お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「Allegiance Reign」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

究極の受験セカンドオピニオン「夏のスーパーコンサル2018」を行っています。受験や進路で悩んだら普段の塾や学校の先生とは違う、忌憚なきコンサル指導を受けてみませんか。
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 実は先月の15日で、このブログはまる10年を継続し、11年目に突入していたことに気づきました。いや、早いですねー。

 

 当初は本当に毎日更新していて、もっと一つ一つが短く、僕の当時の趣味だった星座占いなどをからめた軽い内容のものが多かったのですが、最近は教育に思うところもできて、カタい記事が増え、占いは一切しなくなっちゃいましたね。

 

 プロレベルでできる自負はあったのですが、あれは人間学とでもいいましょうか、人間を統計的にみる(実際にウィキペディアなどをフル活用したデータ占いだったw)ために古代フェニキア人の知恵を借りたとでも言うべきものでした。

 

 まあ、この現代には意味を感じないので、占いは頼まれてももうしません。(というかアプリもどっか行った)占いは「うらない」、という高島嘉右衛門の言葉を信じたいと思います。

 

 とくにスーパーコンサルを企画し、はじめてから爆発的に多くの方と触れ合うことができるようになり、いろんな塾、学校、中高一貫進学校、不登校など諸問題、地域ごとの差異など様々なことが見えてくる10年間でありました。片親家庭、暴力親・子、口出ししすぎる祖父母、家出少年少女など、現代的な側面を垣間見ることもありました。

 

 最近は少々のことでは驚かなくなりましたね。

 

 そんなこんなで、首都圏に知らない学校はほぼなくなったし、いろんな『差』を感じることが多くなりました。気合いが入っている学校・先生も見分けられるようになりました。

 

 今も、先生のあり方や親のあり方によって、いかに子供が影響を受けやすいかを感じる日々です。それを感じ、自分の教師像といいますか、理想の立ち位置も見えてきています。

 

 指導歴を入れると10年どころではないのですが、仕事を通じて多くのご家庭を垣間見ることができ、その数百は軽く超えるとんでもないサンプル数をもって、家庭にもパターンがある、ということが言えそうです。できればよいパターンを持って、子育てをしていただきたいものです。

 

 僕の方は結婚の予定が相も変わらずないので、なんとも言えないんですが(あれば、完璧な子育てブログになれるのですが、笑)、この家庭に入り込んだ経験は、パートナー選びの参考にしていく予定です。(まあもう選ぶ余裕もないんですがw)

 

 母親とは、やはり家庭の神官だと思います。実際に政治を握るわけではないし、実行力があるわけではありませんが、すべての決定にかかわり、家族という組織を舵とっていく役割を持つと思います。その舵も、表面上は子供や旦那に握らせて置き、裏から祈祷にて操る(笑)、のが最上かと思います。

 

 仕事をされている方も多いのですが、子供が小さな間は、そのスタンスも考えられた方が良いです。特に中学受験を志すならば、小4の夏までは絶対にかなりのフォローが必要です。そこらへんまでで勉強習慣だけでもきっちりと身に着けさせないと、難しいパターンに陥りやすいです。

 

 旦那に子の世話をさせてもいいのですが、やはり男は細かいところまで目が行かないうえ、偏見も強くなりやすく、子育てには適さないと感じます。男女は権利として平等はしかるべきですが、適性というものは厳然としてあると思います。もちろん、片親家庭も見てきていまして、男親が立派に子育てを完遂されているご家庭もたくさんあります。

 

 良いお母様は、乗せ上手です。夫や子供をよく観察し、波風を最小にして、あの手この手でうまーく操縦しています。また、極端な考え方の人間も多い中、そこでうまいバランス感を持っています。夫元気で留守がいい、とはよく言ったものです(笑)

 

 別に、サピのプリントを整理したり、教えらえたり、完璧に子供の事務作業をするのが良いお母様ではありません。(頭は下がりますが)そういうお母様の子が必ずしも優秀というわけでもありません。

 かえって自立心がなくなり、自分で考えることがなくなる子になってしまう例もよくあります。

 

 重要なのは、愛情です。それも親の見栄やプライドなどを度外視できるくらいのでっかいやつです。うちのおかんはほぼ中卒のアホではあるんですが、ここが半端なかったと確信はできています。

 

 このブログには、さすがに10年もやるとすでに受験を終え、大人になっている子もいまして、ありがたくもそのの情報を知らせてくださる方もいます。ま、初期の教え子の中には今でも僕のライブに来てくれたり、遊んでくれたりするヤツも少数いるのですが。

 

 「その後を知る」、これが僕にとって、非常に大きいです。(今までのブログの読者の方でお子さんのその後を教えていただけるなら、ぜひ教えてくださいね)

 

 「ああ、あの時、こうだったから、こうなったのか」という因果を見たり、「ああだったのに、こんなになった」と努力の成果を見たりして、非常に勉強になることが多くあります。ブログもせず、塾講師をあのまま続けていたら絶対にわからない感覚を得ることができました。有り難いことです。

 

 そのうえでいえますことは、「可愛い子には旅をさせよ」の精神の大事さです。

 

 母親というのは、大体どこのお母様も「保守的」な生き物です。物事にあたるとき、まずは足場を完璧に固めてから次に行こうと考えやすい生き物です。まずは、これを自覚された方が良いでしょう。

 

 これは、子が天才肌だった場合は、非常にその成長を邪魔してしまうことになります。また、勉強の面白さとは逆行した考え方になります。

 

 基礎をまず完璧にしてから進ませる、というのはある意味過保護の精神です。つまずくべき石を取り除いている作業になります。

 

