[A] Across The Universe -18ページ目

秋刀魚

季節を感じる食べ物はたくさんあるけれど、どうしてもその時期に食べたい、というものが減ってきてしまったような気がする。

大抵のものは一年中手に入る便利な世の中になった一方で、季節感が徐々に薄れていく。

果物であれば、春にはいちご、夏にはスイカ、秋には梨、冬には蜜柑。

魚であれば、春には鰹、冬にはブリが食べたい。
でも鰹もブリも食べ逃してもそれほど悔しくはない。

でも秋刀魚だけは旬を逃すと本当に悔しい、と思う。
今まで逃したことはないけれど。

家では妻が秋刀魚が苦手だと言って出してくれないので、外で食べるしかない。

この時期は毎日秋刀魚でも飽きないかもしれない。
これからはますます脂がのっておいしくなる季節。


海の恵みに感謝。


sanma

小さな人生論3 / 藤尾秀昭

月刊致知の巻頭。
毎号藤尾社長が力を込めて書かれている総リードを集めたものの第3弾。

第3弾は、私が致知を購読し始めてからの内容も含まれているため、一度は読んでいる文章が多い。
にもかかわらず、何度読んでも何十回読んでも感動してしまうのはなぜだろう。

一編はほんの数ページ。
その限られた字数の中に、藤尾社長の思いが凝縮されているからだろう。


三浦綾子さんの話も、流されていく毎日にカツを入れてくれる。
三浦さんは24歳で肺結核を発症し、13年に及ぶ闘病生活を送る。
さらに脊椎カリエス、紫斑病、喉頭がん、大腸がんなど、絶望してしまいそうになる状況でも三浦さんはユーモアに溢れていた。
これは「すべて神さまの思し召し」だという。
特別に目をかけられていると。
その三浦さんが残した言葉。

九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、
人間はまずその不満を真っ先に口から出し、文句を言い続けるものなのだ。
自分を顧みてつくづくそう思う。なぜわたしたちは不満を後まわしにし、
感謝すべきことを先に言わないのだろう。




小さな人生論 3―「致知」の言葉 (3)
藤尾 秀昭
致知出版社
売り上げランキング: 3657
おすすめ度の平均: 5.0
5 タイトルは 小さなだが 教えは大きい
5 全日本人必読の書
5 人生の糧になる102冊目の本!
5 人間学がよくわかる!
5 色褪せることのない言葉



平安絵巻

広島で行ってみたかった場所がもう一つ。

安芸の宮島。

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せっかくだからと宮島で宿をとったのだが、一泊だけでは物足りないほど素晴らしい場所。

そこかしこにいる鹿も良い。

何より、島全体が御神体のために海に鳥居があるのだと知ったときには唸った。
フェリーで向かうときに見える鳥居と本殿は、さながら平安絵巻のよう。
ついたときにはちょうど干潮で、鳥居まで歩いて近づくことができた。

ロープウェイを使って弥山にも登る。
あまりの暑さに頂上まではたどり着けなかったが、不消霊火堂で1200年間消えない火を拝んできた。

家族全員で「また来よう!」と意見が一致した。
ありがとう宮島。


Hiroshima

過ぎ去りゆく夏を思い返しつつ。

今年の夏は一週間、広島と島根に行ってきた。

終戦記念日を前に訪れた広島は暑かった。

一度訪れたかった広島平和記念資料館は、私の想像を遥かに超えていた。
「原爆を落とされた」と言う事象ではなく、「たくさんの人が死んだ」という当たり前の事実が圧倒的に見る者の心に迫る。
頭でわかったつもりになってはいけない。
「しょうがない」と言って辞任した防衛大臣がいた。
当時の日本が置かれた戦況を考慮すると、不用意な発言だが、彼が文脈の流れで言ったことは理解できた。
しかし、資料館を訪れた後では口が裂けても「しょうがない」などと言えない。
一瞬にして消えた命と街。
何も言えない。
資料館にはたくさんの外国の方がいた。
彼らもきっと何か感じたはずだろう。
こうして興味を持って見てくれることがありがたい。

平和記念公園。
原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と刻まれている。
この碑文の主語をめぐって論争があったことは知っている。
しかし、私は日本国民の一人として「過ちは繰り返しませぬから」とただただお祈り申し上げた。


圧倒的な存在感でそこにある原爆ドーム。

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ナイーブに「戦争反対」とは言わないけれど、大きく自分をゆさぶられる気がした。


WE ARE SAS FAMILY


ライブ最終日の涙雨。

サザンのライブ最終日の席は念願のアリーナEブロック。
初日(16日)のサイドスタンド2Fとは違ってメンバーが肉眼でも良く見える!

