余命10年 小坂流加著
読みました
二十歳の茉莉は不治の病と診断され
同じ病気で10年以上生きた人は
いないと告げられる
何故、自分だけが...
何故、自分なのか...
明るくいないと周りが心配する
家族が悲しむ、働くこともできない
社会との繋がりを求めつつも
自分に何ができるのかわからない
好きなことに没頭していると
余計なことを考えないですむ
恋なんてしない、できない
友だちは恋をした方がいいと言う
10年で死ぬわたしを好きになる人
なんていない
いたとしてもわたしはその人を
残して先に逝かないといけない
そう思っていたのに茉莉は
出逢ってしまう...
彼にドンドンひかれて、
かけがえのない存在になったとき
茉莉が下した決断は...
涙なくしては読めない
切ないラブストーリー
小坂流加 こさかるか
7月４日生まれ 静岡県出身
第3回講談社ティーンズハート大賞で
期待賞を受賞
本作の編集が終わった直後、病状が悪化
刊行を待つことなく、2017年2月逝去
See you next time
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