 また、勉強は完璧になることはありえません。8割くらいの習得度で次々に進んでいくのが面白いし、飽きも来ません。習得度が6割を下回った分野は、全部の景色を見た後で、補えば良いのです。そちらのほうが、長い目では効率的です

 

 ぜひ、子供はつまずかせて、落ち込ませてください。一度も挫折を経験しない大人が、社会で何の役に立つでしょうか。受験では、普段のつまずきを避けると、本番で挫折します。それは最も避けねばならないことです。

 

 挫折の少ない人間には一定の特徴がありまして、「欠点を指摘されるとへこむ・引きずる」「プライドが無駄に高い」「有難みがわからない」などなど、自我の肥大した気持ち悪さがでます。挫折を避けてきた人間にも、似たような傾向があるでしょう。お子さんにこのような性質があるなら、まだまだ旅が足りません。

 

 最近では、まだ小6くらいでも、「あ、この子はをさせてもらってないな」という感覚はすぐにわかるようになりました。そういう生徒は、何かと言い訳をするし、素直になりにくいし、伸びにくいです。

 

 保守的傾向の強いお母様の元で、つまずくべき石を取り除かれて、生意気になり、増上慢になっているパターンで、こういう子が最近は多いです。

 テレビで最近放映されている、有名レスラーの息子さんもこの範疇でしょうし、さまざまな理由から伸びにくくなっています。

 

 最近は一人っ子も多いし、高齢出産も多いので、我が子が必要以上にかわいく思えるようです。そのこと自体はいいのです。が、旅をさせねばいけません(比喩です。ほんとにエジプトとかに送らなくても大丈夫ですよ)

 

 人生の最初期や、小学低学年時に、できれば何かに挑戦させ、ハードルを越える作業を課した方が良いです。もちろん、そのハードルが受験であっても良いです。ただ、とくに中学受験をうまくさせたいなら、受験の前に何かしら挫折を経験させてあげるほうが良いでしょう。

 

 え、僕? 僕は水泳でも挫折した(一応、オリンピックを目指してました)し、ピアノでも公文でも、いつも自分以上の人間がいて、嫌になってました(笑) ついでに、中高のソフトテニスでも、死ぬほど練習して挫折してますし、その後のバンド活動でも恋愛でも、何度も挫折し、心が折れかけています。ぽっきり折れて、呆けて一週間くらい何もしなかったこともあります。

 そんなこんなで、20代で極貧も経験してますが、そのころにはその程度のことは、平気になってました。

 

 

 また、これに関して思うことは、最近の子供たちが競争を避けすぎだなとも思います。親もあまり競争に良い心象を持っておらず、あえて競争させようとする親御さんは少ないようです。実際には、大勢が競争を避けまくっている傾向があるので、昔より、競争を避けない子は勝ちやすいです。お得なのになw

 

 ただ、最近のこれまでの日本人では考えられないほどのぶっちぎりの若者を見てください。藤井聡太さんに、羽生結弦選手、大谷翔平選手など、あとは卓球界にも多くの物凄い若者がいます。こないだのオセロの子もすごかったですね。いずれ学問の世界でも、この世代からとんでもないのが出てくることと思います。

 彼ら彼女らの小さなころは、本当に負けず嫌いの方が多いのです。

 

 資本主義社会では、競争は避けることができない原理です。テキトーにやっていると会社はつぶれ、給料は減っていきます。

 自然界でも、最近はいろいろな新説もありますが、ある程度の強制力として競争が存在することは動かしようのない事実です。

 

 そもそも、どうせ受験という競争も身近にやってきます。残念ながら。

 

 かといって、合理的なだけの競争至上意識でやると、結局は無駄も多い(うわ、老子みたいw)こともありまして、ストレスになりやすいのです。要は心の持ちようが大切だと思います。

 

 僕の人生は競争にまみれた前半生でしたし、誰よりも競争に生き、その中で真面目に苦しんだ自負があります。二度と10代には戻りたくないです(笑) 

 

 その経験から申し上げますと、前向きで、生きる根本への感謝があれば、明るく競争することは可能です。また、負けても、心まで傷つけることはありません。次にトライすれば良いのです。

 

 また、ある程度のストレスが、肉体や精神を若く保ってくれることがあると思います。ストレスを避けはじめると、人間は身体が緩み、体形や表情にも表れてきます。若さがなくなってきます。

 

 最近では一切の競争を避け、老人のような子供も多いです。負けず嫌いになれとはいいませんが、平成が終わるこの時代では、「自分の中でもうちょっと頑張る(イチロー選手:参照https://number.bunshun.jp/articles/-/827372)」、自分には最低でも負けない、という精神がフィットすると思います。

 

 今日も、「もう限界だ」というところまで勉強をし、それを超えてもう1問、2問、5分や10分、少しだけ自分に打ち勝っていく経験を積んでみてはいかがでしょうか。自分に対しては負けず嫌いであるべきです。

 

 

 ということで、このブログはまだしばらく続きます。粘り強さだけはある僕なので、手が動かなくなるまでやるかもしれません。これからもよろしくお願いします。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

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 前回の記事にコメントをいただきましたので、その解答と同時に、皆さんの為にもなるような記事を、今日は書いてみたいと思います。
 
 テーマは、ずばり『国語のつまずき』についてです。
 
 これは非常に根が深い問題です。ある方にとっては考えたこともないような取るに足らない話でもあるし、またある方には、どうにも手の打ちようのない、深刻な話となります。
 
 このブログではたびたび言っていますように、本を読まない子が成績上位で安定することは、99%ありません。(逆、つまりこの場合は本は読むのに成績はイマイチ、はありますw)
 