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しかし、新横浜はあいにくの雨。
ライブ開始時は土砂降り。
ビーチサンダルを履いている人が多くて気になったのだが、確かに普通のスニーカーだと雨が染みて身体が余計に冷えることがわかった。
みんな慣れている。

18:00の開始時刻を控え、土砂降りの雨の中、サプライズゲストの三浦カズが開会宣言。

基本的なセットリストは初日と変わらなかったが、サブステージでの曲が4曲から3曲に減っていた。
(「せつない胸に風が吹いていた」を省略)。

アンコール時には、会場全員でメンバーへのサプライズ・プレゼント。
サイドスタンドとバックスタンド全員で紅白のボードを持って、「WE ARE SAS FAMILY」の人文字。
そして、観客全員で「30周年おめでとう」のコール。
原坊は泣いているように見えた。

最後のYaYaを歌い終えて、メンバー挨拶。
桑田さんの「死ぬなよ~」の声を聞いて、しばらくお別れかと思うと感傷的になる。
原坊がまた泣いてるし。

30年も音楽の最前線を走り続けてきた、稀有なバンドの最終日のライブを瞼に焼き付けてきた。

心友

アメブロのサービス開始当初からお付き合いさせていただいている、セローさんにお会いすることが出来ました。

かれこれWeb上では4年のお付き合いですが、実際にお会いするのは初めて。
夏休みを利用して研修にいらっしゃっているお忙しい時間の合間をいただき、東京駅で待ち合わせ。
目が合った瞬間にわかりました。
セローさんの優しい雰囲気はblogそのまま。
セローさんも私を想像通りだとおっしゃっていました。

初めてお会いするのに、お互いに知っていることが多く、打ち解けるのにそれほど時間は必要ありませんでした。
実は、初めはワインが充実しているスペインバルを予約していたのですが、セローさんがお酒を飲めないと知って、急遽京風料理のお店へ。
セローさんは「おいしい、おいしい」と言って食べてくださいました。

生活の話から、家族、仕事と話は留まるところを知らず・・・

食事を終えて、カフェ風のバーへ移動。

本物のアロマの香りを教えて頂きました。
本物のラベンダーの香りを初めて知りました。
やさしくて、身体に染み渡るのです。

そして、なんとも素晴らしいお土産を頂いてしまいました。
ひとつは、手作りのラベンダーのやさしい香りがたまらないハンド(?)クリーム。
もうひとつは、汗をかいたときなどに使うさわやかな香りのミントスプレー(オヤジの匂い消し)。
そして何と!
お店でオイルハンドマッサージをしていただきました。
セローさんの「気」が流れてくるようで、触れられているだけで癒されるのです。
両手をマッサージし終わる頃にはすっかり癒されていました。

0時を前にして、さすがにお開き。
初対面の人が苦手で、話すのも苦手なのに、話したいことがまだまだたくさんあるなんて、こんなことは初めてだな。

ぜひともまたお会いしたい心友、セローさん。
ありがとうございました。

サザン1日目終了

ステージから一番遠いサイドスタンドの2階席だったが、すごいライブだった。
やや余裕を持って1時間前には小机の駅に着いたのに、すでにグッズ販売の行列は1時間以上待ちで、開始時間に間に合わず断念。
客層は幅広く、老若男女混在。
思い思いのサザン関連の服を着る観客は、さながらサッカーのサポーターのよう。

会場の終了関係もあるのだろうが、めずらしく18:00きっかりに開始。
観客も、ステージも時間が経つごとに盛り上がりを増す。
特にステージは時間の経過に合わせてどんどん派手になる。

