某有名女性誌の記事の取材に韓国にいらしたのだが、私は通訳としてお手伝いすることになっていた。しかし、私の通訳なんて必要のないくらい取材を受けた韓国人女性2人は日本語が上手であった。やはり『好きこそ物の上手なれ』である。


午後5時

一応私の役目は終わる。ホテルからタクシーに乗り、ソウル駅のバス停まで行こうと思ったが、なぜか歩きたくなり、チョンノ方面に向かって歩き出す。


午後5時40分頃

ヨンプン文庫に到着。日本書籍コーナーへと向かう。


午後6時40分頃

本屋を後にし、近くのバス停へ向かう。


午後8時頃

自宅到着。到着するなり、シャワーを浴びる。


午後9時頃

夕食をとる。


午後10時25分

突然、うんちがしたいような感じがしトイレに行く。便座に座った途端、「ポン!」と風船が弾けるような音がし、おしっこでないような水が流れ出る。


午後10時26分

まさか破水ではないだろうと思い、一応生理用ナプキンをあてトイレを出たが、少し動いた途端、ドバァーと羊水が流れる。


午後10時27分

ヨガの先生に「破水してしまった」と電話する。


午後10時半過ぎ

頭が真っ白になり、体は恐怖で震えだす。とにかく、頭に浮かんだものをリュックに詰め込み、パジャマにジャンパーをはおり、リュック2つを担いで家を出る。


徒歩で病院に向かう間も、ズボンがびしょ濡れになるくらい羊水が流れ出て不安になる。


午後10時40分過ぎ

病院に到着。


追って、ヨガの先生の代わりに近所に住むヨガの生徒さんとお姉さんが病院にやってくる。ヨガの先生が遠くに出かけていて、すぐに病院には来れない状態だった為、代わりに行くよう生徒さんに電話してくれた。


子宮口がまったく開いておらず、陣痛もきていないため、点滴で陣痛剤を投与する。


幸いなことに、この日の当直の先生は私たちの担当医だった。担当医から、子宮口がまったく開いていないので、この分だと12~15時間は陣痛で苦しむことになるだろうと説明を受ける。また薬で陣痛を起こすため、自然な陣痛よりも痛みも強いだろうということだ。


午後10時44分

旦那に電話する。


午後11時02分

母に電話する。


午後11時26分

旦那の会社の同僚の奥さんから電話がかかってくる。旦那が同僚に電話したそうだ。


私は浣腸中だったため、まともに話ができず、代わりに看護婦さんが状況説明をしてくれる。


■ 11月11日 ■


午前0時半頃

軽い生理痛のような陣痛が起こり始めるが、子宮口が開く兆しが見えないため、ヨガの生徒さんとお姉さんには帰って頂く。


午前0時40分頃

突然、5分ごとの強い陣痛が始まる。でも、まだ子宮口は開かず。


午前1時頃

3分ごとの陣痛が来る。あまりの痛さに叫ぶが看護婦さんは私の部屋に来てくれない。一人で苦しんでいたが、あまりに痛さに病院にいるのに、病院に電話する。


看護婦さんが内診してくれるが、まだ子宮口は開かないとのこと。


午前1時16分

痛さに耐えがたく、旦那に電話する。日々、ヨガで呼吸瞑想をしていたので、呼吸には自信があったが、痛くて痛くて呼吸どころではない。掴む手がないから、ベッドのへりにしがみつく。


午前1時半頃

約1分ごとの陣痛に変わる。おしっこがしたくなり、トイレに向かおうとするが、痛くて動くのもゆっくりなので、歩いている途中に陣痛が来てしまう。廊下で壁に手をつき唸っていても、「助けてください!」と叫んでも、看護婦さん2人はそ知らぬふり。その様子を見かねた担当医が「ありゃ、かなり痛そうだな。君たち、少し助けてあげなさい」と看護婦さんに言ってくれた。看護婦さんがトイレに連れて行ってくれる。


用を足して、トイレから出るのも容易じゃない。トイレから待機室までわずか数m歩くのに、途中で何度も立ち止まったため、5分くらい費やした。


午前1時45分頃

ベッドに戻る。座っていてもいいというので、しばらく座ってできる限りの呼吸法をする。子宮口はまだ開かないとのこと。


午前2時頃

ベットに横になる。頭の中は、『無痛分娩』『帝王切開』のことでいっぱいになる。そして、私が昨日ソウル市内を歩き回ってしまったことへの罪悪感と、たった一人、待機室で陣痛に耐える孤独感と、絶対この子を無事に産まなきゃという責任感で心の中は渦巻く。