 いくつかの例外を東大生にも見たことはありますが、それは特殊な例であり、その例外の方々がどのようにして東大にまでこれたか、も僕は一応理解はできています。が、それだけにおススメできるものではありません。常人には不可能です。
 
 また、例えば、小学校の低学年時に上位でも、本を読まなければ、いつか必ず成績は下がってきます。仮に中学受験くらいなら算数の力でなんとかなったとしても、高校生になるころには、おそらく上位にはいないでしょう。
 
 というのも、難易度が高い問題というのは、非常に難解な課題文や問題文を読みこなして、自分なりに日本語に訳して、理解して解く習慣が必要となります。計算力や思考力を使うのはそのの話です。だんだんと、数学や理社などでも読解力が必要になってくるのです。
 
 つまり、「この作問者が何を問うているのか」がわからないようでは、学力もクソもなく、測る段階にまでいけないのです。
 
 小学生や高校受験で、どんなに算数・数学が得意だと思っていても、だんだん問題文を理解することが難しくなってきます。
 しかも、中には問題の文自体が下手くそな場合もあります。それでもその問題に文句はいってられないので、そこを忖度して相手が答えて欲しいことを、「思いやって答える」気概が必要となります。
 
 その能力を、「国語力」と僕は呼んでいます。
 
 だから、ある程度学力上位にいる子は、表面上は変人でも、言葉を理解したり、相手が何を言おうとしているかくらいは結構な確率でわかっています。
 ただ、行動面が伴わない場合や、礼儀や慣習などのそれまでの人生で触れたことのない尺度が現れたとき、頭では分かってはいても空気が読めないように映ったり、ものすごく一般人から浮いたりすることがあります。
 
 よくいる高学歴なのに社会で困った方というのは、このような構造でおかしくなっているのであり、新しい社会でのルールや論理的でない部分の慣習、考え方などをしっかり言葉に表してもらえれば、必ず適応することはできるし、その理解は速いと思います。
 
 これはゆとり以降のすぐ会社を辞めていく若者にも言えることだと思います。高学歴な人間で、社会的に適応しにくい人が多いその内情は、僕自身の経験からも痛いほどわかります。
 それは社会的な慣習、一般のごく普通の社会人が触れる『空気』的なものとは隔絶されたところで、特に大学4年間を過ごしてしまうので、起こってしまう不適合です。
 
 野球やサッカーのような集団スポーツや、武道などをしてきた人間には、その不適応が起こりにくいと思います。そこにひとつ、解決へのヒントがあります。
 
 ここに縁ある皆さん、または皆さんのご子息にも、せっかく他人が遊んでいる時に勉強をたくさんして、自分を磨いていくのですから、どうせなら立派な社会人になってほしく思います。
 
 
 さて、話は逸れましたが、こと中学受験の場合、国語でつまずく理由は数点しかありません。
 
・解き方の「慣習」を知らない
 ……特に低学年の子にとって、国語の問題は非常に不思議なものに写ります。「○○がさしている内容を答えなさい」「○○とはどういうことですか」など、問われ方、答え方、に一定の「型」があるのが国語の問題です。普通に普段の日本語を話しているだけでは「?」と思ってしまいます。
 
 これは経験によって、「ああ、そういう風に答えればいいのか」を学んでいくしかないのです。できれば、大人が明文化して教えてあげたほうが良いです。
 
 大手塾、とくにサピックスのような塾では、一人一人の解答を見てこの答え方はだめだよ、などと丁寧にしてくれることはありません。自分たちでやらねばならないですし、上位の子はすでにそれが経験則でできています。低学年で、算数などができるのに国語ができない場合は、「読めてはいるが、答え方が甘い」ことが多いです。やはり点数にはなりにくいです。
 
 これは時間が立てば、自然に解決はある程度していくものではありますが、やはり記述指導や国語の「解き方の考え方」指導などをしてもらった方が点数にはなりやすいです。中には高3まで何も気づかずにテキトーにしている人間が多いです。これは非常に損なことになります。
 
 僕も高3時に、いつもとは違う、うちの学校の国語のトップの先生の授業を受けたときに、「ああ、そうやんのかー」という腑に落ちた経験が何度かありました。
 まさに、「言ってくれよ、そういうもんなら」と国語における暗黙の了解が見えた気がしました。そのようないくつかのポイントに気づくたびに、国語(主に現国)の点数は安定していきました。
 
 
・スピード不足
 ……これは以前のどこかの記事にも書いてはいますが、読むスピードが単純に遅い場合も中学受験では多いです。
 
 では、どうすれば解答スピードがあがるのか、を考えてみるべきです。
 
 ここでフラッシュリーディングのような、「速読法」に走ると、思考力が一切育たなくなり、結局本格派にはなれなくなるので注意です。いわゆる速読は、読書ではありません。受験の国語は、精読で十分に間に合います
 
 小学生や読書経験の少ない大人に多いのが、「意味の塊を取れない」「局所的過ぎて作者筆者の意図が読めていない」現象です。
 最近のメディアでも、有名人の発言の一部だけを切り取って、さも大仰に批判することが多いですが、やはり発言の前後関係を読む力が大事になります。
 素早く読めない子は、文字の一文字一文字を読むような、視野の狭さになっていることが多いです。
 