風船もあり、花火もあり、サブステージでサイドスタンドは熱狂の極みを迎え、途中からは毛ガニも参加し5人勢揃い。

これはライブではなく、イベントだ。
ステージが遠い場所でも十分楽しめる。

最終日24日はアリーナEブロックで再度参戦予定。
桑田サさんの「アリ~ナ!!」の声に初めて反応出来る。



本日のセットリスト

1 YOU
2 ミス・ブランニューディ
3 Love Affair~秘密のデート~

MC

4~24 メドレー 名付けて「青山通りからKamakuraまで」
4 女呼んでブギ
5 いとしのフィート
6 お願いDJ
7 奥歯をくいしばれ
8 ラチエン通りのシスター
9 TO YOU
10 C調言葉にごご用心
11 働けロックバンド
12 松田の子もり歌
13 Hello My Love
14 朝方ムーンライト
15 思い出のスターダスト
16 夏をあきらめて
17 Ohクラウディア
18 東京シャッフル
19 そんなヒロシに騙されて
20 あっという間の夢のトゥナイト
21 メリケン情緒は涙のカラー
22 顔
23 Bye Bye My Love
24 メロディ

MC

25 愛の言霊
26 シュラバ・ラ・バンバ
27 爆笑アイランド
28 ごめんよ僕が馬鹿だった
29 ロックンロール・スーパーマン

~サブステージ~
30 涙のキッス
31 せつない胸に風が吹いていた
32 チャコの海岸物語
33 夕陽に別れを告げてて

34 いとしのエリー
35 真夏の果実
36 TSUNAMI
37 I AM YOUR SINGER(毛ガニ登場)
38 希望の轍
39 サマークイーン
40 エロティカ・セブン
41 ホテル・パシフィック
42 ボディ・スペシャルⅡ
43 マンピーのGスポット

~アンコール~
44 夕方HOLD ON ME
45 みんなのうた
46 勝手にシンドバッド(毛ガニ再登場)

MC

47 YaYa~あの時代を忘れない~




サザン1日目

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開演間近!

今日の席は遠いけど正面で見やすくて良し。

盛り上がってきた。

Say Hello! あのこによろしく

ジャック・ラッセル・テリア。
なかなか飼い難い犬種らしい。

そんな犬の出産、子育て、巣立ちを余すところなく詰め込んだあったかい写真集。
悲しいことはなんにもない。
それなのに、「泣いた」という感想が多い不思議な写真集。

今回、娘のために購入してみた。
まず、真っ先に自分が読んでみる。

ちょっと「泣けた」
幸せで優しくてあったかくてせつなくてさみしくて、な気分になれた。

翌日、娘も信じられないほどの集中力で読んでいた。
さすがに泣かなかったようだが、「ニコ」、「サンコ」と言う名前がしばらく会話に登場した。

なんのことはない犬の写真集。
でもその「なんのことはない」毎日は実はとても「いいこと」なんだなと改めて思った。

そして「ほぼ日」のブイちゃんがますます愛おしくなった。




Say Hello! あのこによろしく。 (ほぼ日ブックス)
イワサキユキオ
東京糸井重里事務所
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おすすめ度の平均: 5.0
5 家族写真
5 犬ではないのですか゜、、、
5 絶対いい
5 手が届きそうな、ぬくもり
5 答えはひとつじゃありません。


孤独のグルメ / 久住昌之×谷口ジロー

ビジネスマンは昼食時も仕事だ。
誰かと昼食を共にすることにより、情報収集に努めるべし。

などとどこかの本に書いてあるかもしれないが、私は一人で食事をすることに幸せを感じる。
誰にも邪魔されずに、味わい、自由を感じる。
時間も限られ、予算も限られた中で店構えで味を瞬時に判断して入店し、注文する。
サラリーマンの昼食にはちょっとしたスリルの要素がある。

そういった意味で、孤独のグルメがこれだけ売れ続けていると言うことは、私みたいな勤め人は少なくない、と言うことなのだろう。
なにせ、このマンガの主人公が食する店は、給料日前でもフトコロに影響がなさそうな店ばかり。
時には夜中のコンビニのおでんだったりする。

グルメ本に頼らずとも、普通にうまい店はたくさんある。
それも、近所の定食屋にこそ掘り出し物があるかもしれない。

背伸びせずに、それでもうまいものを食いたい、という我々庶民の気持ちを代弁するかのようなマンガがこの「孤独のグルメ」なのだ。

千円札を握りしめて、近所に駆け出したくなる、そんな身近なグルメ本。





孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之 谷口 ジロー
扶桑社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 グルメ本にあらず。
4 一度読んで手放す人はほとんどいないでしょう
5 腹が減っては(以下略
5 一人で食事をするほど自由な時間はない
3 ユニークな食べ物語