午前2時25分頃

痛みが尋常じゃなくなる。どうにもこうにも耐えられず、泣き叫ぶ。看護婦さんを何度呼んでも、看護婦さんはまだ私の子宮口が開いてないと知っている為、来てくれない。とにかく泣き叫ぶ。


午前2時半過ぎ

「頼むから、来て下さい」と喚いた結果、やっと看護婦さんが部屋に入ってくる。


私は「うんちが漏れちゃいます!」と何度も叫ぶ。本当にそんな感じがするのだ。その言葉を聞いて、看護婦さんが「赤ちゃんが出てくる直前はそんな感じがするのよ。ということは、もう出てくるのかしら?」と言って、内診した。その途端に「あらら、もう赤ちゃんが出てくるわ!!」と看護婦さんが驚く。


午前2時36分

ヨガの先生に「もう産まれます」と電話する。


午前2時37分

分娩台に上がる。股を開かなくてはならないのに、痛くて痛くて股を開くことができない。痛さに脚が振るえる。あまりの痛さに看護婦さんにしがみつく。「お母さん、私にしがみつかないで下さい。動けませんよ」と言われる。


午前2時38分

会いん切開をする。実は出産前一番私が恐れていたのが、会いん切開だったのだが、陣痛の痛さで切開の痛みはまったく感じない。


担当医がやってきて、本格的にお産が始まる。うんちを漏らしちゃったような感じがして、「うんちが漏れてませんか?」と担当医に聞く。


息を止めて力むのを約1分、その後フゥーフゥーフゥーフゥーという呼吸を約1分、それを繰り返す。担当医が、「お母さん、力強すぎですよ」と言う。


午前2時47分

5回くらい力んだところで、赤ちゃんがズルッッと出てきた。我が息子の誕生である!!


私がへその緒を切る。


<身長:45cm 体重:2250g 男>


午前2時50分

旦那に無事生まれたと電話を入れる。


胎盤が出て、切開した会いんを縫う。


午前3時半過ぎ

病室に移動する。


◆ ◆ ◆


破水から始まった出産は、陣痛時間約2時間分娩台に上がってから約10分と、初産にして超スピード出産であった。短時間ではあったが、私の場合、陣痛剤による人口陣痛だったし、予想に反して、数分の間に突然子宮口が開きお産が始まったので、その分人よりも痛みが強かったそうだ(担当医&看護婦さん談による)。こんなにも早く赤ちゃんが出てきてくれたのも、赤ちゃん自体が小さかったこともあるが、ヨガをやっていたお陰かも知れない。とにかく、この痛みは文章でも口でも表現できないほどの痛みだった。


この日は興奮と安堵と(我が子のあまりの小ささに)不安と数人の来客と極度の疲労により1時間しか眠れなかった。

まず、コメント下さったイッセイ君、teさん、カオリさん、ありがとうございました。お返事が遅くなって申し訳ありません。先週は泣き入っていた私ですが(実際に泣いてしまったのですが…)、今週に入ってからの、我が子の目に見えて分かる日々の成長ぶりに、元気付けられています。私の体の方も少しずつ回復していっているようですが、慣れない生活に疲れ果てています。でも、3時間後との搾乳も、血を流しながらの授乳も、我が子のためを思うからできること。とにかく、今は育児に集中しようと思っています。


☆ ☆ ☆


昨日、やっと旦那が帰国した。この日をどんなに待ったことか。毎日、あと何日で旦那に会えると、指折り指折りこの日を待っていた。


約3週間ぶりに再会した旦那の顔にはかなりの疲労が見えた。頬はこけ、髪の毛はのびにのびてしまい、体もかなり痩せてしまった。


午前中に産後処理院にきて、息子と初めて対面した。息子が生まれて12日目である。旦那は恐る恐る小さな我が子を抱いた。ああ、この瞬間をどんなに待ったことか…。旦那は予想以上に息子が小さいことに驚いていた。