 例えば、我々が他人の話を聞くとき、実は若干、頭の回転を緩めた方が、うまく聞ける時が多いです。
 
 頭をフルスロットルで回転させると、頭のいい方ほど、「それはどういう意味?」「じゃあこういうこと?」と自分の勝手な解釈を「先回り」して入れてしまいがちです。すると、先入観のようなものに振り回されて、相手の発言を正確に聞くのが難しくなってしまいます。
 
 これと似たようなことが国語にもよくあって、深読みしすぎて、問題で訊かれていることと、どんどん離れていくパターンの失点の仕方があります。僕も割と読む「深さ」で困った経験が高校時代などにありました。
 
 また、焦って速く読もうとするあまり、よけいな頭の先回りをしてしまって、正確に読み取れなくなるパターンがあります。
 
 読書をすると良いのは、「己」がわかることです。まず自分のペースで読み込み、楽しもうとするはずで、試験でもないのに、限界までぶっ飛ばして読み進める方は少ないはずです。
 
 自分のペースで読む経験を増やすことは、「自分のベストスピード」を知ることになります。この速度ならしっかり理解できる、という自分の読書スピードを知っているのです。このことが、まずは読書の一番の効能です。
 
 だから、読書の最初はなんだっていいし、受験によく出る本である必要はありません。さらに、数冊読むうちに、小学生のうちは、どんどん理解して読めるスピードも上がってくることでしょう。
 
 でも読むスピードがあがるのは、副次的なものでしかないです。国語の問題文程度のものなら、長文化傾向とはいえ、ゆったり読んでも20分もあれば読めてしまう分量しかありません。大問二つでも40分です。解答時間は十分にあるはずなのです。
 
 問題は、「正確に文章を把握できていない」「作者がなにを言いたいかが分かっていない」「作問者が何を答えて欲しいのかが理解できていない」という解釈力の方にあります。
 
 つまり、問題の課題文より、問題の文の方の解釈をまずはしっかりすることが大事ですし、それができていれば、さほど読まなくても国語はできるようになったりもします。同時に「○○と訊かれているんだから、こう答えるべき」という最低限の論理性も必要となります。
 
 言語は、文章や言葉にたくさん触れ、相手の気持ちやコミュニケーションを図ることを覚えて、解釈力を高めていかないと、深まりません。国語の点もあがらないことでしょう。そんなことは僕がここでわざわざ言わなくても、どなたにでもおわかりいただけることだと思います。
 
 つまり、国語の問題で時間が足りない、と言っている子の多くは「解釈が遅い・足りない」「言っていることがわかっていない」から明確に解答が浮かばず、何度も読んだりして時間がかかっていることが多いです。
 
 これは最近の僕の経験則からそう感じることで、サピのαクラスの子でも、甘い子は多いです。ここに才能がない人間でも付け入る隙があると僕は思っています。
 
 
 まずは、自分が十分に解釈できる読書のスピードを知ることが大事です。いろんなジャンルの本も読んでみないといけません。推理小説ならこれくらい、小難しい論文ならこれくらい、という明確な速度基準があると、うまくいきやすいです。
 
 当たり前ですが、そういう能力も読書をしないでは、身につくはずがありません。知識や読解力だけでなく、自分の能力開発について多方面に効いてくるのが読書の良いところです。
 
 すでに小学生の時から、読む子と読まない子はかなり大きな差が生まれています。ずっとゲームをしている子と、読書をしている子では、学力の基礎となる読解力や解釈力に天地の開きがあります。
 
 解釈力が高ければ、数学も理科も社会も、短時間で深くたくさんの演習をすることができます。
 
 
 僕の最近の大学受験指導で忸怩たるものが残るのは、いくら高3の1年を真面目に勉強してくれたとしても、そのスピードも解釈力も、すでに大きな差がついてしまっていて、たった1年では埋めようもないものがあることです。
 
 それは、実際に問題集を解く、という一つのことをとってもすでに差が存在します。速さも深さも、効率も全然違うのです。家庭教師では、そのことがはっきり見えてしまうので、ひたむきに頑張る生徒を見ながらも、残念に感じてしまうことがあるのです。
 
 ですから、中学受験を突破したとしても、読書経験だけは積んで置いて欲しいです。まずは、何でもいいので読んでいることが大事です。
 
 また、鋭い方は、ここから、読書だけをしていても、解釈する、という感覚のない独りよがりの読書のままでは、点数にはなりにくい、ということも読解していただけると思います。
 
 ある程度読みこむと、あとは本は「ただの知識源」「エンターテインメント・感動」を得るためのものになるので、他のものでもよくなる現象はあると思います。
 
 が、僕は今年も年100冊の読書を完遂しようとしているし、来年もすることでしょう。それは実際に読む人間にしかわからない、有形無形の素晴らしさ・悦びを感じているからです。
 
 ま、とりあえずは年30冊くらいから、何でもいいのではじめてみてはいかがでしょうか。
 
 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

夏のスーパーコンサル2018、今年も始めました。(夏は終わりましたが、引き続きコンサルをお受けしております) 究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は下記までメールをください。詳しくは http://ameblo.jp/jyukuko/entry-12386981062.html

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また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。家庭教師の方は下記をご参照ください。

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お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

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 最近の中学受験では、特に関東圏はサピックスの動向を無視しては語れません。これは、関東で中学受験をする人なら、全員が分かり切っていることです。

 

 そろそろ4年や5年あたりから中学受験の勉強をさせよう、じゃあどの塾にしようか、もしくは転塾しようか、なんて方も多い時期なのではないでしょうか。

 

 ただ、言えますことは、「とりあえずサピ」は非常に危険だと言うことです。

 

 ただ、なんとなくはわかっていても、実態までは、ご兄弟が通ってもいない限りはわからないものです。この時期ならではの注意点を数点、今日はあげてみたいと思います。

 

 

・サピにするなら親のフォローは必須、上位安定を志向するなら家庭教師・補習塾もいる

 ……このブログでは以前にも何回か書いていますが、サピックスのビジネスモデルでは、上位層を如何にたくさん出し、名門校に多くの合格者を如何に多く出すか、を中心にカリキュラムが組まれています。

 

 つまり、そのためのハイレベルカリキュラムであり、やや詰め込み式で、膨大な知識量を注ぎこむような作りになっています。これを最下位の子にまで冊子教材として与えます。他塾であれば応用に入る問題も、サピでは基本問題になっていることもよくあります。

 

 ですので、普通に塾の授業だけでついていくのは大変です。それで解けるようになり、カリキュラムを十分にこなせるのは、上位2割程度だと考えてください。また、ビジネスモデルとして、上位の子を伸ばせばよいので、(個人的に頑張っておられる先生もいますが)、基本的には落ちこぼれたりしても他塾よりも先生のフォローはありません。居残りもありません。

 

 そのあたりは、すべてご家庭に負担がきます。

 

 ご自分のご子息がその2割に入れると思えるならばあまり何も考えずに、小4からの通塾をおススメします。最近では、人数があまりにも多くて入れない校舎もあるようですが。

 

 ただ、これまでの経験上、αクラスと呼ばれる上位クラスの子でも、小5あたりで挫折に近い経験をする子がほとんどです。

 αクラスと言えば、才覚はもうかなりのものがあります。大学受験でいえば、東大や早慶にでも普通に行ける才覚です。

 

 そのレベルの子たちでも、親のフォローがなかったり、適度でないと、いつの間にか中位以下のクラスになっていることも本当によくあります。4年時の成績はどんなに良くても信用するものではありません。Aクラスという最下位クラスにまで落ちた例も、しばしば見かけます。

 

 一旦、AからCのような下位クラスに落ちてしまうと、授業のレベルが下がり、生徒の質も下がります。でもマンスリーや組み分けなどは一律に同じテストなので、そこで点数がどんどんとれなくなり、クラスがなかなか上がりにくくなります。

 

 つまり、一度落ちてしまうと、そのままに停滞しやすく、大変になります。そういう意味でも、致命傷にならないような親のフォローが要りますし、もう専門の家庭教師や補習の個別塾を最初からつけている方も多いです。費用もバカになりません。他の大手であれば、他につけるとしても小6からで十分だったりします。

 

 サピの上位の子の半分くらいのご家庭が、専業主婦であることも付け加えておきたいと思います。

 

 

・小1・2から入るのは危険

 ……最近ではどこのサピックスの校舎も教室に入りきらないほどの希望者が来るため、入室テストを厳し目にしています。結構難しいです。

 また、そういう現状もあり、小1や2からいれようとする親御さんも多いです。入ってしまえば、入室テストに落ちる心配もないし、とりあえず籍(席)を確保できます。

 

 ただ、この考え方が罠で、小3まではどこの塾の課程も遊びみたいなもんです。本格的な中学受験は小4から始まります。小4の夏以降、厳しい入室テストを突破できた子というのは、そもそもの基礎がしっかりしている子であり、いきなりαクラスもよくあります。ついていける保証がそこでされているわけです。

 

 対して、ずっとサピックスにいる子というのは、サピが当たり前なので特段ビビって勉強することもありませんし、漫然としてしまって、当然すべき勉強量に達していないことがあります。

 小4のころはまだマシだったのに、徐々に成績が下がっていくことも多いです。

 

 小5あたりから下位の子はどんどん抜けていくので、うまくノレなかった下の方の成績の子が辞めていき、平均も妙にあがります。

 すると、頑張っていてもなんか偏差値的にずっとイマイチ、という状態になりやすいです。

 

 ですので、僕の個人的なおススメとしては、小4ではまずは四谷や日能研といった塾でやらせてみて、そういう塾で丁寧(とも限りませんが)なカリキュラムを踏み、それで上位をキープできていたなら、小5の中盤くらいでサピに移り、上位校を目指す、というもので、良くある成功例です。

 

 サピ以外の塾でも上位が取れないようでは、サピに移ってもどうせ真ん中以下であり、あまり旨味は無いことになります。また、サピではクラス分けが激しすぎて得点主義に陥りやすく、思考力や読解力がなかなか伸びていかない、最初からある子しか伸びない現象があります。そのあたりは、ご家庭で、幼児教育などを通じてやっておかねばならないのです。

 

 対して、日能研などでは、そういう根本もはぐくむカリキュラムがあり、レベルはサピに比べれば低いですが、教育としての在り方はこちらが正しいと感じます。

 

 

・小4から入塾させようとする場合の基準

 ……小4から本格的な中学受験の勉強が始まると、年月とともについていけなく子がどんどん増えます。特に小4の今くらいから小5の6月くらいまでがキツく、ここを乗り切れるような基礎力を作っておくべきです。

 

 まず、公文式や学研、Z会などの幼児教育を全くやっていない状態、計算訓練や読書習慣がついていない状態で、サピックスに入れることはおススメしません。稀にそういうのを特にしなくても上位の子がいるのですが、千人に一人くらいです。ご自分のご子息がそれに値するかは、親御さんであればわかるはずです。

 

 基本的な計算力が高い水準にないと、最初は良くても必ず落ちこぼれていきます。サピでは計算力そのものが速くなるようなカリキュラムが少ないのです。(いきなり難しいものばっかりで、単純計算力が身につきにくい)

 