息子はお腹の中にいたときから、パパ(旦那)のことが好きなようである。お腹の中で暴れていても、旦那がお腹に手を添えると急に大人しくなるのだ。それも毎回。その度に、「パパの手だって分かるんだね。すごいね」と話していたものである。生まれてからも、旦那があやすとニコッと笑うのだが、私があやしても無表情なのである…。う~ん、複雑な心境。


出産してから、一日の平均睡眠時間が4時間の日々を送っている。4時間眠っているといっても、一回の睡眠時間が最長2時間なので、本当に寝た気がしない。4時間ぐっすり眠るのと、1時間寝て起きて、1時間寝て起きて、2時間寝て起きてでは、疲労回復度が全然違う。でも、夜中も目覚まし時計をかけて、3時間ごとに搾乳しなければならないので仕方がない。これから深い眠りに突入というところで、搾乳時間が来てしまうのである。


昨日は旦那も産後処理院で一緒に寝たのだが、搾乳している私の隣でぐっすり眠っていた。そして、今朝、私が授乳しに授乳室に行っている間も、旦那はぐっすり眠っていた。そう、旦那も相当疲れているのだ。でも、私もたった半日でいいからぐっすりと眠りたい。眠らせてくれ!!!


今、旦那は自宅に戻り、2日後の退院に向けて大掃除をしてくれている。話には聞いていたが、こんなにも産後の生活がキツイとは思ってもいなかった…。事実、33年間生きてきた中で、今一番肉体的に辛い。特にまだ生活のリズムがつかめてないから、余計に辛いのであろう。私、ファイティ~ン。明日から、母が助けに来てくれることになった。今から、助っ人の母にかなりの期待を抱いている私。


ああ、でも旦那が帰ってきてくれて超嬉しい!!旦那と息子がやっと会えて嬉しい!!!


かなり取り留めのない文章になってしまった。次の搾乳時間まで少し休憩しよう…。

コメント下さった皆様(collonさん、てじりんさん、karueさん、ハルさん、shizukaさん)本当にありがとうございます。


出産前は、出産を終えたら早速出産体験記をブログで書こうと意気込んでいましたが、実際出産というものを体験して、肉体的にも精神的にもそんな余裕がないことを今実感しております。


体を休めるために産後処理院に入ったのですが、3時間ごとの搾乳と、その他やることがたくさんあり、なかなか睡眠をとれない状態です。でも、産後処理院に入ったからこそ、こうして少しでもブログを書いたりする時間があるのかもしれませんね。


やはり旦那不在の心細さ(旦那は23日に帰ってきます!)や睡眠不足や母乳育児がうまくいかないことからの焦り(母乳は十分なほど出るのですが、うまく飲ませられず搾乳して哺乳で飲ませているのです)により、落ち込んでいたのですが、皆様の応援により、元気付けられました。


毎日分からないことだらけであたふたしている新米ママですが、肩の力を抜いて頑張っていこうと思います。産前は、親バカにだけはなりたくないと思っていましたが、やはりお腹を痛めて産んだ我が子はとっても可愛いです。早速、親バカの道をまっしぐらに進んでいる感じです。


落ち着いたら、出産体験記&産後処理院での生活などを書いていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。


本当にありがとうございました。

11月11日の午前2時47分に、体重2250gと小柄ながらも元気な男の子が誕生しました。破水から始まり、陣痛剤を打っての自然分娩でした。


kaffeの写真日記

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予定よりも3週間も早く、また海外でたった一人での出産となり、恐怖と不安でいっぱいでしたが、担当の先生をはじめ、看護婦さん、友人、知人など、多くの方々の祈りと助けによって、無事出産することができました。


気絶しちゃうんじゃないかと思うほどの想像を絶する陣痛の痛み、会いん切開の傷の痛み、胸の張りの痛みと、次々と襲ってくる体験したこともない身体の痛みや、母乳育児に対する不安、家族不在の寂しさ、眠れない日々へのストレスなど、母親になるってこんなにも大変なことだったのかと、今になってやっと母親の偉大さに気付いております。


現在、産後処理院に入院しており、息子と一緒に旦那の帰りを待っています。


慣れない育児(まだ大したことはしていませんが)に心身とも余裕のない日々ですが、小さな我が子から幸せな気持ちとパワーをもらっています。


今は何といっても、息子がこの世に無事に生まれてきてくれたことに感謝しています。


取り急ぎ、ご報告まで。