 また、本が嫌い、活字が読めない、ではそもそも中学受験には向いていません。今テレビで話題になっているスポーツ有名人の中学受験をしているお子さんも、国語ができないがためにすべての挫折が始まっています。(そのあたりもそのうちレビューしてみますかね。どうすればうまくいったのか、など。すべてが終わってから、笑)

 サピの国語は最初からものすごい長文ばかりです。国語が苦手な子はとっつきにくく、国語の得点力も伸びにくいです。

 

 このような基本ができた良くできる子にとっては、むしろサピにいないと学問の喜びにまで到達することもできず、中学受験の厳しさを感じることもできないので、ぜひともサピにいるべきだとも思います。

 

 

 また、最近ではグノーブルなどサピ様のハイレベル塾もありますので、無理してまでサピに通うほどのものはありません。やはり、お子さんの現状と親御さんの健康も含めた状況、経済的余裕などと相談して決めていただければと思います。

 

 別の流れとしては、一切塾に通わず、通信や四谷のアーカイブ授業を利用し、自習スタイルで中学受験を突破する子も多くなってきています。まあ情報はありますし、子供のタイプによっては良いのかなと思います。多様性の時代ですね。

 

 僕は一緒に苦しみを分かち合える友達が欲しいですがね(笑) そういえば、サピックスではクラス分けが多すぎるし、休憩時間もないので友達ができにくい側面もあります。

 塾で仲良し3人組が出来、その彼らと同じ中学に進学し、今も交流がある僕としては寂しい気持ちもします。

 

 いずれにせよ、中学受験は多くの恩恵があると同時に、世間的な厳しさを子供につきつけるものでもあります。覚悟して、明るく困難を超えていきましょう。何か質問等あれば、お気軽にコメントください。(返信が遅くなりがちですが)

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。 

 

 

夏のスーパーコンサル2018、今年も始めました。(夏は終わりましたが、引き続きコンサルをお受けしております) 究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は下記までメールをください。詳しくは http://ameblo.jp/jyukuko/entry-12386981062.html

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また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

こちらです。 http://ameblo.jp/harryhawk-bp/entry-11385618245.html (閉鎖中のようです)

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 昨年のこの時期に上記の記事を書いています。最悪想定とは、日本人的感覚から言うと、負けのことを最初から考えているような消極的な気持ちに勘違いされることが多いのですが、僕は極めて攻めの気持ちでこの想定をしています。

 

 最悪のことを考えられていれば、それより良い結果になった時により感謝もできるし、最悪でもこのへんだと思えれば、気が楽になり、それ以上への挑戦は前向きな気持ちになれるものです。

 逆に想定もしていないと、あたふたして、負けが連続するパターンになりやすいのを、僕なりにいろんなご家庭を通じて見て来ています。

 

 僕は中学受験の1月受験や、大学受験のセンターや私大受験は、「前哨戦」として、まずは全力でやってみて欲しいし、そこでいわゆる本番ならではの失敗をしておいて欲しく思います。(センターの場合は取り戻しようがないこともありますが)

 

 ここ数年、中学受験の1月受験では何度も「受かると思ってたのに落ちた」経験がなぜか良く起こり、自分の目利きが悪くなったのかと自己嫌悪に陥った時期もありました。

 

 ただ、そういう最悪想定も僕の中ではいつもできていて、「落ちたらこうする」というのが最近の自分の中ではいつも決まっています。それも生徒ごとにです。

 ですので、数瞬後には気を持ち直して、どうすべきかを自分の中で確定させ、最大に良い結果を出すべく動いています。うろたえることはほぼありません(下記のとおり、多少は浮足立ちますが)。僕や親御さんがうろたえれば、ま、まず受験で良い結果がでないことは分かっています。

 

 ある子では、栄東A日程すら落ちてしまった子がいました。んなバカなと、その子の実力ならとりあえずは取れるやろう、なんて思っていたので僕もかなり浮足立ちました。また他のある子では、余裕で受かると思っていた浦和明けの星に落ちたこともあります。これもビビったー(笑)

 

 不合格という三文字は、本当に想像以上にドシンと本人や家族にのしかかります。もちろん、指導側の僕や塾講師にもです。

 

 ただ、これを1月受験で経験しておくことは良い方向に転じさせやすいです。上記の子たちもそれぞれ、2月には有り得ないほどの良い結果を出しています。それまでの実力よりもワンランク、ツーランク上のところへ合格されています。

 

 というのも、埼玉の1月受験では、1月の10日前後であり、落ちたという結果からまだ20日くらいの時間があるのです。「不合格したらさらに攻める」というのが僕の図式でして、「やれるだけのこと、やったろうやないか!」と気持ちを攻めに持っていき、具体的に指示も出します。(大抵は算数ブーストか、理社の知識固め、理科の計算、のうちのどれか、または全部、笑)

 

 不合格をとってからの子供は強いものです。背水の陣になれるとでもいいましょうか。はじめて社会の現実とぶち当たるのがこの中学受験というものでして、そこでいろいろと目覚める子が多いのです。本当は、このような痛い目を見るまえに気づいてほしいのですがね(笑)

 

 悪あがきといいますが、こと受験における最後の悪あがきは非常に重要かつ、効果が高いです。基礎力がすでに完成している場合が多く、直前期の悪あがきは本当に偏差値にして5くらいは覆すことも多々あります。(まあそもそもその偏差値すら信憑性は疑問ではありますが)

 

 そのような意味では、僕は自分の生徒を励まして、覆えさせた経験は手前味噌ですが、多い方だと自負しています。僕自身が大学受験の時の自分の経験から掴んだものや、恩師のO先生にまさに励まされて逆転させてもらった経緯があるのが大きいです。

 

 恩師に呼び出された高3のあの冬の日のことを思い出すと、いまだに目頭が熱くなる思いです。模試や定期テストがボロボロだった僕を心配して職員室に呼び出してくれ(最初は怒られるかと思ったw)、そこで僕は火がつき、また爆走することができました。

 

 そこで東京に行けてなかったら、今のようにバンドも当然できていないし、楽しい人生にもなってはいないでしょう。その恩師の型を僕も自分の生徒に行っているのです。弱気にならず、気持ちで攻めていくことを、やれることをすべてやって試験に臨むことを、恩師は教えてくれました。

 

 もちろん、そこで諦めている人間にはそのような機会は訪れません。そういう意味でも、失敗してから連敗するか、その運命の泥の中から何かをつかむかは、その子次第でもあるし、どうせなら攻め倒して受験を終わってほしく思います。今からでも遅くはありません。

 

 逆に変にいい結果をとって、そこから勉強がぬるくなってしまうと、サピのα1の子でも、中途半端で残念な(とはいっても当然良いところには受かる)ことになることもあります。

 

 また、昨年の例では、適性をみて渋幕を受けたら、受かってしまって、そこからノリノリ君になって名門校にいった例もあります。男子ですと、このようなノリノリパターンは存在します。いずれにせよ、挑戦がなければ、そのようなことも生まれはしません。

 素直な子であれば、渋幕を受けるとなると、しっかりと気合もいれて直前に勉強します。そのような効果も狙って、落ちてもいいから「受けてみれば?」と勧めた次第です。

 

 不合格を生かすも殺すも、その後の行動次第です。周りの大人は間髪いれず、励ましの言葉をかけてあげるべきです。間違っても「ほら言ったじゃないか」と責めるのはやめておきましょう。それはすべてが終わってから反省すれば良いです。

 

 受験の1年ないし、2年間では、どこかで「頑張ったけどダメだった」経験をしておいて欲しく思います。そこで腐ってしまうようでは、大成はどうせしないのですが、そこからヤバいと思ってする子の方が多いです。

 

 本当にあるテストまで(マンスリーでも組み分けでもなんでもいいです)、ひたすらに頑張ったのなら、その過程で何かを学んでいるはずで、それが受験にとって大きいです。また、人生にとっても大きな宝となるでしょう。そこで腐る人間は、まだまだやり切っていない証拠です。

 

 

 もちろん、1月受験も前哨戦も完勝をまずは目指してくださいね。落ちても成功することはあるし、成功させるには落ちても大丈夫むしろ甘いやつは落とせ(鬼w)、という話でした。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

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また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

教え子の医学部留学生がブログをはじめました。医学部にご興味のある方はどうぞご覧になってください。医学部生のきつさや海外生活なんかの赤裸々なところがわかるかもですよ、むふふ。

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 最近の僕の仕事割合は、中学受験の依頼が6割、中高一貫校のフォローが2割、大学受験の割合が2割、たまに高校受験、という感じです。

 

 コンサルでは小2から高3、浪人生まで幅広くさせていただいておりますが、今年はあまりにも件数が多かったため、今後は夏に大々的に募集するスタイルをやめようかとも検討しています。(7,8月だけで50件近くやりました。中には失礼なことになってしまったケースもあります。秘書やマネージャーもおらず、加えてレギュラー指導の子もいます。バンドの方も海外遠征やライブ・練習など忙しくしておりました。その中で大量のメールを僕一人で処理していますので、そのあたりをご配慮いただけると助かります) 

 そのあたりは、今年の受験が終わって落ち着いてから、また考えたいと思います。ま、何も変えないかもしれません。

 

 さて、よくこの時期相談されるのは、大学受験生の方で、「浪人はすべきか」ということです。

 

 そもそも、浪人をして伸びるのか、というのがポイントになろうかと思います。これも、伸びた子より、失敗した子、多浪を繰り返す子から学ぶことの方が僕には多かったです。

 以下にいくつかのポイントをあげてみたいと思います。中学受験生にも通じるものはあると思います。

 

 最初に申し上げておきますと、僕は基本的に浪人を勧めることはありません

 少々低くても、受かった大学に進学し、社会で勝負すれば良いと思います。社会における若いうちの1年は学生が思っているよりも大きなものです。実社会の厳しさに早く触れることで、若いうちに社会の実情を肌身をもって知り、いろいろと考えることができます。それが大きいと思います。

 

 

・伸びるのは「勉強をしていなかった人間」

 ……才能、というものを僕は信じてはいないし、あっても幸せには直結しないのを、理解しているつもりです。

 

 それでもこの仕事をやっていると、「これ以上は何年やっても無理、もしくは無駄が多すぎる」と才覚的限界を感じるケースが稀にあります。まあ、7割くらいは猛勉強すれば東大にだって行けると感じるんですが。

 

 高校生にもなると、幼少→中学、高校と人生を経てきて、いろんなが出てきてしまいます。それは、勉強の仕方一つをとっても、結構根深いところまで癖がつきます。それが良いクセもあれば、逆のクセもあるわけです。

 

 それなりに真面目に半年以上やっても、それほど伸びない人間もいて、それはこの「クセ」「こだわり」「思い込み」が強いことでそうなってしまっている、と僕からは見えます。これを直すのは結構しんどいです。小学生ならまだなんとかもなりますが。

 

 でも、確かにそれは、勉強に関してはもう伸びにくくなってしまって、どうしようもないものかもしれないのですが、適性のある分野の実社会では活きるケースもあるかもしれません。

 

 ですから、2浪以上、つまり『受験勉強を3年以上』とりあえずもして、にもかかわらずそこそこ程度(全統で偏差値60近辺。50台以下は勉強が明らかに足りていない)の成績であれば、多浪を重ねるよりは、行ける大学に行き、社会で勝負すべきだと思います。

 

 それでも医学部に行きたい、などの強い思いがあるのであれば、自分の性質や性格根本からの改善がないと伸びないことを覚悟すべきです。また、それは非常に厳しいし、自分の「良さ」を消す可能性があることも自覚しておくべきです。

 

 ま、現在中高生、中学受験生には、そのようにならないよう、アメーバのように柔軟で、アメリカンレッドウッドのように素直な心を持つことを心掛けてもらえれば、勉強を『しても伸びない人間』になることは防げると思います。

 

 以上より、浪人をして伸びやすい人間は、中高で大きくサボったりして今まで勉強自体をあまり本腰でやってこなかった人間です。やってきていないのですから、一流のカリキュラムを受ければ伸びるのは当たり前です。ただ、それは中高一貫校が丁寧に6年でやっていることを超速で1年でする、という時間的ハンデがあることを忘れてはなりません。

 

 

・伸びるのは「を制している」人間

 ……浪人で一番失敗し、むしろ現役の時よりも学力を落とすケースがありまして、そういう人間は大抵、私生活が乱れてしまっています。

 

 昔、僕の世代でも駿台なんかの屋上などに行くと、浪人生が怠そうにタバコを吸ったりしていて、怠惰な感じがありありと見て取れたものでした。(だから予備校の自習室に行くことは一切なくなったw)

 うちの弟も神戸で浪人していた頃は、CDショップや楽器屋巡りばかりしていて、肝心の勉強の方はテキトーなのがよくわかりました。

 

 というのも、今まで当たり前にあった学校という縛りがなくなり、朝から晩まで自由なので、「1年もあるし」という時間的錯覚に陥って、怠惰に流れてしまうのです。いろいろな遊びを覚え、家では延々ユーチューブ動画を見たりして、1年があっという間に終わります。

 

 そのはじまりは、朝が遅くなることです。𠮟られることもなくなるので、予備校にもだんだん真面目にいかなくなります。人間、自制がきくほど立派なものではないです。そもそも自制がきくならば、浪人の憂き目にはあっていないものです。

 

 大抵の子がそのような感じで学力を落とし、進学校で優秀だった子ほど、浪人の時のほうが成績を落としています。率的には、伸びる子は50%くらいだと思います。本当に博打要素が強いです。

 

 僕の周りで浪人で伸びた、と思えたヤツは、来る日も来る日も友達の一人も作らず予備校に通い詰めた人間か、地方の県立高校出身のヤツでいわゆる進学校カリキュラムを予備校で初めて触れるような人間ばかりです。

 

 むしろ、現役の時は東大京大まであと一歩くらいだったのに、浪人をするうちに成績が下がり倒し、結局は数ランク下になっているパターンが多いです。

 

 

・周りの状況が見えているか(お子様のままではないか)

 ……そういう人間の共通則は、若さゆえに、今も競争の真っ只中にいることを忘れてしまうことです。やはり、甘いと思います。お子様です。そのような1年では、数年後、必ず後悔する1年となります。

 

 親御さんにかかる金銭的負担も百万円は下りません。家に学生でも社会人でもない、身分不詳のでかい人間がいるのは、家族結構暗くなってしまいます。(だからニートもよくない)

 

 そのことを考えて浪人すべきだし、親御さんは子に浪人を許す場合も、本来なら親が自由に使えるお金の何割かを、しなくてもよい1年のために賭ける、という現実を話しておくべきです。具体的な金額の話もして、現実味を持たせておいた方が良いでしょう。それを現役の時からしておけば、真面目に勉強していたかもしれませんが(笑)

 

 

 また、最近の若者に多い傾向なのですが、現役の時期から「ダメだったら浪人を想定」して動く子が多いです。それで高3なのにバイトを夏くらいまで平然としていたりします。それは負け組の舐めた発想であり、おそらく大成はしません。現実が見えていません。

 

 まずは、現学力がどうであろうと、今できるすべてをぶつけて、そこからわかってきた事などを踏まえて、結果が残念だった場合に、浪人を初めて検討すれば良いです。

 

 また、大学のランクに納得がいかない場合は、仮面浪人(受かった大学には通い、翌年、入試も受ける)として、自宅で自習すれば社会の実情も多少は見えて、やる気も維持しやすいです。(お金もかからないし)

 元進学校の生徒なら、自習スタイルでも予備校にガチで通っている人間に負けることは決してありません。

 

 まずは、今、全力を尽くすことです。それが本当に肝要です。

 残り数十日を、直接税を一円も払っていない特権的身分でありながら、勉強に全力も注げないようでは、いけません。

 

 全力を出して初めてわかることがこの世にはたくさんあると思います。今回しぼりっかすも出ないほど全力を出したうえで、「やり残した」感があるなら、費用を出してくれる家族に感謝をしつつ、浪人をすれば良いでしょう。

 

 

 あ、まずは、現役の方は浪人をしないように頑張ってくださいね。都市部の私立大情勢は本当に厳しいものになりそうです。僕も自分の生徒がどうなるか気になって、胃が痛いです。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

夏のスーパーコンサル2018、今年も始めました。(夏は終わりましたが、引き続きコンサルをお受けしております) 究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は下記までメールをください。詳しくは http://ameblo.jp/jyukuko/entry-12386981062.html

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